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「僕たちは社会関係奉仕部」第78話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

こっほん!

委員長こと・・・部長でもある・・・僕です。
とうとう・・・修羅場?かもしれません。まあ・・・全部・・自分の蒔いた種と言えば・・そのような・・・・
気もしない・・・「えっ?お前が悪い・・・・」・・そう仰るとおりでございます・・・・
すべて・・・僕の優柔不断と・・・スケベ心が蒔いた・・種・・・・
種と言えば・・・僕・・・・別人格である僕自身が・・・放出するお魚さんたちも・・・厳密に言えば・・・種・・・
僕には相談できる・・親は存在しません・・・「子供は金さえあれば・・・何不自由させなければ・・・」そんな歪んだ愛情!?(まあ・・・本人が言っているのだから・・・間違いありません)を持つ・・義理の父親と・・・・
女に走った・・・本当の父親。そして・・・不義の愛に走るために・・・自分のお腹を痛めた子供を捨て・・・
幼馴染に走った・・・産みの母・・・・そして・・・自分の本当の甥っ子である僕を・・・交通事故で右足を骨折して・・・寝たきり状態になっている・・幼稚園児を足蹴にしたり・・・殴りつけ・・・無理やり・・様々な習い事をさせ・・・まるで・・・おもちゃのように・・・飽きたら・・捨てた・・義理の母。
そして・・・僕を見事追い出しに成功した・・・赤の他人である・・・義理の父の後妻・・・・
まあ・・・人のせいにするのは・・・男らしくありませんが・・・・こんな環境に育った僕ですから・・・・
大人の顔色を見る・・・・・まあ・・・子供らしくない・・・・
多分・・・僕を取り巻く女性たちに・・・心に描く母の姿を追い続けているのかもしれません。

本章も・・もう少しで終る(はず)ですが・・・終らないかもしれません。・・・・
ひょんなことから・・・ピンクのうさちゃんに変身する僕・・・・それと・・・刻一刻一刻と近づいてくる
修羅場!?も・・・・・既に・・・・舞台の準備は整ったようです・・・・
それでは、皆さんご一緒に・・・・タイム・・・・・スリップ・・・・・

帰森・・・・3

僕は・・・社務所から・・・美希に電話を掛けた・・・

「もしもし・・・・どちらさまですか?」
「もしもし・・・美希・・・俺」
「ああ・・・あなた・・・もう着いたの?」
「うん・・・さっきね・・・そっちは?」
「うん・・・試験問題作成中!・・・・」
「そうだよね・・・俺・・居たら拙い・・あっでも・・・予想問題があるか・・・」
「そう・・・誰かさんのおかげで・・・二度手間・・・・」
「そう・・・でも・・・しょうがないじゃん・・・それより・・・例の話・・だけど・・・」
「うん・・・いつ?」
「今度の日曜日大丈夫かなぁ?紗江子さんも・・・・」
「あたしは大丈夫だけど・・・電話して聞いておくから・・・また電話くれる?」
「うん・・わかった・・・じゃぁ・・・」
「うん・・・」  僕は・・・優子の待つ・・居間へ・・・

「あのね・・・後で・・電話くれって・・・聞いておくから・・・って・・・」
「そう・・・あのね・・・アルバイトって何やるの?」
「えっと・・・・ピアノの練習も兼ねてなんだけど・・・・7時の開店までは・・・練習してて・・・その後は・・・・カウンター補助と・・・2ステージ・・・・あれ・・幾らくれるんだっけ?」
「あたしが知るわけないでしょ・・・・ステージって・・・何やるの?」
「ピアノ演奏と・・・弾きがたり・・・かな」
「あなた・・ピアノ弾けるの?」
「猫・・ふんじゃった・・レベルだけど・・・」
「あ・・・あの歌・・歌うの?」
「ああ・・アレ・・あの歌は・・・優子のものだから・・・歌わない」
「良かった・・・ねえ・・・あたし・・・聴きたい・・・・」
「いいけど・・ここ・・・ピアノないしねえ・・・・」
「あそこ・・・あたしたちの・・・」
「ああ・・・スナック・・楓・・・だっけ?・・・・暴力スナック・・・・お姉さま方の憩いの場・・・今から行くの?」
「うん・・・みんなにも聞いてくる・・・・・」

結局・・全員参加・・・もちろんすっかり・・リラックス状態のお姉さま方は・・・化け物タイム・・じゃなくて・・お化粧タイム・・・・僕はその間に・・楊ママに連絡を入れ・・・・午後1時にママのお店に行く事になり・・・・
美希に・・・連絡・・・美希は・・・そのお店行った事あるとの事なので・・・楊ママ宛てに来るよう伝える・・
もちろん・・・手ぶら厳守も忘れずに伝える・・・・ママ怒らせると・・・大変だから・・・・

1台の車に・・ジグソーパズルのように乗り込み・・結局・・僕の膝の上に・・・ミサが座り・・・帰りは優子・・じゃんけんで負けた僕に・・選択権はない・・・・

スナック・・・楓・・・・ココいつ来ても・・・・どう見ても・・・一般人?はいない・・・まあ・・レディスオンリーが実際のようだ・・・・

「楓・・・・来たよぉ~」
「いらっしゃい・・・・じゃあ・・・札出しておくか・・・」 貸切の札・・・まあ・・常連さんは勝手に入ってくるけど
「準備出来てる?」
「うん・・・ピアノ・・掃除しておいたけど・・・・音狂ってるかも・・・あたし・・わかんないけど」
「いいのよ・・・うちの人も・・・猫ふんじゃったレベルらしいから・・・・」
「ねえ・・・ちょっと練習していい?」
「うん・・・何飲む?」
「そうねえ・・・コークハイ・・・」

僕は・・練習に・・・猫踏んじゃったを弾きはじめ・・・・まあ・・・そんなもんでしょと・・・優子が笑う・・・

「じゃあ・・・本番・・・」
「うん・・・・」

僕は・・・ピンスポットを浴びながら・・・
IF YOU LOVE ME を弾き始める・・・・・それまで・・騒がしかった店内は・・・・一瞬にして・・静まり返り・・・・
UNCHAINED MELODY  を歌い・・・そして・・・優子のリクエスト・・・いくつもの星の下でを歌い上げた。

「では・・・化けの皮が剥がれる前に・・・・この辺で・・・・・」

僕はピアノを離れると・・・優子とミサの間に座り・・・コークハイを一気に流し込む・・・・

「ねえ・・・あたし・・解らないんだけど・・・これ・・猫踏んじゃったレベル?」
「そうじゃない・・・どうだった?・・・惚れ直してくれた?」
「もう・・・・みんなの前で・・・ばかぁ[揺れるハート]

明日・・みんな・・・お仕事・・・なので・・・早目に切り上げ・・・・ミサが優子に代り・・ハンドルを握り・・・優子は僕の膝の上・・・・・
みんなも・・・ウトウト状態・・・・

鎮守の森に・・・・ちょっとだけ・・・株を上げた僕と・・・巫女’sが帰り付いたのは・・・・11時・・・・
少し風が出てきた森の木立が揺れ・・・僕たちを吸い込んでいきます・・・・・

深夜のお風呂に・・ぽつんと・・・・1人の影・・・・優子だけ・・・僕は・・・居間で・・・他の魔女軍団にもみくちゃにされており・・・・まあ・・・僕も反撃しますが・・・勝てるはずもなく・・・・スタコラと風呂場へ退却し・・・
満天の星空に浮かぶ・・宇宙船のような・・・浴槽に・・・優子と入ります。
でも・・しばらくして・・・・・・久しぶりの乱入・・・・これ・・・・考えてみたら・・・ハーレムです・・・・
僕・・・目隠しされてません
散々・・・・おもちゃ状態も・・・・いいもんだな~と感じるようになり・・・・ました。
魔女軍団が去り・・・そこには・・・・すっかり・・・・へばった・・・僕・・・

「そ・・そうだ・・・・神泉・・・・」

冷たい神泉を浴び・・・もう一度・・浴槽に飛び込みます・・・・
風呂場を出ると・・優子が・・・寝化粧を終え・・・すっかり支度の整った・・・寝室に僕を誘います。
鎮守の森に二頭のオオカミの遠吠えが響きわたるのは・・・・もうすぐのようです。


「僕たちは社会関係奉仕部」第79話へ・・・続く・・・・
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