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「真夏の夜の夢」第49話 [高1・・・・の夏休み ちょっとえっちな話]

ハネムーン1

「ばんざぁ~い!ばんざぁ~い!委員長~優子さ~ん。いい赤ちゃん産んでね~」

「は・恥ずかし~。まったく・・・・兄さんまで~ぇ」
「ああ・・・・さっさと行こう・・・・」
「うん。カオリたちとも合流しないと・・・」
「合流?」
「うん。カオリたちも軽井沢経由で帰るって」
「へえ~そうか・・まだ・・休みだっけ・・・・」

優子がハンドルを握る・・というかこの車には・・彼女しかいない・・免許保持者。
僕は運転できるけど・・・・まだ・・無免許・・・・だって今年16歳だし・・・・

「しかし・・・・楽しかったわね・・・・・」
「うん。ケンカもしたけどね・・・・・」
「村の人にもお世話になっちゃって・・・・」
「ああ・・・そうだね。」

僕は走りゆく車の窓から・・・・村の風景を見ていた。そう・・・あいつらが・・・遭難しかけた山と・・あの川
そう・・・あおのくそ寺のくそ坊主・・・・それも全て懐かしい・・・・

「寂しいんでしょ・・・仲間と離れて・・・・」
「そ・・そんなことないけどね。」
「そんなこと言って・・・・戻りたい?」
「いや・・・・君が居れば・・・」

そう・・僕たちは仲間だ・・・オオカミの群れ・・・困ったらいつでも駆けつける。
でも・・何か・・うるさい音がする。おかしい・・・・だって・・出発前に充分点検したんだから・・・・

「ねえ・・・なんか音しない?」
「えっ・・・・しないけど・・・・・・」
「ちょ・・ちょっと止めて!」
「うん・・いいけど」

やられました。僕たち・・空き缶引きずって走ってたんです。その数12個・・・・・
あいつ等の仕業です。うれしかったけど・・・・外さないと走れません。
どおりで・・・・村の人たちが・・・家から出てくるわけです。
やっと・・ハズして・・・・村の出口で・・・カオリさんの車と合流するポイントに着きました。
カオリさん・・ミサ・・さん・洋子さん・奈々子さんが笑って迎えてくれました。

「あれ・・・・・おかしいな?」
「カオリ・・・どうかしたのかしら・・・・」
平静さを演じる優子
「いや・・・あいつ等・・つけなかったのかな?」
「カオリさん・・・もしかして・・これ・・空き缶12個!」
「なんだ・・ばれちゃったんですね・・・」
「カオリ・・あなたね・・・恥ずかしいったら・・・・もう・・・・ばかぁ[黒ハート]
「でも・・うれしかったけど・・・・」
「あ・・あたしも・・・」
「じゃあ・・・行きましょう!」

2台の車は山間の深緑の中を抜け・・・・国道を走ります。
前をカオリさんの運転する車が走っています。
でも・・僕・・・おしっこしたくなりました。でも・・もう街の中・・・立ちションって訳には・・行きません。

「ねえ・・優子・・疲れない?」
「別に・・・・疲れないけど」
「あのさ・・・・お腹空かない?」
「まだ・・お昼まで・・時間あるけど・・・」
「少し・・休憩したほうが・・・・」
「あのね・・・男でしょ・・・・・はっきり言ったら?」
「おしっこ・・漏る~ぅ!どっか‥停めてくれないと・・・・車の中でするぞ~ォ!」
「ば・・ばかぁ・・・早く言いなさいよ・・・・ちょっと待って!」

クラクションを「プァ~ン・プァ~ン」と2回鳴らしました。しばらく走ると・・・・ドライブインが見え・・・・カオリさんがウィンカーを出しました。
僕はトイレに飛び込み・・・・・事なきを得ました。

「ふぅ~」車に戻ると・・・カオリさんが地図を見ています。そうだ・・・・カオリさんに謝っとかなきゃ・・・

「カ・オ・リ・さん!」
「あっ・・・なに?」(身構えるカオリさん)少し開いた胸元を両手で隠しています・・・)
「カオリさん・・・ごめんなさい。」
「えっ・・・?」
「この前・・からかっちゃって・・・・」
「いいよ・・・べつに。」
「ウン・・仲直りしてくれるかな?」
「もちろん・・・でも・・・・1回やらしてくれたらな・・・・」
「えっ・・・・」

僕は・・カオリさんにヘッドロックを喰らいました・・・・・やっぱり・・・カオリさんのおっぱいは柔らかくて・・大きかった。
そこへ・・戦利品を抱えた・・・・吸血・・じゃなかった・・オネエ様軍団。手には美味しそうなものを一杯持てます。
「ぐうっ・・・・」僕のお腹は鳴りました・・・・・・

「あら~あなた・・・またカオリにちょっかいかけて・・・・やられてるの~ォ」
「ば・馬鹿・・・助けろ!」
「えっ・・何かおっしゃいました?」
「た・・助けろ・・・」
「カオリ~ィ・・もっと締め上げないと解らないみたいよ~ォ。それに・・・食べたくないみたいだし・・・」

僕は更に締め上げられ・・・と言うことは・・・・おっぱいが・・・・顔に当たり・・・股間に血が・・・・・
慌てて・・・頭の中で数学の公式を唱えます。そうしないと・・・・別人格です。
「ギ・・ギブ・・・・」僕は降参しました。

車は軽井沢に向けてラストスパートに入りました。目的地はもうすぐのようです。

「た・・食べないの?」
「ああ・・・いらない・・・」
「もう・・・・すねちゃって・・・」
「いらない・・・」
さっきから・・・お腹はグウググ鳴っています。
「ねえ・・・あたたかいうちに食べないと・・・・美味しくないよ?」
「いらない・・・・」
「ごめんなさい。・・・食べてください。お願いします。」
「そんなに言うなら・・食べてもいい。」
「はい。お願いします。」

僕は飼い犬ではありません。でも・・野生も・・半分くたいなんでしょうか?しょうがなく・・・うそです。
がつがつ食べました。
でも・・少し・・復讐しなければ・・気が済みません。運転する優子の横から・・・・彼女のおっぱいを揉みました。
驚いた彼女の運転する車は・・・・蛇行運転になったので・・・・慌てて手を離しましたが・・・・・

「ば・・ばかぁ[揺れるハート]び・びっくりするでしょ・・・・・」
「へへへ・・仕返しはしないと・・・・・」
「もう・・・・・・」

車は軽井沢の街へ入りました・・・・目的地はもうすぐ・・そこです。

「真夏の夜の夢」第50話へ続く・・・・
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