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「僕たちの・・・正義の戦い」 第55話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「眠りを忘れた・・・夜」 VOL2

「コケッー・コケッー・コケッー・・・・」
「お前ら~朝っぱらから元気がいいな!・・・・・羨ましいや・・・こっちとら・・・・寝てないんだ・・・・」
「コケッーコケッー・・・」
「解ったよ・・・痛ぇ~なミミ・・・突っつくな!コラァ~紗江子そして・・・美希・・どさくさに紛れて・・・ケリいれるな馬鹿ぁ!」
「コケッ・コケッー」
「だから・・・ちょっと待ってろ!掃除終わったら・・エサやるから・・・・そうだ・・・信州遠征中のエサ・・・地区長にでも頼んでおかないと・・・・痛ぇ~ミサお前根に持ってるのか・・・」

鶏小屋の掃除を終え・・・・タップリと粟や稗・・5穀を混ぜついでに・・せっせと貝殻を砕き・・・卵の殻を砕いたものを混ぜる。それをエサ入れに入れて・・・ついでに・・・養殖を始めた・・・ミミズを撒く。それから・・・・畑から抜いてきた青菜を細かく刻んで入れてやる・・・・あとは・・神泉を水浴び兼用の水入れにせっせと流し込む。

「ふう・・・・終わった・・・・誰か卵くれない?」
「コケッー」
「なんだ・・・ミサしか名乗りを上げないのか・・・薄情なやつらだ・・・・」

僕はミサが産んだ卵を手に取ると・・・パカッと割って飲み込む。僕の理性は僕の別人格に交信を始めた。

「おい・・・相棒!起きてるか?」
「寝てる・・・・」
「いいから・・ちょっと起きろ・・」
「あんだよ・・うるせ~」
「お前・・・昨日何回やった?」
「さあ・・・・数えてみねえと・・・・・ふぁっ~」
「あん?」
「えっとぉ~昼間・・・加奈とやったじゃん・・・2ラウンド。奈々子とは2ラウンド半とあとで・・・1ラウンド。美希とも2ラウンド・・・・。優子とは・・・2ラウンドと朝1ラウンドしたじゃん・・・ミサの布団に潜り込んで・・・・1ラウンド・・じゃあお休み。」
「おい!ちょっと待て・・この馬鹿!」
「あん?眠いんだってば・・・・そもそも・・・お前が飲んだ薬が効いたンだから・・仕方ないだろ・・・あっちの神様もダウン寸前みたいだけどな・・・じゃあ・・・後は頼まあ・・・お休み・・・・」
「おい!相棒!ちょっと・・・おい!」
「・・・・・・・」

道理で・・・・・腰が軽いと言うか力が入らないと言うか・・・・・勝手にそんなに酷使しやがって・・・・神泉がなけりゃ・・・俺死んでる・・・・

「あなたぁ~朝ごはん・・・・」

僕から・・大量の精気を吸い上げた優子がキラキラと輝きながら・・鶏小屋にスキップしながらやってくる。
「う・・うん・・今いくわ・・・それより・・・卵集めないと・・・一杯ある・・・」
「あら・・・・やけに今日は・・・・一杯あるわね・・・」
「うん・・・こいつら・・・頑張って産んでくれているから・・・・」
「そうね・・・委員長も頑張ってると・・・」

委員長とは・・・この鶏小屋に住む唯一の雄鶏・・・・ハーレムの主である。

「エサがいいのかな・・・・最近・・ミミズも与えているし・・・・何てたって・・穀物は神様からのお下がりだもんな・・・」
「それより早く朝ごはん召し上がらないと・・・本当に五穀でいいの?」
「うん・・それより・・優子勤務じゃないの?」
「そ・・そうだった・・・それより明日の出発・・・午後よね?」
「うん・・・今日のみんなのスケジュールは?」
「えっとぉ~カオリと洋子が準夜勤・・・奈々子は日勤から準夜勤まで通し・・・あたしはいつもどおり・・・」
「慰問は何時だっけ?」
「3時から・・・・」
「じゃあ・・・若い看護婦さん用意しておいて・・・じゃないとあいつら・・・やる気ないかも・・・・」
「総婦長に・・準看つけるよう・・言っておくわ」
「そうしてくれると助かるわ・・・・でも・そのあと・・・アルバイトか・・・あっ!昨日の・・・・」
「貰っておいたわ・・チップ。3万円とちょっと・・あったけど・・・」
「そう・・・じゃあ・・それ・・・遠征の高速代にでも・・・」
「了解!それで・・・宿泊費はいいのかしら・・・・」
「いいんだって・・・お手伝い賃と相殺・・・・」
「それより・・・神事引き受けちゃって・・大丈夫?」
「まあ・・・竜神様だからねえ~まあ・・なんとかなるでしょ・・ならなきゃ・・・俺・・・喰い殺されるかな・・・」
「バカァ~・・・縁起でもないこと言わないでよ・・・」
「冗談・・・優子のお父さんが守ってくださるから大丈夫!心配する必要なし・・・」

そうは言ったものの・・・大事な神事を僕が執り行っていいのでしょうか?まあ・・・村には他に神事を出来る神主はいないのだけれど・・・・

五穀の粥を啜り・・・(今日も大事な神事。祠を移転するわけで・・・)身体と精神を更に清めるため沐浴。
もちろん・・・神泉の冷たい井戸水をたっぷり浴びる。
脱衣所ではミサと美希が、僕の身体を拭きあげ・・・装束に着替える手伝いをする。

「ヨシ!やるか~」僕の雄たけびが鎮守の森の木立に溶けていく・・・・


「僕たちの・・・正義の戦い」 第56話へ・・・続く・・・





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