オストド＆メストド1号・2号・・それぞれの祈りの旅 ⑤ [２０１０年GW 伊勢参拝の旅]
願いを胸に・・いざ！参拝 ②
AM１０：３０すぎ・・・内宮でバスから降りる。
「ねえ。ちょっと・・・」
「駄目！参拝が先」
少々、不機嫌気味になったメストド軍団を引き連れ宇治橋を渡る。
「父！ここは・・・右側通行じゃない」
「そうだけど？」
「さっきは左側だった・・・」
外宮では、左側通行。そして内宮では、右側通行である。誰が定めたのか知らないけど、決まりには従わねばならない。メストド軍団は喉の渇きを訴えていたのだろう。オストドもそうだ。だが、先人たちは、長い道のりを歩き、伊勢に参拝に出かけたのだ。ここは、少々、苦行しなければならない。
神苑を抜け、手洗所。つまり、トイレに立ち寄る。メストド軍団を先に行かせ、その間にオストドは古い御札を納める。火除橋を渡り、手水舎にて、“お清め”を行い、一の鳥居を一礼して潜り、二の鳥居へ向かう。
ここの間に清々しく心身を清められるわけだ。
「ねえ・・あの人たち知らないの？」
「ああ・・そうだろ！ほっとけ・・面倒だから・・」
何度も言う様に参道の真ん中は、神様の道である。俗人が歩いていいわけがない。
二の鳥居の前で、今歩いてきた道に向かい一礼。そして二の鳥居に入る前に一礼をする。
ここでは、最初に“風日祈宮”へ向かう。風の神を祀る別宮である。
本来なら、風日祈宮橋を渡りたかったのだが、遷宮にあわせて架け替え中のため、仮設の橋を渡る。
人が聴いたら幻聴？とか気が狂ったのか？と言われそうだが、敢えて記させていただければ、
「よくぞ！参ったの・・連れてきているのは、娘じゃな！」 そう聴こえたのだ。
先日の参拝の折り、「今度は娘を連れて訪れるがよい」そう告げられていたのだ。
（ここから声が聴こえたので、コンデジで撮影してみたが・・・）
（神風で・・皆さんへの禍をふっ飛ばしていただく様にご祈願しました・・）
いよいよ“御正宮”で御垣内参拝である。その前に遷宮のためのご寄進を少々させていただく。
オストドの手元には、2枚。言い換えるとするならば、特別参拝券がある。前回は、オストドの名義でご寄進させていただいたので、今回はメストド1号の名前でご寄進させていただくことにした。
（御正宮で・・・大渋滞。）
「ねえ・・父！」
「何？」
「将棋倒しにならないかな？」
「大丈夫！神様が護ってくださる。」
ゆっくりと列は進む。オストドが最上段で振り向いたら、凄い列になっていた。
３枚の特別参拝券を衛士に提示する。みだりが話へ進む様に指示された。
“なんぼ包んだら・・拝ませてもらえるねん！”
オストドの前では、モロに見た目。”関西のおばちゃん”と声をきかなくても解るおばちゃんがしつこく、装束を身につけた若い職員に喰ってかかっていた。
「なんぼ包んだら！中入れてもらえるねん！」
「はあ・・まずは、そのお衣装では、特別参拝いただけませんが・・・」
「何でやの？折角来たんやから・・ナンボ！」
「ですから・・そのお衣装では、神様に失礼にあたりますので・・・・」
「せやから・・ナンボ！」
「本日のその身なりでは幾ら包まれても・・・・」
「そうやったら・・着替えてくれば宜しいんやな？で・・ナンボ包むねん！」
「はあ・・・その・・・・」
オストドも知りたかった。以前、ツアコンとして、“御垣内参拝”を2度ほどしたことがある。
その時は、神宮会館に宿泊すれば、一人１０００円。そうでなければ、一団体10万円と聞かされ、記憶していた。現在なら幾らご寄進すればいいのか？ふと興味が湧いた・・・・
「せやから・・・そんときはナンボやねん！」
「はあ・・・１０００円以上ご寄進頂ければ・・・」
おばちゃんの勝ちである。１０００円はじめて職員の口から出た言葉だ。忘れない様にメモしておく。
いよいよ・・オストドとメストド軍団の番である。オストドの差し出した3枚の券に“証”の印（シャチハタだった）をペタペタと押して返してくれる。荷物を所定の場所へ置き、お祓いを受け、先導され、御正宮の前へいき、参拝させていただく。
参拝が終われば、また先導されて御垣から出てゆく。
（いずれ・・・大神楽を・・・奉納するつもりであるが・・・今回は・・・）
新しい御札とお守りを分けていただく。メストド軍団。特に2号はここいらが限界点に達している。そう教えてくださったのは、本人の口からではない。風の神様がそっとオストドに教えて下さったのだ。
「喉渇いたろ？それに・・・限界が近い様だな・・」
「何で解るの？」
「ひ・み・つ！」
少々、端折らせていただいて、宇治橋を渡る。この辺でメストド軍団に休息と憩いを与え、更にはオストドの胃袋にも燃料を詰めねば、クーデターが起こる危険性があった。
まあ、予定どおり午前中にここまで参拝できたわけだから、暫し休憩にすることにする。
オストド＆メストド1号・2号・・それぞれの祈りの旅 ⑥へ続く・・・・
AM１０：３０すぎ・・・内宮でバスから降りる。
「ねえ。ちょっと・・・」
「駄目！参拝が先」
少々、不機嫌気味になったメストド軍団を引き連れ宇治橋を渡る。
「父！ここは・・・右側通行じゃない」
「そうだけど？」
「さっきは左側だった・・・」
外宮では、左側通行。そして内宮では、右側通行である。誰が定めたのか知らないけど、決まりには従わねばならない。メストド軍団は喉の渇きを訴えていたのだろう。オストドもそうだ。だが、先人たちは、長い道のりを歩き、伊勢に参拝に出かけたのだ。ここは、少々、苦行しなければならない。
神苑を抜け、手洗所。つまり、トイレに立ち寄る。メストド軍団を先に行かせ、その間にオストドは古い御札を納める。火除橋を渡り、手水舎にて、“お清め”を行い、一の鳥居を一礼して潜り、二の鳥居へ向かう。
ここの間に清々しく心身を清められるわけだ。
「ねえ・・あの人たち知らないの？」
「ああ・・そうだろ！ほっとけ・・面倒だから・・」
何度も言う様に参道の真ん中は、神様の道である。俗人が歩いていいわけがない。
二の鳥居の前で、今歩いてきた道に向かい一礼。そして二の鳥居に入る前に一礼をする。
ここでは、最初に“風日祈宮”へ向かう。風の神を祀る別宮である。
本来なら、風日祈宮橋を渡りたかったのだが、遷宮にあわせて架け替え中のため、仮設の橋を渡る。
人が聴いたら幻聴？とか気が狂ったのか？と言われそうだが、敢えて記させていただければ、
「よくぞ！参ったの・・連れてきているのは、娘じゃな！」 そう聴こえたのだ。
先日の参拝の折り、「今度は娘を連れて訪れるがよい」そう告げられていたのだ。
（ここから声が聴こえたので、コンデジで撮影してみたが・・・）
（神風で・・皆さんへの禍をふっ飛ばしていただく様にご祈願しました・・）
いよいよ“御正宮”で御垣内参拝である。その前に遷宮のためのご寄進を少々させていただく。
オストドの手元には、2枚。言い換えるとするならば、特別参拝券がある。前回は、オストドの名義でご寄進させていただいたので、今回はメストド1号の名前でご寄進させていただくことにした。
（御正宮で・・・大渋滞。）
「ねえ・・父！」
「何？」
「将棋倒しにならないかな？」
「大丈夫！神様が護ってくださる。」
ゆっくりと列は進む。オストドが最上段で振り向いたら、凄い列になっていた。
３枚の特別参拝券を衛士に提示する。みだりが話へ進む様に指示された。
“なんぼ包んだら・・拝ませてもらえるねん！”
オストドの前では、モロに見た目。”関西のおばちゃん”と声をきかなくても解るおばちゃんがしつこく、装束を身につけた若い職員に喰ってかかっていた。
「なんぼ包んだら！中入れてもらえるねん！」
「はあ・・まずは、そのお衣装では、特別参拝いただけませんが・・・」
「何でやの？折角来たんやから・・ナンボ！」
「ですから・・そのお衣装では、神様に失礼にあたりますので・・・・」
「せやから・・ナンボ！」
「本日のその身なりでは幾ら包まれても・・・・」
「そうやったら・・着替えてくれば宜しいんやな？で・・ナンボ包むねん！」
「はあ・・・その・・・・」
オストドも知りたかった。以前、ツアコンとして、“御垣内参拝”を2度ほどしたことがある。
その時は、神宮会館に宿泊すれば、一人１０００円。そうでなければ、一団体10万円と聞かされ、記憶していた。現在なら幾らご寄進すればいいのか？ふと興味が湧いた・・・・
「せやから・・・そんときはナンボやねん！」
「はあ・・・１０００円以上ご寄進頂ければ・・・」
おばちゃんの勝ちである。１０００円はじめて職員の口から出た言葉だ。忘れない様にメモしておく。
いよいよ・・オストドとメストド軍団の番である。オストドの差し出した3枚の券に“証”の印（シャチハタだった）をペタペタと押して返してくれる。荷物を所定の場所へ置き、お祓いを受け、先導され、御正宮の前へいき、参拝させていただく。
参拝が終われば、また先導されて御垣から出てゆく。
（いずれ・・・大神楽を・・・奉納するつもりであるが・・・今回は・・・）
新しい御札とお守りを分けていただく。メストド軍団。特に2号はここいらが限界点に達している。そう教えてくださったのは、本人の口からではない。風の神様がそっとオストドに教えて下さったのだ。
「喉渇いたろ？それに・・・限界が近い様だな・・」
「何で解るの？」
「ひ・み・つ！」
少々、端折らせていただいて、宇治橋を渡る。この辺でメストド軍団に休息と憩いを与え、更にはオストドの胃袋にも燃料を詰めねば、クーデターが起こる危険性があった。
まあ、予定どおり午前中にここまで参拝できたわけだから、暫し休憩にすることにする。
オストド＆メストド1号・2号・・それぞれの祈りの旅 ⑥へ続く・・・・
クリックで救える命がある
伊勢神宮がこんなに混むとは知りませんでした！初詣の混雑なみですね！！
それから、左側通行とか右側通行って、どこかに看板でも立っていないんですかねぇ。それって初めて参拝に来た人はわからないと思うんですけど・・・。
by かずっちゃ (2010-05-14 14:27)
かずっちゃ様
ちゃんと・・立て看板はございます。ただ、目に入らないらしいんですねえ～
まあ、そう言う方は、“観光気分”の延長上かもしれませんね。
by 空飛ぶ食欲魔人 (2010-05-14 14:41)
伊勢神宮って、こんな感じなんですか？
すごい混雑ですね。遠足以来、行ってないので…。
そしてこの1,000円システムも、ぜんぜん知りませんでした。
不思議な世界。
by ラブ (2010-05-14 15:04)
ラブ様
１０００円システムは、遷宮のためのご寄進でございますので・・・
ただ、服装も男性はスーツ着用。女性はスーツもしくはワンピース着用でございます。
by 空飛ぶ食欲魔人 (2010-05-14 15:49)
すごい人ごみですね＠＠；
隊長は、いかがですか？
（※地球の1ピース、当日間に合わなくて後日掲載分も
今、集めています＾＾ もし、よろしければ…ですが
ご参加希望の場合は、ご連絡くださいね＾＾
くれぐれも、ご無理なさらずに…。。）
by abika (2010-05-14 18:10)
具合、いかがでしょうか＞＜；
どうぞご無理のありませんようにと！！
by お茶屋 (2010-05-14 18:36)
病院内で書き込みしてます。
多大なご心配をおかけしました。
自らのブログのコメント欄に今のあたし自身を
書き込みました。
まだ退院の目途はついてません。
少しずつ、快方に向かってると思ってます。
by 乃亜 (2010-05-14 18:53)
↑ ここへ書くまでに ご回復なのですね＾。＾
ご参拝ご苦労様でした。
by デルフィニウム (2010-05-14 19:32)
こんにちは、いや幻聴でなく 私の知り合いにもおりますよ！不思議とその方とは、波長が合うのか、呼ばれること（突然、気になってうかがう）もあります。
オストドさんお伊勢様に愛されてますよ。いつも自分以外の人の為への 心遣いが人並みでないですもの！きっと見守ってくださってるんですよ！＾＾
あ～、丹生神社に 御礼しに行かないと！忘れてた（笑）
http://younosuke-music-bank.blog.so-net.ne.jp/2010-05-08
!! 乃亜さん、お元気になられてるんですね！良かった！
by ゆうのすけ (2010-05-14 21:06)
訪問ナイス有難うございました。お互いに年？健康第一。これからも宜しくお願いいたします。
by utu_mamoru (2010-05-14 22:36)
こんばんは。来てみれば、こんなに沢山の記事が(笑)
回復が早い様で、嬉しいです♪でも、油断禁物ですよ～＾＾
お伊勢様参拝、お疲れ様です＾＾
大阪のおばちゃんは、皆が皆、同じじゃないですからね～（一応(笑
by livly-cu (2010-05-15 01:21)
ヒー！！！今度行こうとハッスルしていた場所なのですが、こんなに混むんですね。パワーポイントとして有名だそうですが、これでは人のパワーに圧倒されそうですー。
by まぐろ (2010-05-15 03:50)
abika様
ありがとうございます。
後ほどUPの上、ご連絡させていただきます。
お茶屋様
もう・・大丈夫？かな・・と思います。
ありがとうございます。
乃亜様
もう眠り姫ではありませんね。安心しました。
ゆっくりでいいから、元の乃亜さんに戻っていただける様にお祈りしております。大切な仲間のために祈る・・そんな人々が貴女には付いてますからね！またのお越しをお待ちしております。
デルフィニウム様
そうですね・・・みなさんの祈りの力って凄いパワーがあったってことです。
本当に良かった！
ゆうのすけ様
御近所なんですね・・わざわざ・・オストドの氏神様にご参拝・ご祈念ありがとうございます。<(_ _)>
utu_mamoru様。
そうなんですか？まあ・・オストドも最近、ジジイどけ！って言われておちますが・・・お互い気を付けましょうね！
livly-cu様
釣られていただきありがとうございます。多分・・釣られていただけるかと思っておりましたが・・・・解っておりますよ！あのおばちゃんは・・南部方面かなぁ~って書くと、大阪へ研修に行けなくなりますね・・・
もしかすると・・・1週間ほど河内へ行かねばなりませんので・・・
まぐろ様
大丈夫ですよ！２０~３０分待ちで参拝できます。
是非、折角ですので“御垣内参拝”してくださいね。
早朝ならあまり混まないと思いますけど・・・どうだろ・・^^;
by 空飛ぶ食欲魔人 (2010-05-15 13:09)
春に職場の男ばかり4人で行ったときのことを思い出していました。
「巫女さ～ん」と叫んでいたヤツもいました。(^_^;)
by nyankome (2010-05-15 21:14)
色々と貴重な事を教えて頂いてありがとうございます！
ホント知らないことばかりでして(^^;)
よ～く読まさせていただきました（*^_^*）
by inacyan (2010-05-15 22:49)