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オストド&メストド1号 「2008・夏 ちょっと贅沢?な旅」 Vol 15 [2008・夏 旅行記]

何もしない贅沢・・・inコロンボ 2

「どこかご覧になるんですか?」
「そうねえ~空を流れる雲と・・・目に入る景色くらいですね。」
「どこも観光なさらないのですか?」
「ええ・・・・プールサイドが定位置ですから・・・」
「じゃあ・・お買い物とか?」
「紅茶を少しと・・・航空券を買うくらいですね。」

オストド&メストド1号の旅のスタイルは、「何もしない旅」がコンセプト。
するにしても・・・マッサージとかエステぐらい。強いていえば「時間の流れを取り戻す旅」。
ストレスの溜まった身体を癒し・・・明日への活力を貰う旅。

男性のスタッフに導かれ・・・・残念ながら女性ではない。ジャグジーの前にあるトリートメントルームに入る。
スッポンポン・・つまり生まれた姿になり、バスタオル一枚でテーブルと言いたくなるの、ベッドによじ登る。
そして・・・至極のオイルマッサージが始まるのだ。
一時間後、タオルで「ゴシゴシ・・・」磨かれたオストドのお肌は・・・ツルツルのピカピカ。頑固な踵の床ずれでさえその日どころか・・・旅が終から帰ってきても潤いとツヤを失わないほどだ。
これで・・・3000円未満なら・・・毎回、訪れるたびにするかもしれない。
マッサージをしてくれたスタッフにお礼のチップ。100RPを進呈し・・・プールサイドに戻り、朝場所を確保しておいたデッキチェアーへその身を沈めれば・・・空を飛ぶ軍隊ノヘリコプターの爆音さえ・・・気にならないほどの究極のリゾートタイム。さすがに我々以外の日本人は見かけないが、色々な国から家族連れが、来ているのだろう。にぎやかなプールサイドのひとときは、ここが内戦中とは思えない。
メストド1号も「至極の時を過ごした」としあわせそうな顔で戻ってくる。

「そろそろ・・・何か食べようか?」
「うん・・じゃあ・・・メニュー貰ってくるかな・・・」

別に・・・メニューを貰う必要はない。メストド1号はトマト・ピーマン・・にんにくは駄目。
まだ・・・大量に胃袋に詰めた朝ごはんは消化されていないけど・・・ベーコンとペパロニのピザとコーラを2杯頼む。
30cmほどのピザを分け合って食べることにした。午後のティーサービスもあるし、今日こそは晩御飯を食べるため、セーブする必要がある。



折角なんだから・・・日光浴?オストドには自殺行為です。羨ましいです。



「あのぉ~何の撮影ですかね?お腹だけは・・・撮らないで!」



「ねえ!混んでいるの解るけどさ!ピザまだぁ~?」



「お母さん!暑くありませんか?折角のプールですよ!」



「あのぉ~確か・・今雨季だったはずでは?」

16:00PM 後ろ髪を引かれつつ、プールを後にする。ラウンジへ行って・・・ティー&ケーキがオストドを待っているからだ。出発まで・・・後・・・8時間30分しか・・・残っていない。

「大体さぁ~うちの会社・・おかしいよね?偉くなればなるほど休み・・取れないなんて・・・」
「そうね・・・」
「社長になったら・・・毎年3回は・・・2週間のバカンス休暇取るぞぉ~」
「無理じゃないの?」
「うん・・・願望だけどね・・・」

専用歩道橋への階段をよじ登る。さっきの若い兵士がまだ・・・そこにいる。暑いのにご苦労様である。
オストドを見かけ・・敬礼して寄越す・・さっきの返礼なのか?こちらも立ち止まり・・敬礼!
部屋に戻り・・・シャワーを浴び・・・ラウンジへ・・出撃!

ついでに・・・カメラのレンズを交換して・・・望遠でこの一枚。



最上階から、250mmズームで狙ってのこの一枚。


コロンボの街並み・・・中央に見えるのは駅です。



信号なんかなくても・・・スムーズな交差点。



世界の車窓から・・・コロンボからベントタ方面へ向う列車。

ラウンジで・・・美味しいセイロンティーとケーキを頂き・・・・1階にある紅茶専門店へ行く。
本来なら、ホテルカーをチャーターして紅茶局の直売所へ行きたいところだが、ちょっと・・・我慢。
トータルで・・・2Kgほどの紅茶を購入。イギリス経由のものより・・・ピュアで美味しくて・・・値段もお手ごろ。50gの缶入りで・・・200円前後で買えるんだから・・・お土産には適当だろう。

晩ご飯はルームサービス。オストドは天ぷら定食。メストド1号はスリランカカレーを食す。

22:00PM ゲストサービスに電話。「バケージダウン」を頼む。20Kgを遥かに超えたスーツケースなんぞカーペット敷きの床を転がしたくもないし、ベルボーイの仕事を奪いたくもない。
往復のホテルカー代、ルームサービスそして・・プールサイドの飲食代など合わせても15000RPをカード払いする。
22:30PM 予めオーダーしてあったホテルカー(専用車です。)に乗り込み、空港へ送ってもらう。
30分も掛らず・・空港に到着。飛んでくるポーター氏(こいつは暴利を貪るらしいから・・要注意)を、追い払いカートを持ってくる。ドライバー氏がカートに荷物を積んでくれる。お別れの握手。手の中には小さく折りたたんだ100RP。
空港入口で荷物検査を受ける。明らかにテロを警戒しているのだろう。パスポートと航空券を提示し建物の中でエックス線検査。
ここで・・・1回カートを捨てなければならない。
荷物をメストド1号に見張り番をさせ、カートを取りに行く。
カートに荷物を載せ、いざ・・チェックインお思いきや・・・また関所がある。前回はなかったのだけど・・・・チェックインカウンターがオープンしていないと中に入れないらしい。


オストド&メストド1号 「2008・夏 ちょっと贅沢?な旅」 Vol 16へ続く・・・・








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