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オストドのひとりごと「海外発券の道 第2章韓国ループ」 [ひとりごと]

「韓国・ソウル良いとこ一度はおいで~」
韓国・ソウルにはもう何回訪問しているだろう。ツアコン時代の初海外添乗もソウルだった。
メストド1号と二人で最初に(新婚旅行と言いたいけど、随分経っていたので・・)訪れたのもソウル。
一番多く訪れた街もソウル。そして海外発券最初の地もソウルであった。
むかしむかしのこと。ソウルでオリンピックが開かれた。オリンピック前までは韓国・ソウルといえば、「キーセン」という言葉があり、「キーセン接待」などのため訪れた男性諸氏も少なくない。
はっきり言って、その頃の韓国は「発展途上中」であった。違法コピー商品や売春婦が稼ぎ出す外貨を政府として黙認しているようなところであった。
時代考証****「キーセン」とは、主にソウル市内(ここしか、オストドは行ったことがない)にある。韓国宮廷料亭。昔の宮廷王族みたいに飲食を取るのに『自分の手』は使う必要がない。
横に侍らせた酌婦により料理・酒が口元に運ばれる。もちろんこれで終了してもよい。その際、チップを渡す必要がある。(5000円ほど)もちろん、これで「済む」わけでなくこの女性を同伴の上、朝まで甘~い時を過ごす場合、料理代とは別に50000円ほど必要。(女性の取り分は10000円。では、あとは・・・・・もちろん添乗員にもお小遣いが・・・・・)日本の風俗とは違い甘いひと時を過ごす。
「違法コピー」とは、字のごとく。オストドは「ダンヒル」の腕時計を買った(正確には払った覚えはない)中身のムーブメントが香港製なら5000円メイド・イン・ジャパンのセ○コーなら10000円。
ヴィトンやらエルメス・シャネルなどのニセモノバックやらが売っていた。主にイーテウォン周辺にあった。今は摘発がきびしいらしいが・・・・・・
さしずめ、昔「男性天国」(今では一応非合法みたいだけど)「ニセモノ天国」今では売り物?も変わってきて、「韓流スター」にお熱のおばちゃま達の「天国」なのだろう。

「韓国へ渡ろう」
先の章でも書いたが、韓国発券を行う場合には、その国から旅程を開始しなければならない。(ただし、呼び寄せ発券除く。)
まず、旅程を確定したら、韓国・ソウルへ一度旅をする義務が生じる。
韓国へのアプローチは次のようなものがある。
1.空路 
2.海路&陸路
3.ドラ○モンの「どこ○もドア-」(現実ではありえないが・・・・)
まあ、一般常識人なら、1、もしくは、2を選択するしかないだろう。
「空路にてソウル入り」
味気ないのだが、忙しい時の流れに乗ることが好きな日本人の代表的選択肢の一つ。
ただし、料金設定は高目である。なぜなら、日本で売っている「格安航空券」では、片道放棄はむずかしい。(ペナルティーが発生する場合がある。代理店が認めるか、旅行後引越しで行方をくらますとか、現地で「病気」(仮病)にでもなるしかない。)
「面倒はいや!」という人には、呼び寄せチケットの利用をお薦めする。
「海路&陸路にて韓国・ソウル入り」
博多港や下関港から釜山まで海路(つまり「船」)を利用し、釜山から韓国版新幹線「KTX」で一路ソウル入りも変わった「旅」を楽しむことが出来る。オストドのお薦めは関釜フェリー(韓国では釜関フェリー)という日韓共同運航のフェリーで一晩かけて釜山へ行くのがお薦めだ。
下関港を午後7時に出航して、翌日の昼頃にはソウルへ着く。
日韓共同切符を使えば、下関から1万円以内でソウルへ行ける。

「擬似ツアー オストドと一緒に韓国発券の旅 2泊3日」
「このたびはトドツーリストの主催する韓国発券の旅にご参加頂有難うございます。私がトラブルコンダク・・もとい、トラベルコンダクタ-のオストドでございます。お世話役としてご同行させていただきます。」「ぱち・ぱちと、まばらな拍手有難うございます。まず皆様のご無事帰還を祈願に大宰府天満宮へご案内して、下関のフェリーターミナルまでまいりたいと思います。」(バスにて移動)
「はい。大宰府天満宮へ到着いたしました。ここの駐車場にバスは留め置きいたしますので、貴重品・カメラ。おじいちゃん・おばあちゃん入れ歯忘れないで・・・はい。そこのお父さん女子高生のお尻ばっかりみてたら、奥さん睨んでますよ・・・・。はい。そこのお母さん。かっこいいおにいちゃんが歩いているからって、お子さんわすれちゃダメですよ・・・ガイドさんの後のついて行ってくださいね。」
「藤原道真公が・・・・と言っても誰も聞いてませんね。まあ、勝手にお参りしてくださいね。ええ、沈む時は沈みます。落ちるときは落ちるまあ、気休めですけど・・・・あ、それから、梅が枝餅買うんだったら、バスへ戻る途中の参道左側にある専門店。ここが一番美味しいですよ・・・」(これは、実話。オストドは全部食べ歩いた。)
-自由散策後、下関へ向かうバスの中で-
「お待たせいたしました。それでは下関港へ・・・」(バスガイドのあざらしがオストドをつっつく。)
「えっ。なるほど。」「バスの燃料がもったいないので、門司から電車で移動しますね。大丈夫。途中のダイ○-で道中の食べ物調達も出来ますから・・・・」
-電車の中で-
「おや、おじいちゃん。なに念仏唱えてるんですか?」「ああ、地震がきて海底トンネルがつぶれないようにですって?」「う~ん。ありえないことではないですよね。新幹線の橋脚も崩れましたし・・・」
「おや、ぼく。水中メガネにシュノーケルつけなくても大丈夫ですよ。ここに水は入ってこないし、もし入ってきたらあの世行きですから・・・」
-下関駅にて-
「いやぁ。残念ながら無事着いてしまいましたね。えっ残念じゃないってそうですか?今晩皆さんが乗る船は星希号です。韓国船籍なので、匂いに弱い方や、韓国料理が苦手な方は、ここの地下でお弁当買っておいてくださいね。ここから、10分ほどでフェリーターミナルですから、勝手にそこへ来てくださいね。・・・・・」
-下関フェリーターミナルにて-
「はい。じゃあ乗船手続をしましょう。名簿は私がサービスで作成しておきましたので、クーポンと乗船名簿及び港湾使用料を窓口に出してくださいね。ちなみに皆さんは2等B室ですので、雑魚寝です。嫌な方は多少空きがあるようなので、一人3500円増しで地獄?から天国です」
「えっ私。もちろん1等船室ですよ。二人部屋を一人でゆっくりと・・・」
-大浴場にて-
「おや、おじいちゃん。お風呂に一人で大丈夫ですか?気をつけてくださいね。死んじゃったら、水葬ですよ。いや、金魚の水槽じゃなくて、海の中へポイですからね。」
「おや、ぼく。ママは?一緒に入らないの?だめだよ、走っちゃ。言うこと聞かないとサメのおじさんに連れて行かれちゃうよ~」
-釜山フェリーターミナルにて-
「ひい。ふう。みい。全員いますね。いない人手を挙げて。はい。じゃあ下船しますよ。って」
「おじいちゃん。それおばあちゃんじゃなくて、知らない女の人の手握っちゃだめだって・・・」
「はい。パスポートを出してくださいね。人相の悪い人はここから先は入国できませんからねって。なんで、私を指さすんですか~。」
「忘れ物ないですね。両替の必要な方はあちらに両替所ありますから、まあ、1万円も両替すれば充分ですね。今しない人は後で、私がしてあげます。10%ほどお得です。私がですが・・・」
「ここから、釜山駅まで歩きますよ。大体そうですね。15~20分もあれば着きますよ」「はぁ、タクシーですか、見ての通りもう1台もいませんよね。地下鉄?わざわざ一駅乗りますか?健康の為あるかないと、貴方メタボになっちゃいソウ・デスヨ!」
-下関駅前にて-
「はい。ここが釜山駅です。なんですか?おじいちゃん。えっ昔来たことのある釜山駅と違う?ええ、KTXまあ、韓国の新幹線ですけどこれが開通して駅がきれいになったそうです。ぼく!大声で猿真似なんて言っちゃだめですよ。彼等の一応誇りのKTXなんですから・・・・」
「えっ焼き栗食べたい?美味しそう?まあ勝手にどうぞ。でも、生焼けが半分ぐらいありますから、お腹こわさないでくださいね。ああ、お母さん、便秘にはいいかもしれないですね。」
-改札口にて-
「おじいちゃん。どこ行くんですか?えっ自動改札通りたいって?残念でした。この切符は手書きなんで有人改札しか通れませんって。えっ中に早く入れろ?残念ですけど、時間が来るまで入れないんです。」
-10時発KTX ソウル行き-
「全員乗ってますぅ?えっ席の向き変えたいってんですか?固定席なんでがまんしてくださいね。」
「まあ、ソウルまで2時間ちょっとですけど、途中で車が降って来ないようにお祈りでもしててくださいね。」
-ソウル駅-
「いいですかぁ?あのエスカレーターで上にあがります。まあ、何度か乗ってますけどエスカレーターは落ちませんって。落ちるのは人ぐらいですね。改札を出たら、オットセイ観光のガイドさんが迎えにきてますから、バスで免税店に行ってたっぷりっと散財してくださいね。あっ。おじ様・&お坊ちゃま方限定・・ぼくはまだダメヨ・・・。スペシャルツアーも用意してありますから・・・えっ、おじいちゃんも参加されるんですか?まだ現役?了解ですぅ~。」
-ホテルへのバスの中で-
「いやあ、レディースの皆様。お買い物有難うございます。みなさん一杯買い物いただき、私の薄いサイフが少しふくれました。また、男性の皆さん。お疲れ様でした。みなさんさっぱりされた顔をなされていて、心よりお礼・・いや、お喜びいたします。さて、バスのほうはまもなく、市庁に近くにあります。ウェスティン・朝鮮ホテルへ到着いたします。なお、チェックイン後に現地発券代理店にご案内いたしますので、1時間後にロビーへお越しください。」
-発券代理店へ向かう地下鉄の中で-
「いいですか?これから地下鉄に乗りますけど、クサイとは決して言わないでくださいね。」
「そりゃもう、韓国の方の体臭は日本のオヤジの靴下の匂い並みですから・・・・」
「はい。次が安国です。ここで降りますよ。ここから歩いて数分でソウル発券の神様が待ってますから・・・」
-世○旅行社にて-
「いやあ、おお○ちさん。お久しぶりですね。素人ばっかり連れて来ましたんで、あと、宜しくお願い
しますね。」
「いいですか、みなさん。お忙しい方なのでお手を煩わせないでくださいね。」
「ふんふん。えっおじいちゃんとおばあちゃん。世界一周航空券ですか?それもふぁ・ファースト?」
「えっ、おじょうさん方は、日本経由のヨーロッパ?へえ。僕とおかあさんは、アメリカ・西海岸ですかいいですね。」
「皆さん。韓国ループへようこそ!あとは、勝手にしてくださいね。・・・・」

「韓国ループ」
トドツーリストの策略に嵌り、韓国ループへ飛び込んでいった人は一体どうなるのだろうか?知ったことではない。
ループとは、「輪」である。つまり世界1周航空券や往復チケットを購入した人々は必ず、1年以内にソウルへ戻るつまり、ソウルを基点にしてまたソウルへ戻る旅を続ける。これが、韓国ループである。オストドの場合には、韓国ループから、さらにシンガポールループへ発券の拠点を移すことになる。
「海外発券の道 シンガポール発券へ続く。」




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