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「僕たちは社会関係奉仕部」第最終話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

こっほん!

委員長こと・・部長の・・・僕です。エセ神主もやっています。
さて・・・・社会関係奉仕部の話も・・・・89話・・・・・ついに・・・最終回・・・・そんなわけありません・・・・
タイトルが変わるだけ・・・まだまだ・・・僕たちの・・・悪戯・・止まるわけありません。
ただ・・・・読みづらいので・・・一回最終話になるだけ・・・・です。
すぐ・・・・次のタイトル・・・・僕たちの祭り・・が始まります。
では・・・最終話をお楽しみください。

眠れない夜・・・・2

「えっ~本当に・・・雑魚寝?」
「当たり前じゃない・・・・まさか・・・嫌とは言わないわよね・・・・」
「俺・・・・お店のソファーで寝るから・・・・・」
「逃げる気でしょ・・・・だから・・駄目!」
「ミ・・ミサ・・・・逃げるわけないでしょ・・・やだなぁ~」
「そうかな・・・・そう・・思えないけど・・・・」
「ま・・まずいでしょ・・・・やっぱ・・・・・」
「あら・・・・あっちの神様は?」
「お帰りになられましたので・・・・・・それに・・・ね?」 僕・・・神泉パワー・・・・パワー切れ・・・・・

結局・・・恨みっこなしの・・・ジャンケン大会・・・・・・でも・・僕には参加資格ありません・・・・逃げ出さないようにするためらしい・・・のですが・・・・・
僕の・・・横は優子と美希つまり・・サンドウィッチ状態で・・・紗江子とミサは・・・・紗江子のベッドで・・寝ることに・・・・
僕の右手は・・・・優子と左手は・・・・美希の・・・枕・・・・つまり・・ダブル腕枕状態・・・・・朝迎えることになったのです。
朝・・・・優子の運転する車へ乗り込みます・・・・今日は美希も一緒に・・・学校までの途中駅で・・・美希を降ろし・・・当然です。・・・・僕と美希・・・・禁断の関係ですもん。
その頃・・・・学園の正門前の公園には・・・・すでにオオカミ8頭・・・お出迎えの準備・・・・

「なあ・・・・委員長じゃねえ・・・部長遅くねえか?」
「いつものことじゃん・・・・」
「いや・・・あいつ・・・・今頃・・・海の底かもよ」
「そういや・・・・昨日だっけ・・・・修羅場かも?って電話あったの?」
「ああ・・・全部・・ばらしたらしいから・・・・賭けるか?」 (やはり・・・胴元は大岩の馬鹿!)
「ああ・・・俺・・・・海の底に1000円・・・」 
「俺も・・・・・」
「じゃ・・・俺は・・・来るほうに全部受けるぜ・・・・・」

結局・・・1対7・・・・・の賭けが成立したらしいのですが・・・・

「ああ・・・アレ・・・あの車そうじゃん・・・・・」
「来た来た・・・・」
「なんだ・・・結局・・・・Sの1人勝ちか・・・・つまんねぇ~」
「でもよ・・・あいついないと・・・・・・ナンパ成功率・・・・ほぼゼロじゃん・・・俺ら・・・・」
「いや・・・佐々木・・夏の梅は成功したことは・・・・した。
「でも・・・やれなかったんだろ・・・・」
「ああ・・・・それより・・・・例のもの・・・用意したか?」
「ああ・・・クラッカー・・・・・」

月曜日・・・・恒例・・・正門前に・・・・優子の運転する車から降り・・後部座席の窓から顔を出すミサに・・キス・・・・そして・・・・運転席から降りてくる・・・・・優子と・・・・キス・・・・・・・
そこを待ち構えていた・・・オオカミとギャラリー・・・・クラッカーが打ち鳴らされ・・・・・・お祭り騒ぎに・・・
そこへ・・・・同じく待ち構えていた・・・・お兄様・・じゃなかった・・・学年主任

「えっ~1-B・・・・・・馬鹿ップル・・・・仲のいいのは結構だが・・・・お願いだから正門前はやめてくれぇ~・・・・」
でも・・・・・アンコールの声は・・・・校舎の窓からも聞こえ・・・・・学園のアイドルとしましては・・答えないわけにはいきません・・・・また・・・・・キズをしていると・・・・・・・

「いいかげんにしろぉ~・・・・・社会関係奉仕部は直ちに・・・・集合せよ・・」

「ねえ・・・優子・・・・やっぱ・・・兄さん・・・・野暮だよねえ・・」
「うん・・・そうねえ・・・じゃあ・・・帰るから・・・・」
「うん・・・・じゃあ・・・・皆に宜しく・・・・」

優子とミサの乗った車を見送り・・・・オオカミたちの元へ・・・・

「さあ・・・・出頭するとするか・・・・・」
「ああ・・・おまえ・・・・海水浴じゃなかったの?」
「なんとか・・・な・・・・・」
「良かったじゃん・・・・」

僕たちは・・・・正門を駆け抜け・・・・・部室へ・・・・・・
部室の前には・・・・お兄様と担任のキー先生が待ち構えておりました。

「先生方・・・おはようございます。」
「おう・・・・みんな揃っているな?」
「はい。」
「じゃあ・・・教室に行け・・・・それから・・・・部長!」
「はい・・・・」
「お前は・・・遠征の打合せだ・・・・・部室で待ってろ・・・・」
「はい。」

僕以外の・・・・オオカミたちは・・・教室へ・・・・・僕は部室のカギを開け・・・お兄様は・・・指導中の札をひっくり返し・・・・・

「あのな・・・・着ぐるみの件なんだが・・・・」
「はい・・・・」
「校長先生が・・・・予算出してくれるそうだ・・・・」
「あの・・・また・・なんで?」
「学園の恥を追放してくれた・・・礼だそうだ。」
「そうですか・・・・ありがとうございます。」
「で・・・・寸劇の脚本なんだが・・・どうするつもりだ?」
「はあ・・・僕たち・・・才能ないんで・・・・・誰か先生にでもお願いするしか・・・・・・」
「そうか・・・・実は・・・・・中等部の佐山先生知っているな?」
「ええ・・・・なにか?」
「ああ・・・佐山先生が・・・今度・・副顧問になっていただけることになった。」
「そうなんですか・・・・・」 (知ってますよ・・・・だ!)
「それで・・・佐山先生に・・・これまでの活動報告と・・・一緒に着ぐるみの製作会社に行ってこい・・・いいな!」
「あの・・・兄さん・・・・僕・・・・授業・・・・・・」
「ああ・・・お前・・熱あるか?・・・・授業なんて・・・・柄じゃないだろう・・・・」
「確かに・・・・」
「佐山先生・・・・地学準備室におられるそうだから・・・・今日の活動はどうなっているんだ?」
「はい・・・・清掃活動の予定ですので・・・・午後は部活の許可願います。」
「わかった・・・・許可する・・・・・それからな・・・・弟・・・・」
「ハイ・・兄さん・・・・」
「その・・・なんだ・・・・あのな・・・・う~ん・・・・・・言いづらいんだが・・・・赤・・・・」
「赤ちゃんですか?」
「ああ・・・まだ・・・・出来てないな?」
「多分・・・・僕が妊娠するわけでないんで・・・・」
「おまえ・・・そのときは・・・どうする?」
「そうですね・・・男ですから・・・・・夜学にでも切り替えて・・・働きます」
「そうか・・・・・まあ・・・そこまで・・・覚悟決めているなら・・・何も言わん・・・・行け・・・・」
「はい・・・・ご指導ありがとうございました。」

兄さんの心配も・・・当然と言えば・・当然・かもしれません・・・・・僕は深々と頭を下げると・・・・
ドアを閉め・・・・地学準備室に向かって・・・・階段を駆け下り・・・渡り廊下を走りぬけ・・・・階段を駆け上がり・・・・・地学準備室 (使われているのをあまり見たことはありません・・・・・)のドアの前まで来ると・・・・・・トントンとドアを叩き・・・・・・

「失礼致します。社会関係奉仕部・・部長・・お呼びだしにより・・参りました。」

                                         - Fin -

「僕たちの祭り・・・・」に続く・・・・・







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