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「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第26話            [高1の冬・・・ちょっとえっちな話。]

はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
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高1の秋編は・・・コチラ・・・からお読みください。

高1の冬編は・・・コチラ・・・からお読みください。

こっほん!

僕です。“最近ちょっとお疲れ気味”の・・・僕。そういえば・・・“何事にも全力投球しろ!”と言われ・・・走り続けてきましたが、「お前!“程々”という言葉知っているか?」と兄さんこと学年主任に言われるくらい。
まあ・・“図に乗った”と言いますか・・・ちょっと突っ走りすぎてしまう性格は、多分、“死ぬまで治らない”と思います。本当のお勉強だけは・・“程々”と言うのか・・試験前に“大騒ぎ”を周りの大人たちがしてくれているので、
その時だけしています。でも、“学校で習うこと”は“ただの知識”だけであって、僕たち社会関係奉仕部ことオオカミ集団は、“生きるための知恵”を色々な人々に教えられているような気がします。
さて、“親睦パーティー”の方はどうなったのか?これ以上・・詳しくお話するのは野暮と言いますか、とある家庭では家庭騒動が勃発しそうなので、詳しく書けません。ただ・・一言だけ言わせていただけるとすれば、いつの間にかそのまま本営業に入ってしまったスナック楓から、一組また一組と消えては、集合時間までに戻らなかったのも居た。ということぐらい。まあ・・武士の情けと言うのか?オオカミにも情けはあると言えばいいのか?よく解りませんが・・・集合時間にスナック楓に戻ってきたのは、白○クンと青○クンだけだったのは、事実です。
例えば・・・佐々木クンが戻ってきたのが、朝方だったとか・・Yは集合時間より前に地区長の家でふて寝をしていたとか・・・赤沼クンと大岩クン。それに佐伯クンが、”ひっかき傷2でトボトボと帰ってきたとか、山口・岡崎・遠藤が・・同じラブホでばったり遭遇したとか・・・Sクンがどうしたとか・・・お話し出来るわけがありません。
何せ、僕は“パーティー代”のためにせっせとピアノを弾き、アルバイトをしていたのですから・・・・
それでは・・・皆様。時間旅行のご用意はよろしいでしょうか?
僕たちが一番輝き、充実していた昭和50年代へ・・・タ~イム・・スリップ・・・・・

「監禁された・・・僕」 1

“静寂”なはずの鎮守の森に、“ちょっとした騒動”が持ち上がっていた。何しろ・・サプラ~イズなゲストである。
“由香ちゃん1号”を巡っての騒動。まあ・・優子が招待したのだから、鎮守の森にある魔女の巣窟に泊まってもらうのはやぶさかではない。本当は・・ちゃんと仲直りをして・・濃厚なキスをしながらでのチークダンスで、手錠は取り外されるはずだったのだが、“カギ”を持ったままの“白○クン”が、欲求に負けて出かけてしまったので、そのままの状態で、お互い身体を密着させたままの状態で店の隅っこのソファーに転がされていたのだ。
まあ・・・白○クンが“欲求不満”を解消して戻ってきたのか、どうか知らないけど・・・そのあとボコボコにされたのは言うまでもない話。

「いいかぁ~部長!てめぇ~由香に手を出すなよ。出したら叩き殺すからな!」
「出すわけねえだろ・・・由香ちゃん1号なんかに・・・こちとらも忙しいんだ馬鹿!」
「“なんか”って言ったなぁ~てめぇ~」
「いいから・・さっさとこの馬鹿を引っ張って帰れ!白○・・・」
「ああ・・・青、帰ろうぜ!優子さんがいるんだから大丈夫だよ!」
「うん[揺れるハート]大丈夫・・・佐々木クンが買ってきてくれたこの手錠で繋いでおくから・・・ウフッ[揺れるハート]

僕は優子のウフッ[揺れるハート]を久しぶりに聞いた。僕はこれから我が身に起こるであろう“コト”が容易に理解出来た。

「えっ?うそぉ~じょ・・冗談でしょ?本気なの?」

繋がれてしまっては僕は“飼い犬”になってしまう。つまり・・野性の本能と言うのかあっちの本能も、あっちの降臨されっぱなしの神様もどうすればいいんだろう。

「さあ[揺れるハート]どうしようかな?」
「大丈夫よぉ~青○クン。私と紗江子もいるしぃ~さっさと帰りなさい!それと・・・朝帰り組は報告すること。いいわね?青○クン・・・」

つまり、僕を監視して置く代わりに、“不届きモノ”を密告しろと青○クンに迫っているのだ。

「絶対に・・・手をだすなよ!部長!」
「解ったって言っているだろ・・しつこい奴だな!さっさと帰れ!ボケッ!」
「じゃあ~美希センセー紗江子さん。それに・・優子さんにミサさん。そしてミミさん。お願いします。」

ペコリと頭を下げた青○クンが、白○クンに腕を引っ張られ帰ってゆく。

「ったくぅ~仲間に信用されてねえなんて・・・・信じられる?俺・・一応リダーなんだけど・・・」
「まあねえ~あなたの場合は、オオカミモードになると歯止め利かないのを知っているからでしょう[揺れるハート]?」
「そ・・そんなあ~優子まで・・そんなことを言うかね・・・レンタルしているくせに・・」
「私だから言えるんだけどね。何てったって奥さんだもの・・そんな事よりいいから・・・早くおうちに入りましょう。」


鎮守の森に“ぽつん!”と建つ家は案外広さはある。まず、玄関を入って左手には“社務所”とその奥には“集会場”(ここで“お勉強会”が開かれている。紗江子が送ってきたピアノが置かれている)それに食堂兼台所と、居間。その奥に客間兼お支度部屋。ミサの部屋に奈々子の部屋、洋子の部屋に物置部屋そして・・広い浴室とユニットバス。トイレは2か所ある。2階はカオリの部屋に優子の部屋(僕が居ないときはここで寝る)に兄さんの部屋だったところが、ミミの部屋として使っている。僕はどこで寝ているのかと言えば、優子のお父さん(もう死んじゃっているけど・・)が、“優子と将来の旦那のために”と建て増しをした、渡り廊下で結ばれたこじんまりした“離れ”に寝ていることになっている。まあ・・一晩中寝ているのは最近ないけど・・・
カオリなんか高校生の頃から、“どっちが自分の家なのさ”と聞きたくなるほどここに住んでいるようなものだし、
奈々子も洋子もカオリの家の病院(この辺では一番大きい総合病院)の看護婦寮に住んでいたけど、誘ったらさっさと引っ越してきてしまったし、ミサだってそうだ。それにミミもここから通勤すると言う。
まあ・・・魔女の棲む森なんだから仕方がない。

「さてと・・・由香ちゃんにはどこで寝てもらおうかな?」
「どこでもいいじゃん!」
「そうねえ~オオカミさんが徘徊出来ないところにするか・・・オオカミさんを隔離しなくちゃ!」
「あのねえ~仲間の彼女に手を出すわけないじゃん。」

開いている部屋もあることはある。カオリと洋子は今晩も夜勤。奈々子は準夜勤だからもうすぐ帰ってくる。
それに開いているとはいえ、僕はそれらの部屋には“フリーパス”みたいに出入りしているわけで、“間違える”可能性も100%は否定できない。家中どこを探してもカギがかかるのは、玄関と窓くらいしかない。

「そうだ。由香ちゃん。私のお部屋でいいかな?」
「いいんですか?優子さんのお部屋使って・・・」
「ええ。使って頂戴。万一の際は枕の下とかに色々防御する武器が隠してあるから・・・」

僕は“お預けを喰らった犬”のように横で聞いていたんだけど・・背中を冷たい汗が流れてゆく。

「し・・知らなかった!じゃあ・・・あの時・・もし・・無理やり襲っていたら・・・」
「今頃・・生きてなかったか、半殺しになっていたか・・どっちかかしら[揺れるハート]
「危ないところだった・・・・」 (その辺は・・[TV]で・・再上映中です・・)
「でしょう![揺れるハート]・・・・」
「あのぉ~ひとつ聞いてもいいですか?」
「なあに?」
「あのぉ~男の人がいる前では・・・・」
「そう・・・ミサぁ~悪いけどウチ人見張っててくれる?」
「はい。」
「じゃあ~お風呂に入りながらお話しましょうか?由香ちゃん!」
「はい。」

僕はミサの部屋へ連れていかれ、そこへ“監禁“というよりも・・“軟禁”状態にされた。
まあ・・・僕にとって悪い話でもないし、ミサにとっても願ったり叶ったりの時間。

「ねえ~ミサ。みんなは?」
「全員・・お風呂に・・さっき缶ビール差し入れしておいた[揺れるハート]・・・」
「じゃあ~“宴会”かな?」
「多分ね[揺れるハート]
「奈々子は?」
「うん。電話があって・・・急患が運ばれてきたから、通しになっちゃったみたいね[揺れるハート]
「ふう~ん。そういうことは・・・」
「うん[揺れるハート]。そう言うこと[揺れるハート]

もう二人の間に言葉はいらなかった。壁際に寄りかかる僕とミサの間には、お互いを引きよせる“引力”。それも凄まじいほどの“引力”が働き、お互いが一つになり互いを求めあい。僕はミサの真っ白なセーターを剥ぎ取るとそのお返しとばかりに、僕のセーターを剥ぎ取る。僕の指がミサのスカートのホックを外し、ファスナーを下げ足から抜き取る間に、同じく僕のズボンのベルトは外され、ズボンどころか全て一気に剥ぎ取られてゆく。
僕は“ミサのを”、ミサは“僕のモノ”を互いに愛撫し始め、そして・・ルームランプの下で、ぼくはミサを組み敷き、僕の僕自身をミサの神秘の泉の中に埋没させ、腰を動かしてゆく。ミサは時折、口元を押さえながら喘ぎ声が洩れないようにしながらも、両足をしっかり僕の腰に絡ませ・・・そして僕は僕の分身たちをミサの神秘の泉の中に注ぎ込んで・・果てた。

「ミサ先輩~お風呂へ連れて来てくださいって・・優子先輩が・・・」
「は~い。ミミぃ~みんな上がったの?」
「ええとぉ~私と由香さんは上がりましたぁ~」
「美希先輩や紗江子先輩は?」
「今・・着替えて・・ああ・・・来られました。」
「じゃあ・・・みなさんに冷たいお飲み物でも差し上げてちょうだい。」
「は~い。」

襖越しにミミはそう答えると台所へパタパタと走ってゆく。そして・・美希と紗江子がそこにいるんでしょう?とばかりに襖を叩いて居間の方へ行った。

「バレバレかぁ~」
「うん[揺れるハート]そうみたい。」「やっぱり・・このままの格好じゃ拙いよなぁ~“免疫ない”のもいるし・・・」
「“免疫”?」
うん。まさか・・由香ちゃん1号の前を素っ裸で通るわけいかないでしょ?」
「まあねえ~いつもみたいには行かないわね[揺れるハート]

僕は一度剥ぎ取られた下着とズボンだけを履いた。ミサは僕に剥ぎ取られた下着を身に付け直し、セーターとスカートを身に付けた。

「そういえば・・あなたの着替え優子さん持って行っているのかなぁ~」
「多分・・・ね。そうじゃなかったら・・真っ裸で走り廻ってやるんだ・・・」

僕は襖を開け、廻りを確認して風呂場へ駆けてゆく。ミサも僕に続いてパタパタと廊下を走ってきた。


「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第27話へ・・・続く。 








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