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オストドのひとりごと。「マニュフェストは・・・頭痛の種?」 [ひとりごと]

オストドでございます。

みなさんも“リサイクル活動”なるものを、やっていらっしゃると思います。

もちろん・・・オストドたち建設業者にとっても・・限りある資源の有効活用!とばかりに・・

“リサイクル出来るものはリサイクルしなきゃだめなのさ!”というものがあります。

例えば・・・ダンボール。オストドの会社で購入する資材は大抵のものが、

このダンボールに、収められて納品されてきます。

オストドの会社では本社所在地の子供会や敬老会の資金集めのために・・・

わざわざ・・・延々数十キロ先にある現場からも持って帰ってきて、

引き渡しを行います。もちろん・・タダです。

それから・・・鉄くずや銅等の切れっぱしはリサイクル業者に有償でお引き渡しをします。

これらは会社へキロいくらと支払われてきますし、「リサイクルに出しましたよ」という伝票も

もちろん・・・発行されます。

一番始末に負えないのが・・・「産業廃棄物」と言われるモノ・・・・

その辺にポイ!っと捨てられませんし、間違ってもゴミ収集に出せばいいものでもありません。

例えば・・・廃プラと呼ばれるものは・・・細かく裁断され・・・とある・・・県にある精錬所に送られ・・

そこの燃料になるし・・・希少金属はリサイクルに廻されます。ガラスだってそうです。

例えば・・・蛍光管。これには・・ガスとガラスと微量の水銀等が入っています。

これらは・・決して割ってはいけないものです。ですから・・・リサイクル収集箱に丁寧に納められ、

中間処理業者に送られ、専用の機械でガスを抜き取り、粉砕処理が行われます。

こうして・・・処理されたものは・・・コンテナに詰め込まれ・・・一路、日本列島の北にある

大きな島?のとある場所へ送られ・・・水銀は回収されリサイクルされ・・

ガラスももちろん・・リサイクルされます。

汚泥は焼却処分などを行い、無害化されたのちスラグとして新たな建設資材になります。

ですから・・・殆どのものはリサイクルされ・・大体・・・1%くらいが最終処分場に送られるわけです。

この・・・一環の流れを追うのが・・・建設系廃棄物マニュフェストと呼ばれる書類です。

これは・・・「確かに最終処分を法的にきちっと行いましたよ」という書類。

従って・・・仮に工事が完了していても・・この書類のうち1枚でもなければ・・・

工事代金を払ってもらえません。

そうなると・・・オストドの顔が赤やら青やらに変化する訳で・・・・

もちろん・・・オストドのお父様である社長から怒鳴られるのは・・・オストドです。

特に・・・新築現場なら・・・「ありません!」とシラを切れるのですけど・・・

改修現場ではそうはいきません。

もちろん・・・どのように処理をしたか(有価売却・有償処理・無償処理)を行ったのか?

そういう・・・書類が必要なんです。

本日・・・オストドの担当現場のうち一か所が終わりを迎えようとしています。

でも・・・温度差というか・・・「そんなもん。後でもいいですよね・・・」と言う輩に・・・

「馬鹿ヤロー!何回言えば解るんだぁ~」

怒鳴らなければならないようです・・・・・・
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