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「真夏の夜の夢」第36話 [高1・・・・の夏休み ちょっとえっちな話]

「美女達と野獣軍団」2

「ミ~ン・ミ~ン・ミ~ン!」

「いいよな・・・・セミは・・・・・地上にでてすぐ・・やれて・・・」
「ああ・・・・俺ら・・・もう16年も出てるけど・・・・」
「なあ・・・・でもよ・・・俺らなんで・・・・墓地掃除してんだ?」
「しょうがねえだろ・・・・和尚が・・・掃除したらいい。っていったんだからよ!」
「うん・・それに・・・・やっぱ・・・化けて出てこられたくねえし・・・・」
「そういや・・・和尚・・妙なこと言ってたぞ」
「幽霊出てきたら・・・どうする?」
「女だったら・・土下座して・・やらしてもらう!」
「でもよ・・・・あの世に連れてかれたら・・どーすんだ?」
「なあ・・・Y。科学的に言わせて貰えば・・・・目の錯覚で・・そんなものいるわけね-だろ」
「それ・・・・どこが科学的なんだよ!」
「ルートは・・・この地図どおりでいいな!」
「ああ・・・・ペアで進むぞ・・・・・いいか?赤沼、佐伯・・おまえらのための企画なんだからな・・・」
「ああ・・・・いいか?肝試しプラスオリエンテーリング&ナイトウォーク・・作戦名はニイタカヤマノボレ!・・だ。」

「なあ・・・こんなもんだろ・・・」
「ああ・・・夕方の墓場も・・・結構寒気がするよな」
「なあ・・・前のほうに若い女の子いねえか?」
「普通・・・こんな時間に・・こんなとこには・・いねえよな。」
「一応・・あいさつしとく?」

僕たちは・・・・チャンスのためなら・・・・努力は惜しみません。・・もう少し・・勉強に使えば良かった。
でも・・・・勉強と・・女の子天秤に・・・・って・・・・それは無理です。
勉強に対する・・意欲は空気より軽く・・・・・・女の子への興味は・・・・地球より重たかったのですから

「こんにちは・・・・!」僕らは声をそろえた。
「・・ありがとう」

僕たちは・・・・きょとん!としてしまいました・・・・・だって・・ありがとう・・はおかしいでしょ。

「なあ・・・・今のあいさつ・・おかしくねえ・・・」
「ああ・・・ふつう・・こんにちは・・だよな」
「でも・・ありがとう・・って・・・・まさか・・・・」

そっと振り返る・・僕たち・・・・・確か・・白っぽいワンピースで・・長い髪・・・・・の娘・・振り返ると

「い・・いない!」
「で・・でた-」

僕たちは走って逃げた。転びそうになりながら・・・・走って逃げたんだ。

「お・・和尚・・・・で・・でた!」

「え~い。うるさいガキどもじゃの~」

「で・・でた。」

「ど・・どのへんじゃ?」
「うんと・・・あそこ曲がって・・・そんで・・・まっすぐ」
「そんなんでは・・わからん!よし!一緒に行ってやる・・・何・・わしがいれば大丈夫じゃ!」
「で・・でも・・・・」
「あら・・皆さん・・どうかしら・・この格好~」
和尚の・・う・・うしろ・・・・に女性の幽霊・・・・
「で・・でた・・・・・悪霊退散!・・南無阿弥陀仏・・・・・・」(大岩が叫び・・・・)
「成仏・・して・・・・」(Sは・・腰抜かしました。)
「あ・・な・・た・・・・わたし・・・おわすれ・・なの・・・・・・・うらめしや~」
「な・・南無阿弥陀仏・・・南無阿弥陀仏・・・・・」(なんで・・・・俺のとこ・・に)
「そ・・そんな・・こと・・・・いわないで・・・・・・・・・・いっしょに・・・・・・あの世・・・いきましょう・・・・・・あ・な・た~」
「お・俺・・・幽霊に知り合いなんか・・・・・南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏・・・・・」
「あ・な・た~・・・・あたし・・・・・・・あなた・・・・と・・・あいしあったのに・・・・・・・・ひどいわ!」
「へっ?」
「まったく・・・・妻の顔忘れるなんて・・・・・あたし・・愛されてない・・・・・」
「ゆ・・優子?」
「あ~ん!愛されてない・・・・・・」
「ばか・・愛してるに決まってる・・あっ!」

つい・・仲間の前で・・・・言ってしまいました。これで・・・・しばらくは・・・

「えへっ[黒ハート]どーお?」
「いやぁ・・・・じゃぁ・・さっきのは・・一体だれ?」
「知らないけど・・・あたし・・和尚さんにお願いにきただけだから・・・」

「なあ・・・やめる?」
「ああ・・・そうしたほうが」
「それでいいの!赤沼君・佐伯君。洋子も奈々子も・・楽しみにしてるんだから・・・・それにみんなも・・・・」
「おお・・そうじゃ・・・・仏様にもお願いしてしまったしの・・・・もし・・やらんかったら・・・・・今晩・・あたり・・出てくるじゃろ・・・・」

「や・・やるしか・・ないよな」
「ああ・・・俺たち・・一応・・男だしな」
「あっ・・それからね。旅館のおばさん・・・あんたらにも・・部屋用意してくれたって!掃除のお礼だって・・・」

哀れな・・・・オオカミ習い7頭は唾を・・・飲み込みました・・・・
「ごくっ!」

「いいか・これはチャンスだ。・・・いいとこみせて・・・・川原で・・キスして・・・」
「うん。もしかしたら・・・ヤレルかも!」
「が・・がんばろう!」
「おう!」(つい・・・僕も手を上げてしまった・・・・あっ・・やば・・・こっち見てた。)
「あなた~・・ひどいわ・・・・・わたしを・・すてる気・・・なのね・・・・・のろってやる・・・・・・たたってやる・・・・・・・」
「そ・・そんなことない・・って。」
「じゃあ・・・・キスして!」
「え・・・ここで・・・・・・・それも・・みんなの前で・・・・それは・・・ちょっと・・・・」
「や・・・っぱり・・・たしを・・・・・・・おわすれ・・・・・・・・のろってやる・・・・・・・・」
「わ・・わかった。するよ・・すれば・・いいんだろう」
「ひ・・ひどい・・・・あたし・・・のはじめて・・・・ごーいんに・・うばって・・・・・飽きたのね・・・・・ここで・・死んでやる」「ご・ごめん。愛してるに決まってるだろう。」
「え~優子さん・・はじめて・・だったんすか」
「じゃあ・・・しょじょ・・じゃなかった・・処女」
「委員長・・って・・ドテーだったんすか?」
「なぁ・・処女とドテーってうまくいくのか~」
「って・・ことは・・・・どっちか・・・初物じゃなかった・・てこと?」
「あ・・あたしじゃないわよ。」
「って・ことは・・・・・・委員長てめー騙したな!」
「き・・君たち・・ば・・馬鹿・・言ってはいけないな・・・・・な・・仲間を・・・し・・・信じたまえ」
「優子さ~ん。信じる?」
「そうねぇ~って・・・ばか・・・・言える訳ないじゃない・・・!」
「なあ・・・それより・・・・腹減んない?」
(一生懸命・・話題を・・・・そう・・代えなければ・・・・また・・・フクロ・・・・冗談じゃありません。)
「おう!・・・・そういや・・そうだな。」
「でさ・・・・今晩も精進料理・・?」
「バカねえ~。今晩は・・・私たち・・夫婦からのお礼でバーベキュー用意しましたから・・・・ウフッ[揺れるハート]
「あ・・あの・・・優子・・・もしかして・・・・」(その・・・ウフッ[揺れるハート]はウラが・・ありそう・・・)
「ほら・・・あ・な・た!・・お手伝い・・してくださらないと・・・・・皆さんは・・・・7時にいらしてくださる?」
「は~い。」

飢えた・・7頭の・・未熟者オオカミ習いは・・・・子羊ちゃんの子羊ちゃんによる・・・のワナに落ちたのでした。

山間の里には静かに夜の帳が下りようとしています。・・・・
そういえば・・・・吸血鬼・・じゃなかった・・オネエ様方のお仕置き・・まだだたような・・・気もするのですが・・・

「真夏の夜の夢」第37話に続く・・・・・

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