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「僕たちは社会関係奉仕部」第40話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさずにおくものか~」8

-甘いワナ・・・天国への階段を登るとき・・1-
「ごっく・・」 いよいよ・・・・約束の12時に近くなり・・・・
プラットホームに都心方面からの電車が滑り込み・・・・・たぶんあの電車でしょう・・・・
僕らは店の2階で撮影準備を始めます。
まず・・・タイトル撮影・・・・・
タイトル・・・・・「悪徳卑劣な男教師・・・・女教師を嬲者にするとき・・・・悲鳴が聞こえる」
スケッチブックに書かれた・・・タイトルを撮影・・・・
主演・・・・・景山・某 私立高校・・・国語科古文教師・・・・もちろん授業風景で隠し撮りした写真付き。
主演女優・・・・・ 有志・・・・ (名前を出すわけにいきません)
提供・・・・正義の味方・・・・決死隊
タイトルを撮影しているとき・・・・放送部の用意した・・・テープ・・・・日活ロマンポルノ・・・・に近くなってきました。
「いや・・・・やめてください・・・先生・・・!」
(これ・・・佐々木君のお姉さんの声・・・・実際にお聞かせできないのが・・・・残念ですが・・・)

「おい・・・そろそろ来るぞ・・・」
「ああ・・・スチール班頼むぞ・・・・望遠で・・・スケベ面・・撮りまくれ・・・・」
「よし・・・・はい主演男優にズームイン!」

僕・・すっかり映画監督気分です。
ナレーションはYの役目・・・・・・
「景山は、妻と可愛い娘2人がいるのに・・・美人教師を・・その性欲のため・・・弱みを握り・・・脅していた・・・一度・・・・無理やり・・連れ込んだのだが・・・失敗に終わり・・・今日こそは・・・景山の姿は物語っている・・・」

「はい・・・OK!」
「裏から・・外へ廻るぞ・・・・急げ・・・・隠しマイクOKだな?」
「ああ・・・・ばっちり集音できる・・・そこに案内するよう・・・言ってある・・・・」
「よし・・・・喫茶店に入るところ・・・出るところはいいな・・・看板の陰から・・・・ズームだぞ」
「ああ・・・・まかせとけ!」

しばらく・・・・様子を見ていると・・・一生懸命・・・やっぱ・・・ナルちゃんナルシストか・・・景山・・・
まあ・・・・数時間後の自分・・想像してみろ・・・・・

[るんるん]カラ~ン[るんるん]

「いらっしゃいませ~ぇ・・・・こちらへ・・・どうぞ」 ミサ・・・・接客もなかなか・・・・です。
「あ・・・待ち合わせしてるんだが・・・・」 

景山・・・気取っています・・・僕・・店に電話を入れます・・・・もちろんそいつが・・・・バカ山・・いや景山だと教えます・・・

「なにを差し上げましょうか?」
「あ・・・・そうだな・・・・コーヒーを・・・・」
「ホットで宜しいでしょうか?」
「ああ・・・ミルク・・多目に・・・・・」
「本日・・・スペシャルコーヒーがございますが・・・いかがでしょうか?」
「スペシャル?」
「ええ・・・年間・・ごく僅かしか・・取れない・・・幻のコーヒーで・・・・地元では強壮剤として・・・珍重されております」
「そう・・・強壮剤にね・・・じゃあ・・・それもらおうか?」
「かしこまりました・・・少々お待ちください」 ・・・ミサはぴょこんと頭を下げ・・・・・カウンターヘ・・
「スペ・・・ホット・・ワン入ります。」

でも・・・こんなコーヒは・・・実際には・・・ないと思います。大量のガラナエキス・・・マムシの粉末・下剤・
様々なものが・・・・入っています。

「お待たせ・・いたしました・・・・スペシャルコーヒーでございます。」
「ああ・・・ありがとう・・・・私・・・景山と言うんだが・・・誰か・・お見えじゃないかな・・・・」
「ええ・・・まだ・・・・お見えでは・・・」
「そう・・・・」 スペシャルコーヒーを一口飲むと・・・・・
「う・・・ん・・これは効きそうだねえ・・・・ミルクも・・一味違うような・・・・」
「お判りいただけますか・・・・このミルクは・・・・・・」
「なるほどねえ・・・・うん・・・美味しい・・・・」

ええ・・特製ブレンドです・・・トイレの水洗の水を使い・・・・粉ミルクに・・・・腐りかけの牛乳・・・・などブレンドしたものですから・・・・・
10分経ち・・・20分経っても・・美希は現れません・・・・現れるはずもありません・・・・

「しかし・・・遅いなあ・・・・佐山・・・・何やってんだろう・・・・・まさか・・・いや・・・・あれが誘ったんだし・・」 

少々・・・いらだってきています。僕はスタンバイしているカオリさんに合図を送ります・・・・
カオリさんは・・・少々・・胸元を強調した・・・・・まあ・・・普通の男だったら・・・大きいおっぱいをさらに強調されてれば・・・・自然と視線は集中します・・・・

[るんるん]カラ~ン[るんるん]

「いらっしゃいませ~ぇ」 ・・・・ミサが飛んで行きます。カウンターで・・・一言・二言・・・話をして・・景山の方へ・・・・・

「あの・・・景山・・さんでいらしゃいますか?」
「ああ・・・そうだが・・・お宅は?」
「はい・・・山口カオリといいます・・・・美希の従兄弟でして・・・・遅くなりまして・・・申し訳けありません。」
「ほう・・・・で・・・・佐山・・・さんは?」
「ええ・・・何でも・・特別なお客様だからと・・・朝から美容院に行っておりまして・・・遅くなりそうなので・・・お迎えに行って欲しいと・・・・」
「そう・・・特別な・・・・・」 景山がニヤついた瞬間もカメラは逃しません・・・・
「今・・・迎えの車を呼びますので・・・・・」
「まあ・・キミもコーヒーでもどうかね?」
「いいんですか?いただきます。」
「キミ、コーヒーでいいかな?」
「出来れば・・・冷たいお紅茶を・・・・レモンで・・・」
「お~い・・・キミ・・・アイスティー・・・ひとつ・・・ああ・・レモンで・・・僕にはお替りを頼む!」

予想どおりです・・・景山・・・・やはり・・・スケベオヤジで・・・・同じもの・・ええ・・・マムシの粉・・・倍量サービスしときます・・・・・

「しかし・・・佐山先生といい・・美人揃いなんだね・・・・キミたち・・・」 目は・・やはり・・胸をちらちら見ています・・・・
「あら・・ありがとうございます。」
「お待たせいたしました~」

ミサが・・景山専用のスペシャルコーヒーと・・・普通のアイスレモンティーを運んで行きます・・・・

「姉さんだったんですか・・・こんな・・素敵な叔父様の・・・お相手・・・・」
「残念なんだけど・・・違うのよ・・・美希のお相手なの・・・本当に残念ですけど・・・・」
「あら・・・いいわねえ・・・・美希姉さん・・・・」
「ねえ・・・ミサ・・・お迎えの電話してくれたかしら・・・・」
「ええ・・・まもなく・・・・来る筈ですけど・・・・」
「そう・・・ありがと」

再び・・にやつく・・・・・景山・・・・鼻の下が伸びきっています。・・・ええ・・・景山のために・・・美人揃えておいたんですから・・・・天国・・味わってもらうのに・・・・・
もう・・すっかり・・・・有頂天・・・・そりゃそうです・・・・・僕たちも・・・さんざんやられましたから・・・
カメラはしっかり・・・・すべて捕らえてますし・・・・録音もばっちりです・・・
そこへ・・・・迎えの車が・・・・佐々木君のお母さんの・・・ベンツ・・・・洋子が変装して・・・運転してきました。
「あら・・・お迎えが来ましたわ・・・・・叔父様[黒ハート]
「そうか・・・じゃあ・・・行こうか・・・お幾らかね?」
「いえ・・・頂くわけには・・・・美希姉さんに叱られますから・・・」
「そうかね・・・じゃあ・・・ごちそうさま・・・・」

ご乗車・・誠にありがとうございます・・・・・本日は・・・・ヘル運送・・・・の地獄99丁目行きにご乗車くださいまして・・・誠にありがとうございます。なお・・・・片道チケットになっておりますので・・・・お帰りは・・・ございませんので・・・・ご注意・・・・あっ・・もう・・・お乗りになられていらっしゃいますねえ・・・・では・・・・地獄への旅にご案内いたします・・・・・・
ベンツは遠回りして・・・・宿へ・・・僕たちはタクシーで・・・先回りです。もちろん追跡班はバイクで・・・追いかけますが・・・・・


「僕たちは社会関係奉仕部」第41話へ・・・続く・・・・







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