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「僕たちの・・・正義の戦い」 第94話    [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
(コチラをクリックしていただければ・・・飛びますので・・)

僕達のメニメニ大作戦・・・16

御支度部屋へ戻った僕。そこには・・・一足早くミサとミミが来ていた。
2人の巫女によって次々と装束が外されてゆく・・・

「ふう~汚すんじゃないかと心配したよ・・・」
「道理で・・・襦袢が汗びっしょりになっているわけね。」
「うん・・・大勢の人の熱気による暑さと冷や汗かな・・・もう一度・・・神泉浴びてくるわ・・・まだ時間あるよね?」
「うん。でも・・あんなに・・・・大勢の人が集まってくれるとは・・・うれしい。」
「うん。そうだね。それに・・ミミ!綺麗だったよ。凄く上手かった!アレなら・・神様お喜びになったんじゃないかな・・・」
「本当ぉ!うれしい・・・」 ミミは飛び上がって喜んでいる。
「ミミ・・・おしとやかにでしょう・・・」
「はい。」 ちょっと・・落ち込む・・ミミ。
「でも・・・本当にすごく綺麗だった。とっても上手。練習の成果が出たわね・・・」

僕の身体に浴衣を掛けてながら・・・ミサが言う。

「ねえ。ミサ・・・あいつら・・・どうなっているかな?」
「ああ。着ぐるみ軍団。1人に一本ずつお神酒渡しちゃったしね。優子さんのお兄さん。ちょっと見て来るわね。そうだ・・・ミミ。」
「はい!」
「神主のお世話も大事な巫女のお勤めなんだから・・・あなたに任せていいかしら?あたしごあいさつしてくるから・・・」
「はい。任せてください。」
「ミ・・ミサぁ~」
「行きますよ・・・」

僕は腕をとられて・・・そのまま母屋のお風呂場の方へ連行される・・・(う~ん・・・ちょっと拙い展開になりそうだ)
そこに・・待ち構えていた・・リリーズのお二人。美希と紗江子。

「はい。ご苦労様!ここからは・・普段お世話している私たちがするから・・・」 美希が行く手をさえぎる。
「えっ!」
「それとも・・・一緒に入る?」
「そうねえ・・・どうするレン?」 紗江子が僕に尋ねる。
「どうするって言われても・・・コレばっかりは・・・出来れば一人がいいんだけど・・・ゆっくり・・・」
「駄ぁ~目!あなた・・・ちゃんと洗って出てこないでしょ・・・いつもそうだし・・・ねえ・・・紗江子?」
「うん。そう・・・まあ・・いいわ。あなたも一緒に入るんなら・・・着替え持ってきなさい!」

多分・・・将来。僕が一人でお風呂に入れなくなったら・・・きっとこの魔女軍団のせいだ!・・きっと・・・

「せ・・・先輩方・・・・」
「ほら・・ミミ!どうするの?おんなは度胸よ?」
「ねえ・・美希。度胸は男で・・・女は愛嬌でしょ・・・普通・・・」
「普通はね。でも・・・T女じゃ女は度胸!っって言っているのよ・・・ねえ・・ミミ!」
「はい!確かに・・でも誰ですかね・・・それ・・言い出した伝説の人・・・」
「えっ!」 美希の顔が一瞬赤くなる・・・
「馬鹿ねえ。美希は・・・自分でばらしちゃ駄目でしょ!因みに・・・一人でチンピラ3人を病院送りにしたのもこの娘・・」
「あ・・あの・・・」 僕h自分の耳を疑った・・・
「やあねえ~そんな紗江子だって・・・その後、男子校生だけど・・・5人も半殺しにしたじゃない・・・・」

ど・・どうやら・・・僕。大変な女達と関係を持っているのだろう。開いた口が閉まらない・・・

「どうしたの。レン?」
「お・・俺・・・・と・・とんでもない人たちと・・・お・・・お知りあいになっちゃった・・・の?」
「馬鹿ねえ~この子は・・ねえ美希。お知り合い以上でしょ・・あ・た・し・達[揺れるハート]・・・・」
「んふっ[揺れるハート]今頃・・気がついたみたいね・・・」
「ふんぎゃあ~」
「何か言ったかしら・・・あ・な・た・・・」
「うん[揺れるハート]何か言ったかしら?もし・・・アレだったら・・あたし達であなたを病院に送って差し上げても良くてよ・・・」
「そうねぇ~戦勝祈願で自分の無事を祈らなかった罰に・・・2・3日入院してみる?」
「な・・なんにも・・・俺・・すぐ病院へ慰問に行くんだからね。・・・遊んでいる暇はないわけで・・・・」
「ああ・・アレね。時間ずらしておいたもの・・・3時~4時半まで・・・その頃になれば・・・あの子達も酔いが醒めるでしょ」
「げっ!」

僕・・・必死に心の中で、全知全能の神様に祈ります。・・・「哀れなオオカミをお救いください!」と・・・
そこへ・・・僕の窮地を察したのでしょうか?楊ママがやってきて・・・・

「あら・・そこで捕まっているのはQ太郎ね?」
「ママぁ~」
「大事な戦いの前にカゼ引いちゃうわよ・・・そんな浴衣一枚で・・丁度良かった・・あなたたち・・新しいドレス着てみて!」
「はい。楊ママ・・すぐに・・・」と美希・・・
「はい。ありがとうございます。楊ママ・・・」紗江子が答える。
「何してるの?ミミ・・・あなたのもあるの・・・来なさい!」
「わ・・私のまで・・・あ・・ありがとうございます。」

楊ママに連行される三人組・・・・どうやら僕は神様に見捨てられていないようだ・・・僕は引き連れられてゆく3人に「あっかんべー」をしゅて・・・さっさと風呂場へ向かった。

どっぽ~ん!

いつものように・・・お風呂に飛び込む僕。そういや・・・もうひとつ・・・大事な事を忘れているような・・・

「なんだったっけ・・・なんか一個大事な事忘れているんだけど・・・ええとぉ~明日の準備はしたし・・・軍資金もOKだし。」

なかなか・・ど忘れしたものは思い出せないものらしい・・・
ええとぉ~なんだったけ・・・何か・・・ええとぉ~・・・・安全祈願じゃないし・・子宝祈願は明後日にやるし・・・ええとぉ~」

だんだん・・・頭が痒くなる僕。考え事をすると・・・頭が痒くてたまらなくなる・・・

「しょうがない・・シャンプーでもして・・・あっ!お・・・思い出した!」

僕は・・・九尾の狐と約束していたのだ。・・・・九尾の狐にオオカミの血を引く子供を授けると・・・・
そこへ・・・一台の車が滑り込んできた。

「あ・・あなたぁ~大変!加奈さんのところのお祓い忘れてたぁ~」 優子が血相を変えて飛び込んできた。
「う・・うん。俺も思い出したとこ・・・今。」
「今・・・お迎えにお見えになって・・・」
「そうなんだよな・・・あそこの祠まで行かないといけないし・・・」
「そ・・そうなんだけど・・慰問は?」
「しょうがないからさ・・・加奈さんに病院まで送ってもらう。着替えさせてもらって・・・行くからさ・・・」
「そうね・・・それしかないわね・・・じゃあ・・・御支度・・・」
「うん。」

多分・・・いや・・絶対。九尾の女狐が加奈に乗り移って迎えにきたに違いない。

「そうだ・・あいつにも力貸してもらおうかな・・・」

僕。九尾の女狐にも力を貸してもらうことにします。そうなれば・・・100人いや・・・1000人力になります。


「僕たちの・・・正義の戦い」 第95話へ・・続く・・・・ 


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