「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第46話 [高1の冬・・・ちょっとえっちな話。]
こっほん!
僕です。ちょっとばかり・・・ご無沙汰いたしました。
僕たち・・・酷い学校に入学(強制収容の間違い・・・かな?)したみたいです。
何せ・・・日曜日にまで“試験”をやる学校ですもん。
お陰様で・・・試験は一応・今のところ・・全科目“満点”です。まあ・・・お兄様である学年主任のおかげなんですけど・・・みんなも今のところ・・“赤点”はありません。まあ・・・普段の心がけが良い!(悪いの間違いです)
からでしょうが・・・“赤点”を喰らうとすれば・・これから起こる“珍事”(謀略です・・)で、体育科のボスである。
鬼クマ退治の報復くらいでしょうが・・・・
では・・・そろそろ・・開演の時間が来たようです。因みに・・助勢はいりません。何せ・・普通科300名+各クラス担任+関係者一同VS“学園のゴミ”鬼クマこと熊田教官とサッカー部監督の与田教官。
まあ・・ご声援だけで結構でございます。それでは・・・僕たち“悪たれ連”が一番輝いていた時代へ・・・
ご一緒にタイムスリップしていただく前に・・・
はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
(コチラをクリックしていただければ・・・飛びますので・・)
また・・・画面左側のカテゴリーからもお入りいただけます・・・・
高1の秋編は・・・コチラ・・・からお読みください。
高1の冬編は・・・コチラ・・・からお読みください。
それでは・・・ご一緒に・・昭和50年代へ・・・タ~イムスリップ・・・・・・
。用意周到・・・3
「あなたぁ~地区長から、“例の差し入れ”もらってきたわぁ~」
「ありがと・・・これで・・仕上げは完了!吠え面かかせてやる。」
僕たちは先日掘っておいた落とし穴“2個”の中に、それぞれの中身を別々に投げ込み・・一応、かき集めておいた・・・落ち葉をその上から“布団代わり”にタ~ップリかけておいてやった。
「よし・・これで準備は完了かな?佐々木ぃ~」
僕は傍らで薄いベニヤで蓋をして砂をかぶせて、痕跡を隠している佐々木クンに声を掛けた。
「ああ・・・あとは、“科学部”に依頼して作ったこの“特製カルピス”を仕掛けて・・っと・・」
2mm足らずのベニヤ板の下は深さがタ~プリ2メートル以上ある落とし穴が掘ってある。
底には・・・石と石で挟んだ“かんしゃく玉”が大量に仕込んである。その1メートルほど上にもう一枚薄ベニヤを敷き(この細工には苦労したケド・・・)そのうえにそれぞれの穴に“カエル”と“青大将”にお入りいただき・・落ち葉を入れて・・僕ら特製の“2段落とし穴”が完成したのだ。
「おい!青・・いい加減に“アオイちゃん”を放しやがれ・・・」
「だってよぉ~新品じゃん・・勿体なくねえか?」
“アオイちゃん”と名付けたのは、白○クンだった。何でも中学時代の担任の女性教諭にそっくりだったそうで、その名前を戴いたのだけど・・・佐々木クンの“提供品”のダッチワイフを一生懸命膨らましていたのは、青○クンだった・・・
「いいから・・よこせよ・・・それに合う・・“衣装”着せるんだから・・・」
Yがそれをひったくり・・僕が“苦心”して集めた(別に・・盗んだわけではなく・・ご提供してもらった)数々の女性物の下着(ほとんど・・新品に近いモノや着古し等・・様々)を着せる。
「ヨシ!あとは・・・ビリビリに破いてビニール袋に押し込んで“例の場所”に隠しておけ!」
「了解!」
「例のブツは?」
「ああ・・・・青○秘蔵コレクションは、先日で“完売”したからな・・・ちょっくら“細工”して混ぜておいた。」
「OK!・・・後は忍者部隊の活躍だな・・・・」
「ああ~俺も“ひと暴れ”させてもらう」
「佐々木!それは駄目だ!俺らはダブれるけど・・・お前は後がないじゃんか・・・大人しくしておけよ!」
「でも・・それじゃぁ~」
「いいんだよ・・それで・・・お前には“黒子”を頼む!」
「例のやつだな?」
「ああ・・・釣り糸作戦の実行指揮を取れ!」
「解った・・・・」
試験後、“普通科1年”だけの“魔の体力勝負!地獄のサドンレス”と名付けられた4日間。
毎日・・毎日・・走らされたりなんてしたくない。これは、“恒例行事”ではない。
僕への復讐のために計画された“特別行事”なのだ。よっぽど・・・“階段落ち”をさせたりしたことを根に持っている。如何せん理事長の“甥っこ”だから、校長先生も許可しないわけにはいかなかったらしい。
要は・・・その“恨み”を晴らすため、僕を孤立させようと企んでのことなのだが、“敵”がそう来るのなら、その“裏”をかくだけだ。何せ・・この作戦のために僕たちは、“貴重な財源”を投入した。
つまり・・・普通科1年全員に無償で1冊ずつ・・裏本を献上して協力を要請したし、科学部にはホステス養成学校との合同コンパをセッティングしたりした。僕は僕で・・・“提供品”を集めるために、無償で働かされたし・・・
チップの代わりに“ご提供”を受けたのだ。
“忍者部隊”には、各自裏本2冊ずつ、“報酬”を払ってある。
「終ったぁ?みんな・・・おやつの差し入れ!」
僕たちがせっせと・・“罠”を作っている間。優子と美希は「そんなもんまでぇ~」と言いながらどこかへ言っちゃったんだけど・・・僕たちの“おやつ”のビッグマックの買い出しに行ったのだった。
「ありがとぉ~優子ぉ~!」
「あたしじゃないわ・・・お金を出したのは・・美希先輩!」
「そんじゃぁ・・・」
「ありがとうございま~す。美希センセー」
「いいのよ・・・後で校長に出させるから・・・ウフフ」
「いただきまぁ~す。」
僕たちは一斉にまるで・・早食い選手権のようにビックマック&フィレオフィッシュに喰らいついたのだ。
「そうだぁ美希先輩・・・ウチの・・成績どうなんですか?教えてくれなくて・・・・」
「言ってないの?部長・・・」
「・・・・」
僕の口の中には大量のモノが詰め込まれているわけで・・喋るに喋れない状態。従ってコクンと頷くことしか出来なかった。
「優子・・そんなに心配?」「あっ・・・に・・兄さんの立場も・・そのぉ~」
「やだやだ・・ウチの・・だって・・・あの優子さんがだよ・・こうも変わるのか?」
「そうだなぁ~これが・・俺らを池に放りこんだ・・あの優子さんだぜ・・・」
「あらぁ~何でしたら・・・お隣の自衛隊の滑走路に並べてあげましょうか?」
「お・・おまえら・・よせ!本質は変わって・・あっ!」
優子が横目で睨んでいる。ここは大人しくしておいたほうがベストだろう。
「あなたまで・・・で・・・どうなんですか?」
「いいわ・・教えてあげる!今のところ・・パーフェクトよ!」
「ぱ・・パフェクトって・・・まさか・・・」
「そのまさかよ・・オール100点!今のところね。」
「あなたぁ~すごい!」
「兄さんに恥だけは搔かせられないもの・・・・・・ヨシ!そんじゃまぁ~準備終わったし!」
「そうだなぁ~試験もあと2日!頑張んなきゃな!」
「ああ~その後は楽しいクリスマス会もあるし・・・」
「えっ!あのぉ~俺・・・・」
「解ってるよ!青!お前は先に信州に行け!」
「いいのか?」
「ああ・・邪魔するほど野暮じゃねえ~よ!」
「そうそう・・・行っていいからな!た・だ・し・・・赤点取ったらお前!補習があるけど・・・」
「そうなったら・・俺、殺されかねぇ~」
「大丈夫だって・・・残り死ぬ気でやればな・・・ですよね?美希センセー」
僕は美希にみんなの心配を払拭するために、教えてやって!と目で合図を送った。
「しょうがないわねえ~今日までの所は、今のところ大丈夫よ!みんな・・・・」
「ヨシ!じゃあ~解散するか!」
「オウ!部長・・お前・・どうすんの?」
「うん。ちょっとな・・・用があるからお前ら先に帰ってろよ!じゃあ・・明日な!」
今日は紗江子の店はお休み。それに、僕の奥さんがここに来ている。美希はみんなを纏めると先に帰ってゆくことになっている。僕は束の間の“水入らず”の時間を過ごし、明日の朝、優子と校門でいつものパフォーマンスを行うのだ。どうせ、鬼クマが校門にいるはずなので、ちょっくら・・・挑発してお乞うと言う作戦なわけだ。
「じゃぁ優子ぉ~ちゃんと“勉強”もさせるのよ!」
「はい!美希先輩・・・」
「“勉強”ねえ~何を勉強するんだか・・・じゃあな!部長ぉ!」
「ああ・・しっかりやれよ!」
そう言いながら僕は考えた。「本当に・・勉強する時間あんのかな?」と・・・・
「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第47話へ続く・・・・
僕です。ちょっとばかり・・・ご無沙汰いたしました。
僕たち・・・酷い学校に入学(強制収容の間違い・・・かな?)したみたいです。
何せ・・・日曜日にまで“試験”をやる学校ですもん。
お陰様で・・・試験は一応・今のところ・・全科目“満点”です。まあ・・・お兄様である学年主任のおかげなんですけど・・・みんなも今のところ・・“赤点”はありません。まあ・・・普段の心がけが良い!(悪いの間違いです)
からでしょうが・・・“赤点”を喰らうとすれば・・これから起こる“珍事”(謀略です・・)で、体育科のボスである。
鬼クマ退治の報復くらいでしょうが・・・・
では・・・そろそろ・・開演の時間が来たようです。因みに・・助勢はいりません。何せ・・普通科300名+各クラス担任+関係者一同VS“学園のゴミ”鬼クマこと熊田教官とサッカー部監督の与田教官。
まあ・・ご声援だけで結構でございます。それでは・・・僕たち“悪たれ連”が一番輝いていた時代へ・・・
ご一緒にタイムスリップしていただく前に・・・
はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
(コチラをクリックしていただければ・・・飛びますので・・)
また・・・画面左側のカテゴリーからもお入りいただけます・・・・
高1の秋編は・・・コチラ・・・からお読みください。
高1の冬編は・・・コチラ・・・からお読みください。
それでは・・・ご一緒に・・昭和50年代へ・・・タ~イムスリップ・・・・・・
。用意周到・・・3
「あなたぁ~地区長から、“例の差し入れ”もらってきたわぁ~」
「ありがと・・・これで・・仕上げは完了!吠え面かかせてやる。」
僕たちは先日掘っておいた落とし穴“2個”の中に、それぞれの中身を別々に投げ込み・・一応、かき集めておいた・・・落ち葉をその上から“布団代わり”にタ~ップリかけておいてやった。
「よし・・これで準備は完了かな?佐々木ぃ~」
僕は傍らで薄いベニヤで蓋をして砂をかぶせて、痕跡を隠している佐々木クンに声を掛けた。
「ああ・・・あとは、“科学部”に依頼して作ったこの“特製カルピス”を仕掛けて・・っと・・」
2mm足らずのベニヤ板の下は深さがタ~プリ2メートル以上ある落とし穴が掘ってある。
底には・・・石と石で挟んだ“かんしゃく玉”が大量に仕込んである。その1メートルほど上にもう一枚薄ベニヤを敷き(この細工には苦労したケド・・・)そのうえにそれぞれの穴に“カエル”と“青大将”にお入りいただき・・落ち葉を入れて・・僕ら特製の“2段落とし穴”が完成したのだ。
「おい!青・・いい加減に“アオイちゃん”を放しやがれ・・・」
「だってよぉ~新品じゃん・・勿体なくねえか?」
“アオイちゃん”と名付けたのは、白○クンだった。何でも中学時代の担任の女性教諭にそっくりだったそうで、その名前を戴いたのだけど・・・佐々木クンの“提供品”のダッチワイフを一生懸命膨らましていたのは、青○クンだった・・・
「いいから・・よこせよ・・・それに合う・・“衣装”着せるんだから・・・」
Yがそれをひったくり・・僕が“苦心”して集めた(別に・・盗んだわけではなく・・ご提供してもらった)数々の女性物の下着(ほとんど・・新品に近いモノや着古し等・・様々)を着せる。
「ヨシ!あとは・・・ビリビリに破いてビニール袋に押し込んで“例の場所”に隠しておけ!」
「了解!」
「例のブツは?」
「ああ・・・・青○秘蔵コレクションは、先日で“完売”したからな・・・ちょっくら“細工”して混ぜておいた。」
「OK!・・・後は忍者部隊の活躍だな・・・・」
「ああ~俺も“ひと暴れ”させてもらう」
「佐々木!それは駄目だ!俺らはダブれるけど・・・お前は後がないじゃんか・・・大人しくしておけよ!」
「でも・・それじゃぁ~」
「いいんだよ・・それで・・・お前には“黒子”を頼む!」
「例のやつだな?」
「ああ・・・釣り糸作戦の実行指揮を取れ!」
「解った・・・・」
試験後、“普通科1年”だけの“魔の体力勝負!地獄のサドンレス”と名付けられた4日間。
毎日・・毎日・・走らされたりなんてしたくない。これは、“恒例行事”ではない。
僕への復讐のために計画された“特別行事”なのだ。よっぽど・・・“階段落ち”をさせたりしたことを根に持っている。如何せん理事長の“甥っこ”だから、校長先生も許可しないわけにはいかなかったらしい。
要は・・・その“恨み”を晴らすため、僕を孤立させようと企んでのことなのだが、“敵”がそう来るのなら、その“裏”をかくだけだ。何せ・・この作戦のために僕たちは、“貴重な財源”を投入した。
つまり・・・普通科1年全員に無償で1冊ずつ・・裏本を献上して協力を要請したし、科学部にはホステス養成学校との合同コンパをセッティングしたりした。僕は僕で・・・“提供品”を集めるために、無償で働かされたし・・・
チップの代わりに“ご提供”を受けたのだ。
“忍者部隊”には、各自裏本2冊ずつ、“報酬”を払ってある。
「終ったぁ?みんな・・・おやつの差し入れ!」
僕たちがせっせと・・“罠”を作っている間。優子と美希は「そんなもんまでぇ~」と言いながらどこかへ言っちゃったんだけど・・・僕たちの“おやつ”のビッグマックの買い出しに行ったのだった。
「ありがとぉ~優子ぉ~!」
「あたしじゃないわ・・・お金を出したのは・・美希先輩!」
「そんじゃぁ・・・」
「ありがとうございま~す。美希センセー」
「いいのよ・・・後で校長に出させるから・・・ウフフ」
「いただきまぁ~す。」
僕たちは一斉にまるで・・早食い選手権のようにビックマック&フィレオフィッシュに喰らいついたのだ。
「そうだぁ美希先輩・・・ウチの・・成績どうなんですか?教えてくれなくて・・・・」
「言ってないの?部長・・・」
「・・・・」
僕の口の中には大量のモノが詰め込まれているわけで・・喋るに喋れない状態。従ってコクンと頷くことしか出来なかった。
「優子・・そんなに心配?」「あっ・・・に・・兄さんの立場も・・そのぉ~」
「やだやだ・・ウチの・・だって・・・あの優子さんがだよ・・こうも変わるのか?」
「そうだなぁ~これが・・俺らを池に放りこんだ・・あの優子さんだぜ・・・」
「あらぁ~何でしたら・・・お隣の自衛隊の滑走路に並べてあげましょうか?」
「お・・おまえら・・よせ!本質は変わって・・あっ!」
優子が横目で睨んでいる。ここは大人しくしておいたほうがベストだろう。
「あなたまで・・・で・・・どうなんですか?」
「いいわ・・教えてあげる!今のところ・・パーフェクトよ!」
「ぱ・・パフェクトって・・・まさか・・・」
「そのまさかよ・・オール100点!今のところね。」
「あなたぁ~すごい!」
「兄さんに恥だけは搔かせられないもの・・・・・・ヨシ!そんじゃまぁ~準備終わったし!」
「そうだなぁ~試験もあと2日!頑張んなきゃな!」
「ああ~その後は楽しいクリスマス会もあるし・・・」
「えっ!あのぉ~俺・・・・」
「解ってるよ!青!お前は先に信州に行け!」
「いいのか?」
「ああ・・邪魔するほど野暮じゃねえ~よ!」
「そうそう・・・行っていいからな!た・だ・し・・・赤点取ったらお前!補習があるけど・・・」
「そうなったら・・俺、殺されかねぇ~」
「大丈夫だって・・・残り死ぬ気でやればな・・・ですよね?美希センセー」
僕は美希にみんなの心配を払拭するために、教えてやって!と目で合図を送った。
「しょうがないわねえ~今日までの所は、今のところ大丈夫よ!みんな・・・・」
「ヨシ!じゃあ~解散するか!」
「オウ!部長・・お前・・どうすんの?」
「うん。ちょっとな・・・用があるからお前ら先に帰ってろよ!じゃあ・・明日な!」
今日は紗江子の店はお休み。それに、僕の奥さんがここに来ている。美希はみんなを纏めると先に帰ってゆくことになっている。僕は束の間の“水入らず”の時間を過ごし、明日の朝、優子と校門でいつものパフォーマンスを行うのだ。どうせ、鬼クマが校門にいるはずなので、ちょっくら・・・挑発してお乞うと言う作戦なわけだ。
「じゃぁ優子ぉ~ちゃんと“勉強”もさせるのよ!」
「はい!美希先輩・・・」
「“勉強”ねえ~何を勉強するんだか・・・じゃあな!部長ぉ!」
「ああ・・しっかりやれよ!」
そう言いながら僕は考えた。「本当に・・勉強する時間あんのかな?」と・・・・
「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第47話へ続く・・・・
miopapa様
いつもご訪問ありがとうございます。
「僕たちの・・・」シリーズで初めてです。Niceいただけたの・・・
因みに・・・延々読んで頂けると約30時間くらいは時間が潰れます!
完結まで・・・一体、何年かかるんだろう・・・と思いますが・・・・
これからも・・・「僕たちの・・・」シリーズも宜しくお願いいたします。
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-09-02 16:54)