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「僕たちは社会関係奉仕部」第76話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「帰森」・・・・1

「もしもし・・・ミサ?」
「あ・・・あなた・・・今どこ?」
「うん・・ごめんね・・・今日は・・遅くなりそう」
「なんで・・・・約束したじゃない・・・」
「部活の打ち合わせがあって・・・・」
「そう・・・楽しみにしてたのに・・・・」
「ごめん・・・うそ・・・これから・・・電車に乗るから・・・」
「ばかぁ・・・準備して待ってたんだから・・・」
「うん・・・どこで・・待ち合わせする?」
「行かない・・・・」
「ねえ・・・ミサ・・・・ごめん・・・」
「許さないから・・・」
「ねえ・・・ミサ・・・T市のデパートの・・・マックで待っている・・・来るまで・・・じゃあ・・・」


僕は・・・・電車に飛び乗ると・・・寝てしまい・・・まあ・・・終点ですから・・・
ミサ・・・来てくれるでしょうか・・・来てくれることを信じて待つしかありません・・・
ちょっと・・・冗談きつ過ぎたみたい・・・です。
T市の駅へ着くと・・・・僕は銀行に立ち寄りお金を下ろし・・・マックに行くと・・・・ミサもう来ていて・・・・そう・・僕が買ってプレゼントした服で・・・・待っていてくれました。

「ミサ・・・・・来てくれたんだ・・・・」
「勘違いしないで・・・・優子さんのために・・来ただけだから・・・・」
「ねえ・・・・ミサ・・・・ちょっと・・話があるんだけど・・・・・」
「こ・・・ここで・・・話せばいいでしょう?」
「あ・・あのね・・・車でしょ・・・・車の中で・・・少し話せない・・・かな」
「あたし・・・・話すこと・・ないけど・・・」
「ねえ・・・ミサ・・・・怒らせたんだったら・・謝る・・・だから・・・・機嫌直して・・・・」
「じゃあ・・・・ここで・・今すぐ・・・キスできる?」
「あ・・あのね・・・ここ・・・マック・・・・・」
「じゃあ・・・駄目・・・・」
「ねえ・・・ミサ・・・・何かプレゼントするし・・・買い物の荷物持ちでもなんでもするから・・・・ね?」
「そうねえ・・・考えておく・・・・・お昼食べたの?」
「すぐ・・電車に飛び乗ったから・・・まだ」
「あたし・・・・お弁当作ってきたんだぞ・・・・それなのに・・・・」
「本当に・・・ごめんね・・・」
「じゃあ・・・・今回だけ・・・許してあげても・・・・いいかな?」
「そう・・・・・」
「じゃあ・・・買い物に行こう・・・」
「あのね・・・ここ・・お店だから・・・コーヒーくらい飲まないと・・・・店員睨んでいるし・・・」
「じゃあ・・・・すぐ飲めるもの・・・・食べちゃだめ・・・・」
「うん・・・」

ようやく・・・ミサの機嫌は・・よくなり・・・横浜deデートの時の約束どおり・・・本人言うところの・・可愛い下着数点を購入しまして・・・・その後・・・・秋・冬用のちょっとシックなワンピースを一点・・・・プレゼント。

車に戻り・・・・一路・・城址跡公園で・・・やっと・・お昼ご飯のお弁当Time・・・・

「ねえ・・・ミサ・・・デザートは?」
「リンゴ食べたでしょう?」
「そうじゃなくて・・・・デザート・・・・目の前にある・・美味しそうなデザート食べたいんだけど・・・・」
「えっ・・もう・・えっち・・・・」
「あっははは・・・冗談・・・行こうか?」
「うん・・・」

ミサの車に戻ると・・・僕・・・睡眠不足から・・眠り込んでしまいました。
お弁当に使われていた・・水・・そして・・・・お茶は・・・・・神泉・・・・もう・・お判りだと思いますが・・・
何せ・・・・あっちは別人格・・・しかも・・神様・・降臨中・・・・つまり・・・・僕・・本体は・・車の心地よい揺れの中・・すやすや・・眠り・・・でも・・・分身である僕自身は・・・・神泉パワーにより・・・・ムクムクと・・・起きだし・・・・そんな・・・僕を見たミサは・・・国道のインターを登るのをやめ・・・・トコトコ走り・・・・
一軒の・・・・ラブホへ車を乗り入れ・・・・・駐車場に車を停めると・・・・

「ねえ・・・着いたよ・・・起きて」
「も・・もう・・あれ・・・ここ・・どこ?」 どうやら・・・見覚えのある・・・・ところのようですが・・・・
「へっへへ・・・あたし・・・今日は完全に連れ込んじゃった[黒ハート]・・・・・・」
「あっ・・・ラブホ!・・・・」

何の因果でしょうか・・・ここ・・・・洋子さんと来た場所です・・そして・・・卑劣男・・景山と・・美希にあった場所・・・・ (詳しくは・・・こちらへ・・・・・どうぞ)
まあ・・・入っちゃったのも・・何かの縁・・いや・・・因果・・・・しょうがありません・・・ミサに責任はない
僕は車を降りると・・・ナンバー隠しを立て・・・・・ミサはと言うと・・・興味津々で・・・パネルと睨めっこしています・・・・

「ねえ・・・これどうやるの?・・この前と違うから・・解らない・・・・」
「うん・・・空いている部屋は・・・・あっ・・・ほとんど空いているのか・・・電気が点いているところが・・・空いているから・・・好きな部屋選んで・・・横のボタン押せば・・・部屋の鍵出てくるから・・・・」
「じゃあ・・・点いていないところは?」
「現在・・頑張っている最中か・・・掃除中!・・・・どの部屋でもいいから・・選んで・・・・」
「ふう~ん・・・・そうねえ~ねえ・・・鎖りが一杯ある部屋・・ナにこれ・・三角形の・・・こんな部屋もあるんだ・・・」
「それは・・・SM・・・まあ・・それぞれ・・趣味あるでしょ・・・・」
「ねえ・・・ここにする?」
「あのね・・・俺・・そういうの・・・興味ない・・・」
「あたしも・・・・面白そうだけど・・・・そういう趣味は・・・ない・・かな?」
「そうだよね・・・ノーマルが一番!」
「じゃあ・・・・あっ・・ここにしよう・・ここ・・・」

ミサが選んだ・・・部屋・・・・・やはり・・・因果・・それとも・・・・洋子と同じ思考回路なのでしょうか・・・
ブランコのある部屋・・・に決定・・・・ミサ・・・ボタンを押して・・・鍵を取ると

「じゃあ・・・行こ?」
「うん・・・・アペック・・プレジュール・・・・」
「今・・なんて言ったの?」
「喜んで・・・・」

やはり・・・神様は・・・・迷えるオオカミはお救い下さらず・・・・・そりゃ・・嫌いじゃないですけど・・・
森に帰るのは・・・夜になりそうです・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第77話へ・・・・続く・・・・




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