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「僕たちは社会関係奉仕部」第44話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさないでおくものか~」12

景山・・・すっかり・・・・放心状態・・・・まあ・・・精神的にも・・・肉体的ダメージも・・・大きい・・・・
でも・・・・僕たち・・・・殴ったり・・蹴飛ばしたりしてません・・・・暴力は???・・・そう・・・強姦未遂現行犯で捕まえたときに・・・・何発か入っただけで・・・・ええ・・・警察だって・・・殴りますからねえ・・・・・
では・・・・景山の謝罪を・・・お聴きください。

「景山です・・・・さ・・・・佐山君・・・・キミには・・・その・・・・大変なご迷惑・・・心労をおかけした。
キミをレイプしようとしてしまい・・・・誠に申し訳ない・・・そればかりか・・・・キミの弱みに付け込み・・・脅し・・・・たことを・・・・・認める・・・・・また・・・・妻と娘にも・・・・・謝罪・・・・・する・・・申し訳ない・・・・
キミたちの幸せより・・・自分の命が大事なんだ・・・・申し訳ない。・・・・・」

「はい・・・OK!・・・・・よし・・・・景山先生・・・お疲れ様・・・・・・しっかり・・録音・撮影させていただきましたので・・・・ご家族にもお届けしますから・・・・・」
「た・・・頼む・・・・・か・・金なら・・・・なんとかする・・から・・・・」
「だ・か・ら・・・・・いらないって言ってるでしょ・・・・・俺らバイトで稼げるし・・・・そんな金要りませんよ」
「だめですねえ・・・・それに俺の追い出しも図ってくれたしねえ・・・なあ」
「ああ・・・しかし・・こいつ・・・・大馬鹿だよな・・・・俺らが仲間裏切るわけねえじゃん」
「そうそう・・・・・なあ・・・・馬鹿山・・・・・何か言う事あるかな?」
「こ・・こいつらが・・・・卒業させてくれるんなら・・って・・・・言い出したんだ・・・・委員長・・・信じてくれ」
「まあ・・・こいつらなら・・・言い出しそうな・・気が・・・・するわけねえだろ・・・・」
「まだ・・・・俺ら・・欲求不満なんだけどな・・・・」
「あたしらも・・そうなんだけど・・・・・」
「しょうがないな・・・・殺すなよ・・・・面倒だから・・・・そうだ・・・・信州のお寺・・・」
「ああ・・・あれか・・・・」
「ええ・・あれやるの?」
「ああ・・・ミサ・・やるしかねえだろ・・・・」
「あたしも・・参加しよう・・!」
「じゃあ・・・レディス&ジェントルメン・・・・アーユーレディ?」
「イエース!」
「OK!・・・・レディー・・・・・・ゴー!」

僕たちは・・・一斉に襲い掛かり・・・・手にしている・・・筆やら刷毛・・それに景山の髪の毛の束で・・・・全身をくまなく・・・・・(信州のお寺・・はこちら・・・をご覧下さい)

ここで・・・問題・・・・このときは・・・・僕より・・・赤沼君と佐伯君に近かったはずの洋子と奈々子・・・でもなんで・・・・僕が食べちゃうことになったのでしょうか・・・・?
お判りの方は・・・・メールで答えをどうぞ!・・・抽選で10名様に・・・自費出版後の完成本をお送りいたします・・・もちろん・・・・無料です・・・・ [メール]→ soratobusyokuyokumajin@yahoo.co.jp ヘ

「ヤ・・・・・・・・止めて・・・く・・・ください・・・・・・」

もうそろそろ・・・潮時・・・・さて・・・・では・・・・景山に・・・・服を着せなければ・・いけません・・・・

「ねえ・・・カオリさん・・・例の持ってきてくれた?」
「ああ・・・エンジェルキット・・・・もってきた・・・・」

そうです・・・景山に着せたのは・・・・死に装束・・・・まあ・・・・これから・・・・地獄を彷徨い歩くわけですから・・・ちょうどいい格好・・・・

「なあ・・・どうする・・・これ・・・」
「そうだな・・・・タクシーでいいんじゃないか?」
「ああ・・・うちの寝台車・・・・もうすぐ来るぜ・・・・」
「はあ?佐々木・・お前のところ・・・葬儀屋もやってんのか?」
「ああ・・・・まあ・・・な・・・・」
「じゃあ・・・・棺おけも?」」
「ああ・・・持ってこさせた・・・・」
「でもよ・・・・棺おけに入れたら・・・・そのまま・・・・逝っちまうんじゃねえか?」
「じゃあ・・・・空気穴と・・・・水入れといてやるか・・・・・」
「ああ・・・そうするか・・・・じゃあ・・青○・・・適当でいいからよ・・・お経サービスしとけよ!」
「俺・・まだ・・坊主じゃねえぞ・・・・」
「いいじゃんか・・・どうせ・・・・生臭坊主になるんだろ・・・・」
「違わねえ・・けど・・・・」
「由香ちゃんとお前・・・結婚しろよ・・・」
「あん?由香・・・俺の女だ・・・」
「ああ・・そうか・・・面倒だな・・・・じゃあ・・・青○のほうが上だから・・・由香1号・・・で・・・白○んとこが2号・・でいいじゃん・・」
「まあ・・・しょうがないか・・・・」
「ああ・・・」

まあ・・・景山には・・・棺おけは勿体無いということになり・・・・病院から・・・自宅に運ぶ・・・死体運搬車で・・・・景山の家に送り届けることに・・・・
まあ・・・景山のカバン・・・・燃やしちゃいましたから・・・・・サイフも何もかも・・・パァー・・・つまり存在しないわけで・・・いや・・・燃えカスはありますけど・・・・使えるものはなく・・・・

「じゃあ・・・臨時部員の諸君・・・ご苦労さん!・・・・じゃあ・・・頼むぞ・・・・」
「ああ・・・」
「じゃあ・・・送ってくるから・・・ミサ頼む・・・」
「はい・・・」

建物の外で・・・・8ミリテープと録音テープを受け取ります・・・・・だって・・・・・・こいつらに危険が及ぶこともありえます・・・・・僕が責任を持てば済むことです・・・・写真班は顔バレしてないので・・・・これから・・・こいつら・・・月曜日まで・・・・不眠不休で・・・・写真を焼き続ける事になりますから・・・・
駅まで送り・・・・廃墟いや・・・・隠れ家に戻ると・・・・寝台車が到着しており・・・・担架に縛り付けられた景山に向かい・・・・青○が・・・・お経を唱えています・・・・
僕たちは合掌し・・・景山の・・一応の・・冥福を祈ります・・・・・短く・・・・

ぷわ~ん

クラクションが鳴り・・・・寝台車と・・・・佐々木君のお母さんが運転するハイエースが・・・・敷地から出ていき・・・・僕とカオリ・洋子・・そして・・・・ミサの乗る車・・・そして・・追跡バイクも後に続きます。

「ああ・・・面白かった!」 ミサが笑います
「うん・・・でも・・・・これくらいで・・・・懲りる奴じゃない・・・」
「まだ・・やるの?」 カオリは少し心配そう・・・
「そうだね・・・・奥さんに写真とテープ届けて・・・・あとは・・・・」
「大丈夫なの?」 洋子も少し心配そう・・・
「まあ・・・・やるっきゃないじゃん・・・・俺・・奉仕部・・社会関係奉仕部・・部長だもん・・・学校のためにもがんばらないと・・・・・」

言い忘れておりましたが・・・・景山の義父・・・つまり・・・悪徳代議士は・・・・佐々木家の天敵らしく・・・
まあ・・・・写真と・・・・一部音声を消した・・・テープは・・・・今回の佐々木母に対する・・・謝礼に・・・・
景山の置いていった10万円の他にもう10万円・・計20万円が・・・・僕たちの部への寄付金でいただき・・・これで・・・僕たちも・・・安心して・・部活動できます・・・・

もうすぐ・・・景山の家・・・・・ああ・・・あれらしいです。景山に猿轡を嵌めさせ・・・・足のロープはそのまま
玄関横に立たせると・・・・記念撮影して・・・・僕たち・・・・・ピンポンダッシュで・・・・・逃げ出し・・・・・
近くの・・・・・マックへ・・・・
佐々木君のお母さんの奢りで・・・・みんな・・・・やっと・・・お昼ごはんです。
僕・・何か・・・・忘れている・・・・そうだ・・・・電話。

「ごめん・・・ちょっと・・・電話してくる・・・・」
「ああ・・・美希によろしくなぁ~」 (相変わらず空気の読めない・・・Y・・・)
「馬鹿・・・美希先生だろ・・・なあ」
「そうだっけ・・・美希の間違いじゃ・・・・」
「だ・・黙れ・・・・馬鹿!」

僕は公衆電話ボックスに走り・・・・美希に電話しました・・・・
「もしもし・・・・」
「こちら・・・・○○県警のものですが・・・・」
「け・・けいさつ?」
「なんてね・・・・・美希・・俺・・・・」
「馬鹿ぁ・・・・心臓止まるかと・・・・」
「ああ・・・ごめん。」
「終ったの?」
「ああ・・・今・・・・全部・・・・」
「そう・・・ありがとう・・・・」
「美希が礼を言う事はないさ・・・・」
「今度・・・月曜日・・・1時間目だよね」
「ああ・・・そう・・・じゃあ・・・切るよ」
「うん・・・・あなた」
「美希・・・・じゃあ・・・・」

電話ボックスを出た瞬間・・・・僕に不運が・・・・・人を呪えば・・穴二つ・・・・僕・・・・墓穴を掘っていました
ミサに聞かれていたんです・・・・これ・・・・万事窮す・・・・・・です。

「ね・・ねぇ・・・ミサ・・・」
「ふ~うん・・・・ミキねえ・・・・そんな名前・・あたしたちにはいないし・・・・・」
「あの・・あのね・・・・ミサ・・・・」
「優子姉さんに聞いてみようかな?」
「あ・・あの・・・・ミサ・・・・・そうだ・・・・買い物行くんだよね?」
「そうだけどさぁ~誰なの・・・・ミキ・・・って」
「うん・・あの・・その・・・・今回の関係者で・・・・ちょっとお世話に・・・・なってるものだから・・・・頼む!このとおり・・・!」 僕はミサに拝むまねを・・・・
「よしてよ・・・あたし・・巫女で・・・神様じゃないもん・・・・そうねえ・・・あたしの頼み聞いてくれるわよね?」
「も・・もちろん・・・・喜んで・・・・」
「あっ・・あたし・・・・可愛い服欲しいなあ・・・・」
「か・・買わせていただきます。・・・」
「美味しいものも食べたいし・・・・中華とか・・・・」
「じゃあ・・・横浜でも・・・・」
「そうねえ・・・・それに・・・・・」
「はい・・・・言う事はなんでも・・・・・」
「そう?・・・・・じゃあ・・・・今すぐ・・・・キスして・・・・そうでないと・・・・・」
「は・はい・・・・・」

僕・・・・ミサを抱きしめ・・・・・キスを・・・・ただ・・・場所柄・・まったく弁えていませんで・・・・
国道沿いなものですから・・・・通り過ぎるクルマから・・・・クラクションの響きが・・・・嬉しくもあり・・恥ずかしくもある・・・・・ひと時のキスです。

「おお・・そうだ・・・これ!」 僕はお神酒を2本渡しました・・・・・
「悪いねえ・・・・」
「お前らこれから?」
「ああ・・・赤沼の家で・・・緊急集会・・・・・」
「ゴメン・・俺・・行けない・・・・」
「いや・・・いいよ・・・・解ってるから」
「ああ・・・それから・・・・バイト!」
「ああ・・・大々的に・・あの隠れ家使えば・・・出来る・・・バイクもあるし・・・・」
「そうか・・・・じゃあ・・・ダンドリ任せる・・・・」
「ああ・・・じゃあ・・・・みんなに宜しくな!」

オオカミたちを乗せた・・ハイエースとバイクはクラクションを鳴らし・・・夕闇の道を消えていき・・・・
残るは僕と・・・オネエ様方・・・・

「あのね・・・・神主代行が・・・奢ってくれるんだって・・・・中華・・それも横浜!」
「いいねえ・・・じゃあ・・・ごちそうになって・帰ろうか洋子・・・」
「そうねえ・・・今回は・・・・ミサの権利だしねえ・・・・・」

あの・・・・権利って・・・・なんでしょう・・・・僕知りません・・・・・きっと・・・・大変なことになっているのかもしれません・・・・・・明日・・・・鎮守の森に帰るのが・・・・ちょっぴり・・恐い・・・・です。
カオリさんの運転する車は・・・・横浜方面へ走り・・・・・僕は・・・後ろの席で・・・・寝てました・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第45話へ・・続く・・・・
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