SSブログ

「真夏の夜の夢」第12話 [高1・・・・の夏休み ちょっとえっちな話]

こほっ!

委員長こと僕こと俺・・です。(何言いたいんだよ~さっさと始めろこの・・ボケナス!)
一見・・・尻軽じゃなかった・・女癖の悪い(まだ~治ってないぞ!)
こんな僕・・・・だってしょうがないですよね。・・・・・サカリ・・つまり畜生以下だったんです。
男性陣なら・・きっと解ってもらえる・・はずですよね。(解りたくねえぇ~ぞォ!)
ここで・・一言!「だって・・・・下半身にも人格があるんだから!」そうです。
僕こと委員長の下半身は・・・別の人格が備わっています。つまり・・・・だめだ。と頭が命令しても・・・今はやりの「そんなの関係ねぇ~」と言う人格です。
こいつにはほどほど・・手を焼かされます。
上半身を司る人格は「睡眠」を要求しますが・・・・下半身の人格は勝手に行動する場合もありました。
たぶん・・・・こいつ・・・・・僕の身体を流れている・・血のなせる業なのでしょう。
よく・・「赤い玉が出たら・・打ち止め!」と言われますが・・・・見たことのある人はいるのでしょうか?
出来れば・・この別人格の終焉を見てみたい気もする・・今日この頃です。

では・・・・皆様をいよいよ第2幕へご案内いたします。
更に・・ヒートアップする場合もありますので・・・・ハイ!そこの方!ティッシュの準備宜しいでしょうか
では・・・・・昭和50年代にタイム・・・スリップ・・・・・。

「ままごとみたいな・・・」

「ガタン・ゴトン・・・・・」
「あ~あ。行っちゃった。」
「そうだね。」
「何・・赤くなってんのさ・・・・」
「この~ムードも作れない・・・デリカシーもない・・・・」
「単細胞・・か。」

そのちょっと前・・ホームでの出来事です。優子は何か買いに行ってしまいました。
「委員長・・・がんばれよ!」「ああ」「二世期待してるぞ!」「二世?」「ああ・・・でもな女の子にしろ!男でお前みたいだったら・・・悪党が増えるだけだ。女の子で奥さん似なら・・・美人になる。しかし武道はダメだぞ・・・・」「あのな・・・・」「いいから・・がんばれ・・・夜這いでもなんでもして・・・隙みて押し倒して・・」 「そうだ・・・無理やりでいいから・・やっちまえ!」「ああ・・・一回やったらこちのもんだからよ」 「ついでに・・俺たち3人のだけでいいから・・写真取り返せ!」「とにかく・・・がんばれ」「ああ・・お前等も」「おう!骨は拾いにきてやるから・・・・」「そうだ。玉砕覚悟の大和魂みせろ!」「ああ・・」 「げっ・・優子さん」・・影に隠れて全て聞かれたみたいです。
そんなやりとりのあと・・・・Y・S・白○の3バカは東京へ帰っていきました。優子が買ってきた冷凍みかんを持って・・・・・

前編を読んだ方なんで・・・・脱走は?と思われた方もいるでしょう。実は大花火大会中に迎えの車が予定より一日早く・・・・来たので・・・・彼等の計画は水の泡となり・・・・拉致されたのでした。

駅から車へ戻る途中・・・・・

「俺も・・一緒に東京に帰ったほうは良かった?」
「か・・・帰りたければ・・帰ればいいでしょ・・・・・ばかぁ!」
「いや・・・まだ帰らない!だって・・優子と一緒に居たいし・・・・・」
「えっ・・・・う・・・ん。」
「それに・・・・」
「うん。」
「まだ・・・・」
「うん。」
「君・・・・」
「うん。」
「や・・てない。」
ばちぃ~ん!
優子・・の平手打ちが僕の左頬を直撃しました。・・少々図に乗りすぎた・・ようです。
ついでに・・・腕を締め上げられました・・・・・・

「ほほぅ~・・じゃぁ・・聞くけど・・君・・あたしにふさわしい男になった?」
「ま・・まだです。・・・ご・め・ん。」
「でしょ・・・・・頑張ってね!・・あたしのナイトさん!」
「は・・い」

まだまだ・・・・手のひらの上で踊らされるみたいです。・・・・この僕。

「ねえ・・お買い物して帰りましょう。」
「う・・ん。」
「ね。行きましょ」

優子は僕の腕にしがみつき・・・・まるで子供のようです。でも・・腕に伝わるプニプニ感が堪りません。
食料品も大量に買い込みます。・・野菜は家庭菜園で作っているし、ご近所からのおすそ分けも頂きます。でも・・・主食の米も頂くのですが・・・・小麦粉だのパン・・なんか買わなければいけませんし・・・調味料も必要・・・・卵は・・・にわとりを飼っているのでいりませんが・・・・

「いっぱい買ったね。」
「うん・・駅まで結構かかるから・・・」
「そうだね。で・・帰る?」
「あたし・・・・買いたいものあるんだけど・・・・」
「付き合おうか?」
「・・いい・・・だって下着とか・・・」
「そうか・・そうだよね。」
「うん。」
「でも・・・俺の選んだ・・・」
「はい?また叩かれたいの?」
「じゃあさ・・・俺・車に積んで・・・・そうだ。花の種・・見てくる・・・あそこの喫茶店で待ち合わせしようか?」
「うん。じゃあ・・お願いね」

優子が買い物に駆けていったのを確認して・・・・宝飾品の店で・・・小さい・・石のついた指輪をひとつ買いました。そんな高価なものじゃなくて・・確か2万円くらいのものしか買えなかったけど・・・・

「お待たせ~ぇ。」

「ねえ。・・・今晩もみんな来るのかな?」

「なんで・・・・」

「いや・・その」

「あたしの寝込み襲う気?」

「そうじゃなくてさ・・・その・・・・なかなか二人になれないじゃん」

「わかんない・・・・でも・・・君だけなら・・・・」

「えっ?」
「あたし・・1人でも・・充分だし・・・・。まあ・・・君も番犬くらいには・・なるかな・・・」

「・・・・・」
「あはっ!怒ったの・・・・」

「ああ・・・」
「拗ねないの・・・」

「もういいよ!」

「ばかぁ[黒ハート]・・・今晩は来ないわよ」

「えっ!」

「あの娘たち・・あたしが危ないってくるの・・・いつもね。でも・・今晩は・・・・・」

「えっ!」
「だからって・・・襲ったら・・投げ飛ばすからね!」

「は・・い。」

も・・もしかして・・・・今晩チャンス・・なんだろうか?でも・・・・・また・・・・だめ。・・・かな
でも・・ここで・・・・・あっ!・・ムードとデリカシー・・・だったなさて・・どうすればいいんだろう・・・・。

「何・・考えてるのかな?」

「べ・別に・・・・」

「また・・いやらしいこと考えてたでしょ?」

図・・図星です。・・まあどうせ・・僕は・・・単細胞ですから・・・・・

「帰ろう!」

「うん」

「帰ったら・・・・野菜畑の草取り・・・・お願いね!」

「了解・・・っす。」

「真夏の夜の夢」第13話へ続きます。
nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(1) 
共通テーマ:お笑い

nice! 1

コメント 1

空飛ぶ食欲魔人

yann様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-25 13:50) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1