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「オストド&メストド1号 「2008・夏 ちょっと贅沢?な旅」 Vol 1 [2008・夏 旅行記]

まえがき

「また・・・行くの?」とか「好きだねえ~」とか・・・・「あんたら夫婦病気違うの?」とか言われることが、最近多くなってきた。中には「物好きだねえ~」とか、「1回、病院で検査してもらったら?」と仰ってくれる方も多くなってきた。
「あんな所行って何あるの?」とか「奥さんが可哀想」とか・・・散々な言われ様である。
しかし、ここでひとつ言わせて貰えば・・・妻であるメストド1号を引っ張りまわしている(最初の方は確かにそうだった)わけではなく、メストド1号(妻)も最近では楽しんでいるんだから・・・・病気だったらもう・・・「手遅れ状態」である。
それに・・・会社の金を横領しているわけdも・・・借金を踏み倒しているわけでも・・・・ない。
オストドとメストド1号で共に働き・・・共に稼ぎ出した金で旅に出るわけなんだから、「好きにさせろ!」と私は言いたい。

「なんで・・・スリランカなのさ?」

決まって言われる一言。これもまたしょうがないこと。何せ・・スリランカ発券は、オタクの片隅にひっそり席を置く、オストド&メストド1号にとってこの上もない魅力的な料金でビジネスクラスやファーストクラスの旅を楽しむことが出来るし、
スリランカには日本人が忘れ去っているエネルギーを感じることが出来るからかもしれないし・・・・
最大の・・つまり・・・発券ルールに従ってチケットを順番に消費しているからかもしれない。

「危なくない?」

一応・・と言うのか・・・定めと言う運命に従っているのか定かではないけれど、会社役員が現在のオストドの社会的地位。メストド1号も・・・パートだった某超大手都市銀行の契約社員なので、やはり社会的にみても・・・無謀なことは慎まねばならないし、我が家には結婚適齢期と他人が言うけど・・・・父親的には「まだ・・早すぎる!」と手元に置き続けている愛娘が一人いるので、親としてはその行く末を見届ける義務がある。
だから・・・極力危険は排除した旅に出るのは自分に課した義務。無茶なことをしていたのは若い頃までであって、妻と結婚して・・・娘を授かった身としては、無謀・無茶は極力しないように生きていかねばならないのだ。
だが、時々・・・「偶には冒険がしたいなあ」と思うことがある。どうやら・・・男は死ぬまで・・・男の子なのかもしれない。


「1回・・・死んでこい!」

今回の旅行の出発に当たって・・・父である社長から投げられた言葉。
若い頃は言葉を額面どおりに取っていた時代があった。だから・・・無茶なこともやったし、悪さも人並み以上にもやってきた。最近ではその言葉に隠された言葉の裏側を探れるようになってきた。この言葉には、「リフレッシュして無事に帰って来い!」と言う意味が込められていることを理解出来るようになった。大分ひん曲がったけど・・・オストドを形成する「幹」はどうやら・・・360度回転して真っ直ぐ・・そして太く(見た目も?)なってきたようだ。

「ああ・・・娘・・よろしく!」

これは・・・旅立ちの前にオストドが残した捨て台詞?である。「1回・・・死んでこい!」に対する返事。
まあ・・・いくら気をつけても自分で何ともならないことがあるのが、旅の要因のひとつ。
例えば・・・航空機事故。何せ・・・6日間の行程で7回も飛行機に乗る馬鹿(他人から見れば・・・)夫婦なんだから、いつ事故に巻き込まれても・・・おかしくはない。
交通事故・・・・ホテル差し回しの車に乗っていても・・・事故に遭遇する危険性も皆無とは言えない。自分が乗る車が安全に交通法規を守って走っていても、事故に巻き込まれるケースはあるだろうし・・・
それに・・・内戦が未だ止まぬ国に出かけるので、テロや紛争にいつ巻き込まれるかわからない。しかし・・・しかしである。そんなことを言っていたらキリがない。ニュウヨークのど真ん中で撃ち殺されることがあるかもしれないし、どこにいても無差別殺人の犠牲にもなりかねない。つい先日の秋葉原無差別殺人だって・・・・オストドの友人が100メートルも離れていないところをうろついていたではないか・・・

「それじゃあ~後・・よろしく!」

茨城空港の工事の見積もりを終え、身軽になったオストド。今年もお台場を走るりんかい鉄道の工事もあるけど、去年一緒にやった部下に無理やり押し付け、「生きて帰ってこれなかったら・・・その辺の荷物・・焼却処分にして!」と言い残し・・・悪たれ連の仲間達からは・・・「俺等受け取りで保険に入っていけ!」と言われたが、「保険料払え!」とやり返し、元々縋る女性を振り払い・・・・(これは・・うそ!近寄ってくるのは保険外交員のおばちゃんとヤクルトのおばちゃんそして・・・飲み屋のママたちぐらい・・・)
こうして・・・オストド&メストド1号は旅に出るのである。


「オストド&メストド1号 「2008・夏 ちょっと贅沢?な旅」 Vol 2へ・・・続く。



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