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「真夏の夜の夢」第62話 [高1・・・・の夏休み ちょっとえっちな話]

夏祭り・・・1

「お~い!若夫婦・・来てやったぞぉ~!」

まったく進歩もない奴らである。まあ・・・1週間ほどしか離れてないわけだから・・・・急にガキが大人になるわけがない。大人ぶってる僕にしたって・・・・ガキが大人のお面をつけてるようなものだ。
まあ・・・彼等はお祭りが終わり・・・その後片付け・・ついでに村の至るところも直させよう!という僕たちの悪巧みに気が着くはずがなく・・・・
しかし・・仮に気が着いても・・・彼等はそのことについて抵抗は出来ない。
あの写真(夜這い未遂・・「風」・・の写真)が・・・お姉さま連合の手にあるうちは・・・・僕・・いや奴隷である。可哀想な・・・オオカミ習いよ・・・・きみたちの期待は解っている・・しかし・・それは断じてない。

「おお・・悪いな・・・でも・・・・・来たくて来たんだよな?強制されてないよな?」

僕は・・目配せをした・・・それが僕に出来る唯一の彼等に対する思いやりだった。

「はん?あんなふうに言われちゃ・・来ないわけいかないだろう・・・・」
「そうだ・・・・お前・・・優子に感化されたな・・・・」
と口々に喚く・・・そこに優子がいるのに・・・・

「なあ・・・なんか変だな?」
「ああ・・・てっきり・・・・このばかぁとか・・・単細胞・・とか出ると思っていたが・・・」

「あら~皆様・・お疲れ様でした。本当に主人の頼みを聞いてくださりありがとうございます。」
「おい!委員長・・とうとう飼いならしたか」(ば・・ばか・・・・大岩)
「よかった・・それこそ俺らの委員長」(青・・・おまえ・・・・殺される)
「うんうん・・・コレで・・俺らも救われる」(Y・・やめとけ・・・・)

「ええ・・・おかげさまで・・・また・・先日は式にも列席くださり・・お祝いのおもちまで・・・・」
(優子の肩がプルプル・・やばい・・お前ら・・・・・)
「いいんすよ・・・・俺らの仲間ですから・・・・」
「そうだそうだ。」
「でも・・あの・・優子さんが・・・・なあ・・・すっかり・・若奥様だ・・・・」
「まったく…女ってこうも化けるのか・・・・」(自爆・・スイッチだ!佐伯・・・・)
「ありがとうございます。・・すっかり主人にしかられまして・・・・今日は皆様に専用車をご用意しました」
「おお!気が利くな・・・・・」
「ああ・・・俺らも来たかいがある」
「なんだったら・・・夏休み中・・滞在するか!」(馬鹿・・・・逃げろ・・・・Y)
「皆様の専用ガイド兼ドライバーをご紹介しますわ・・・・後ろご覧下さい。」

後ろをみる・・・・オオカミ習い7頭・・顔色が見る見る・・青ざめてゆく。
そこには・・・・カオリさんと洋子さん・奈々子さん他・・・・元スケバン連合14名がそ~っと忍び寄っていたのだから・・・・・
全員・・拉致され・・・・それぞれの車・・・・7台に引きずられてゆく・・・・・
車の群れは・・・・7頭のオオカミ習いの悲鳴と嘆きを乗せ・・・・鎮守の森へひたすら走ってゆく。
彼等に待っている日々は・・・酒池肉林の世界ではない・・・アウシュビッツ・・・強制収容所である。

鎮守の森では既に・・・資材が運びこまれ・・・・作業に当たる奴隷・・いや・・哀れな子羊の群れを待っている。

「委員長!お前・・だましたな・・・・」
「なにがだ?美女のお出迎えはあったろ・・・・・」
「だって・・・・出会いがあるって・・・・」
「ああ・・・・詩織さんだろ・・・・美希さん・・・早苗さん・・・小枝子さん・・・えっと・・・」
「あのなぁ・・・あんなのいらねえって・・・・」
「ああ・・・もっと若いのいねえのか?」
「実は・・いる。美香ちゃんと久美子ちゃん。それに孝子ちゃんと美鈴ちゃん、あと・・・・澄子ちゃん」
「それ・・早く言えよ!」
「まあ・・赤沼と佐伯はいいよな。洋子さんと奈々子さん・・お前ら来るから・・休みとったんだから・・・」
「んで・・・・その・・若い・・・ギャルは?」
「ああ・・・・実は美香ちゃんちにお前ら宿泊する事になっている。」
「おお!・・・さすが委員長!で・・・・・残りの子」
「ああ・・・みんな美香ちゃんの友達で・・・美人と言うより・・・色白のかわいい娘ばかり・・・」
「じゃあ・・・がんばんないとな・・・・」
「そういうこと・・・・」

さっそく・・地割の作業に消えてゆく・・・・・7頭
まあ・・・アト・・5年はかかるけどね・・・・今小学生だから・・・・ゴメン!
でも・・・ココではっきり言わせて貰うが・・・・僕・・年齢のこと言ってない・・・・。
僕は心の中で叫んだ!
「間違っても手を出すなよ!犯罪になるからなぁ~!」

「真夏の夜の夢」第63話へ続く・・・


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