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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第三日目 「台湾最後の夜・・・」 [男達だけの・・・台湾旅行記]

It'sお買い物タイム・・・

観光中も免税品店や土産物・・・漢方薬に至るまでのお店に立ち寄った。
しかし・・・オストドとごく一部の人々を除き・・・大いに不満というか・・・このままでは帰国できないと言う。
訪問先でのVISAではなく・・・家庭内の所謂ところの・・「出国VISA」を貰うため・・・ヴィトンの財布を買ってくるとかシャネルのイヤリングを買ってくるとか・・・エルメスのバックを買って来るとか・・・なかなか・・・涙ぐましい努力の結果、「出国VISA」を貰った面々。
「買って帰らなかったら・・・家に入れて貰える保証がない!」と言うお歴々もいる。
その点・・・我が家のメストド1号は、「はあ?ブランド物?そんなものいらない・・・」と言ってくれるし、メストド2号とは出国直前のトラブルにより、買って来いとも言われてないし、買って帰ったところで・・・ホンの数日で質屋に売られるか、ゴミとして処分されるかもしれない。
何せ・・・ヴィトンのバックなら何でもいいわけでもなく・・・ナントカシリーズで幾ら以内なら買ってきてとか、口紅でもナントカの何番を探してきて!と言われて・・・成田空港内の免税店を駆け回ったこともある。

まあ・・・お歴々は買い物(ブランドめぐり)やマッサージに行くと言う。オストドは・・・どこへ行ったのか記憶にはない。
まあ・・・カメラを持って写真同好会のS社のS氏と買い物に行ったり(オストドが買うとADで安い・・・)その辺をウロウロしていたはず・・・どうやら・・ちょっと寒気がしていたので、部屋に帰って着替えることにした・・・・はずである。
各自・・・まあまあの収穫を得て・・再集合。ただ・・一人O社のO氏は・・・シャネルに行ったものの・・どれだか解らず帰ってきた。奥様の注文が細かかったそうだ。折角・・・「キミに似合いそうだったから・・・」と言う言い訳を用意してあげたのに・・・・帰国後、「シャネルならなんでも良かったのに・・・」と言われたそうだ。ご苦労様。
さて・・・最後のばあさん・・じゃなかった晩餐。(桃鉄のやりすぎかもしれない・・)とナイトマーケットへ出かける。
台湾の最後の料理メニューはずばり・・・台湾料理。(さすがに・・・飽きてきた・・・)
まあまあ・・のお味の食事を終え・・・バスに乗り込む面々。
「最後の夜くらい・・・自由にしろ!」と心の中で叫ぶ「紅葉軍団」・・・誰が名づけたのか・・花も咲かなきゃ実もつけない。付くのは色気ばかりなり・・・・と・・正しくその通り。
オストドもその昔・・歩く種馬と呼ばれたことがあるが・・・最近は少々自重している。(本当かどうかは神様だけが知っている・・・それと・・読者の皆様も知っているかな?)
バスはどこへ行くのだろう・・・あれ?あれは・・・圓山大飯店だけど・・・・

士林夜市は・・・アメ横より混んでいる

バスは士林夜市のところへ・・・日曜日だからかそれとも毎日こうなのか?と言うくらいの人・人・人の波。
すっかり・・・その活気に飲み込まれた一行。バスを降りてツアーガイドのO氏を先頭に最後尾にT氏が付く。
しかし・・・ものの5分もしないうちに・・・「駄目だこりゃ!」
結局・・・団体行動は無理。かと言って・・・ここで一向を投げ出してしまったら・・・迷子の子猫じゃなくておじさんが続出してしまう。結局・・・ほとんどの人々はバスでホテルへ戻って行くことに・・・このナイトマーケットに残りたい人は、「自己責任」でホテルへ戻ればいいと言うことになった。どうやら・・・紅葉軍団の願いを龍山寺の仏様が叶えてくださったのだろう。
全員での行動は無理なので、オストド・M社のM氏。そして同室のS社のSクンことS氏の3名で連れ立って歩く。
しかし・・・すごい活気。道路の真ん中にまで店を出している。
一瞬・・・「ポリス・・・」との声が聞こえると・・・道路の真ん中で売っていた人々が慌てて・・・店を畳み・・細い路地へ逃げてゆく。
まあ・・ものの5分で・・・元のように営業を始めるのが・・・台湾流。
オストドは持ってきていた100円ライターがそろそろガスが無くなりかけていたので、100NTドルでガス注入式のライターを購入。LEDのミニ懐中電灯がついている。蓋を開けると・・・女性のヌードが現れるやつ・・・会社の後輩へのお土産。何せ・・餞別も寄越さないで・・・無修正モノを買って・・・・と馬鹿なことを言う後輩へのプレゼント。
そのとき・・・日本語はおろか英語も話せない店の店員が・・・なにやらノートを拡げて見せる。
そこには・・・無修正・DVDの文字。
早速・・・紅葉軍団3人衆は店の奥へ連行される。
衝立で覆い隠され・・・無造作にダンボールをポイ!と出される。M氏が4枚を500NTドルで購入。
10枚なら1000NTドルということだったが・・・「最近、ガセが多くてなぁ~」とネット販売に嵌るM氏。
まあ・・・ホテルんのモザイク付きを観ても・・一晩400NTドルだから・・・まあ・・損はしないと、お買い上げ・・・
あとで・・・試写会にお邪魔することにしよう・・・・
その後・・・カバン屋さんを見る。何せ・・・荷物が溢れ返っている。同行の面々・・・・
大体・・・キャスター付きでファスナーにより大きくも小さくもなるタイプのカバンで399NTドルくらい。

ハウマッチ?

ヒューマンウォチングを楽しみながら、若者のごった返す通りを奥まで進んでゆく。
そこへ・・・ちょっと寡黙になりかけていたSクンことS氏が声を出す。

「〇〇さん!声掛けたくなる娘が一杯居ますね?」
「掛ければいいじゃん!奥さんには黙っておくからさ・・・でも・・キミ・・中国語しゃべれたっけ?」
「全然・・しゃべれないっす。何て言えばいいんですか?」
そこへ・・M氏の一言。
「そりゃあ・・・Sクン!ハウマッチ?だろ・・・」
「Mさん・・・そんなこと言ったら・・・横っ面殴られますよ・・・みんな可愛い顔してキツイ性格なんだから・・・」と私。
「まあ・・やるだけやってみたら?ところで・・アレ!持ってる?」
「アレ!っすか?持ってないっす。」
「じゃあ・・・引っ掛かったら・・・その辺のコンビニで買えばいいじゃん。頑張りたまえ・・・・」
「そんなぁ~置いていかないでくださいよ・・・殺されたりしたらどうするんですか?」
「そうか・・・Sクン社長だっけ・・・じゃあ・・・殉職扱いかな・・・まあ・・・ほどほどにね・・・俺ら帰るから・・・」

結局、ただミニスカのサンタの衣装を身に纏った女の子に見とれながら・・・ホテルに帰ることにした。

台北のMRTの車内ではしゃぐ・・・おっさん達

「タクシーでも拾って帰ろうか?」と言う同行者を制する・・・オストド。
タクシーで帰っては元ツアコンの顔が立たない。何か・・・同行者に思い出を持たせたい。
「MRTにしましょうか・・・その辺に駅があるし・・・」
酔っ払いのM氏とほろ酔い加減のオストド。そして・・・可愛い女の子達に未練があるSクン。

「しょぷがねえなぁ~ぶん殴られるの観ててやるよ・・・タバコ吸いながら・・・アタックして来なよ・・・」
「そうだ・・・なんなら・・部屋開けるよ・・・2時間くらいでいいかな?その間試写会に参加するから・・・」と私。
「い・・いや・・いいっすよ・・・でも・・・幾らくらい取られるっすかね・・・」
「そうだな・・・まずパスポートとクレジットカードは預かっておいてやるからさ・・・まあ・・・3万から・・・5万くらいじゃない」
「そうだ・・・俺らにも調達してこい」 酔っ払いのおっさんは威勢がいい。
「まずいっすよ・・Mさん。確か昨夜も一昨日の晩もでしょ?確か・・・」
「ああ・・・デパガ・・・」
「変なの連れてこられちゃ・・まずいっすよ・・・帰国出来なくなったら・・・」
「そうだな・・・じゃあ・・・試写会を優先して・・・ヨシ!お~いSクン!俺らのはいらないからな・・・・」
「ええ~帰国出来なくなる場合あるんすか?」
「ああ・・・公安に踏み込まれたらな。国交もないし、まあ1週間は臭いメシ喰う覚悟がいるね。キミ独身じゃないしな」
「早く言ってくださいよぉ~」
「そんじゃ・・・一服したし、」帰るとしますか・・・」
三人揃って・・・MRTの「chientan」駅からMRTで帰ることにした。ホテルの近くの駅は中山駅だから4駅20NTドル!
MRTの車内で可愛い女の子を発見したM氏。
「なあ・・・Sクン!黙っててやるからさ・・・ナンパして来いよ・・・・」
「もう・・・いいすよ」
車内で記念写真を撮ったり・・はしゃぐおっさんの姿が・・・
中山駅で下車・・・徒歩でホテルへ戻る。
二部屋同時に試写会がスタート。確かに・・・無修正モノだけど・・・ネット配信されているモノのパクリ版だった。
まあ・・・その後の記憶は・・・あんまりない。
確か・・・お風呂に入って・・・フラフラと出かけたのか・・・大人しく寝ていたのか定かではない。


「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 最終日の波乱に続く・・・・


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