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オストドのひとりごと「海外発券への道 第1章海外発券のメリット、デメリット」 [ひとりごと]

「まえがき」
昨年の9月にANAより、事前PLTに認定された。勢いでSFCに夫婦そろって「本会員」になってしまった。去年の今頃には、搭乗回数も10回を超えようとしていたのだが、今年はまだ1回しか乗っていない。しかも、マイレージの特典航空券利用なので、カウントは「ゼロ」。
毎日のように「羽田空港」にいるのだが、飛行機に乗るためではなく、勤務時間の大半を飛び立つ飛行機を眺め、合間に仕事をしている。先日までは勝手に出たり入ったりしていた場所が、制限区域に変わり、オレンジと白の旗を旗めかせながら、車を乗り入れなければならなくなったので、
ちょっと「休憩」だとか、「食事」と言っても一度場外へ出なければならないし、例え車の中でも、「ちょっと一服」も出来なくなってしまった。
オストド&メストドの今年の搭乗回数は何回になるのだろうか?
去年はコロンボ/シンガポール間が1回・シンガポール/成田が1回・羽田/那覇間を10回、成田/仁川間が1回、仁川/シンガポール間が1回、シンガポール/ニューアーク間が2回、シンガポール/バンコク間が1回・バンコク/成田間が1回。
オストドに至っては、羽田/福岡間2回が加わる。
今年は、13フライトくらいだろうか・・・・
メール等で「海外発券」について教えてくれ等多く聞かれることが多い。
まだ、海外発券2年生なので、差し出がましいようであるが、これから続く「ビギナー」のために、
少し書いてみようと思う。

「第1章 海外発券のメリット、デメリット」
まず、デメリットからお話したい。デメリットとしては、発券窓口(代理店)の倒産である。
まあ、海外ではなく日本でもこういうケースは時々遭遇する。例えばパリ5日間39800円等あったら、飛びついてしまう人も少なくはないだろう。その時にチェックしておきたいのが、その代理店の信用度だ。100%とは言えないけど、90%はこれで被害を防げるだろう。
例えば、東急観光といえば、天下の東急グループだし、近畿日本ツーリストといえば近鉄グループ。という具合にまあ、「大手」と言われる旅行社ならまず問題はないのだが、ここで注意しなければならないのが、旅行業界で言うところの「ジャリトラ」。駅の構内などに「店」と言っても「カウンター」に「電話1本」のようなところである。但し、誤解して欲しくないのだが、こういった「お店」の中にもまじめにやっているお店が大半なのだが・・・・・
よく、「今日中にお申込み・旅行代金のお支払いをしていただければ・・・・」等言うようなところは要注意。特に3大ピークシーズン(GW・夏休み・冬休み)にそんな激安ツアーで、しかも「すぐ、お支払いいただければ・・・・」なんてのは、眉唾ものである。
まあ、あの「近ツー」なんかも、「ジャリトラ」から出発したのだから面白い。
「ええ~っ。だってクーポンも発行してもらったしぃ~大丈夫じゃなぁ~い?」ある時、オストドが注意喚起をしたときの、同僚の女の子の弁。彼女は年末・年始にある「ジャリトラ」でスキー旅行に出かけた。「お金はらったんだしぃ~これで、泊れるでしょぅ~」このクーポンは「お金」ではない。
つまり、「約束手形」なのである。旅行社は旅館やホテル等と契約を結んで、「送客」し、大体10%から18%ぐらいの手数料を取る。いまみたいにインターネットが普及する以前は、繁忙期は勿論閑散期にも送客してくれる「旅行社」はまさに「神様」だった。しかし、敵も商売人である。例えば1回でも約束期日に「現金化」されなかったり、倒産したとか、あそこは危ないから・・・等の理由で、クーポン受領を拒むことがある。この女の子も結局、旅行社が以前の分を送金しなかった為、クーポンでは泊る事ができなかった。
よく、「激安なので航空会社は教えられません。」とか言う旅行社も多いらしいが、ミステリーツアーでもあるまい。後ほど「防衛策」を伝授するとしよう。
話が少し横道にそれたので戻すとしよう。
先日、バンコク・ナナ駅の構内にある旅行社(取次ぎ業)が倒産したらしい。社長は「自称・弁護士」とのことだったらしいが、弁護士が旅行業をやるわけがない。海外発券のプロを自認している人々も結構被害にあったらしい。また、前回のワールドカップ・サッカーのツアーでお金だけ取られた人々も少なくはない。よく「IATA」だとか「JATA」に加盟しているので、大丈夫だろうと思っていると、大きな火傷を負う危険性がある。その会社が預けてある「保証金」が分配されるだけなのだから・・・・・
海外発券は確かに安いのかもしれないが、全てが「自己責任」であると言うことを忘れて欲しくない。
次に、メリットについて少しお話しよう。
オストドのようなサラリーマン(三大ピークシーズンにしか行けない)や、少しでも安くビジネスクラスやファーストクラスに乗りたい。ちょっとマニアックなところへ行きたい。という人に向いている。
航空券の値段はどのように決められているのだろうか?例えば日本航空だとしよう。
航空会社のお偉いさんが「成田~ホノルルまで、エコノミーで15万円」「シンガポール~成田までは、10万円」と決めたら、シンガポールから成田経由ホノルルまでの航空券は25万円。だとすると、1シンガポールドルが仮に100円だとすれば、2500シンガポールドル。これで正解でしょ?
これは、「×」である。例えば日本人のAさん エンジニア。35歳 年収800万円とすれば、決して高い金額ではない。でも、同じような仕事をしている某国のエンジニア35歳のBさんの年収は100万円ほどだったら、高い買い物だろう。そこで、「公平感?」を保つべく、NUCレートというのが定められている。「NUCってどこの通貨?」と思われる人もいるだろう。これは、「通貨」のようであり「通貨」ではない。すなわち、NUCレートにその国の物価等を考慮して出た指数を掛けたものが、その国からの航空券の値段になるのだ。
仮に今ある航空会社のファーストクラスの旅を楽しんでいるとしよう。その航空券は100万円でもその横には、某国の人が同じサービスを受け、払っているお金は20万円だとすればどうだろう。
それに眼をつけた人々が道を開いたのが「海外発券」なのである。
オストドの場合、今成田~バンコク~シンガポールのタイ国際航空のビジネスクラスのチケットを持っている。日本で買えば片道で255330円(TGweb)するところだが、シンガポールで買った往復で、18万円もしなかった。つまり片道「タダ」どころか、片道分にもならなくて「GWやお盆・正月」にも使える航空券だ。
また、ANAのチケットは、シンガポール/成田x/羽田/那覇/羽田x/成田/ロサンゼルスx/サンフランシスコ/成田/シンガポール間のチケットだって、エコノミークラスで19万円もしない。(アップグレード券で国際線区間はビジネスクラスを利用)このチケットだって、GWにシンガポール/成田
7月の三連休に沖縄旅行・お盆休みはアメリカ(別特典チケットでカナダ)今度の年末・年始はシンガポール(実際は別発券でスリランカへ行く)こんな「おいしいものはない」だろう。
まあ、宿泊費や滞在費を除けば、1回分の旅費で3回ないし4回も旅行を楽しめるのが、海外発券のメリットなのである。
-「海外発券への道 第2章韓国ループ」-へ続く。


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空飛ぶ食欲魔人

ku-san様
いつもご訪問&Niceありがとうございます。(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-21 15:08) 

空飛ぶ食欲魔人

無一物中無尽蔵様
いつもご訪問&Niceありがとうございます。(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-21 15:09) 

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