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「僕たちの・・・・祭り・・・」第94話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

僕たちの復讐劇・・・・14

田端の駅を降りたのが・・・5時過ぎ・・・・「やべぇ~怒ってかな?」
ダッシュで紗江子の店へ行く・・・・
ドアを開けて中に入ろうとすると・・・・丁度・・・美希が出てきて・・・正面衝突・・寸前。

「きゃっ!」
「ご・・ごめん・・・遅くなっちゃった・・・・」
「ど・・どこで遊んでたのよぉ~」
「勉強してから・・・店に行くように行ったのは美希じゃん・・・・」
「そりゃそうだけど・・・ちゃんとやったのね?」
「まあ・・・そこそこ・・・美希・・早いじゃん・・もうカレー出来たの?」
「紗江子が作っている・・・あたしは・・・お肉屋さんにカツ頼んできたから貰いに行くところ・・・・」
「やたぁ・・・カツカレー・・・・」
「だって・・食べたいんでしょう・・・じゃあ・・お肉屋さんに行って来る。」

僕は店に入っていった・・・・カレーの匂いが鼻をつく・・・・・・

「紗江子さ~ん・・・腹減ったぁ~・・・・・」
「遅いじゃないのぉ~どこで・・・油売ってたの?」
「売る油はないけどね・・・・勉強してたの・・・お・べ・ん・きょ・う・・・・」

あながち・・うそではない。お勉強はお勉強でも・・・女体の神秘について・・・お勉強してたんです・・・・僕。

「しかし・・・カツカレーとは・・・・・もっと手の込んだもの作ってあげるのに・・・・・」
「だって・・・いきなり・・・聞くんだよ・・美希。とっさに頭に浮かんだのは・・・カツカレーだったから・・・・」
「あの娘らしいわ・・・・それより・・・・早くシャワー浴びて・・・・着替えてらっしゃい」
「うん・・・・今日は?」
「おかげさまで・・・予約で全て満席。ついでに・・明日も・・・・」
「へえ~じゃあ・・・儲かる?」
「うん・・・・来週分の売り上げもね・・・・」
「そいつは良かったぁ・・・一杯稼いでね・・・・」
「うん・・・ありがと・・・」
「それからさぁ~俺らがよく行く喫茶店のママがね・・・来たいらしいんだけど・・・どうかな?」
「そうねえ・・・・今週は満席だから・・・・次回かしらね・・・・」
「一人なんだけど・・・・明日無理かな?」
「カウンターでもいいのなら・・・なんとかするけど・・・・」
「うん・・・明日もお昼ごはん食べに行くからね・・・・そのとき聞いてみる。それでよければ・・・場所教えておく。」
「うん・・・しかし・・・すごいことになってきたわね・・・・」
「でしょ・・・・でもね・・・本業にはしないよ・・・どうせ・・・すぐ・・落ち目になるもん・・・」
「解ってりゃいいの・・・今はきっと・・ものめずらしいだけ・・・だから・・稼げるうちに稼いどこう!」
「おお!」

そこへ・・・お肉屋さんに出かけた・・美希がトンカツの包み紙を持って帰ってきて・・・・

「こらぁ~聞こえてるわよ・・・・まったく・・・・・紗江子も調子に乗せないの!学生なんだから・・・・」
「いいじゃない・・・社会勉強なんだから・・・」
「まあね・・・それと・・・・美味しそうなお肉あったから・・・買ってきたけど・・・・夜の宴会用」
「じゃあ・・・しゃぶしゃぶにしようか?」
「スキヤキがいいなあ・・・・最後にさ・・・ご飯に煮汁かけて・・・あれで・・・ご飯3杯は食べれるもん」
「辛気臭い・・・いつでも食べさせてあげるから・・・そんなこと言わないの・・・・おうどん入れるんだもの・・・」
「ごはん!」
「うどん!」
「もう・・・どっちでもいいでしょう・・・」
「だってぇ~おうどんも買ってきちゃったしぃ~」
「じゃあ・・いいよ・・うどんで・・・・」
「いいの・・・ごはんで・・・」
「ああ・・・ばかばかしい・・・・・一生やってなさい・・・面倒だから・・・うどんとごはん両方で決まり!」

僕はシャワーを浴びるために浴室へ・・・と言っても・・・・汗を流すだけ・・・・

「はい!廻れぇ~右!」 美希にやっぱり・・捕まっちゃう僕・・・・

石鹸を塗りたくられ・・・ごしごし・・・・僕・・・モノじゃないんですけど・・・・・

「制服を汚すといけないから・・・これ着なさい!」

懐かしい・・・僕が以前着ていた・・トレーナーを手渡されます。
早目の夕ご飯を・・・・モグモグ食べていると・・・・

「ねえ・・・明日、喫茶店ノママ連れてくるんだって?どこのお店?」
「あのね・・・学校の近くなんだけど・・・僕たちの隠れ家なもんで・・・店の名前は・・・勘弁してぇ~」
「なんで?あなたたちの行動を監督するのも・・わたしの仕事なんだけど・・・・あやしい・・・・」
「駄目なものは・・・駄目だな・・・・まあ・・・あいつらに相談してOKが出れば・・・連れて行けるけど・・・・」
「まあ・・・悪たれ連の・・・秘密基地みたいなものなのね?」
「そうなんだ・・・でも・・・行かないほうがいいよ・・・・奢らされて給料なくなっちゃうから・・・・」
「それは困るから・・・近寄らないようにしておく・・・・」
「それが・・・賢明だと思う。」
「もしかして・・・・そのママと出来てるんじゃない?」

ブッ~・・・・・!
僕・・食べていたごはん・・・を噴出してしまいました・・・・
女の感は恐ろしい・・・・身をもって知らされた瞬間・・・ここは否定しなければなりません・・・

「き・・・汚いなぁ~」
「あのね・・・美希が変なこと言うからでしょ・・・・クラスメートのお姉さんで・・・人妻だよ人妻!」
「あらそう?・・・じゃあ・・・あたしとそんなに変わらないじゃな・・・・」
「そ・・そうだけど・・・・ご主人がますたぁ~なの・・・・馬鹿なこと言わないでよ・・・・変なとこは入るでしょ・・・まったく!」
「まあ・・あたしも紗江子も人のこと言えた義理じゃないけどね・・・・まあ・・いいか・・・・」
「もう・・・今日は歌わないからね・・・頭にきた!」
「そ・・・それは駄目。お客さん楽しみにしているんだもの・・・・」
「じゃあ・・・・ラブサウンズはやめて・・・・・別れ歌特集にしてやる・・・・」
「ごめん・・・機嫌直してよ・・・・」
「もう・・変なこと言わない?」
「うん・・・言わない」
「ついでに・・・勉強しろとは・・・・・」
「それは・・・言う!」
「駄目か・・・・」
「うん・・・そういえば・・・今日の試験だけどさ・・・あなたたちの採点保護者代表が見ていたの・・・・」
「なにそれ?」
「うん・・・理系に入りたくても入れない子の親がさ・・・おかしい!って怒鳴り込んできて・・・・」
「それでか・・・・おかしいと思った。数学に理科系が一緒なんてさ・・・で・・どうだった?」
「うん・・・その親の子のも採点したんだけど・・・・キミタチの半分も点数取れなかったから・・・真っ青になってた。」
「そりゃ・・・星マークの効果大だな・・・でさあ・・・・どうだった?点数・・・」
「うん・・・全員・・・70点は超えていたから・・・・罰当番なし・・・・」


僕たち・・・・やればやれるのを実証?そんなわけありません・・・・これで・・・点数取れなかったら・・・僕たちよっぽど馬鹿ヤロウですよね・・・・・
僕・・・ひとつ学びました。子供が生まれたら・・・「うちの子に限って!」と言う考えは持つまい。
あとで・・・佐々木くんたちに教えてやらないといけません・・・・彼等・・どうやってトイレ掃除をこなすか?考えているでしょうから・・・・・・

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