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「僕たちは社会関係奉仕部」第70話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

コッホン!

委員長こと・・・部長の僕です。

とうとう・・・・ウラ本までやホストクラブの裏メニューにまで・・・・手を出してしまった僕たち・・・・
まあ・・・需要があるから・・・・供給があるわけで・・・・いつの時代でも・・・大人たちの欲望の影には
青少年の犠牲は・・・・世界中どこのでもあるようです。
まあ・・・僕たちのお金稼ぎ・・・・弁明に聴こえるかもしれませんが・・・・人助けのためです。
今の時代みたいに・・遊ぶお金が欲しいとか・・・そういうものじゃありません・・・・念のため。
さて・・・・兄さんとの打合せが終った僕・・・・暇になってしまいました。
紗江子さんのところに・・・・・行くのも・・・・昨日の今日ですし・・・・さっきまで・・・ウラ本の山に囲まれておりましたから・・・・誘われたら・・完全に・・・一線越えちゃいます・・きっと・・・
そう言えば・・・・兄さんが・・・・「君子危うきに近寄らず・・・・」と言っていましたので・・・・
今日は・・・・自重しておかなくちゃ・・・・それでなくても・・・・僕・・・・大変な女の人たちと・・・その・・・深い関係になっていますので・・・・紛争の火種は・・これ以上増やすと・・・・第三次世界大戦ならぬ・・・・
僕・・若くして・・終焉を迎えるかもしれません・・・・でも・・・・据え膳喰わぬは男の恥が・・・・僕の生き方
難しい・・・超・・・難しい・・・世界のようです。

拉致・・・1

「暇だなぁ~アフッ・・・・眠いし・・・・」 僕・・独り言を言うのがクセのようです・・・・
美希のマンションに戻ってもやることありませんし・・・・
僕・・・喫茶店で・・コーヒーでも飲んでようと思い・・・紗江子さんのお店の近くにある・・・珈琲館へ入ろうとしたとき・・・・・後ろから腕を捕まえられ・・・やばっ・・補導員・・と思って・・振り向いたら・・・・
紗江子さんで・・・・

「捕まえた~ぁ」
「さ・・・紗江子さん・・・・どうして・・ここに?」
「どうして・・・じゃないわよね・・・・電車で見かけたから・・・うちに来ると思っていたのに・・・・」
「い・・いや・・・・ご迷惑では・・と思いまして・・・・か・・開店前ですから・・・・それに・・・コーヒー飲みたくて」
「ふう~ん・・・迷惑じゃないし・・・コーヒーくらい・・うちで飲めばいいでしょ・・・・」
「は・・はあ・・・・」
「いいから・・・うちにいらっしゃい・・・・美味しいコーヒー飲ませてあげるから・・・・」
「で・・でも・・・・・」

突然・・僕・・腕ねじり上げられまして・・・・・

「い・・痛いんですけどぉ~」
「来るわよね・・・・それとも・・・・折っちゃおうかな・・・・・この腕・・・」
「い・・行かせて・・いただきます・・・・」
「そう・・・素直に言えば・・・・痛い思いしないのよね・・・・」

紗江子さんにしっかり・・・腕をホールド・・つまり・・・胸に腕を抱えられたまま・・・・振りほどけば・・・逃げれるはずなんですけど・・・・やわらかくて・・・・大きくて・・・ちょっと弾力性もある・・感触・・・・
まあ・・・僕・・・健全な男の子・・・・ですから・・・・その感触を味わいつつ・・・引っ張られるように・・・紗江子さんのお店へ・・・・・これ・・・・半分以上・・拉致です・・・・
紗江子さん・・。お店のドアにしっかり鍵を掛けると・・・・

「ほら・・・・美味しいの・・ご馳走してあげるから・・・・二階へいきなさい・・・・・」
「は・・はあ・・・」
「それとも・・・・・また・・・痛い思いしたいかな?」
「い・・いえ・・・・」

僕は二階への階段を登ると・・・・紗江子さんに促されて・・・・部屋の中へ・・・・
キョロキョロ・・・・見回していると・・・・

「何・・みてるのよ・・・・・女性の部屋をキョロキョロ・・して・・・・」
「だって・・・想像と・・現実のギャップが・・・・・・・・」
「悪かったわね・・・・少女趣味で・・・・」
「い・・いえ・・・案外・・・可愛いんだな・・と」
「案外は余計!」
「は・・はい・・・・」
「さて・・・・美味しいコーヒーを入れるには・・・・そうだ・・・ちょっと時間かかるから・・・シャワー浴びなさい汗臭いわよ・・・・・」

僕は自分の匂いを嗅ぎ・・・・自分の汗の匂いと・・廃屋独特の匂いやらが・・染みこんでいて・・・・

「本当だ・・・・でも・・・・いいです・・後で・・入るから・・・」
「折角のコーヒーのいい香りが台無しになるでしょ・・・・いいから・・・汗だけ流しなさい・・・・」

まあ・・・一理あるわけでして・・・・しょうがなく・・・・浴室で・・・シャワーを浴びる事に・・・・
紗江子さんは・・・コーヒー豆を自分で・・・煎り始め・・・・・・

「ちゃんと・・洗うのよ~・・・いい?解った?」
「は~い・・・・」 僕は勢いよくシャワーのお湯を出し・・・じゃばじゃば・・洗っていましたから・・・・
半分近く・・・・紗江子さんの言っていることが聞き取れませんで
「ねえ・・・・ついでだから・・・してあげるね」
「は~い。」
背中洗ってあげようか[揺れるハート]
「は~い」

僕・・・生返事のクセもあるんです・・・・小さい頃からのクセは・・・・直っていません・・・・
浴室の引き戸が開き・・・・紗江子さんが・・中へ・・・・・
僕・・・開いた口が・・塞がらなくなり・・・・忘れてました。確か・・・さっき・・・・美味しい「もの」って言ってたのを・・・・美味しいコーヒーが・・・・美味しいものに替わっていたことを・・・・・

「あ・・あの・・・俺・・もう・・帰りますから・・・・」
「あのね・・・・キミの下着も靴下もシャツも洗っちゃったけど・・・・」
「えっ・・・・・・・」 絶句する僕・・・・
「だって・・・キミ・・お洗濯するから・・って言ったら・・はいって言ったでしょ?」
「ええっ?言いましたっけ?」
「ええ・・・それに背中流してあげるって言ったら・・・はいって言ったもの・・・・」
「そうでした・・っけ・・・・あっ!」
「でしょ・・・・だから・・・お洗濯終って・・・アイロン掛け終るまで・・帰れないの?解るかな?」
「は・・・い」
「うん・・・じゃあ・・・美味しい・・スペシャル・・ご馳走しようかな[黒ハート]ウフフ・・・・」
今・・・・3時すぎのはず・・・・僕・・・一体・・どうなるんでしょうか?・・・・神様・・・ちゃんとお勤めしますから・・・
神殿の屋根で・・昼寝もやめます・・・・どうか・・・・どうか・・・・
やはり・・・青○君の占い・・・女難の相は出ているようです・・・・それに・・あっちの神様もまだ滞在されているようですし・・・・

今日の言葉・・・「生返事・・その一言が・・・事故招く・・・」


「僕たちは社会関係奉仕部」第71話へ・・・続く・・・・・


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