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「真夏の夜の夢」第25話 [高1・・・・の夏休み ちょっとえっちな話]

嵐は突然やってくるのだ2

僕と彼女が幸せの渦に飲み込まれていた頃・・・・
4馬鹿・・つまり・・赤沼・大岩・佐伯・青○は・・・・・その頃・・・・

「なあ・・・道間違えてねえか?」「ああ・・・」「何か・・俺たち間違えて・・・・」「だから・・道だろう」「いや・・・・お前等・・優子さんとこの電話・・知ってるか?」「いや・・・知らない」「だろ・・・・仮にだ・・・・・近くまでたどりついても・・・・」「ああ・・・行けないかもな・・・」 「それによ・・・・今頃・・・大騒ぎしてるんじゃねえか?」「ああ・・・地図では20キロくらいなんだけどな」 「そういや・・・・山だぜ・・・ここ」「ああ・・・登り下り・・あわせると・・・」「俺ら・・ここで・・・」 「うん・・ドーテーのまま・・・死ぬのかな?」「ちくしょー腹減った」「ああ・・・腹減った・・・そういや」 「うん・・・」「委員長のやつ・・・俺ら心配してるかな?」「俺は・・・洋子が心配してくれてれば・・・うれしい」「俺は・・・奈々子」・・・・・・

(元々・・こいつらには・・・綿密な・・という言葉は・・・持ち合わせていません。・・そう遭難したんです。)
その頃・・僕は・・・・
夢の中で・・この馬鹿共と・・・・・丁度・・その頃・・一本の電話が・・静まり帰った・・家の中に鳴り渡りました。
電話に小走りに走る・・・彼女。・・・その電話は学年主任からの電話だったのです。

その数時間後・・・・中央高速の・・談合坂SAで・・頭を下げている・・僕と彼女の姿がそこにありました。

「せ・・先生!」
「おう!着いたか・・・・」
「じゃあ・・・行くか?」
(先生の後ろには・・残りの馬鹿・・Y・白○・Sがにやにや・・と僕と・・彼女を見ました。・・そう二人・・手をつないだ・・ままでした。)

「せ・・先生!」 「に・・兄さん」
「そ・・その前・・に・・・は・話があるんですが・・・・」
「話・・・・あいつ等より・・・大事なことか?」
「は・・はい。僕たち・・・ふ・ふたり・・・・のことです。」
(蹴散らされない・・様・・僕らはしっかり・・手をつないだままです。)
「そ・・そうか・・・・。あっ・・こいつらは・・いないほうが・・いいか?」
「は・・はい。」
「ん。・・・・」
先生は後ろに向くと・・・・
「おう・・・・そうだな・・・・1時間くらい・・・・お前等その辺ウロウロして・・・・メシでも喰っとけ!」
「は~い」と連中・・・・・売店のほうへいくのか・・・・と思ったら・・・・・僕に小声で耳打ち・・・・・
「あとで・・・聞かせろよ」「修羅場・・かな」「この・・やったのか?」
口笛を吹きながら・・去ってゆきます。しかも・・結婚行進曲・・・・これは後でお礼はします。きっと。

「せ・・せんせい!」
「ああ・・ここじゃなんだろ・・・・コーヒーでも飲むか・・お前等メシ・・喰ったのか?」
「い・・いえ・・・今は・・・」(メシ・・なんて・・喉通るわけ・・ないじゃないですか・・・・)
「そうか・・・・」
運ばれてきたコーヒー・・3つ。
「あの・・・・」
「ま・さ・か・・とは思ったが・・・・・あいつらの・・たわごとだと思っていたが・・・・・う~ん。」
「せ・・せんせい・・・」
「なあ・・・優子・・お前・・・本気なのか?」
「は・・はい。」
「そ・・・そうか」
「す・すいません・・・・せ・・せんせい」僕は頭を下げました。
「まったく・・・・お前・・・俺の妻だったら・・・どうする気だったんだ・・・・だから・・・防御策張ったのに・・・」
「す・・・すいません。」
「あのなぁ・・・委員長」
「はい。」
「お前・・・・本気なんだな!」
「は・・い。」
「で・・・どうする気だ・・・・」
「が・学校・・辞めて・・・は・働こうかと・・・・」
「バ・バカヤロー。・・・が・・・・学校くらい・・でておけ!」
「え・・でも」
「バカヤロー・・おれの将来・・の弟が・・・高校中退・・じゃ・・困るんだ・・・」
「に・・兄さん・・・・あ・・ありがとう・・・」
「バ・・バカヤロウ、まったく・・・・・お前ガキのくせに・・・・でも・・・」
「で・・でも・・?」
「ああ・・地区長が・・・若くても・・男だ!・・ってよ。だから・・許してやれと!」
「あ・・ありがとう・・ございます」
「委員長・・・・少し二人で歩くか?」
「は・・はい」(僕は1・2発・・殴られる覚悟・・はあった)
「優子・・お前・・あいつ等・・探して・・メシ食わしといてくれ・・・そうしないと・・あいつ等」
「うん・・そうしておいて・・・・でないと・・・・売店襲いかねないから・・・」
「で・・でも・・ま・まさか・・兄さん!そのときは・・・あたしが・・承知しないから!」
「俺が・・可愛い生徒・・しかも・・弟になる奴・・殴るわけねえだろ・・・・・俺優しいよな!委員長!」
「は・・はい。」
「じゃあ・・・・行くか?」

「真夏の夜の夢」第26話へ続く・・・・

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