SSブログ

「僕たちの・・・正義の戦い」 第64話      [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

はじめての・・・お越しのかたは・・・こちらからお入りください。
途中から・・・読まれても・・・ご理解できないと思います。・・・

毎度ご来場ありがとうございます。

僕です。住み慣れた・・我が家と言うより・・鎮守の森を僕達そして・・・何故か巫女’Sの面々まで信州の村に向かっている最中です。
何故なら・・そこには僕達・・悪たれ連・・いや・・社会関係奉仕部の分隊が・・・天敵だった学年主任こと僕の義理の兄?に引率され・・・汗水流して働いています。勿論・・・副顧問になった美希も僕達残りの分隊を引き連れて・・ここ鎮守の森のある村の収穫とか道路清掃だとか・・・屋根瓦の修理だとかに担ぎ出され・・・でも・・僕はこの村では神主代行ですから・・作業は自分のところだけ・・・汗を流すのは・・・あっちの方面で一生懸命運動しているときくらい。
まあ・・それはさておき・・・何故・・僕達が信州に向かっているのか?それはお祭りのためなんです。
それと・・・仲間の一人である青〇くんの婚約披露もあります。そんなわけで・・・お祝いの袋だたきじゃなかった祝福と
お祭りのお手伝いに向かうわけです。そして・・・今年は竜神さま祭りも復活させるとかで・・・僕その神事も執り行うことになっています。
そもそも・・・何故僕達悪たれ連が・・・こともあろうに社会関係奉仕部にされたのか?それは・・・僕達が心を入れ替えた
そんなわけ・・ありません。僕達が馬鹿だった・・いえ・・・賢かったから学校の策略を逆手にとって・・なにしろ・・・
「学校の名誉のため!」大義名分で・・勉強しなくてよい。卒業させてもらえる・・・うまくいけば・・大学進学も・・・
何しろ・・・学園でも一目も二目も置かれている・・アイドルグループ(自称)。表の顔は学校の模範となる生徒。
裏に廻れば・・・エロ本は売るし・・・アルバイト斡旋所とか・・・どうしようも救いようもない・・・僕達。
おや?いつの間にか・・・車は首都高速を抜け・・・中央高速に入るようです・・・
では・・・ご一緒に・・・タ~イム・・・スリップ・・・・

村祭り・・・信州編 2

僕は・・・ミサの運転する車に優子と美希と乗り込んでいた。鎮守の森を抜け・・・かろうじて・・T市まで入ったところまで
意識はあるのだけど・・・その後の意識はない・・・まあ・・・ほとんど寝ていないのだから無理もないと思う。
運転しているミサには気の毒だけど・・・優子と美希がミサの気を紛らわすべく・・・色々喋っていてはミサも笑っている
僕はその頃・・・夢の中で九尾の女狐と話をしていたのだ。

「お・・・お前は誰だ。」

目の前には・・・ちょっと妖しげな女性が・・・・

「オホホ・・・解らぬか・・・わしじゃ・・・九尾の・・・」
「あっ!九尾の狐・・・・へえ~いい女に化けたけど・・・もうちょっと色っぽいほうが・・・いいなぁ~」
「そ・・そうか・・・じゃあ・・・こんなのはどうじゃ!」
「うん・・・まあ・・・好みかな・・・それで・・・何か用があって出てきたんだろ・・・」
「ああ・・・加奈の仇取らせてもらった・・・」
「仇?・・・そうか・・それで・・・住処はどうだ?」
「ああ・・・気に入っている・・・・お主も残りの約束頼むぞ・・・」
「ええとォ~ああ・・あれ・・・」
「そうじゃ・・・」
「せめて・・・東京にしてくれ・・・」
「解った・・・」
「それから・・・加奈とその子孫たちも頼むからな・・・」
「ああ・・・わしの子供たちに任せよう・・・・じゃあ・・・いずれ・・・」

「あなた・・・あなた・・・もうすぐ・・・休憩ですよ・・・起きろぉ~!
「ふふぁ~・・・・お早う・・・」
「お早うじゃなくて・・・もうすぐ・・・休憩・・・・談合坂SAだって・・・」
「また・・・談合坂か・・・好きだね・・・兄さん・・・」
「うん・・・懐かしいわよね・・・」

後ろを振り返った僕・・・あれ?なんで・・・紗江子さん乗っているのかな・・・

「あれ・・・なんで・・・どうして・・・紗江子さんまで乗っているわけ?」
「へへへ・・・途中で拾ってきたの知らなかったでしょ?」

美希がいたずら娘ぽく・・笑いながら言う・・・

「うん・・・どこで拾ったの?」
「途中のバス停留所・・・八王子のところ・・・」
「紗江子さん・・・お店は?」
「お休み・・・あたしも招待されてるんだもの・・・」
「そうなんだ・・・道理で・・・」
「えっ?」
「いや・・・なんでもない。それより・・・何か食べようかな・・・」

夢の中に出てきた九尾の狐は歌手の・・・〇〇に化けたけど・・・僕タイプじゃなかった。
そして・・・次に化けたのが・・・紗江子似だったのだ。

マイクロバスはゆっくり走行。一方・・・カオリとミサは容赦なく飛ばしてきたのだ。
ほどなくして・・・マイクロバスが到着・・・・

飛び出してくる・・・ミミ。急いで僕の方へ向かってくる・・・

「やばっ!あれ・・・怒ってる・・・」

そう叫ぶと・・・お歴々のお姉さま方の影に隠れる僕。

「どうしたの・・・ミミじゃない・・・」

すかさず紗江子が僕を庇うように・・・・ミミを遮る。

「あっ!紗江子先輩もご一緒なんですか・・宜しくお願いします・・・それで・・・その後ろにいるの・・・貸してください。」
「貸してもいいけど・・・何があったの?」「そ・・それが・・・佐々木くん・・酷いんです。あたしと・・一言も口を利かなくて・・・・」
「あちゃぁ~あの馬鹿・・・ミミ・・・許してやってよ・・・あいつ・・・女の子に一度も惚れられたことなくて・・・扱い方解らないんだ多分・・・」
「誰かさんと足して・・2・・いや10くらいで割ればちょうどいいけど・・・」
「ちょっとぉ~カオリさん・・・それあんまりでしょ」
「いや・・・事実は否定できないでしょ・・・・あ・な・た・・・」
「い・・・痛ぇ~な・・なんで・・・俺がやられなければならないわけ・・・・やられるとしたら・・佐々木だろ・・・」
「まあ・・・ミミ・・・あたしの車に乗りな!・・・佐々木は少し・・・放り出しておいたほうがいい。」

このあと・・・結局・・・ミミは佐々木くんと口を利くことなく・・・・カオリの車に乗り込むことに・・・

「しょうがない・・俺が教育するか・・・・お~い!佐々木ぃ~ちょっといいかぁ~」
「おお!」

僕と佐々木くんは、ベンチに座り・・・アメリカンドックを頬張りながら・・・

「あのさ・・・佐々木・・・何でお前ミミと喋らないんだよ~ミミ・・・怒っているぜ・・・」
「あ・・あのな・・・俺・・・どうしていいか解らなくて・・・・」
「そうだな・・・あのさ・・・祭りのときに二人きりの時間作るから・・・謝って・・・・お前の生い立ちとかしゃべっておけ・・」
「全部?」
「そうだな・・・淋病の話は止めて置けよ・・・ミミ・・には内緒!あっ!そういえば・・・お前の事リンちゃんって言っちゃった」
「それ・・・やばくない?」
「まあ・・お前・・・治ったんだろ?」
「うん・・・痛かったぁ~アレ・・・・」
「俺・・運のいいことに一度も掛かったことがない」
「気をつけたほうがいいぜ・・・アレ・・・悲惨だよ・・・看護婦にはクスクス笑われるし・・・」
「うんうん・・・でも気をつけようがないけどな・・・・でさ・・・お前・・・ミミの事どう思う?」
「好きだけど・・・・何て言えばいいのかな・・・よく解らないな・・・」

そこへ優子が現れ・・・

「あなたぁ~出発ですってぇ~」
「解ったぁ~・・・じゃあ・・・佐々木・・・行こうか?」
「ああ・・・ゆっくりでいいんだよな・・・ゆっくりで・・・・」
「そうだ・・・でも・・・生ものだからな・・・お互い・・・じゃあ・・・行こう!」

佐々木くんはマイクロバスに駈けてゆき・・・僕と優子は車に戻る。

「ねえ・・・どうだったの?」 ハンドルを握る優子。ここまで運転してきたミサは・・・後ろの席へ。
「うん・・・やっぱり俺の思ったとおり・・・・あいつ・・・どういう風に付き合えばいいのか解らなかったみたい」
「それで・・・どのようなアドバイスをしたのかな?レンちゃんは・・・」
「うん・・・とりあえず・・・リンちゃん・・・淋病の事は内緒にしとけって・・・それと・・・お祭りのときに時間作るから・・・って自然体でいいと思うけど・・・生ものだからなって・・・一応言っておいたけど・・・どうなるかな?」
「生ものねえ・・・どこかで聞いたセリフよね・・・」
「うん・・・夏休みに言われたでしょ・・・悪たれ連に・・・」
「そ・・そうだった・・・確か・・・」
「うん・・・生ものですから・・・お早めにってね・・・確か翌日・・食べられちゃったけど・・・」
「こらぁ~バラすな!」

車の中は大爆笑の渦・・・・

夕方・・・・2台の車とマイクロバスは信州のM村へ・・・・
見慣れた旅館の前では・・・信州遠征班のお出迎え・・・青〇・赤沼・大岩・佐伯・山口・岡崎・江藤が迎えにでてきました。
それから・・・・見慣れぬ車と・・一台の巨大なトラック・・・もしかして・・・

「Q・・・待ってたわよ」
「ママぁ~なんで・・・ここにいるの?」
「みなさんにお配りする荷物持ってきたんでしょうに・・・・あらぁ~お嬢さん方・・・あれ・・一人増えてるけど・・・」
「ああ・・・優子たちの後輩・・・佐々木くんのとりあえず・・・彼女みたいなもの・・・」
「良かった・・また・・一人増えたのかと・・・で・・・あちらの方々が?」
「うん・・・僕・・部長もしているんで・・・お~い!みんなぁ~集合」

ドヤドヤ集まってくるみんな・・・

「ええとぉ~俺のママ・・・横浜のね・・・・楊ママ・・」
「ええとぉ~女性陣は・・・ママ知っているよね・・・男のほうは・・・ここに立っているのが・・・学年主任で・・・僕達の仇だったんだけどぉ~いつのまにか・・・僕達の引率者で・・・優子の兄さんだから・・兄さん。で・・・・・・・」

全員を紹介するのに・・・たっぷりと10分・・・だって・・ママみんなによろしくって挨拶しちゃうもので・・・・

「でさぁ~ママ・・・もしかして・・・このトラック・・・」
「そうよ・・・村の皆さん方にお配りするお菓子・・・」
「一体・・どれだけ持ってきたの?そもそも・・・なんで・・・ママまで?」
「ええ・・・優子さん言ってなかったの?」
「は・・はい・・・すみません」。言い忘れておりまして・・・
「あなた・・・神事やるんでしょ・・・それを見にきたわけ・・・」
「わぁお・・・・ま・・まさかそのためだけに・・・」
「そうよ・・・それから・・・村の方々にもごあいさつしないと・・・結婚式してもらったんでしょ・・・」
「そうだけど・・・配るの・・大変だな・・・これ・・・」

佐々木くんを筆頭にトラックから荷物を降ろす・・・社会関係奉仕部・・・僕は呆然・・・・

「ありがとうございます。ママ・・・」
「うん。優子さん・・・この子よろしくね・・・」
「こ・・こちらこそ・・・今後共宜しくお願いいたします。」

ほほう・・・・ママに掛かれば・・元スケ番も・・あちゃ・・・ママも元だったっけ・・・

「それから・・・カオリさん・洋子さん・奈々子さん・ミサさん・・・美希さんに紗江子さんも宜しくお願いします。」

一同・・・・黙って頭を下げている・・・あはっ・・ミミまで頭下げてる・・・・まあ・・・勢いだろうなきっと・・・


「僕たちの・・・正義の戦い」 第65話へ・・・続く・・・





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0