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「僕たちは社会関係奉仕部」第37話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさずにおくものか~」5

「美希・・・・俺・・ちょっと電話してくるから・・・・・」
「電話だったら・・・・ここの使えばいいじゃない・・・」
「ああ・・・・学年主任と赤沼に電話するの・・・・・公衆電話じゃないと・・・まずいっしょ・・・・」
「うん・・・・そうよね・・・・確かに・・・・・禁断の・・・・きゃっ[黒ハート]・・・・」

自分で言って・・頬を染める・・美希・・・・・学校と今・・・どっちが本当の美希か解りません・・・まあ・・・・15歳と11ヶ月で・・・・解ったら僕・・・・・ヒモ生活できます・・・・・よね?
まずは・・・兄さん・・学年主任に電話を掛けます・・・・どうせ・・・女運はないので・・・今頃・・・酒でも飲んでいるでしょうが・・・

「もしもし・・・・」 あちゃ・・・やっぱ・・・ちょっと不機嫌そうな声です。
「兄さん・・遅くにすみません・・・僕です。」
「おお・・・弟どうした・・・お前・・・どこにいるんだ?」 居所は口が裂けても言えませんが・・・・
「ええ・・・とある所・・・地獄です。」
「まあ・・いいや・・・・で・・・どうした?現世が恋しくなったら・・・・いつでも・・化けて来い・・・」
「いや・・・地獄もいいところですよ・・・兄さんもいかがですか?」
「それより・・・用事は?」
「ええ・・・兄さんの声が聞きたかったもので・・・・」
「お前・・・・何企んでいるんだ?」
「やだなあ・・・・・明日なんですけど・・・・・奉仕部有志による先生方のお車の洗車をしようと思いまして・・・・」
「ははぁ・・・例の件だな・・・・・」
「ええ・・・ご協力いただけますか?」
「ああ・・・解った」
「じゃあ・・・よろしくお願いします。」
「気をつけろ!いいな!」
「はい!じゃあ・・・おやすみなさい・・・」
「ああ・・・おやすみ・・・・」

次は・・・赤沼の家に電話する・・・・専用の電話があるからだ・・・・

「赤沼?俺だ・・・」
「なんだ・・部長かよ」
「例の件調べついたか?」
「ああ・・・今・・・スパイ班と代わる・・・」
「もしもし・・・・S・・・か・・・どうだった?」
「ああ・・・・景山によ二人娘いるんだわ・・・・中2と高1・・・・」
「使えるな?」
「ああ・・・吠え面かかせてやる・・・・それとな・・・・放送部の山崎が参戦することになった・・・」
「ヤマが・・・・また何で?」
「ああ・・あいつ・・・・俺らが売り払ったウラ本没収喰らったらしい・・・・」
「あいつに・・流したのなんだっけ・・・・」
「女教師の哀愁・・だったような・・・・・確か3000円で売った・・・・」
「あの・・・・・ド・・キツイ・・奴・・・・」
「それで・・・・恨みがあるらしい・・・あいつ・・・・録音機材持ってくるってよ・・・・」
「そうか・・・昼休みが・・・・楽しみだな・・・・・」
「お前・・・・今・・どこだ?」
「ああ・・・ちょっと・・・バイト先」
「なんだ・・・スナック・・まだやってのか・・・・」
「そんなとこだ・・・・寝る場所も確保出来るし・・・・それより・・・洗車の件だが、兄さんに頼んであるから・・・よろしくな!」
「ああ・・・任せとけ!」
「じゃあな!」
「おう・・・」

電話を切ると・・マンションの部屋目指して走っていく・・・・・美希もう・・・・寝たかな?と思いながら・・・・・

「ただいま~」
「お帰り~。・・・あ~よかった。どこか行っちゃうのかと・・・・」
「そんなわけ・・・ないでしょ・・・先に寝てれば良かったのに・・・・」
「いやなの・・・・あのベッド・・一人じゃ広すぎるから・・・・」

そのとき・・・突然・・雷に打たれたような・・・衝撃が・・僕の身体を走り・・・・・そうです。
また・・・あっちの神様が降臨され・・・・僕・・・美希を抱え上げるとそのまま・・・・ベッドへ・・・・
そのまま・・・・朝まで・・・[揺れるハート]どうやら・・・・神様のお名前をお借りするので・・・・しょうがありませんが・・・・
でも・・・・僕の身体より・・・・美希の身体は大丈夫でしょうか?
おや・・・・あえぎ声の上げすぎで・・・・風邪を引いたような声になっています。・・・・これなら・・・・バレません。
これ・・・・ケガの功名でいいんですかね・・・兄さん!

「僕たちは社会関係奉仕部」第38話へ・・・続く・・・・・







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