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オストドの旅日記― VOL3 バリのタクシー事情とお買いもの

―買い物編―

オストドには、買うモノがあった。

そう書くと・・・はは~ん!と勘違いされがちだ。しかも、お目付け役はいない。

それじゃあ・・間違いない。と言われる方もいるだろうが、ソレが目的の旅なら、

はっきりと申し上げて、バリなんぞには来ていない。

じゃあ・・あれだ!ナンパ!と言われる方もいるだろうが、それも違う。

今では、昔・・・ジャニーズ系の頃ならいざ知らず、すっかりと影を潜めた

哀愁・・漂う背中のおっさんを相手にするわけがない。勿論、そんな気力すらない。

誰かが言っていたが、「お前はデビューが早すぎたし!人生回数制限があるの知らなかったか?」

つまり、オストドは純粋に買い物をするのである。

ゆめゆめ疑う事なかれ!疑う奴はサメのエサにでもなればよい。

今回の旅で購入すべきは、ヘアービタミンとか言われるモノと、ジャコウネコの糞から取り出した

コーヒーと、バリコーヒー。ついでに、ネコの置物を買うのだ。

「どこがいいかなぁ~ビンタン・スーパーマーケット?」

「ですねえ~」

勇んで出かける。道に迷うことはない。

ホテルから出たら、左折して、T字のところを更に左折。あとはまっすぐ歩くだけ!

これでどう間違えればいいのかわからない。

勇んで出ると、スコールに遭遇。こんなときは、手近な店に飛び込むか、お茶でも飲めばよい。

生憎、コンビニしか飛び込めそうな所がなかったので、コンビニに飛び込む。

小降りになったところを見計らい、コンビニで買ったガムなんぞを噛みながら歩く。

雨季にあたるバリの正しい歩き方は、水着とTシャツにビーチサンダル。

間違えても、濡れたら困るブランドのバックを下げているのは、アホくらいだ。

ホテルに常備されていた“お買いものバック”に財布なんぞ放り込んで歩けばよい。

ビンタン・スーパーに到着したオストド。さっそくお目当てのモノを探す。

「ええと・・・あれ?」

そこで、店員をとっ捕まえ尋ねる。

「ええとぉ~ヘアー・ビタミン・カプセル・・・」

「あっちよ・・・」

指差された方へ行く。何やら厳重になっている。多分、万引きが多いのかもしれない。

必要な数量と種類を伝えると、レシートになにやら書き始めた。

「お金・・・あとで・・・・」

つまり、レジでレシートを渡し、清算すれば商品が渡されるのだろうと解釈する。

現実に、レジでお金を払うと商品は既にデリバリーされており、受け取ることになった。

― ワンポイント ― 

ビンタン・スーパー (スミニャック店)で、ヘアー・ビタミンを探すには、

入口を入ったら、スーベニアコーナーを抜けた所、階段手前にあります。

ここが一番安く買えるとか・・・

レシートを受け取り、バリコーヒーコーナーに向かう。

案外チープな価格で買えるバリ・コーヒー。土産には適当かもしれない。

さてと、お次は少々値が張るジャコウネコの糞から取り出したコーヒー。

これはジャコウネコが食べたコーヒー豆が消化されずに出てきたモノで、案外イケル。

あれやこれやと品定めをしていたら、(売り子から見れば、完全なるカモネギ状態)

「飲んでみませんかぁ~」と試飲のお誘い。バンコクじゃなかった。万国共通で、

オスはメスに弱い。そういう生き物らしい。

これが買う気もなく、更にヤロウ(オス)だったら、断るところだが、本能はGOサインを出す。

ジャコウネコの糞のコーヒーは、自分用ではない。

つまり、メストド1号を筆頭に自分以外が飲むモノと決めていたので、糞から取り出した豆でも

買う気だったのだが、普通のコーヒーより美味である。

勿論、その売り子が薦める会社のモノを買ったのは、言うまでもない。

こういう類や現地スーベニア(土産)つまり、ブランド以外なら、DFSで買うのは、

やはり、アホの仕業と言わざるを得ない。

DFSでUS5ドルも踏んだくる木彫りのネコの置物と同じモノが、10%以上安い。

いや、日本人オーナーの店よりも安く買える。

例えば、Tシャツ。大体390円/枚くらいで購入できる。

スミニャックの通りでは、ビーチサンダルが、500円ちょっとで結構イイモノがある。

女性用のリゾートワンピも大体50000ルピアなんて店もある。

散々、DFSかtらコミッションを貰った(と・・言っても、ショッピングチケットだが・・・)オストドが、

言うべきではないのかもしれないが、DFSで買っていいのはブランドくらいかもしれない。

まあ、欲しいモノは日本で徹底的に値段を調べておいた方が良い。

「さてと・・・あとは・・・・」

「まだ買うの?」

「うん。カゴバックをねえ~」

ガイドブックにも載っているお店。アシタバでカゴバックを買う。手頃な大きさで、バティック生地を

中に張ったものだ。メストド1号がいらなければ、2号へ行くことになるだろう。

何故か?ここはTAX込。しかも、カード手数料無料。

ビンタン・スーパーでは、カード手数料は、2.5%取られる。

― タクシーの裏事情 ―

ガイドブックの悪口を言うつもりは、ある!

ガイドブックなどでは、「ブルーバードタクシーに乗れ!」と書かれているが、

基本、白タク以外なら、メーターをちゃんと倒す。

初乗り基本料金は、6000ルピア。メーターは570ルピアずつ上がる。

コンビニで買うコーラのペットボトル(475ml)が、大体45000~60000ルピアなので、

物価感覚はおかしくなるが、初乗り60円。以後、5円ずつ上がると思えばよい。

オストドはこの旅で、幾度となくタクシーに乗った。一度も嫌な思いをしていない。

「APECがあったからねえ~(現地の人はエーではなくアと発音していたが・・・)」

「ふんふん・・・」

「うるさくなってね・・今はどのタクシーでも大丈夫。」

「へえ~」

「ちゃんとメーター倒すよ・・・さもなきゃ・・・」

これは、偶然クタのビーチウォークで夕日を眺め、トニーローマで夕食をこれでもか!と食べ、

「んじゃ・・・ホテルへ帰ろうかね~」とタクシーを拾ったのだが、

「日本語・・少々ね・・・」と言いながらも、日本人と話している錯覚に陥った運転手さん。

なんでも、彼らドライバーさんたちは、一日20万ルピアを会社に払い。車を借りる。

特に、ブルーバードの運転手さんは、英語は必須条件で、日本語も勉強するらしい。

「お客がなかったら?」

「それでも・・変わらないね!仕方がないこと・・・」

「大変だな・・・」

「チャーターもあるよ!」

「どんな?」

「旅行会社の車なら、ウブドとか行ったら・・1万円くらいでしょ?」

「そうだねえ~」

「私・・・一日50万ルピーで行くよ!10時間でも14時間でもOKよ!」

「まあ・・・散策するだけだしね・・・」

「どこでも行くよ!」

「日本人は好きだけど・・・OGは・・・」

「キライ?」

「ケチだし・・うるさい!」

「違いない・・・」

日本でなら、数千円は取られる距離だが、メータ金額は、3万4千ほど・・・

「おつりはいいよ!」と5万ルピqを差し出す。

「いいの?」

「楽しかったよ!グッドラック!」

いくら、メーター制と言えども、最低料金は1万5千ほど。

つまり・・140円くらい。どうぞ!ケチって・・・殺されません様に!

―VOL 4 ホテル事情とスパ天国へ続く―


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