SSブログ

「僕たちの・・・正義の戦い」 第68話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

村祭り・・・信州編 6

「じゃあ・・・Q・・・いいわね・・・また・・近いうちにいらっしゃい」
「うん・・全員で?」
「全員じゃなくても・・・横浜に来たときには必ず・・・それから・・・例の件だけど・・・」
「うん。」
「頼んでおいたから・・・いつでも言ってきなさい。力になってくれるって・・・」
「ありがとう・・・ママ。」
「皆さん・・・Qをよろしくお願いします。」

楊ママを乗せたハイヤーが帰っていった。お土産にと・・・仲間がせっせと山から運んできたキノコ類を抱えて・・・・
その後、ママの店で使うキノコはこの村のものが多くなっていったのだけど・・・・・それは別の話。

楊ママは僕が執り行う神事が見たくてわざわざ・・横浜から駆けつけてきたのだ。本当は楊パパも来たかったそうだけど
お店を閉めるわけに行かないので・・・ママだけやってきたわけ。

「なあ・・・弟!Qって誰だ?」 学年主任・・じゃなかった兄さんが僕に聞く。
「もちろん・・・僕ですけど」 この人・・・本当に学校の先生なのかしら・・・・と僕が思うのは無理もない。
「なあ・・・なんで・・・Qなんだ?」 お願いですから・・・あまり突っ込まないでもらいたいもんです。
「はあ・・・あのですね。僕。委員長とか部長とか神主とか呼ばれてまして・・・」
「レンもあるじゃない・・・」
「そうでした・・・レンタルのレンも・・・まあ・・・クエスチョンのQとでも・・・」
「本当はオバケのQ太郎でしょ・・・」「優子!ばらすな・・・あっ!」

しっかり・・・全員にバレてしまいました。

「そ・・それより・・・婚約披露祝賀会はまだかな・・・腹減ったぞ」
「そういや・・そうだよな・・・牛・・一頭くらい・・・喰えそうな気分。」

そこへ・・・坊さん姿になった青〇くんが現れ・・・・まあ・・ここに来てほとんど・・・小僧の格好をしていた青〇くん。

「お~い!お前ら・・・さっきはよくも・・・・」 青〇くん・・根に持っています。
「へへへ・・・だって・・・住職には逆らえないじゃん・・・」 
「それよりよ・・ひとつ忘れてないか?」
「それ・・・次期住職様のご命令かな?」 僕が尋ねます。
「ああ・・・」 青〇くんの瞳がキラリと光りました。

「解った・・レディース&ジェントルマン・・・かかれぇ~!」

僕の掛け声を合図に・・・ミミと佐々木くんをドッキングさせ・・・ロープでぐるぐる巻きに縛り上げ・・・・

「いいか・・・暴れると・・・このまま川に投げ込むからな」と脅かし・・・河原の木に縛り付ける僕たちと巫女’s。

「ふ・・ふざけるなよ・・・ロープ切れよ」
「そ・・そうよ・・・お願いだから・・ロープ解いて・・・」

その声に一同・・・口を揃えて・・・「やだぁ~」

「大体・・・お前ら歯がゆいんだよな・・・ビシッと決めろよ・・佐々木ぃ~それから・・・お前らの分は俺らが喰っておく」
「俺だって・・ハラペコだぁ~」
「あ・・あたしだって・・・お腹すいた・・・」
「そうか・・じゃあ・・・お互い目の前にあるものを共食いしておけ・・・じゃあな・・・」
「ま・・まて・・・お前ら・・・」
「うるせぇ~な・・・約束しただろ・・・二人きりの時間作ってやるって・・・・佐々木・・男だろ・・後はビシッ!ろ決めろ!」

その後・・・僕たち・・・と言っても佐々木くんとミミは木に縛り付けてきたので・・・いませんけど・・・祝賀会に参加。
たらふく・・・ご馳走を食べ・・・青〇くんの頭(坊主頭)をみんなで撫で回し・・・

「ねえ・・・由香ちゃん・・・青〇のカバンに入っていた・・・本・・・どうした?」 と聞く・・・Y。
「ああ・・・あれ・・・優子さんが全部燃やしちゃいなさいって・・・燃やしちゃったけど・・・」
「う・・うそぉ~ぶ・・部長・・・お前の嫁さんは何を言うんだよぉ~」
「お・・俺の・・・だ・・大事なコレクションが・・・」
「心配するな!また・・同じのやるからさ・・・婚約祝いに・・・」 とS。
「いや・・もっと過激な奴をやるよ・・・」 と赤沼くん。
「お・・お前ら・・・やめとけ・・・そろそろ・・・雲行きが怪しくなった」 と僕。

そういえば・・・木に縛り付けてきて・・・1時間あまり・・・二人はどうなっているのでしょう。
メシ抜きにすると仕返しがありそうなので・・・そろそろ・・・救出に行くことにします。

「優子ぉ~そろそろ・・いいんじゃないかな?」
「そうね・・・じゃあ・・行きましょうか?」

何故か・・全員で行くことに・・・もしかしたら・・・佐々木くんの生ラブシーンが見れるかもしれないと期待を込めて・・・
全員で静かに・・・と言うわけには行かず・・・散々僕たちに酔っ払わされた兄さんが・・・土手から転げ落ち・・・
川の中へ落ちると言うハプニングがあったので・・・・生ラブシーンは見れませんでした・・・・グスン!

「佐々木ぃ~もういいかぁ~」 僕たちが呼びかけると・・・
「遅せぇ~よ・・・馬鹿共・・・」
「そうよ・・・ひどいじゃない・・・」

二人とも・・・一生懸命テレ隠しをしているのは解っているんですけど・・・僕たち・・これだけで・終わらせるわけには・・・

「あん?何か言ったかな・・そうか・・二人揃って・・たとえば・・・水浴びがしたいなぁとか・・・お湯に浸かりたいとか?なあ・・みんあどう思う?」
「そうだな・・・きっとそうに決まっている」
「いや・・・それよりさ・・・面倒だから・・・・このまま・・・放り出しておくか・・・」
「うん・・・そうだ・・・お前ら腹減ったか?」
「あ・・当たり前だ・・・」
「そうか・・・美味かったよな・・・あんなご馳走・・・思い出しただけで・・また・・涎がたれるぜ・・・」 
「白〇ぅ~てめぇ~まさか・・・俺らの分まで・・・喰っちまったとか言わねえだろうな・・・」
「聞いたか・・・俺らだって・・・じゃあ・・・仲直りしたんだな?」
「あ・・ああ・・・」
「ミミはどうなの?」 優子がミミに尋ねた・・・
「は・・はい・・・そ・・そのう・・・」
「ったく・・・しょうがねえな・・・佐々木ぃ~一晩そのままにしておこうか?」 僕は更にじれったくなった・・・
「わ・・わかった・・・・ミミ!俺と正式にお付き合いしてください。」
「は・・はい!」

こうして・・・佐々木君とミミは・・正式にお付き合いをすることになったのだ・・・・

「なあ・・・ご馳走・・・・」
「ああ・・お前らのはちゃんと残してあるぜ・・・二人で一緒に喰って来い・・・俺ら兄さんを風呂に放り込まなきゃ・・・」
「そ・・そうだ・・・ねえ・・ミミ・・・この子らにも・・・いい子いないかしら・・・」
「そうですねえ~いますよ・・・1年でいいなら・・・」

青ざめる・・・Y・S・大岩・佐伯・赤沼・山口・江藤・岡崎・・・・

「ぼ・・僕たち・・自分たちで・・・探しますから・・・結構です」
「あら?あたしらの後輩じゃ・・不満かしら・・・」
「い・・いえ・・・そ・・そ・・・・その・・・僕たち・・・出来れば・・・自力で頑張りたいと・・・はい!」
「じゃあ・・・頑張って・・ナンパでもするのね・・・でも・・・わ・る・さ・・・しちゃ駄目よ!」「はい・・・美希先生!」

佐々木くんはちょっとテレながら・・でも・・しっかり・・ミミの手を握り・・・二人で・・ご飯を食べにいき・・・
僕たちは・・・川に落ちたままの兄さんを引き上げると・・・そのまま・・かついで・・・お風呂場へ直行する羽目に・・・

どっぽん~

兄さんを風呂に投げ込み・・・僕以外のオオカミたちは・・・祭りの準備に出かけ・・・僕は兄さんと一緒にお風呂タイム。
そういえば・・・二人きりで入るのは・・・確か・・兄さんのボロマンションに泊まったとき・・近くの銭湯に一緒に入った以来です・・・・


「僕たちの・・・正義の戦い」 第69話へ・・・続く・・・



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0