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「真夏の夜の夢」第50話 [高1・・・・の夏休み ちょっとえっちな話]

「ごあいさつ申し上げます。」

委員長こと僕です。
皆様のおかげをもちまして、ここに第50話を迎えました。
まだまだ・・全体構想から言って・・・・・いつ終るのでしょうか?
答えは簡単です。委員長こと僕の未来の姿・・オストドが死ぬか皆様方が飽きるか?どちらかでしょう。
さて・・・舞台は軽井沢に場所を移しました。
僕・・・これからどうなるのでしょうか?
それでは・・・真夏の夜の夢第50話でお会いしましょう!

「ハネムーン」2

「えっ~しゃ・写真のモデル~ぅ・・・しかも・・・・結婚の~聞いてないです~ぅ」

昼過ぎに兄の後輩ご夫婦の経営するペンション&小さな写真館に着いた僕たち。
美味しい昼食をいただき・・・・・軽井沢の街」へご夫妻の案内で出かけます。
もちろん・・僕と優子は・・・ラブラブモードのスイッチが入っています。
カオリさんたちは・・・・僕たちを冷やかしながら・・・・
「あ・・アレ食べたい」「ねえ・・コレ可愛い~」とか・・普段とは違う・・ぶりっ子をやっています。
どーりで・・・・今日ぶりっこファッションなわけです。
軽井沢銀座や高原の小さな教会案内してもらい・・・・馬車に乗る新婚カップルを冷やかし・・・・・
でも・・様子が変だなと思いました。・・・ご主人は僕たちのスナップを沢山撮りたがるからです。
「はい・・・そこで・・・・奥さんを抱きかかえて・・・・」とか「はい。奥さんは新郎にアイスを食べさせる」

僕たちが聞かされたのは・・・・・軽井沢銀座にあるティールームで・・・・一休みしていたときです。
ギャラリーの大勢居る中で・・・・アイスクリームのシーンは撮影された後のこと。
でも・・おかしい・・・カオリさんたちは驚いていません。
その後・・・・とあるホテルに併設された教会で・・・二人して・・・祈る姿とか・・・・衣装合わせに立ち会う僕の姿とか・・・・・もう・・・・僕・・モデル稼業疲れました。でも・・彼女のはしゃぐ姿・・・初めてみました。

僕たちに用意されていた部屋は・・・・ダブルベッドの部屋。まあ・・・仮でも夫婦ですから・・・・抵抗はありません。
カオリさんたちは・・まだ・・・・下でオーナー夫妻と談笑しているみたいです。
明日はいよいよ・・・本番撮影・・・一体どんなことさせられるのでしょう・・少し優子も緊張しているみたい・・・

「疲れた?」
「ううん。楽しかった。でも・・・・あなた・・真っ赤になって・・・・・」
「そりゃ・・・・あんな大勢のギャラリーの前で・・・・あ~ん!だもん。」
「明日・・どうなるのかな・・・・」
「知らないほうがいいらしいけど・・・・」
「うん。カオリたち・・明日の夕方先に帰るって・・・・」
「そうなると・・・・二人だけか・・・・・」
「うん。そうね」
「しかし・・・まいったよね。こんな用事だったとは・・・・・」
「うん。・・でも・・知ってたら断った?」
「いや・・・面白いから・・断んないけど・・」
「そうね。」
瀟洒なペンションの小さな窓には切り取ったような星たちの煌き・・・まるで・・・万華鏡のようです。
そっと肩を抱き寄せ・・・・・
「そろそろ・・寝ようか?」
「はい。[黒ハート]

僕たちはお互いの吐息と鼓動を確かめ合いながら・・・二人静かにそして深い眠りの世界に誘われていきました。

「真夏の夜の夢」第51話へ続く・・・・・
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