「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第51話 [高1の冬・・・ちょっとえっちな話。]
はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
(コチラをクリックしていただければ・・・飛びますので・・)
また・・・画面左側のカテゴリーからもお入りいただけます・・・・
高1の秋編は・・・コチラ・・・からお読みください。
高1の冬編は・・・コチラ・・・からお読みください。
「美希センセーまずいっすよ!変装もなしに・・あれほど言ったでしょ!」
呑気にランチを終え、コーヒーカップに手を出しながら、佐々木クンが言う。
まあ、僕と美希の関係はすっかりこの面々には、バレバレになっている。
「ば・・馬鹿・・ち・・違うわよ!作戦会議でしょ・・・それから、校長先生からのメッセージ預かってきたの!」
「まあまあ・・・美希先生!解ってますって・・・むきにならなくても・・・」
「あのねぇ~」
「あのなぁ~」
美希と僕は同時に答えた。
「あっ!そうだ・・部長。あたしちょっと静香さんと話あるから・・例の件話しておいてくれる?」
「ラ・・ラジャー」
美希は静香のいるカウンターへ向かって言った。僕はヤバイと思ったけど、ここで騒ぎを大きくするわけにはいかない。
「な・・・何だよ!部長勿体ぶってないで話せよ!」
「う・・うん・・・あのな・・グッドとバッドどっちがいい?」
僕は佐々木クンに促されて話始めた。
「そうだな・・まず・・グッドから聞こうか!」 Yが横に座った僕の腹を突っつきながら言う。
「よ・・よせよ・・・Y。じゃあ・・バッドニュースからだ。」
「だ・か・ら・・・グッドから話せって!」
「そうだ・・いいニュースの方がいいじゃん。」
「そうか・・・じゃあ・・グッドニュースからな・・・」
僕はまず、部費の増額の件を話しを始めた。これには、全員が喜んだ!何しろ遠征費用も馬鹿にならない。
まあ・・・裏収入は結構あるのだけれど、最近、手入れが厳しくなってきているので、大ぴらにはウラ本販売やホスト派遣業もままならない。そろそろ・・・一時休止案が出ていたくらいだから・・・
次にダニ退治については、承認を得たことを話すことにした。まあ・・普通科1年全員の総意でもある。
「そんで・・・バッドニュースってのは?」
青○クンが目の前に置かれたレモンスカッシュのストローを口に近付けながら聞いてくる。
「本当に聞きたいのか?」 僕はあたりを見渡しながら聞いた。勿論、全員が頷く。
「じゃあ・・しょうがない・・・実はな・・・校長がセミナーハウスを建てると言いだしたんだ・・・」
「それのどこがバッドニュースなんだ?」
「う~ん。実はな・・・青!お前の所の村に候補地を探せと・・・」
「ブッファ~・・・」
青○クンが口に含んだレモンスカッシュを吐きだした・・噎せたのだろう。
「き・・汚ねえなぁ~青!なんで吹き出すんだよ・・・」
「そうだよ・・バッドより・・グッドじゃねえか・・それ!」
「あのな・・何で・・・うちの村なんだよ・・馬鹿!」
「いいか・・青よく聞け!お前の所の村・・年中人手不足だろ?」
「まあな・・・」
「学校のセミナーハウス建ってみろ・・・後輩共をコキ使えるんだぜ・・・」
「なんか騙されているような・・・」
「騙してなんかないぞ!・・・それに、村おこしにもなるだろ・・・お前の婿入りのご祝儀だ1」
「そんなもんか・・悪いな・・・でも、それじゃ・・グッドじゃんか・・・」
「それがだな・・・兄さんじゃなかった・・学年主任が・・・」
「いいよ!兄さんでややっこしいからさ!」
「うん・・あのな・・登山部を作るそうだ・・・」
「勝手にやってもらえばいいだろう・・・なあ・・みんな!」 佐々木クンの声に一同頷く。
「それがだ・・・俺ら全員部員にされちまった・・・」
「はぁ?」
「何で・・・」
「もしかして・・この馬鹿!悪魔に魂売り渡したな。俺らの・・・」
「ごめん・・・だが、考えてみろ!俺ら信州で何をやった?」
「山登りしてキノコの収穫・・・」
「だろ・・・これも遠征費用稼ぎだと思ってくれ!」
「思えねえ~」
「当分・・お前の奢りだからな・・昼飯!」
「ああ・・・そう言えば兄さんが、お前らにメシ食わせろって・・・」
僕はポケットから一万円札を二枚とりだした。そして、それを会計担当の佐々木クンに渡した。
「解ったよ・・登ればいいんだろ・・登れば・・でどこに登るって?」
「ふ・・富士山かららしいけど・・・」
「まあ・・しょうがねえよな・・散々、飲ませてもらっているもんな・・・」 赤沼クンをはじめみんなが頷いている。
僕はみんなと話しながらも、半分いや気持ちの大半はカウンターでの美希と静香の会話が気になってしょうがない。何しろ騒動勃発だけは避けたい。せめて、仲間たちにバレたら、僕はグルグルに簾巻きにされ、綾瀬川へ投げ込まれるかもしれないのだ。
「なあ・・部長・・・聞いているのか?」
「う・・うん?」
「しょうがねえなぁ~こいつ!優子さんという奥さんが居ながら・・・」
「ホントホント・・・」
「あ・・あのなぁ~お前らは満腹だろうけど・・俺のランチはどうなるんだろう?って思っているわけで・・・」
「解ってるよ!冗談だ冗談・・・それよりよ・・写真部と放送部も全面協力だってよ・・・」
「あん?どんな手使ったんだ?」
「ああ・・・この間ネガが手に入ったじゃん・・」
「この間?」
「ああ・・あれか・・・ヤー公叩きつぶしたときの・・・」
「うん。あれをレンタルすることにしたんだ・・・」
「ほう・・じゃあ・・写真部儲かるなぁ~」
「それで・・放送部は?」
「ああ・・・そっちは赤沼の親父の秘蔵ブルーフィルムを・・・・」
「まさか・・かっぱらってきたのか?」
「違うわ!カセットに音声を録音したの・・・・」
「なるほどね・・・写真部と放送部のアルバイトか・・」
「まあ・・そんなところ・・・・」
「それで?」
「俺らは全員体育じゃん!」
「当たり前だよな・・普通科1年全員だからな・・・」
「そこでだ・・先輩諸氏の出番・・・・それに忍者部隊が暗躍している・・・」
「しかし・・あいつらもやるねえ~報酬は?」
「ああ・・在庫から売れ残りを・・・20冊」
「いいねえ~決戦が楽しみだな・・・」
そこへカウンターで話し終えたのか、よく解らないけど美希がニコニコとした顔で戻ってきた。
「ランチ出来たってよ・・あっちで食べてきなさい!」
「は~い。み・・・美希センセイの分は?」
「あたし?あっちで食べてきちゃった・・・」
「うっ・・・俺が一番後廻しなのね・・・まあ・・いつものことか・・・・」
まあ・・残るも地獄、行くも地獄。それなら・・いっそ自爆してとカウンターへ向かう。
何故か静香が微笑んでいるのは何故だろう・・・僕には解せなかったけど・・二人の間に何かあったに違いない。
「それじゃあ・・食べてくる!」
「おう!俺ら・・帰るわ!」
「へっ?」
「美女二人にタ~ップリ可愛がってもらうんだな!じゃあな!」
「おい!金・・・」
「ここはお前の奢りだろ・・ねえ・・美希先生!」
「そうね・・・アルバイト代で払ってもらえばいいわ!」
「そんじゃあ・・お前もちゃんと勉強するんだぞ!」
「大きなお世話だ!おまえらこそ・・・やっておけよ!」
「ああ・・・じゃあ・・明日な!」
「ああ・・・じゃあな!」
一体・・僕はどうなるんだろう・・・まあ・・なるようにしかならない!腹を括って静香の差し出すパワーランチをがつがつ食べ始めたのだ・・・それが狂騒曲の幕開けとも知らないで・・・・・
「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第52話 「狂騒曲 第5番」へ続く・・・・
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「美希センセーまずいっすよ!変装もなしに・・あれほど言ったでしょ!」
呑気にランチを終え、コーヒーカップに手を出しながら、佐々木クンが言う。
まあ、僕と美希の関係はすっかりこの面々には、バレバレになっている。
「ば・・馬鹿・・ち・・違うわよ!作戦会議でしょ・・・それから、校長先生からのメッセージ預かってきたの!」
「まあまあ・・・美希先生!解ってますって・・・むきにならなくても・・・」
「あのねぇ~」
「あのなぁ~」
美希と僕は同時に答えた。
「あっ!そうだ・・部長。あたしちょっと静香さんと話あるから・・例の件話しておいてくれる?」
「ラ・・ラジャー」
美希は静香のいるカウンターへ向かって言った。僕はヤバイと思ったけど、ここで騒ぎを大きくするわけにはいかない。
「な・・・何だよ!部長勿体ぶってないで話せよ!」
「う・・うん・・・あのな・・グッドとバッドどっちがいい?」
僕は佐々木クンに促されて話始めた。
「そうだな・・まず・・グッドから聞こうか!」 Yが横に座った僕の腹を突っつきながら言う。
「よ・・よせよ・・・Y。じゃあ・・バッドニュースからだ。」
「だ・か・ら・・・グッドから話せって!」
「そうだ・・いいニュースの方がいいじゃん。」
「そうか・・・じゃあ・・グッドニュースからな・・・」
僕はまず、部費の増額の件を話しを始めた。これには、全員が喜んだ!何しろ遠征費用も馬鹿にならない。
まあ・・・裏収入は結構あるのだけれど、最近、手入れが厳しくなってきているので、大ぴらにはウラ本販売やホスト派遣業もままならない。そろそろ・・・一時休止案が出ていたくらいだから・・・
次にダニ退治については、承認を得たことを話すことにした。まあ・・普通科1年全員の総意でもある。
「そんで・・・バッドニュースってのは?」
青○クンが目の前に置かれたレモンスカッシュのストローを口に近付けながら聞いてくる。
「本当に聞きたいのか?」 僕はあたりを見渡しながら聞いた。勿論、全員が頷く。
「じゃあ・・しょうがない・・・実はな・・・校長がセミナーハウスを建てると言いだしたんだ・・・」
「それのどこがバッドニュースなんだ?」
「う~ん。実はな・・・青!お前の所の村に候補地を探せと・・・」
「ブッファ~・・・」
青○クンが口に含んだレモンスカッシュを吐きだした・・噎せたのだろう。
「き・・汚ねえなぁ~青!なんで吹き出すんだよ・・・」
「そうだよ・・バッドより・・グッドじゃねえか・・それ!」
「あのな・・何で・・・うちの村なんだよ・・馬鹿!」
「いいか・・青よく聞け!お前の所の村・・年中人手不足だろ?」
「まあな・・・」
「学校のセミナーハウス建ってみろ・・・後輩共をコキ使えるんだぜ・・・」
「なんか騙されているような・・・」
「騙してなんかないぞ!・・・それに、村おこしにもなるだろ・・・お前の婿入りのご祝儀だ1」
「そんなもんか・・悪いな・・・でも、それじゃ・・グッドじゃんか・・・」
「それがだな・・・兄さんじゃなかった・・学年主任が・・・」
「いいよ!兄さんでややっこしいからさ!」
「うん・・あのな・・登山部を作るそうだ・・・」
「勝手にやってもらえばいいだろう・・・なあ・・みんな!」 佐々木クンの声に一同頷く。
「それがだ・・・俺ら全員部員にされちまった・・・」
「はぁ?」
「何で・・・」
「もしかして・・この馬鹿!悪魔に魂売り渡したな。俺らの・・・」
「ごめん・・・だが、考えてみろ!俺ら信州で何をやった?」
「山登りしてキノコの収穫・・・」
「だろ・・・これも遠征費用稼ぎだと思ってくれ!」
「思えねえ~」
「当分・・お前の奢りだからな・・昼飯!」
「ああ・・・そう言えば兄さんが、お前らにメシ食わせろって・・・」
僕はポケットから一万円札を二枚とりだした。そして、それを会計担当の佐々木クンに渡した。
「解ったよ・・登ればいいんだろ・・登れば・・でどこに登るって?」
「ふ・・富士山かららしいけど・・・」
「まあ・・しょうがねえよな・・散々、飲ませてもらっているもんな・・・」 赤沼クンをはじめみんなが頷いている。
僕はみんなと話しながらも、半分いや気持ちの大半はカウンターでの美希と静香の会話が気になってしょうがない。何しろ騒動勃発だけは避けたい。せめて、仲間たちにバレたら、僕はグルグルに簾巻きにされ、綾瀬川へ投げ込まれるかもしれないのだ。
「なあ・・部長・・・聞いているのか?」
「う・・うん?」
「しょうがねえなぁ~こいつ!優子さんという奥さんが居ながら・・・」
「ホントホント・・・」
「あ・・あのなぁ~お前らは満腹だろうけど・・俺のランチはどうなるんだろう?って思っているわけで・・・」
「解ってるよ!冗談だ冗談・・・それよりよ・・写真部と放送部も全面協力だってよ・・・」
「あん?どんな手使ったんだ?」
「ああ・・・この間ネガが手に入ったじゃん・・」
「この間?」
「ああ・・あれか・・・ヤー公叩きつぶしたときの・・・」
「うん。あれをレンタルすることにしたんだ・・・」
「ほう・・じゃあ・・写真部儲かるなぁ~」
「それで・・放送部は?」
「ああ・・・そっちは赤沼の親父の秘蔵ブルーフィルムを・・・・」
「まさか・・かっぱらってきたのか?」
「違うわ!カセットに音声を録音したの・・・・」
「なるほどね・・・写真部と放送部のアルバイトか・・」
「まあ・・そんなところ・・・・」
「それで?」
「俺らは全員体育じゃん!」
「当たり前だよな・・普通科1年全員だからな・・・」
「そこでだ・・先輩諸氏の出番・・・・それに忍者部隊が暗躍している・・・」
「しかし・・あいつらもやるねえ~報酬は?」
「ああ・・在庫から売れ残りを・・・20冊」
「いいねえ~決戦が楽しみだな・・・」
そこへカウンターで話し終えたのか、よく解らないけど美希がニコニコとした顔で戻ってきた。
「ランチ出来たってよ・・あっちで食べてきなさい!」
「は~い。み・・・美希センセイの分は?」
「あたし?あっちで食べてきちゃった・・・」
「うっ・・・俺が一番後廻しなのね・・・まあ・・いつものことか・・・・」
まあ・・残るも地獄、行くも地獄。それなら・・いっそ自爆してとカウンターへ向かう。
何故か静香が微笑んでいるのは何故だろう・・・僕には解せなかったけど・・二人の間に何かあったに違いない。
「それじゃあ・・食べてくる!」
「おう!俺ら・・帰るわ!」
「へっ?」
「美女二人にタ~ップリ可愛がってもらうんだな!じゃあな!」
「おい!金・・・」
「ここはお前の奢りだろ・・ねえ・・美希先生!」
「そうね・・・アルバイト代で払ってもらえばいいわ!」
「そんじゃあ・・お前もちゃんと勉強するんだぞ!」
「大きなお世話だ!おまえらこそ・・・やっておけよ!」
「ああ・・・じゃあ・・明日な!」
「ああ・・・じゃあな!」
一体・・僕はどうなるんだろう・・・まあ・・なるようにしかならない!腹を括って静香の差し出すパワーランチをがつがつ食べ始めたのだ・・・それが狂騒曲の幕開けとも知らないで・・・・・
「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第52話 「狂騒曲 第5番」へ続く・・・・
タグ:僕たちのシリーズ
こんばんは!ここんとこ忙しくてちょっとPC離れしてました。
今月あまり更新も出来てないんで来月は頑張りたいです。
(@@;)
by くろれら (2009-10-26 19:11)
こんばんは。
ここんとこ、時間が足りなくて読んでない~~
早くこの話に追いつきたいです(^◇^)
by livly-cu (2009-10-26 23:53)
くろれら様
早速のご訪問&Niceありがとうございます!
忙しいのは多いに結構な事ですね。このご時世に・・(*^^)v
楽しみに待ってますので・・お身体だけは気を付けてくださいね!
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-27 07:30)
竜眼寺 暁様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-27 07:50)
livly-cu様
いつもご訪問ありがとうございます!
いえいえ・・・お時間のある時やヒマ潰しで結構でございます!
まだまだ・・・延々と続きます(多分・・・)
遅筆ゆえ・・・なかなか・・前には進みませんけど・・・
でも・・・お越しお待ちしておりますので・・・(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-27 08:14)
xml xsl様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-27 08:26)
トロッコ様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-27 08:28)
わお!!過去記事。。。追いつかなきゃ・・がんばりまっす!
by ★まっと★ (2009-10-27 08:31)
★まっと★様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!
公演の合間のお暇なときで結構でございます!
ご来場お待ちしております(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-27 08:44)
takemovies様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-27 09:32)
釣られクマ様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-27 13:43)
hamu5様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-28 07:49)
livly-cu様
再度のご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-28 08:09)
トメサン様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-28 15:45)
miopapa様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-28 15:46)