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「真夏の夜の夢」第61話 [高1・・・・の夏休み ちょっとえっちな話]

ちょっとおかしい生活5

「ふう~っ。まったくお前ら・・もう少し綺麗に住めないのか?優子・カオリ・ミサ・洋子・・奈々子お前もだ!」
「ったく・・・お前ら・・・さぼってないで・・・働けよ・・・・喰っちゃうぞ・・コノヤロー・・・」
「ハイハイ・・ちょっとゴメンなさいよ・・・・痛くしないから・・・・ミサ・・少しの辛抱だから・・・」
「カオリ・・・お前順番守れないのか・・・・洋子と奈々子そこで・・・ケンカするな!」
「痛ぇ~この・・・バカ・・・優子!お前は・・・まったく・・名前付け間違えたかな・・・・・」
「痛・たったった・・・・なんだ・・・・優子・・やる気か・・この~!」
「な・・・なんだ・・お前ら・・・ば・・バカ・・やめろ・・・集団で・・汚いぞ・・・この!」

「あなた~・・・今・・私のこと呼んだ?」
「いや・・・痛ぇ~このバカ優子!」
「あの~あたし・・・何もしてませんけど・・・・・」
「こらぁ~そんなにがっつくな!・・・・エサ・・・やるから・・・少しはミサ見習え・・・・この~」
「あの~あたし・・・そんなにがっついていませんけどォ~」
「ああ・・・この鶏たちの話・・・・痛ぇ・・・優子のばかぁ・・・・」
「いい加減にしてくれる!何で・・・鶏にあたしの名前付いてンの~」

やっとのことで・・・ソージとエサやり・・・卵の収穫を終え・・鶏小屋を出る。

「ふへっ~あいつら・・・本当に・・・・・」
「あら・・あたしには懐いているけど・・・・それに・・・質問に答えて貰ってないんですけど・・・・」
「ああ・・・あのね・・・名前つけたほうが・・親近感・・沸くでしょ・・それでね。」
「あの・・・隅っこで少し震えている・・オンドリが・・・委員長。で残りのメスが・・・・あれ・・・あの今委員長蹴っ飛ばして・・・エサ横取りしたのが・・・・カオリ。そして・・・・あそこでケンカしているのが・・・右が洋子で左が・・・奈々子。それで・・・・あそこ・・水飲んでいるのがミサ。コレ・・足速いんだな・・そして・・・あそこ・・・・まるまるしたの・・アレが・・優子。」
「そういえば・・アレ・・一番凶暴・・って何言わせるのよ~」
「また・・・追いかけっこかな・・・・・でも・・今日俺・・凶器持ってるからね・・・・」
「凶器?」
「ああ・・・卵・・それも生!」
「もしかして・・・追いかけたら・・・投げる気じゃ?」
「ああ・・・投げつける・・・俺・・コントロールいいから・・・・」
「じゃあ・・・やめとく。でも・・・・」
「でも・・何?」
「あのさ・・・あたしの名前・・別の鶏につけてくれれば・・良かったのにぃ~」
「だって・・あれが一番・・・オンドリ・・つまり委員長と仲いいんだけどな・・・」
「えっ?」
「じゃあ・・ミサかカオリどちらかと・・・・・・」
「い・・いい・・そのままで・・・・」

優子の顔が真っ赤になりました。二人で腕を繋いで・・・・家に帰ります。

「ねえ・・帰ったら・・お風呂入ろうか・・・二人で[揺れるハート]
「いいねえ~・・・あっダメだ。」
「なんでぇ~いいじゃない・・今日・・・お祓いとかないし・・・」
「そうだけど・・・・カオリとか洋子・奈々子それに・・・子分たちが入っている。」
「えっ・・みんな今日・・仕事行っているけど・・・・」
「でも・・入っている・・いや違うか・・・泳いでいる。」
「えっ?・・・・・」
「うん・・さっき池の修理と言うか・・・改築はじめたでしょ・・・・」
「そうだったわね・・・・」
「それで・・・・池の・・・・・」
「まさか・・・池の鯉・・・お風呂で・・・・泳いでいる?」
「うん。ついでに・・子分のハヤとか・・・・でも・・・委員長・・あっこれ・・・黒い奴・・・はバケツ・・」
「こ・・・この・・・・ばかぁ!ど・・どこに・・・・お風呂に泳がせるのよ~」
「ま・・まさか・・・焚いてないよね・・・・」
「それは・・してないけど・・・・まったく・・・」

僕は手狭になった池を少し広くするため・・・そして・・ソージするために・・・・お風呂に魚たちを泳がせていました。だって・・・・お友達ですから・・・・
優子に手伝ってもらい・・・池の拡張を終え・・・拾ってきた河原の石を並べていると・・・・・
地区長と関戸のおばちゃんが二人してやってきました。

「おう!精がでるねえ・・・」
「ほんと・・・熱々がますます・・・・くすっ」

それもそのはず・・・優子が僕の汗を拭いていたのをばっちり見られてしまいました。
「いや・・それにしても・・ここ・・暑いな・・・・廻りとは・・10度以上違うだろ・・冬は暖房いらんじゃろ」
「そ・・・それより・・何かご用ですか?」
「まあ・・・どうぞ・・・・中へ・・冷たいものでも差し上げますので・・・」
二人の目的は・・・・盆踊りの際に・・・夏祭りを復活しようと言うことだった。
まあ・・・年中お祭りのような僕に異存はない・優子も同じ意見だった。

「でも・・・お祭り・・となれば・・・人手がいりますよね・・・・・あっ!」
「う・うん。あいつら・・・招集すれば・・・・」
「で・・でも・・・・どこに・・・泊って貰う?」
「あっそうか・・・・すっかり・・・女子寮だもんね・・ここ。あいつら・・・・豹変するかもしれないし・・・」
「どうしよ・・・・」
「どうしたんだ?」
「いやぁ・・地区長さん・・・男手の宛てあるんですけど・・泊るところが・・・・」
「ああ・・うちに泊らせればいい。」
「地区長さん・・・のお宅ですか?」
「ああ・・・10人や20人は泊れる。」
「いや・・・7人なんですけど・・・・みんな・・悪でして・・・・」
「心配いらん。」

こうして・・悪たれ連の宿泊先も決まり・・・・・非常召集をかける・・・・何せ祭りまで・・1週間もない。
仲間たち・・・・7頭のオオカミは既に釈放されていたのだが・・・・・
委員長である僕を置いて・・・ナンパの相談まっしぐらだったので・・全員一網打尽に捕まえることができた。
まあ・・・みんな・・ブーブー言っていたが・・・「写真・・ばら撒かれたいの?」の一言(僕じゃありません。優子です。念のため)に「明日・・朝・・・行きます。て・・手伝わせてください。」と自発的参加になったわけです。
僕の・・・神主の衣装・・つまり馬子にも衣装を見に来るという・・おまけもありますが・・・・

「真夏の夜の夢」第62話へ続く・・・・・




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