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カナディアン・ロッキードライブ 第九章 レイクルイーズ・R1Aを走る [カナディアンロッキー旅行記]

-  レイクルイーズへ -
ジャンクションからレイクルイーズへ向かう。
カナダの標識は日本より親切極まりないほど。
昔の記憶とは全然違う道を進む。昔はホテルの駐車場にバスを停め、柵にもたれてのんびりと景色を堪能していたし、ホテル宿泊でなくてもホテル内に自由に足を踏み入れ、トイレの使用は勿論のこと売店を覗くことも自由だった。
だけど今ではどうだろう。ビジター用に新たに山を切り開き駐車場を整備している。
湖のほとりにはボートハウスが新設され、湖には無用と思えるボートが多数浮かんでいる。
トイレにしたって公衆トイレが造られていて、ホテルへの出入は制限されているではないか・・・・・自分が浦島太郎になったような気がする。このあたりに人間の傲慢さ(金儲け主義)が見え隠れする。昔のレイクルイーズへの道のりのほうが、味があたのだが・・・・・・・。
PM4:00(JPT8/15AM9:00)レイクルイーズのビジター用駐車場に到着。
メストド1号は少し不満のような顔つきをしている。オストドが昔のレイクルイーズの良さを吹聴しすぎたのだろうか・・・・・
木立を抜け、ボートハウス横手から湖のほとりへ歩いていく。
湖のほとりから眺めるレイクルイーズの景色は、まるで「お帰り!」とばかりにオストドを迎えてくれる。メストド1号も湖から見るロッキーの山々の美しさに心を奪われたらしい。
湖のほとりを1時間ほど散策。


美しいハズ。の、レイクルイーズの眺め。ね!ボートが邪魔でしょ?


お金と暇があれば泊りたかったな~!

ー バンフへR1Aを走る -
PM5:00(JPT8/15AM10:00)レイクルイーズを後にする。
湖を抱くロッキーの山々は「また、帰っておいで!」とばかりに開け放った車の窓から、優しい風を送り込んでくれる。途中、モーレン湖方面から道が交差するところで、
このロッキーの中唯一の渋滞にぶつかる。
こちらの車線が優先道路になるのだが、「ゆずりあいの精神」で1台ずつ交互に進む。中には、そんなときにも「ゆずりあいの精神」のない人間もいる。悲しいものである。
トランスカナダハイウェイを過ぎR1Aを左折し、バンフ方面へ向かう。
このルートの通行量は少ない木立の中をほぼ貸切状態で進む。
道をちょろちょろとリスが横切っていく。
途中、道路工事にぶつかる。「あれ、あのさ、STOP表示持っている人女性かな?」
とメストド1号に確認。咥えタバコで「STOP」表示を持っている。
近寄ってきたので、窓を開ける。「あのさ、この先右側車線工事してるから、しばらく左側走行して!大丈夫?」「左側走行は慣れてるから大丈夫だよ・・・・」と答える。
この道は動物遭遇率が高い。また、バスやトラックは通らない(通れない?)ので、
ゆっくり快適にドライブできる。カーナビは、トランスカナダハイウェイを走れと指示。
バンフでスーパーへ行くので少々急ぐため、トランスカナダハイウェイに入る。
バンフへ入る途中ビューポイントがある。ロッキーの山々に抱かれるバンフの街を見る。

PM6:00(JPT8/15AM11:00)バンフの街に入る。燃料タンクは半分を切っているが、カルガリー国際空港までは持つだろう。
ベストウエスタンサイディング29ロッジにの地下駐車場へ車を乗り入れる。
エレベーターで1階に上がりチェックイン。
JAF(AAA)割引で20%ディスカウント。169C$でコンチネンタルブレックファースト付。部屋は3階裏側ツインルーム。スーモーキングルームを指定してあったので、
安心してタバコが吸える。一服してフロントへ行きフロント嬢に尋ねる。(美人の若い女性。陽気で明るい彼女のファンは多いだろう)
オ「あのさ、スーパーあったよね?」
フ「ええ。セーフウェイがあるけど・・・・」
オ「あのさ、どこにある?」
フ「さっき、通ってきたでしょう。」
オ「えっ?」
フ「(地図に書き込みながら)ホテルはここ。セーフウエイはここよ。」
オ「ありがとう。」
メストドとホテルの正面玄関を出て、右手へ進む。バンフインターナショナルの裏手にあるセーフウェイへ行く。
そこで、メストド1号が思い出したように言う。
「あのさ、なんで車で来なかったの?」
「あっ、忘れてた。」
「まあ、あんたが全部持っていくんだからいいけど・・・・・」
「・・・・・・」
色々なメープルシロップが売られているが、オストドの選んだのは、プラスティックケース入り。大瓶2本(500ml)と中瓶3本(250ml)小瓶3本パック(100ml)と、メープルバター1本・メープルクッキー8箱を購入。しめて88ドルちょっと。VISA決済。
袋が3つになったので、一番軽いもの1袋をメストド1号が持つ。
一旦ホテルに戻り、荷物を置く。-ふう。-
それから、しばらくぶりのバンフを散策&夕食に出かける。
今日で実質カナダ最後になるので、夕食はカナダらしいものが食べたい。
工事中のバンフアベニューを歩くが、食べたいレストランはないので、思い出深い
バンフインターナショナルホテルのレストランへ入る。
シーザーサラダひとつ(二人では食べきれない量があった)とメストド1号はサーモングリル。オストドはアルバーター牛のステーキ。飲み物はコーラx2。しめて68C$の夕食。(チップ込)
夕食後、ぶらぶら散策しながらホテルへ戻り、入浴後就寝。

「カナディアン・ロッキードライブ 第十章 ロッキーで温泉&ゴンドラ」へ続く。


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