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「真夏の夜の夢」第60話 [高1・・・・の夏休み ちょっとえっちな話]

しつこいようですが~!

委員長こと僕です。
連日・・・お越しいただき・・・・感謝に堪えません。-ペコッ!-

まったく・・傍若無人の振る舞い・・・お恥ずかしい限りです。
でも・・・僕・・・本当は・・シャイなんですけど・・(うそばっか!)
まあ・・・照れ隠しは・・多分・・未来永劫続くのでしょう・・・この性格・・ヤダヤダ。
何故・・僕が・・遊び人と言われるようになったか・・・・お話し・・・(聞きたくないわ・・そんなもん!)
そうですか・・・・(さっさと・・続き書け!)とまた・・・・怒られそうです。
それでは・・・いよいよ・・・・次の幕が開きそうです。
ええ・・・観客の方が・・1人でも居る限り・・・・・
では・・・また・・・

ちょっとおかしい生活4

売店で・・・マンガ雑誌を購入して・・・・マックに駆け込む・・僕。
実はさっき・・・・地区長のお祓いをして・・・車の中に見つけた・・・マックの袋。
優子やお姉さま方のごはんも美味しいけど・・・・・やっぱ・・僕は・・高校生。
ほぼ・・・中毒なんです。・・・・所謂・・・・「マクドナルドシンドローム」

「いただきま~す。」
ビックマックに齧りつく・・僕。ビックマック2個・フィレオフィッシュ1個・ポテトLサイズ・コーラLサイズはいつものメニュー。
マンガ雑誌をペラペラめくり・・・・久しぶりに「ヤクを与えられた・・ジャンキー」のように・・・食べていると・・・・

「ばかぁ~なんで・・そんなもん・・食べてるのよ!」
「ああ・・・優子・・・・・優子も食べる?美味しいよ」
「あのね~・・・・ミサから電話貰って・・・様子おかしいって来てみたら・・・・このばかぁ」
「バカと言われても・・・中毒みたいなもんで・・・・・」
「あのね・・・身体に・・そんなものいいわけないでしょ!」
「それ・・営業妨害・・・違うかな?」
「あっ・・・・」
「それにね・・・・俺・・週5回は食べてるもの・・・・まあ・・・何か食べる・・食べるわけないか・・・・じゃあ・・・コーヒーでも買ってこようか?」

こくん・・とうなづくので・・・・コーヒーを買いに行く。・・・・店員は何か文句言いたげ・・・当たり前か・・・

「はい・・どーぞ!」コーヒーを渡す。
「ありがと・・・だけど・・・なんで・・・・そんなもの・・・・週5回も食べてるの?」
「ああ・・・これだけじゃないよ・・・・牛丼とか・・・カレーとか・・・あと・・立ち食いそばとか・・・」
「そうじゃなくて・・・理由聞いているの」
「どうしても・・・・聞きたい?」
こくん・・とうなづく優子・・・・ココでは・・・しゃべりたくないし・・・・
「優子・・・車?」
「うん。」
「じゃあ・・・車で・・どっか行こうか・・・・公園でも・・・・」
「うん・・・・・」

車の中で・・・・マックを平らげ・・・・・近くの公園・・・・・見晴らしのいい丘にあるベンチに並んで座る。

「ねえ・・・理由・・・」
「ああ・・・俺んち・・・・後妻・・・まあオヤジのね。」
「あたりまえでしょ・・・」
「それが・・・来てから・・・・しばらくしてからかなぁ・・・・・・」
「えっ」

僕は立ち上がり・・・・空を見つめながら・・・話した。

「あのね・・・・俺・・家にあまり帰らないでしょ・・・・特に用がない限り・・・・」
「うん。・・・放任主義の親もいるんだなぁ・・・って」
「まあ・・放任みたいなものだけどね。この・・後妻ってのが・・・料理と言えば・・酒のツマミくらいしか作れなくて・・・・だから・・俺のメシ・・・・ほとんど冷凍食品・・・偶に・・そう・・思い出したように惣菜を買ってきていたんだ・・・コロッケとか・・・」
「そ・・それで・・・お父様・・何も言わなかったの・・・・」
「ああ・・・オヤジ少し身体の調子悪くなってさ・・・・俺・・・・おばさんに・・・・お父さん専属の家政婦と思って我慢しなさい・・・・って言われた。もちろん・・冷凍食品とかの話はしてないけど・・・」
「ふ~ん」
「で・・・・家に泊まりこむようになってさ・・・・益々・・ひどくて・・・・」
「えっ・・・・」
「俺に・・・お金渡すから・・外でごはん食べて・・て・・・俺・・受験生だったんだけど・・・・それに・・・家の風呂にも入れて貰えなくなって・・・・銭湯に通ってた。」
「えっ!・・・・」
「それに・・洗濯も・・自分で・・コインランドリー・・・に行って・・・・」
「だって・・家に洗濯機あるでしょ・・・・」
「ああ・・・使うと嫌がるからね。・・・・」
「だから・・・・学校から取りあえず・・・家に帰って・・・・着替えて・・・・大きな荷物持って・・外へいくわけ。」
「外?」
「うん・・・俺家に居ると・・・・機嫌悪いし・・・・受験生だろ・・・・図書館とかに行って・・・マックとかでごはん食べるでしょ・・・そのまま・・閉店まで居て・・・コインランドリーで洗濯機に洗濯物放り込んで・・・銭湯。
それから・・・またコインランドリーに戻って・・・乾燥機廻してる間・・勉強して・・・・家には寝に帰る生活」
「ヒ・・・・・ヒドイ!」
「まあ・・・そんなだから・・・そのうち・・・勉強したくなくなってね。・・・金はあるし・・・・遊びまわってた。」
「そ・・そんな・・・・そんな・・親・・いるの・・・・」
「ああ・・・俺・・・養子だから・・・・まあ・・世間体だけだね・・・あの人たち・・・・金与えとけば子供は育つって思っているみたい・・・・」
「・・・・・」
「それに・・・・そんなだから・・・・家にも帰らなくなって・・・・まあ・・・いけないんだろうけど・・・バイトしてさ」
「何のバイト?」
「スナックとか・・いろいろ・・・まあ全部・・飲み屋系・・・・」
「そんな・・・・・」
「ああ・・でもいい事あったよ」
「どんな?」
「ああ・・・洗濯しなくて良くなったもん。ママたちが・・してくれて・・・あっそうだ。銭湯にも行かなくて済む様になったし・・・・寝るとこも確保できたしね。・・・でも・・・仲間には内緒だよ・・あいつら巻き込みたくないから・・・・」
「でも・・・バレるでしょ・・・・」
「ああ・・・遊ぶときは・・・あいつらの家か・・・・ゲーセンとか・・・・」
「それで・・・みんな・・知らないんだ。」
「そう・・だから・・内緒!」
「あ・・あなた・・・・そんな辛い・・思いしてたの?」
「別に・・・・辛くないといえば・・・うそだけど・・・・死にかけたこともあるしね。でも・・・・・試練だから・・・」

突然、優子は自分のことのように泣き崩れてしまった。僕は・・優子の肩を抱くしかなかった。

「そうだ・・・・買い物。・・・・優子・・ショッピングセンターに行ってくれる?」
「いいけど・・なに・・買うの?」ー^ 泣きながら答える・・優子。
「洋服とか・・・・俺・・あまり・・洋服持ってこなかったし・・・・」
「あ・・・あたし・・・お財布・・・置いてき・・・・・」
「大丈夫。金ならあるもん。」
「えっ?」
「ああ・・・ほら・・・」僕はサイフの中を初めて優子に見せた。
「それに・・・銀行から・・・いくらでも・・・降ろせるから・・・」
「えっ?」
「ああ・・・バイト代・・・30万円あるでしょ・・・コレはあとで・・優子に渡すけど・・・それと・・・オヤジが寄越したキャッシュカードで・・・・10万円引き出せるし・・・・あと・・・へそくり・・・・」
「10万円・・・・お父様が入れてくれるの?」
「ああ・・・食費とか・・・文房具代とか・・・その他モロモロで・・・・」
「そう・・・・」
「でもね・・・優子に買った指輪は・・・・僕の稼いだお金だから・・・」
「ありがと・・・・でも・・もう・・無理しないで・・・・」
「うん。神主代行で・・・・喰えそうだもんね。」
「そうよ・・・・じゃあ・・・お買い物行きましょうか・・・・あっついでに・・・買いたいもの。」
「10万円で足りれば・・・」
「そんなに掛るわけないでしょ・・・・」

優子を急かし・・銀行でキャッシュコーナーから現金を全部引き出し・・・・優子に渡す。
全部で・・・・40万円ちょっと・・・・だって・・・今までほとんど全部優子が払ってたから・・・・
二人で・・・・洋服・下着類を買い足し・・・・食品・・・そして・・・・家路に着いた。
僕が初めて・・・心に秘めた・・・そして・・僕の人生の歯車が狂ったことを全て話した・・

「真夏の夜の夢」第61話へ続く・・・・




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