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「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第19話      [高1の冬・・・ちょっとえっちな話。]

はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
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高1の秋編は・・・コチラ・・・からお読みください。

高1の冬編は・・・コチラ・・・からお読みください。

「作戦会議のための・・・合宿だよな!」 9

ミサの運転する車が社務所の前の駐車スペースに滑り込んで来た時、僕は母屋の玄関で靴下と“格闘”し、サンダルを履いて外へ出た。丁度、車から運転していたミサと助手席からミミ。後部座席から美希が降りてきた。

「お帰りぃ~・・・・みんなは?」 僕は美希に尋ねただって・・美希が僕たちの“引率者”なんだから・・・
「ただいまぁ~!みんなを乗せたマイクロはねえ・・・先に地区長の家に向かっているわ[揺れるハート]
「そう・・・まあ・・荷物もあるしね。そのうち・・やってくるだろ。それよりミミは学校へ行ったんじゃなかったっけ?」
「臨時休校なんだって・・・電車が止まったからね・・・」
美希の代わりにミサが僕に答える。
「ふう~ん!そうなんだ・・・」
「それより・・・カオリと洋子は?」 美希はキョロキョロと辺りを見回しながら僕に尋ねる・・・
「うん。“お疲れじゃないのかな”ついでに・・奈々子もノックダウンしているし・・・・」
「ふう~ん。そう[揺れるハート] 

そう言いながら僕の腕を抱きしめると思い切りよく、僕の腕を抓る美希。それと同時に・・ミサは僕のもう片方の腕をミミと一緒にしっかりと握っている。

「い・・痛い!な・・なんで抓るんだよ!美希ぃ~」
「どうせ!ノックダウンしちゃったんでしょう・・・ノックダウンしたんじゃなくて・・・」
「ど・・どうだろう・・・お・・俺・・・無実だからね!」
「“無実なわけあるわけないでしょう”先輩に挨拶もしないで・・寝る娘たちじゃない[揺れるハート]
「白状しちゃった方が・・身のためじゃない[揺れるハート]?・・・」
「私もそう思うけど[揺れるハート]
「そ・そんなぁ~ミサにミミまで・・・解りました!白状すれば・・・いいんでしょう!ノックダウンしちゃいました!」
「やっぱりねえ[揺れるハート]~そんなところだと思っていたけど・・・」

話題を代えないと僕は三人の魔女の相手をするほど“体力”も“気力”も残っていないのを感じ取った。
このまま、三人相手の“ラウンド”をしたら・・・僕は多分・・・過労死するかもしれない。だって・・もう殆どスッカラカンになっているはずだ。僕の“僕自身の倉庫”に貯め込んでいた僕の分身たちと言う“精気”は、もうないはず。

「あっ・・そういえば・・・お勉強会は何時からやるの?」
「あらっ[揺れるハート]上手く誤魔化したわね~

美希はクスクス笑いながらも・・まあいいか!と言う顔をしている。多分・・東京に帰ったらその分、“頑張る”ことになるんだろう。

「ご・・誤魔化してはいないんじゃない?今回は“お勉強合宿”だもんね。名目上は・・・」
「名目上はね。でも・・親睦会と作戦会議がメインの気がするけど[揺れるハート]・・・」
「そ・・それは・・“健全”な男としての・・・と、“復讐”のためで・・・」
「まあいいでしょう。今日は・・午後2時から4時間やるからね。そのあと・・・バーベキューパーティーよ!」
「やったあ~じゃあ午後2時まで寝てていい?」
「駄目!ミミに数学を教えなさい。夜は物理・・・」
「げっ!お・・俺。し・・・死んじゃうかも・・・いや・・死んだ方がマシかな・・でもミミのためだし・・やるか!」
「ごめんね[揺れるハート]
「いいよ・・ミミも大事な人の一人だもんな・・・」

そうでしょう・・そうでしょうと・・頷きながら僕にマクドナルドの袋を、車から引っ張りだし手渡した。

「はい!決まり・・じゃあ・・これお昼ご飯ね[揺れるハート]じゃあ・・ミサ行こうか?」
「はい[揺れるハート]
「ど・・どこへ行くの?」
「お買い物!バーベキューの準備しないとね[揺れるハート]それに・・・ちょっと買いたいものもあるし[揺れるハート]
「そう?じゃあ・・いってらしゃい。」

再びミサと美希は車に乗り込むと鎮守の森の出口へ向かう。僕とミミは一緒にその車が見えなくなるまで見送ることに・・・・だって・・二人とも・・“大の勉強嫌い”なんだから・・当然と言えば当然。

「ねえ[揺れるハート]!」
「う・・うん?」
「お部屋に行きましょうか[揺れるハート]?」
「お昼ごはんは?」
「“お勉強やりながら食べればいいんじゃない?」
「うん。しかし・・・ミミも変わったよね。まあ・・全員そうだけどさ・・・急に女らしくなったもん。」
「そうかしら[揺れるハート]言葉遣いは注意しなさいって言われたもの・・・」
「そうなんだ・・じゃあ・・やるか!折角就職決まったのに・・留年じゃ話にならないもんね!」
「よろしくね[揺れるハート]。」
「うん。じゃあ~やろうか・・・」

ミミは僕の腕をセーラー服の胸に押し抱くようにして、僕をミミの部屋がある2階に引っ張ってゆく。
まあ・・僕は悪い気はしない。階段を上がってすぐの部屋。まあ・・いずれ僕と優子の間に子供が生まれれば
子供部屋にする予定だった・・・元々兄さんの部屋だった場所がミミにあてがわれている。
その隣の部屋が優子の部屋。そして・・・遊びに来た優子や兄さんの友達連中が泊まった部屋が、カオリの部屋として今は使っている。ミミの部屋には兄さんが使っていた机といす。それに洋服ダンスとベッドが置いてあるんだけど、兄さんがもし・・この部屋を見たらビックリするだろう。なんてったって・・・“現役引退”を控えたスケ番の部屋とは思えないくらい“乙女チック”な部屋になっているんだから・・・

「そのセーター着てくれたんだぁ[揺れるハート]
「うん。みんなの愛かな・・ちょっと重いけど着心地はいいよ。ミミはどの部分を担当したの?」
「ええとねぇ~ココでしょ・・それに・・ココ・・・あっココとか・・・・」

僕の着ているセーターの担当した部分を・・・つんつんと人差し指で突きながら、いちいち説明してくれる。

「ここ編むときねぇ~大変だったんだよぉ[揺れるハート]
「そうなんだあ~」とか「へえ~」とか・・・一応・・返事はしているけど・・・胸元からチラチラ見えるミミのおっぱいにすっかり釘付け。だって・・・“十人十色”と言うけれど、全員が全員違う味がするし・・まあ・・・付いているものが同じだけなんだから無理はないよね。だって・・僕“ヤリタイ盛り”だもん。でも。ミミが留年する羽目になったら、多分・・僕の物理と数学の教え方に問題があったからだと、巫女’sに責められるのは間違いがない。
何せ・・・優子や洋子・奈々子はカオリの家の病院に勤務しているし、ミサも元そこの看護婦。そしてそこへの就職が決まっているミミなのだから・・・僕は“煩悩”を振り払い、(奈々子に洋子それにカオリとやっていて良かったそれじゃなきゃ・・・押し倒すところ・・・)必死に・・・訴える本能を説得する理性。

「あ・・あのさ・・・マック食べて勉強始めようか?」 そう言うのが精一杯だった・・僕。
「うん・・・そうよね[揺れるハート]

まあ・・アッチ方面のABCは得意中の得意なんだけど・・・数学を基礎から教えなければならないとなると、大変なことなんだけど・・・二人して・・マックに齧りつきながら・・ミミに数学の問題集を解かせることにした。
だって・・どこの辺りが解らないのか僕には想像がつかなかったからだ。
ウンウン唸りながらも一生懸命鉛筆を走らせ、そして消しゴムで消してゆくミミ。その横顔を眺めているとつい、
キスをしたくなるのが・・・僕の悪い癖。
「ここはね・・ミミ。この値をXに代入・・つまり置き換えるんだけど・・・そうすると・・どうなる?」とかヒントを出す。ついでに・・・覗きこむ振りをしながら・・・ミミの頬にキスをしてしまう僕。

「ねえ[揺れるハート]あと・・ポテト1本だけど・・一緒に食べない[揺れるハート]

ミミが咥えたポテトを一緒に食べるというよりは・・・飲み込んでゆき、そして、触れ合う唇と唇。
舌が絡み合うのも止まる気配もなく、キスをしながら僕の手はミミのおっぱいを弄りだす。

そこへ・・ドアをトントンとノックする音。慌ててミミから離れ、ドアを開けると奈々子が、コーヒーカップを載せたお盆を持って立っていた。

「ど・・どうしたの?」
「お邪魔だったかな[揺れるハート]
「ベ・・別に・・ちゃんと勉強しているけど・・・ホラ・・・・」
「あっ本当!・・・ミサから電話があって・・・コーヒーくらい入れてあげてって言うもんだから・・・・」
「ねえ~本当に・・それだけ?」
「まあ・・ね。ちゃんとやっていないと・・・って言っていたけど」
「やっぱり・・・」
「じゃあ・・“お勉強の邪魔しちゃ悪いから・・・私もお買い物に行って出勤するから・・・」
「うん。準勤だよね?」
「うん[揺れるハート]

僕はコーヒを載せたお盆を受け取り、机にカップを2個並べておいて、ミミの耳元で囁いた。

「これ以上・・邪魔が入らないか見回ってくる。」

コクンと頷くミミを部屋に残し、まずはカオリ。部屋のドアを開け、布団の際まで行き・・寝息を確認。音をたてないように部屋を出て、階段をそぉ~と降りてゆき、洋子の寝息を確認して、部屋を出たところで・・・後ろから・・“ちょんちょん”と突かれ・・振り向くと、奈々子だ。

「シィ~!」

 唇に人差し指を当てて見せる僕。奈々子は「解っているわ!」とばかりに頷いた。“行ってらっしゃい”に濃厚なキスで奈々子は玄関を出てゆき、車に乗り込む。僕は見送りにでて・・窓からまたキスをして送り出すことに・・・

「解っているわね・・ミミの“お勉強”ちゃんと見てあげてね[揺れるハート]
「うん。」

奈々子の車が鎮守の森を出ていったのを確認すると、僕はダッシュでミミの部屋に戻り、ミミを抱き寄せると“お勉強”の再開を開始することにした。本能の僕は“危険”を察知している。カーテンの隙間から覗くと、地区長の家の方から、仲間たちが・・・リヤカーを引っ張って鎮守の森へ入ってくるのが見えた。

「あちゃぁ~。ミミ・・・あいつら来ちゃった。そうだ・・・例の件!」
「あっ!今日・・休校になっちゃったから・・・電話して集めるわ。明日か明後日で良いわね?」
「うん。よろしく!それから・・・ちゃんと教えるからね。後で・・・何だったら・・学校休める?」
「うん。大丈夫。就職活動の結果まだだしてないもん[揺れるハート]。」
「解った!じゃあ・・・あいつらとの勉強会以外は責任を持って教えるからね!」

僕は部屋を飛び出すと、仲間たちのところへ走って行き、リヤカーを押すのを手伝った。リヤカーにはバーベキューの道具と一緒に・・・

「ん?孝一クン・・お前ら・・盗んで来たのか?いや・・誘拐してきたのか?」
「馬鹿!そんなわけねえだろ・・・由香ちゃんママも買い物に行っちゃったんで・・・ついでに連れてきたわけ!」
「おしめとかは?」
「ある・・・ミルクもな!」
「それで・・聞きたいんだけど・・誰が世話するんだ!」

オオカミたちの手という手の人差し指が全て僕の方を指しており・・・

「お・・俺?な・・なんで・・・・」
「だってさ・・・一番先にお前が子持になりそうじゃん。練習すればいいだろ・・・地区長と奥さんは病院に行っちまった。誰か具合が悪いんだってさ・・・・」
「だ・か・ら・・・何で俺?」
「冗談だよ・・神社に誰かいるだろ・・・ナース軍団。」
「ああ~居ることは居るけど・・寝ているぞ!そうだ・・・洋子の横に寝かせておくか・・・」
「そうだな・・・腹が空いたら泣くだろうし・・・おしめが濡れても・・泣くから・・そうするか・・・」
「あれ?白○は?」
「ああ・・由香ちゃん2号を迎えに小学校へ行った~今から尻に敷かれているわ・・・」
「なるほどな・・・じゃあ・・・孝一クンを洋子の布団に潜り込ませてくるから・・お前らバーベキューの支度しといてくれ!」
「おう!」

鎮守の森はまるで・・仲間たちの来訪を喜ぶように木立を震わせています。孝一クンは僕の腕の中でにこにこ微笑んでいます。僕はミルクやらおしめやらの入ったカバンを肩に掛けてもらい、洋子の寝室へ向かい、洋子の腕の中に孝一クンを抱かせ・・・静かに部屋を出ようとしたとき・・・・

「おんぎゃあ~!」

泣きだした孝一クン。その声を聞いて飛び起きた洋子。
「な・・何なの一体・・・だ・・誰・・この子?」
「ばれちゃった・・・地区長のところの孝一クン。ちょっと訳ありでさ・・洋子ぉ~悪いけど・・おっぱい飲ませてやって・・」
「出るわけないでしょう!まったく・・・いいわ。私に・・面倒見ろ!ってことなのね?」
「うん・・平たく言えば・・・」
「解ったわ・・・ちゃんと面倒みておく。」
「よろしく!」
「貸しだからね・・貸し[揺れるハート]・・こんにちは・・孝一クン!」

僕は洋子に孝一クンを押しつけると・・カバンを置いて部屋から逃げ出した。


「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第20話へ・・・続く・・・












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