オストドのため息。「手や足だけ・・・捥げぬように・・・って一体!?」

オストドでございます。

まあ・・・昔のことはさておき・・・・今はお祓いをしていただく立場でございます。

先日・・・「これ！絶対に労基違反じゃないか？チクリ入れるか？」

客船練磨の職人さんでさえ・・・そして・・・何よりも・・"高いところが大好き”なオストドでさえ

震撼させられたほどの・・・「安全をどう確保すればいいんだ？」と言わしめた工事現場。

あれほど・・・「そんなの気休めにしか過ぎない！」と断言していたお父様でさえ・・・

「あのなぁ～安全祈願受けてこい！」と唸らせたほどの現場。

オストドと工事部長そして・・・職人の代表が揃って行ってきた厄除け神社。

「手が捥げることなきように・・・足が捥げることがなきように・・・・」と奏上する神主さん。

思わず・・オストド噴出すところでした。

だって・・・「頭が捥げぬように・・」とは祈願してくれていません。

特に・・・今回の職人さんの代表は、以前・・脚立作業中・・落下させられて救急車で運ばれた人。

「なあ・・・Sちゃん。お願いだから・・落ちるなよ！今度は頭が捥げるぞ！」

「何で！」

「だって・・・手足は捥げぬことのなき様って祈願してくれたけど・・・頭は・・・・」

「そういえば・・そうだな。」

「うん。上るときは頭と胴体をしっかり縛って置けよ！」

「了解！」

まあ・・・みんな危険性が高い現場ほど慎重になるので・・無事故で終わったけど・・・

そういえば・・・わが社のオオカミ少年Hクンは・・・「もう！あんな現場いやですからね！」だそうで・・・・

「ああ・・解った！こんどは・・・高層ビルでゴンドラに乗せてやるから・・・・」

オストド・・・昔から天邪鬼なんです。右がいい！と言われれば・・・左に行かせ・・・

「ちょっと・・出張の仕事がいいなあ～」と言われれば・・・「そうか・・じゃあ・・・」と島流しにしたり・・・

まあ・・・ちゃんと考えるところは考えてます。

誰かを生贄にする場合は・・・特にです。

「まあ・・・色々考えたけど・・・お前しかいないんだよな・・・」

「あのぉ～」

「つべこべ言わず・・・登って来い！だが・・・落ちるなよ！巻き添えは嫌だからな・・・」

「ええ・・命綱はしっかり握っていてくださいね？」

「ああ・・・お前が落ちたらな・・・こっちまで被害が出そうだったら・・・切り離すからな・・・」

「そ・・そんなぁ～」

「いいから・・・登って来い！」

でも・・・ちゃんと・・・安全については確認してます。

何せ・・・その前にオストドが登り・・・安全確認しているんですから・・・・