オストドのひとりごと。「草食系男子である・・・Aクンに待ちうけるものは・・・」 [ひとりごと]
「生贄かな?」
嘗ては肉食系。今では雑食系?と言われる。空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。
何しろ、自他共に認めるほど、生まれる国間違えたわ!でございますので、
この手の話題は大好きな部類。
先日の記事で、「ヤルできかヤラヌべきか・・それが・・・」と書かせていただきました。
その続編でございます。
本当は、本名を明かしてやりたいところでございますが、
本人たってのご要望でございますので、Aクン(名前の頭文字)だけにさせていただきますが・・・
Aクンが我が社に入社したのは、19の春でございました。
当然、歓迎会なる洗礼が彼を襲うわけでございます。
何しろ、女性はおりません。我が社には、性別では“女性”に分類されるとうに定年を迎えている。
“おばちゃま”(影の支配者とも・・・)が我が社にいるだけでございます。
まあ・・居たら居たで大変でございますが・・・
「だから・・メスにだなオスを突っ込んで・・・」とか
「無理やりでもいいから・・嵌めてしまえ!」等、
恐ろしくて言えたものではございません。
勿論、凸凹のお話で、決してアッチ方面の話ではございません。丁寧な言葉遣いを要求されると、
思考回路が緊急停止するのでございます。
それでなくても、“類は友を呼ぶ!性格。
オストドの所へ来る“営業マン”は部類の肉食系!。
専用執務室での、雑談は、吉原がどうのとか日暮里地区がとか・・・
A-sideがどうのとか・・・そんな話題が頻繁に飛び交っているのでございます。
勿論、オストドは愛妻家(恐妻家?では・・・・)
お話にはお付き合いさせていただきますが、最近は休業宣言中。
悪魔の誘いにも、甘い罠にもひたすら耐えております。
さて、こんな会社に「よくもまあ~入社したもんだ!」と思えるAクンでございますが、
彼はオストドと正反対のタイプでございます。それが、発覚したのは、
歓迎会という洗礼の席のことでした。
オストドは、所用(私用?ではございません・・・公用ですね!念のため・・)に行かねばならず・・・
止むなく“欠席”。何せ、肉食系集団の洗礼とは、酷いモノでございまして・・・
どこへ行ったのか?それは当方の関知することではございませんが、可哀そうに・・・・Aクン。
まあ・・その手の報告はいち早く入手するのが、オストド。
「へえ~今どき珍しい・・・よく、ウチの会社に来たわ!まあ・・・特訓するか!」
そう考えていたのでございます。
最近のAクンは、オストドに大役を任されたので、現場事務所で“寝袋”で寝ているそうで・・・
職人’sが、「明日の朝までにコレ!やっておけよな・・・」の半分冗談に素直に頷くAクン。
夜中までコツコツと、図面訂正やら現場清掃はもちろん、墨出しと言われる作業を黙々と
やっていたのを、設計監理事務所のB子さんに見染められたそうでございます。
まあ・・見染められたと言うより、“獲物”の感もはっきり言えば、否めません。
このB子さん・・はっきり言って“肉食系”に分類されると思います。
Aクンから旅行の話を聴いたオストド。現状把握(ヤジ馬根性丸出し!)で、
打ち合わせ方々・・B子さんをランチに誘いまして・・・・じっくり拝見じゃなかった観察。
まあ、立場で言えば・・あちらはクライアント様。仕方がありません。
毒牙を磨く、コブラに獲物じゃなかった・・生贄を差し出すしかありません。
(不景気ですからねえ~売れるモノは何でも売らないと・・・(>_<) )
即刻、“懇願”(と言うか・アレ脅しですけど・・・B子さん!)攻勢にギブアップ。
まあ、Aクンも“お弁当”を差し入れてもらったりして、満更でもなさそうでしたし、
彼の“ドーちゃん”は、職人’sの策略により、既に別の“毒牙”でなくなっておりますので、
「いいですよ・・・11日から14日でしたよね!休ませますので、ご随意に・・・」
そう言いながらニヤリと笑うオストドに、B子さんもニヤリと笑いながら・・・・
「そうそう・・オストドさん。こんなお仕事もあるんだけど・・・」
「了解!Aに担当させますよ・・・」
「うふっ」
オストド的には、悪くない取引でございます。
「まあ・・お手柔らかに・・・」
「ええ・・・壊さない程度にお返ししますわ!」
そんなわけで・・・Aクンに休暇を出す事にして、会社に彼を呼び出しまして・・・
「いい子じゃん!打ち合わせに行ってきたけど・・・」
「ま・・まさか・・・生贄にするつもりじゃ・・・」
「人聞きの悪い事を言うな!」
「どんな子に見えました?」
「キミにはぴったりだと思うけどな・・・・保証書付けてやろうか?」
「そこまで仰られるのなら・・・行ってきます。」
「うんうんそれがいい。キミにも・・・我が社のためにも」
「えっ?何か仰いました?」
「いいや・・いいか!どっちかと言うとキミは“草食系”らしいけど・・・」
「えっ!」
「耳に入っているよ・・・彼女ならいい奥さんになるぞ!但し・・・」
「但し?なんです?」
「後は、自分で考えろ!面倒だから・・・それより、次の仕事だけどな・・・」
Aクンの前に拡げられた図面。B子さんから頂いてきたものです。
「あのぉ~」
「なんだ?」
「コレ!」
彼が指さす設計事務所の名前・・・・
「ま・・まさか・・本当に生贄にするつもりじゃ・・・」
「ない。偶然!キミの腕が認められたんだから・・感謝しろ!彼女に権限あるわけないだろ?」
「そ・・そうですよねえ~」
「キミ・・金あるの?」
「えっ?まあ・・・多少なら・・・」
「いいか!旅行費用は向こう持ちだっけ?」
「はい・・・」
「じゃあ・・・残りの費用はお前が出せよ!それが男だからな・・・」
「何だか、ご・・誤魔化してません?」
「い・・いいや・・・とにかく、業務命令だ!11日から14日まで休む事を命じる!いいな・・・」
「はい・・・」
まぁ~・・後は“野となれ山となれ”でございます。
現場へ帰ってゆくAクンを見送りながら・・・・
「まだまだ・・青いな!まあ・・“キミに幸あらんことを願う”わ・・・」
ポツンと呟いた・・・オストドでございます。
ちゃんと背中は思い切り押したつもりでございます故に・・・・<(_ _)>クックック
嘗ては肉食系。今では雑食系?と言われる。空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。
何しろ、自他共に認めるほど、生まれる国間違えたわ!でございますので、
この手の話題は大好きな部類。
先日の記事で、「ヤルできかヤラヌべきか・・それが・・・」と書かせていただきました。
その続編でございます。
本当は、本名を明かしてやりたいところでございますが、
本人たってのご要望でございますので、Aクン(名前の頭文字)だけにさせていただきますが・・・
Aクンが我が社に入社したのは、19の春でございました。
当然、歓迎会なる洗礼が彼を襲うわけでございます。
何しろ、女性はおりません。我が社には、性別では“女性”に分類されるとうに定年を迎えている。
“おばちゃま”(影の支配者とも・・・)が我が社にいるだけでございます。
まあ・・居たら居たで大変でございますが・・・
「だから・・メスにだなオスを突っ込んで・・・」とか
「無理やりでもいいから・・嵌めてしまえ!」等、
恐ろしくて言えたものではございません。
勿論、凸凹のお話で、決してアッチ方面の話ではございません。丁寧な言葉遣いを要求されると、
思考回路が緊急停止するのでございます。
それでなくても、“類は友を呼ぶ!性格。
オストドの所へ来る“営業マン”は部類の肉食系!。
専用執務室での、雑談は、吉原がどうのとか日暮里地区がとか・・・
A-sideがどうのとか・・・そんな話題が頻繁に飛び交っているのでございます。
勿論、オストドは愛妻家(恐妻家?では・・・・)
お話にはお付き合いさせていただきますが、最近は休業宣言中。
悪魔の誘いにも、甘い罠にもひたすら耐えております。
さて、こんな会社に「よくもまあ~入社したもんだ!」と思えるAクンでございますが、
彼はオストドと正反対のタイプでございます。それが、発覚したのは、
歓迎会という洗礼の席のことでした。
オストドは、所用(私用?ではございません・・・公用ですね!念のため・・)に行かねばならず・・・
止むなく“欠席”。何せ、肉食系集団の洗礼とは、酷いモノでございまして・・・
どこへ行ったのか?それは当方の関知することではございませんが、可哀そうに・・・・Aクン。
まあ・・その手の報告はいち早く入手するのが、オストド。
「へえ~今どき珍しい・・・よく、ウチの会社に来たわ!まあ・・・特訓するか!」
そう考えていたのでございます。
最近のAクンは、オストドに大役を任されたので、現場事務所で“寝袋”で寝ているそうで・・・
職人’sが、「明日の朝までにコレ!やっておけよな・・・」の半分冗談に素直に頷くAクン。
夜中までコツコツと、図面訂正やら現場清掃はもちろん、墨出しと言われる作業を黙々と
やっていたのを、設計監理事務所のB子さんに見染められたそうでございます。
まあ・・見染められたと言うより、“獲物”の感もはっきり言えば、否めません。
このB子さん・・はっきり言って“肉食系”に分類されると思います。
Aクンから旅行の話を聴いたオストド。現状把握(ヤジ馬根性丸出し!)で、
打ち合わせ方々・・B子さんをランチに誘いまして・・・・じっくり拝見じゃなかった観察。
まあ、立場で言えば・・あちらはクライアント様。仕方がありません。
毒牙を磨く、コブラに獲物じゃなかった・・生贄を差し出すしかありません。
(不景気ですからねえ~売れるモノは何でも売らないと・・・(>_<) )
即刻、“懇願”(と言うか・アレ脅しですけど・・・B子さん!)攻勢にギブアップ。
まあ、Aクンも“お弁当”を差し入れてもらったりして、満更でもなさそうでしたし、
彼の“ドーちゃん”は、職人’sの策略により、既に別の“毒牙”でなくなっておりますので、
「いいですよ・・・11日から14日でしたよね!休ませますので、ご随意に・・・」
そう言いながらニヤリと笑うオストドに、B子さんもニヤリと笑いながら・・・・
「そうそう・・オストドさん。こんなお仕事もあるんだけど・・・」
「了解!Aに担当させますよ・・・」
「うふっ」
オストド的には、悪くない取引でございます。
「まあ・・お手柔らかに・・・」
「ええ・・・壊さない程度にお返ししますわ!」
そんなわけで・・・Aクンに休暇を出す事にして、会社に彼を呼び出しまして・・・
「いい子じゃん!打ち合わせに行ってきたけど・・・」
「ま・・まさか・・・生贄にするつもりじゃ・・・」
「人聞きの悪い事を言うな!」
「どんな子に見えました?」
「キミにはぴったりだと思うけどな・・・・保証書付けてやろうか?」
「そこまで仰られるのなら・・・行ってきます。」
「うんうんそれがいい。キミにも・・・我が社のためにも」
「えっ?何か仰いました?」
「いいや・・いいか!どっちかと言うとキミは“草食系”らしいけど・・・」
「えっ!」
「耳に入っているよ・・・彼女ならいい奥さんになるぞ!但し・・・」
「但し?なんです?」
「後は、自分で考えろ!面倒だから・・・それより、次の仕事だけどな・・・」
Aクンの前に拡げられた図面。B子さんから頂いてきたものです。
「あのぉ~」
「なんだ?」
「コレ!」
彼が指さす設計事務所の名前・・・・
「ま・・まさか・・本当に生贄にするつもりじゃ・・・」
「ない。偶然!キミの腕が認められたんだから・・感謝しろ!彼女に権限あるわけないだろ?」
「そ・・そうですよねえ~」
「キミ・・金あるの?」
「えっ?まあ・・・多少なら・・・」
「いいか!旅行費用は向こう持ちだっけ?」
「はい・・・」
「じゃあ・・・残りの費用はお前が出せよ!それが男だからな・・・」
「何だか、ご・・誤魔化してません?」
「い・・いいや・・・とにかく、業務命令だ!11日から14日まで休む事を命じる!いいな・・・」
「はい・・・」
まぁ~・・後は“野となれ山となれ”でございます。
現場へ帰ってゆくAクンを見送りながら・・・・
「まだまだ・・青いな!まあ・・“キミに幸あらんことを願う”わ・・・」
ポツンと呟いた・・・オストドでございます。
ちゃんと背中は思い切り押したつもりでございます故に・・・・<(_ _)>クックック
続きが楽しみです!
by yukio (2010-02-09 09:17)
ハイ私も休み明けが楽しみです\(^o^)/
by inacyan (2010-02-09 18:58)