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「真夏の夜の夢」第26話 [高1・・・・の夏休み ちょっとえっちな話]

「嵐は突然くるのだ」3

「あはは・・・あいつ等・・今頃・・死んでるかも!」

「えっ!」
「ああ・・・あの前の車に乗ってる・・・哀れな・・・・子羊ちゃん・・たち。」

前を蛇行に近い運転をする・・・学年主任・・じゃなかった・・お兄様!。
その車の無理やり乗せられた・・・・腹を満たしすぎた・・子羊・・・

「ねぇ・・・・そんなに・・笑っちゃって・・・可哀想・・じゃない?」
「いいの・・あいつら・・・3馬鹿なんだから・・・・・」
「だって・・あなた・・お友達でしょ?」
「友達じゃないよ・・・クサレ縁!・・しかし・・・・しゅ・・じゃなかったお兄様・・運転下手だわ・・・・」
「・・・・・そうかも・・・」
「ああ・・でも・・しょうがないよ・・・・・俺らのせいも・・・90%はあるな!」
「えっ・・・・そう言えば・・・・兄さんに殴られなかった?」
「殴られたら・・・・その場で・・・・・泣き叫ぶ!そうすれば・・・・助けにきたでしょ!見てたの知っていた。」
「バレてたの・・・」
「ああ・・・お兄様は知らなかったけど・・・・」

先生・・じゃないお兄様と僕は・・・・建物の裏手に・・・・その途中 「なあ・・・・お前・・俺・・喰われるな!と言ったろ」「はぁ」「で・・喰われちゃったのか・・・」「違います」「・・・お前・・まさか」「はい。・・すみません。」「で・・その・・・おまえ・・・あの」「傷のことですか?」「知っているのか」「はい。・・全部知っています。」「知っていて・・お前」「はい。俺・・・男っす。」「そうか・・・・」 タバコを取り出し咥え・・・火をつける・・先生。 「いいな・・・・」 「ああ・・お前も一服するか」 「いただきます。」 「なあ・・・弟」 「はい・・に・・兄さん」 僕に土下座して・・・ 「ゆ・優子を頼む・・幸せにしてやってくれ!・・この通りだ」 「せ・・・・兄さん!やめてください。俺・・必ず・・・・・」

「あ~あ・・・・コレで・・本当に・・後戻りできなくなった・・・・わ」
「そう?俺・・いつでも・・・戻れるけど?」
「えっ・・・・そう・・・やっぱり・・遊ばれて・・・・・でもいいよ・・・そうしたら・・・・」
急にハンドルを切る優子
「あ・・危ねぇ~」
「そうしたら・・あなた・・道連れにして・・・・・」
「わ・・分かったってば・・・・・じょ・・冗談。」
「本当?」
「ああ・・・・ちょとした・・仕返し!・・今までの・・・・」
「ば・・ばかぁ・・・・」
「ご・・めん。」
「もし・・・・」
「えっ!」
「もし・・そのときは・・・・ころして・・・・・あなたの手で・・殺して・・・」
「ああ・・・」

沈黙の中・・・・・蜃気楼逃げるアスファルト・・・・・

「で・・でも・・・・あの運転・・下手よね。」
「な・・・きっと・・蛙・・大会」
「何・・その蛙・・って」
「ゲ・・ロゲロ」
「あっ・・・き・・汚い!」
「聞かなきゃ・・よかったのに・・・」
「あのね・・・・やっぱり・・・君・・ムードもデリカシーもないのね」
「う・・ん。あっち・・は自信ついたけど・・・」
「え・・っ!・・・・・・ば・・ばかぁ・・・この・・・・」
「単細胞・・だもんね」

目的の地はもうすぐ・・・・・・のはずだけど・・・・あいつら・・・・大丈夫かな?

「真夏の夜の夢」第27話へ続く

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