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「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第28話             [高1の冬・・・ちょっとえっちな話。]

はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
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高1の冬編は・・・コチラ・・・からお読みください。

「監禁された・・・僕」 3

鎮守の森に朝を告げるのは、“委員長”をはじめとする優子・ミサ・カオリ・洋子・奈々子、それに美希と紗江子と名付けた鶏たちだ。「朝だ~さっさとエサをくれ~」と啼いているのだ.
僕は睡眠不足なんだけど・・仕方なく起きようとした。起きようとしたのだが身体が動かない。

「えっ!・・・何で・・俺・・手錠されているわけ?・・・」

僕と優子は、一糸纏わぬ姿でお互いのぬくもりを、パジャマ代わりにして寝ているのは、いつものことだけど・・
今日は“僕の脱走防止”なのか優子の左手と僕の右手がしっかりと繋がれている。

「ええと・・・カギは・・・あそこか!」

優子の枕もとからほんのちょっとの距離に手錠のカギはあった。あったのはいいんだけど・・・この態勢では鍵を取ることは出来ない。優子を跨ぐかさもなければ・・優子の両膝の間に身体を入れ、手を伸ばせば取れるかもしれない。僕は優子の姿を観察した。優子の膝が少し開いている。

「しょうがないよな・・・優子起すの可哀そうだもんな・・・」

僕は何とか優子の両膝の間に、僕の身体を割って入れ、左手を思い切り伸ばしたんだけど・・・あと数センチのところまで・・しか届かなかった。そこまではいいのだけど、僕の右手は優子に引っ張られ、そして・・僕はバランスを崩し・・そのまま優子の上に落ちていった・・・・

「お早[揺れるハート]・・・朝からまた“頑張ってくれる気”かな[揺れるハート]
「優子!おはよ!これは・・そのぉ~結果論なんだけどね。鶏たちがエサくれ~って啼いているから・・起きようと思ったんだけど・・・」

僕の顔は優子のおっぱいの上、しかもこっちは“利き腕”が塞がれており、ついでに言えば今、僕を“生かすも”“殺す”も優子に握られているかのように・・・ギュウッ~と優子のおっぱいに僕は顔を埋めさせられている。
多分、これがカオリやミミくらいのおっぱいの大きさだったら・・僕は完全に窒息させられるのも時間の問題だろう。
何とか態勢を整えたいのだが、腕の一本が自由にならないだけで、僕の思うように身体は動かせない。

「降参する[揺れるハート]?」
「・・・・・」 

僕は優子の胸に押さえつけられていて声が出せないので、頭を縦にふるしかない。このままでは、いずれ僕は“三途の川”を渡りかねない。まあ・・優子の胸に抱かれて死ぬのも悪くはないけど、みっともない死に方なのは確かだ。優子は僕が息をできるように・・少しだけ力を緩めた。

「鶏たちのエサは大丈夫!昨日の夜た~っぷり上げたし・・・」
「ミミズは?あげてないでしょう・・・」
「あのねえ~ミミズくらい触れるわ・・みんなね。これでもか!ってあげておいたから・・・」
「境内の掃除もしなきゃ・・・それに・・・」
「それに?」
「うん・・身体を清めないと・・・」
「そうね・・でも全部用意してくれるそうよ・・・ミサとミミがね。あなたはその寸前でいいの。お清めはね[揺れるハート]
「じゃあ・・・俺は何する?」
「そうねえ~お祓い以外は・・・・私と一日手錠で繋がれているのはどう?」
「勉強会は・・ああ・・今日日曜日だった。」
「うん。今日・・お休みにするって・・みんなが暴動を起したら困るでしょ?由香ちゃんと青○クンもデートしたいだろうし[揺れるハート]・・・」

僕は少し顔を上げれる態勢にはなったけど、優子の眼がキラ~ンと輝いている。この態勢で断ったならまた・・僕は窒息させられる恐れがある。

「まあ・・・それなら・・一日くらい・・・」

そう答えるのが今の僕には精いっぱい。まあ・・毎日優子の元に帰って来れるわけでもないし、帰ってきても優子は病院にまた勤めているので、優子とゆっくり過ごせるのは夜と日曜日くらい。夜だって・・・僕は“徘徊”しに縄張りをウロウロすることも多いわけで・・・一日くらい久しぶりに優子とお祓い以外くっついていてもいいだろう。

「ねえ[揺れるハート]鍵を取って・・・」
「いいの?」
「うん。その代わり・・・ねっ[揺れるハート]
「アペックプレジュール!もちろん・・頑張っちゃうからね・・・知らないよぉ~」

僕は優子の協力を得て、手錠の鍵を取り、優子に渡した。何故なら僕の利き腕である右手は“ワッパ”を嵌められている状態・・・・つまり、利き腕がフリーな状態である優子に開けてもらわなければならない。
優子は僕の手首から先に鍵を外し、自分の左手のを外した。

「ふう~やっぱり・・“自由が効かないのは不便だよな・・ポリ公にだけは捕まらないようにしないと・・・」
「ポリじゃなくて・・オマワリさんでしょ[揺れるハート]
「へぇ~優子たちも言ってたんじゃないの?ポリ公って・・・」
「うっ!そ・・そうだけど・・・」
「それより・・・“覚悟”してもらうからね。た~っぷり仕返しさせて貰うから・・・」
「えっ[揺れるハート]・・ングッ」

鎮守の森の離れの窓の外は段々明るくなってきているけど、まだ・・・最初のお祓いの準備をするまで2時間以上あるし、昨夜、いつもの薬局のおばちゃんがくれた粉薬と関戸のおばばの丸薬と強壮酒を飲んでいるから、
既に・・僕の僕自身はすっかりやる気を起こしている。まあ・・・このやる気が勉強にも生かせればいいんだけど、生憎、僕は勉強よりも・・“あっちの勉強”に使うことにしている。
何てったって僕は・・・ヤリタイ盛りの16歳なんだから・・・当然と言えば当然だもんね。
枕もとの水差しから“神泉”パワーを再び身体に取り入れた僕。優子と僕の思いはひとつ。
一体・・いつになったら・・コウノトリがやってくるのだろうと言うことだけ・・・
朝っぱらからラウンドをこなした僕。昨夜、優子と一緒に布団に入ってからの回数で数えれば、その数は5回戦。
さすがに・・・寝不足の僕は優子の中に僕の僕自身から分身のお魚さんたちを放流すると、そのまま優子に抱かれてまた・・深い眠りに落ちて行った。
ミサの呼ぶ声に目覚めた僕は、全てのお祓いを終えると、また・・・優子とそのまま眠りの世界を彷徨い、気がつけば・・紗江子は美希とミサに送られ帰って行った後で、仲間たちは“お祓い”の後、デートを楽しんだらしいのだが、僕は夕食までの数時間、優子の温もりに抱かれて深い眠りについていた。まるで・・母親の胸に抱かれ眠る赤児のように・・・・


「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第29話へ・・・続く・・・ 









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