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「僕たちは社会関係奉仕部」第41話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさずにおくものか~」9

-甘いワナ・・・天国への階段を登るとき・・・2-

景山を乗せた・・・・ベンツが・・・・玄関に滑り込んでくる・・・・追跡班はバイクだから・・・・先に到着している・・・・いい絵が取れたらしい・・・・
では・・・・車中の様子を・・・・洋子の持っていた・・録音機が拾っている・・・・・

「どのくらいで・・着くのかね・・・」
「そうですね~20分くらいかしら・・・・」
「そうかね・・・ところで・・・佐山・・・君はどのくらいで来るのかね・・・・」
「嫌ですわ・・叔父様・・・・美希にこと・・少しくらい・・・お忘れになれないのかしら・・・」
「う・・うん・・まあ・・・なんだ・・・・」
「叔父様・・・・美希遅れてきても・・その間・・あたしが・・・・おもてなし・・しますので・・・」
「そうか・・・もてなし・・ねえ」
「もう・・まもなくですわ・・・・うち・・・・温泉がありまして・・・・」
「ほほう・・・温泉・・・」
「ええ・・・なんでも・・・・すごい・・・強壮作用があるらしくて・・・でも・・・叔父様には・・たくましそうだから・・・不要かもしれませんが・・・・」
「ま・・・そうだな・・・でも・・・・後で・・入らせてもらおうかな・・・・」
ええ・・・そのときは・・お背中くらい・・・お流しさせていただきますわ・・・」

僕たち・・・すっかり準備は完了して・・・・お車・・いや・・・地獄行きの火車を待っておりました・・・・

「叔父様・・・こちらでございますわ・・・・」
「うむ・・・」
「いらっしゃいませ・・・・私・・・・女将のミチと申します・・・・。」
「ああ・・・景山・・です・・・よろしく・・・」
「早速・・・お部屋の方へ・・ご案内・・いたしますわ・・・・」
「ああ・・・そうだ・・・お手洗いお借りできるかな・・・・」
「はい・・・・では・・・ご案内を・・・・」

我慢の限界だったらしい・・・そりゃそうだ・・・・下剤・・効き目ばっちり・・・でも・・本当に・・下剤だけかな?・・まあ・・いいや・・・僕じゃないもん・・・・お腹下しているの・・・・・

その間に僕たちは・・・「特別室」へ駆け込みます・・・ミサ・洋子は・・・押入れに・・・・映像・音声は庭先から・・・狙います・・・・そして・・・僕たちもそれぞれ・・・の定位置に・・・・・

「こちらで・・・ございます。・・・・只今・・・・お茶を点てさせておりますので・・・」
「うむ。・・・・いい部屋だね・・・女将・・・」
「ありがとうございます。姪から・・・特別なお客様のおもてなしだから・・・と言われまして・・・・一番いいお部屋をご用意させていただきました。それから・・・・次の間には・・・ご用意もしてございますので・・・」
「そうかね・・・・」
「ええ・・・特別なお客様とお聞きしましたので・・・ご昼食をご用意してございますが・・・・その前に・・・あちらは・・・必要ございませんね」
「あちら・・・ああ・・・そうだな・・いらない」
「畏まりました。」
「しかし・・・いい部屋だな・・・うん?・・あちらは?」
「はい・・・露天風呂でございます・・・・この部屋のお客様だけ・・特別に・・・お二人様でお使いいただけるよう・・・・温泉を入れてございます・・・・」
「ああ・・・あの・・温泉」
「お聞きでございますか・・・・特に・・殿方が先に入られると・・・それはもう・・・強い作用があると・・・・言われております。」
「女将・・・・・試したのかい?」
「いえ・・・連れ合いを亡くしましてから・・・・娘と二人・・・細々と・・営んでおりまして・・・常連のお客様より・・・お伺いしただけでございまして・・・・」「そうかね・・それはそれは・・・」
「ええ・・・うちの娘にもお客様のような立派な殿方が見つかればいいのですが・・・・」
「まあ・・・そうかな・・・・そうだ・・・女将・・・・水貰えるかな・・・」
「はい・・・申し訳けございません・・・すぐ・・・お水を・・・・」

女将が部屋を出ると・・すぐ・・・・次の間に続く・・襖を開ける・・・景山の姿・・・・・
そこには・・・・一組の婚礼布団と枕二つ・・・・それに・・・ほんのり灯る行灯に閉めきった窓のため・・・丁度いいくらいのエアコンが入れられており・・・・

「うん・・・とうとう・・俺のものだ・・・そうだな・・・今日はたっぷり・・・・まあ・・・子供が出来たら始末させればいい・・・・うん・・しかし・・・高そうな部屋だな・・・・俺が払うのか?・・いや・・でも気前のいいところ見せておくか・・・・あとで・・・たっぷり・・・あの身体ではらってもらえばいい・・・」

やっぱり悪党です・・・こいつ・・・・徹底的に懲らしめ・・・社会的抹殺が決定した瞬間です。

「失礼・・致します・・・お水お持ちいたしました。」
「ああ・・・女将・・どうぞ」 慌てて・・・襖を閉め座りなおす・・・・景山・・・・
「どうぞ・・・・」
「ああ・・・ありがとう・・・・」
「お薬でございますか・・・・・」
「ああ・・・」
「あら・・・それ・・・・」
「知っているのかい・・・女将」
「ええ・・・亡くなった亭主が・・・飲んでおりまして・・・それより・・・・もっといいお薬がございますが・・・」
「今、あるのかい・・・」
「ええ・・・これを・・・・姪のこと・・宜しくお願いいたします。」
「ああ・・・任せておきたまえ・・・・悪いようにはせん・・・」
「左様でございますか・・・・では・・・」
「ああ・・・彼女は?」
「ええ・・・今・・・車を迎えにやっておりまして・・・・お支度もございますので・・・・先に・・・強壮酒でも・・・」「う・・うんそうだな・・・頂こうか・・・・」
「それでは・・・・お支度いたしまして・・・娘にお相手させますので・・・・」
「ああ・・女将・・・ちょっと・・・」
「はい・・・なんでございましょう・・・」
「お支払いを・・・先に・・・」
「いえ・・とんでもございません・・・姪に叱られます・・・」
「いや・・・彼女に払わすわけには・・・・幾らかね」
「いえ・・・本当に・・・・・お気持ちだけで・・・」
「そうかね・・・とりあえず・・・・今の手持ち・・・10万払っておくから・・・・後で不足があったら・・・言って来なさい・・・」
「はい・・・ありがとうございます。どおりで・・・・うちの娘も・・たった今・・・素敵な方なの・・と言っておりまして・・・・」
「そうかね・・・・」
「ええ・・・複雑ですわね・・・母としては娘を・・でも叔母としては・・・姪・・・・二人とも・・同じお方を・・・」
「ま・・・そんなもんかね」
「ええ・・・私としては・・・二人の想いを遂げさせてやりたいと・・・あら・・とんでもない事を・・・・申し訳ございません。」
「いや・・・悪い気はしないから・・・構わんが・・・・」
「只今・・・お酒を・・・何でも・・・お風呂に入られながら・・お飲みになると・・・凄いそうでございます・・では・・失礼いたしまして・・・」

1人・・・部屋に残る・・・景山・・・・もう・・至福のひと時の顔をしており・・・・・

「そうか・・・俺・・果報者だな・・・よし・・・美希とあの・・・カオリだったか・・・二人とも・可愛がってやろう・・・・」

とうとう・・・ココまでは作戦・・筋書き通りです・・・・佐々木君のお母さん・・・ちょっとした俳優より・・・・演技派で・・・・ここまで・・・来れば・・・・あとは・・・・
ええ・・・ここは・・まだ・・・天国ですから・・・・一気に地獄へ落ちてもらいましょうかね・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第42話へ・・・続く・・・・・
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