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「僕たちは社会関係奉仕部」第34話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさずにおくものか~」2

「1バカ・2バカ・・・・・9バカ・・と全員いるな!」 担任キー先生と学年主任の登場・・・・・
「先生方・・・お早うございます!」 

声を揃えてご挨拶・・・・これ・・・基本です。僕たち・・・健全!?な高校生ですから・・・・

「お・・お早う・・・・お前ら・・・一体・・なに企んでる?」
「はあ・・・キー先生・・・僕たち・・別に・・・・なあ」
「ああ・・・俺ら一生懸命・・社会奉仕してるのに・・・・・」
「だから・・・・なんで・・・女子高の周辺とか・・・裏の道だけなんだ・・・・あん?」
「はあ・・・女子高・・はですね・・・・・今までのお詫びのしるし・・・・まあ・・・裏道もなんですけど・・・・」
「ああ・・・これから・・・・お前らが・・ホステス養成学校と呼んでいる・・まあ・・俺もそうだったが・・・・」
「また・・・何か苦情でましたか?」
「いや・・・やけに愛想のいい・・・スカウトをお持ちで・・・・って」
「なあ・・・俺ら・・・・どっかと契約してたっけ?」
「いや・・・そういえば・・・まだ・・・」
「あっ一人だけ・・・神様と契約しているバカが・・・・・」
「うるせーよ・・・・それで・・・先生・・俺らとでも?」
「ああ・・・ネタバレしてるぞ・・・・よりによって・・お前ら・・・生徒会長に声掛けるバカいるかよ・・・・・」
「それで・・・・納得しました・・・・・今度から・・気をつけます。」
「よし・・・」

ひどい先生がいたものです・・・・これが・・・担任です・・・まあ・・・・僕ら同じような・・境遇を送り・・・・今でも独身!
僕は兄さんに目で合図を送り・・・そう・・・アイコンタクトです。わかった・・と軽くうなずき・・・・・

「よし・・・お前ら・・・・教室に戻れ・・・・それから・・・部長・・お前は活動報告しろ・・・・」
「はい」

兄さんと二人だけ・・・・兄さんはポケットからタバコを出し・・・ホレ!と僕にも1本くれまして・・・・・
まあ・・・ここ・・・ちゃんと灰皿ありますから・・・

「兄さん・・・いよいよ作戦開始です。」
「そうか・・・・優子何か言ってたか?」
「ええ・・・徹底的にと・・・・それと・・兄さんには迷惑掛けるなと・・・・」
「馬鹿野郎・・・いいか・・・お前は俺の大事な弟だ・・・・」
「はい。」
「いいか・・・仮にあいつが・・・・職員会に諮っても・・誰も相手をしない・・・・」
「えっ?」
「ああ・・・・主だったうるさ型は抑えといた・・・・」
「ありがとうございます・・・・・」
「お前も男だ・・・・やるときは・・・徹底的にやれ・・・・骨は拾ってやる・・・いいな!」
「はい・・・・俺はどうなろうと構いません・・・ただ・・・・手伝う仲間たちは・・・・どうか・・・」
「ああ・・・お前・・カッコいいぞ・・・・まあ・・・優子が選んだ男だからな・・・・」
「はい・・・・」
「それから・・・・佐山先生が話しあるそうだ・・・・・何でもお礼をしたいそうだ・・・・引越しの・・・・ここで待ってろ。」
「はい・・・」

しばらくすると・・・美希の足音が・・・・小走りにやってきました・・・・
ドアの外の札・・・・つまり指導中の札を確認すると・・・美希がドアから飛び込んできて・・・・カギを閉めます。
そうです・・・僕・・これから・・・・個人・・指導を受けます・・・・

「あなた・・・」
「美希・・・」

美希は僕に抱きついてきて・・・・・今朝に負けないくらいのキス・・・・僕・・思わず・・・・立ちそう・・・・

「会いたかった・・・・」
「うん・・でも・・・学校じゃ・・まずいんじゃない?」
「うん・・・・でも・・・・お礼・・・」
「まあね・・・」
「ねえ・・・今夜帰ってきてくれるわよね?」
「うん・・・・話もあるから・・・・」
「何時ごろ?」
「解らない・・部活あるから・・・・」
「じゃあ・・・紗江子の店で待ってる」
「うん・・解った・・なるべく早く行くから・・・」
「ねえ・・これ・・・家のカギ・・・・」
「えっ・・・・」
「いつでも・・・帰ってきて」
「うん・・・」
「じゃあ・・・行くけど・・・・もう一度・・・」 僕は美希を制止して・・・
「キスしていい?」
「うん」

また・・・さっきより・・強烈な・・・・・[ハートたち(複数ハート)]

「ご指導・・ありがとうございました。失礼します・・・・」

美希が去っていき・・・・僕は一人に・・・

「そうだ・・・・今週の部活申請だしてなかった・・・・・」

教務員室へ・・行き・・まあ・・・廊下を挟んだ反対側ですけど・・・・・
ドアをノックして・・・・一礼して中に入り・・・・

「先生方・・・お早うございます。社会関係奉仕部部長・・・部活動報告に入ります・・・・・」
「おう!今そっち行くから・・・・・部室にいなさい・・・・」
「はい・・・失礼します・・・・あっ・・景山先生・・・本日も自習でよろしいのでしょうか・・・・」
「ああ・・・プリント・・・やっとけ・・・・」
「はい・・・失礼します。」

まあ・・・あとで・・・たっぷり・・・・・・地獄行きのチケットお渡ししますから・・・・・片道キップ!
部室に兄さん・・学年主任が入ってきました・・・・勿論・・・指導中ですから・・・・カギが掛けられ・・・・

「あの・・・・今週なんですけど・・・・準備とか色々ありまして・・・・僕・・・来れません」
「ああ・・・・解った」
「それと・・・・本日ただいまより・・・今週一杯・・・部活動許可願います・・・・奉仕です。」
「うむ・・・許可する・・・・」
「ありがとうございます・・・・」
「ああ・・・片付けておくから・・・・いつでも来い・・・俺のとこにも・・・・」
「はい!」

僕は休み時間を待って・・・メンバーを招集します。勿論、織り込み済み・・・・今日は佐々木家の倉庫整理です。
僕たち・・・・処刑場の準備をしなければなりません・・・・
僕たちは・・・・臨時部員を伴い・・・・(放送部と美術部・・・・もちろん景山に恨みを持つ人間)を引きつれ・・・・
東京の郊外にある・・・・・佐々木家所有の土地に建つ・・・・廃屋へ向かいました・・・・・・
そう・・・・あさって・・・ここ・・・・地獄です。

「僕たちは社会関係奉仕部」第35話へ・・続く・・・・




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