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「僕たちの・・・・祭り・・・」第83話   [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

僕たちの復讐劇・・・・3

月曜日の朝・・・・毎週恒例!?となりつつ・・・いや・・・もう・・・恒例となり・・・多くのギャラリーが勢ぞろいしている学園正門前。先生方も・・職員室の窓から・・・覗くほど・・・学園のアイドルの登場を待っている。
もちろん・・・ギャラりーの中には佐々木くん・・・Y・S・白〇の姿もある・・・・そして・・・彼らと忍者、及びその一味が配った多くのクラッカー。もちろん・・僕たちが掃除させられる運命になるので・・・音だけのもの・・・・さらにゴミ袋まで設置する念の入れようもちろん・・・・忍者とその一味は既に作業を終えている・・・・

学園のアイドルである僕は?と言うと・・・まずマンションに立ち寄り・・・・水筒2本の神泉を容器に移し替え・・・・冷蔵庫へ・・・・その後・・・学校の近くで美希を降ろし・・・・車を路駐できる喫茶店で・・・優子とミサと朝ごはんを終え・・・・・
近くで・・・・スタンバイ中。

「しかし、あいつ遅ぇ~よな・・・・もしかして休みか?」 ぶつぶつ・・言うのはYのいつものクセ・・・・
「もうすぐ・・・来るから心配すんな・・・夕べ電話したら・・来るって言ってたから・・・・」
「そうか・・・」

そこへ・・・滑り込む・・・・優子の赤い車。そして・・・いつもの・・・・パフォーマンスが始まる。
打ち鳴らされる・・クラッカー目の前の公園でのどかに・・・エサをついばむハトたちが慌てふためき・・・・飛び立ってゆく。
もちろん・・・ハトも復讐とばかりに・・・・彼らめがけて・・・爆弾・・・フンを浴びせる。
あちらこちらから・・・・「げっ!やられたぁ~」の声が響く・・・・

僕と優子はそんなことを構わず・・・・しばしお別れの・・・ディープキスを路上で演じている。もちろん・・・後部座席に首を突っ込み・・・ミサとも・・・・。

「アンコール・・それ・・アンコール!」の声に軽く手を上げ・・・テレビドラマのワンシーンみたいに・・・もう一度キスをする。
そこに・・・・頃合よろしく・・・

「最近・・快感なのよねえ~」

美希の校内放送が流れてくる・・・・・

「えっと~そこの馬鹿ップルは置いといて・・・・野次馬諸君さっさと教室に入りなさい。それから・・・・そこでキズシーンを演じている1ーBの委員長こと社会関係奉仕部部長・・それと・・・残りの部員!速やかに部室に集合のこと・・・いいわね!」
「あちゃ~最近・・美希センセも・・・兄さんに感化されたみたい・・・・・じゃあ・・・行って来る!」
「うん・・・試験頑張ってね・・・」
「解った・・・優子もミサも気をつけて・・・じゃあ!」

優子と運転を交代してミサがハンドルを握り・・・軽やかに鎮守の森めがけて帰ってゆく・・・・
見送っている僕のそばにオオカミたちが集結する。

「部長!全部の教室・・書き込み終了したぜ・・・・」
「ああ・・・第2ラウンドの始まりだな・・・・」
「大騒ぎになるな・・・各クラス・・・」
「ああ・・・じゃあ・・・部室に行くか・・・・副顧問がお待ちかねだしな・・・・」
「美希だろ・・・美希・・・・部長!」
「まあな・・・じゃあ行こうか?」

部室に向かいかけたとき・・・・忍者の末裔・・山城がスルスルとやってくる・・・・

「まだ・・・あいつら学校来てないみたいだぜ・・・机3個廊下に出されてたし・・・ロッカーの中身もぶちまけられていた」
「まあ・・・当然だわな・・・・ご苦労さん・・・報酬なんだが・・・」
「ああ・・・後で貰うわ・・・・それより・・・・佐々木いいのか?1冊1200円分の宝くじで・・・・」
「そうだ・・・あとはお前らがコントロールしてくれ・・・・いいな?」
「毎度・・・・儲けさせてもらうぜぇ~」
「ああ・・・見つかるなよ!」
「当たり前だ・・じゃあな!」
「じゃあ!」
「おい・・・そろそろ・・・行かないと・・部室・・・」
「うん・・・走ろう!」

僕たちは部室まで・・・玄関を走りぬけ・・・・階段を4階まで駆け上がり・・・・息を切らしながら部室前にたどり着くと・・・
そこには・・・すでに・・・・佐山美希先生・・・・美希が来ていまして・・・・・・

「遅い!こらぁ~なにやってた!」
「いや・・・思ったより・・・体力落ちてまして・・・・ふうっ~」
「それより・・・キミたち・・・挨拶はどうしたのかな?基本でしょ・・基本・・・・」
「あっ・・・美希先生・・お早うございます。遠征中のご指導ありがとうございました。」
「お早うございます。ご指導ありがとうございましたぁ~」
「はい・・・お早う・・・えっと・・・今日・・着ぐるみが4対届きますから・・・・佐々木くん・・放送が入ったたら・・取りに行ってください・・・」
「はい。」
「それから・・・・Yくん、Sくん、白〇くんは・・・今日は家に帰って勉強しなさい・・・いいですね」
「はい!」 やけになって・・返事をする・・・3馬鹿!
「佐々木くんは・・・・着ぐるみを受け取って部室に入れたら・・・帰って勉強しなさい・・・いいわね」
「はい!」
「それから・・・部室は遠征が終るまで・・・使用禁止です。それと・・・・家に確認電話が入りますので・・・必ず家に帰ること・・・・」
「はい!」
「部長は・・・・遠征の活動報告書を作成して・・・打ち合わせの後・・・帰っていいわ・・・」
「はい・・・」
「いいわね・・・・みんな!何のための星マークなのか?解るわね・・・・じゃあ・・・解散!」
「はい!」

僕たちはそれぞれ・・家にまっすぐ帰るもの・・・とりあえず・・教室で放送を待つ佐々木・・・・僕は地学準備室で報告書を作成提出することになっています・・・・

「じゃあ・・・今日のところは大人しく・・・・・」
「ああ・・・しょうがねえよ・・・明日から中間だもんな・・・・・」
「そうだな・・・・じゃあ・・・明日!」 

Y・S・白〇が帰っていき・・・見送る僕と佐々木くん・・・

「なあ・・・何時に来るんだろう?」
「さあ~わからないな・・・・報告書作成終ったら手伝うからさ・・・・・」
「ああ・・・頼む!」
「じゃあ・・・後でな!」
「ああ・・・後で!」

僕は・・・美希の牙城・・・地学準備室へ向かい・・・佐々木くんは教室へ向かいました・・・・
いよいよ・・明日から・・・魔の中間テストの始まりです。

「僕たちの・・・・祭り・・・」第84話へ・・・続く・・・・・ 


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