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オストドの暴露話 「プロコンの鞄は、ドラえもんのポケットみたいなもの?①」 [旅行記・旅関係]

“青春あばよ!と嘆いている”

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

いつも“中年ポンポコ腹おやじの拙いブログ”にご訪問賜り、まことにありがとうございます。<(_ _)>

先月15日以来、連日1000アクセスを超える記録が、昨日で4週間を経過させていただきました。

これも、ひとえに“ご人徳”の塊なんじゃないか?と思われる皆様のおかげでございます。[わーい(嬉しい顔)]

特に”足跡”を残していただいている皆様!

後ほど必ずご答礼訪問にお伺いさせていただきます。Niceの押し逃げ、ぶっきらぼうなコメント。

そんな風になるかもしれませんが、ご容赦賜ります様お願い申し上げます。

さて、本日の話題は、暴露話でございます。

昨夜のことでしたが、相次いで883+1会(旧悪たれ連)の

仲間達から、お叱りのお電話を頂戴しました。[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

まあ、全員“貰えるモンなら貰う!釣った魚にはエサはやらん!”タイプの集団。

案の定、全員ホワイトデーなんかクソ喰らえ!とやった由にございまして・・・

奥様方を始め、愛人軍団た事務所の女の子、飲み屋の女性に至るまで、

“総スカン!”状態だったとか・・・[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

だからアレ程、ご忠告させていただいたのですが・・・・

まあ、はっきり申し上げて自業自得[ふらふら][たらーっ(汗)]

オストドの責任ではございません。

彼等曰く、「しばらくは・・お願いだから、俺らをネタにしないでくれ!」とのこと。

まあ、武士にも情けがあるわけで、オストドにも多少の情けはございます・・・・[ふらふら][たらーっ(汗)]

まあ、時効話は暴露させてもたいますが[わーい(嬉しい顔)]

- 生理用品と今度産むも持って行かなくちゃ!の話し。 -

忘れもしません!オストドがまだ、プロコンと呼ばれる前のこと。

ダブルデッカーで行く。”飛騨高山と北陸路”ツアーに乗った時のことです。

バスのドライバーさんが一日走っていい距離は決まっています。この時は、ドライバーさんが2名。

ついでに、バスガイドさん(怖いオバチャマ!)とコンパニオンと呼ばれるアルバイトの女の子。

ダブルデッカー。つまり、2階建バスの上部には、お客様の席はあっても、ツアコンの席はありません。

オストドの会社の社員旅行では、“賭博場”になる(花札ですね・・・[わーい(嬉しい顔)])席が、

ツアコンの指定席になります。2階のお客様は怖いオバチャマにお任せして、コンパニオンさんは

一人占め状態。という事になります。

まあ、オバチャマも「若いもん同士上手くやりなさいね!お客さんは私に任せて頂戴!」

そう仰っていただくと、地獄に仏を見た様な気になります。[わーい(嬉しい顔)]

4日目。永平寺に着いた時には、すっかり“打ち解けている”わけでして・・・

ただ、その日はちょっと・・・ブルーな彼女。コンパニオンさん。

「どうしたの?」

「この辺に薬屋さんありませんかねえ~」

「乗り物酔い?」

「そうじゃなくて・・あの・・その・・・」

彼女が恥かしそうにオストドに耳うちしたのは・・・月一回のお客様。耳うちされたオストドも

赤面でございます。

カナダに初めて添乗ででかけた時なんかもっと悲惨でございました。

その頃は、プロコンになりかけていた頃。添乗バックの隅には、男には関係のない包みを2・3個持って

お仕事に行っておりました。何しろ“永平寺の一件”ですっかり、思い知らされているわけですから、

会社の女の子に頼んで、茶色い紙袋に入れた“アレ”を、お客様の構成に合わせて持って行く。

税関の荷物検査も大変でございましたが・・・・

神様の悪戯なのか?それとも・・悪意の塊だったのか・・・・天中殺だったのか知りませんが、

「何処かで見た名前が載っているよなぁ~しかし、こんな偶然があるかね?」

大体、出発の数日前から、酷いときには、出発当日に、パッセンジャーリストが渡されます。

国内ツアーの場合なら、漢字の場合もあるし、カナの場合もあるますが、お客様の名前や住所

電話番号、年齢、緊急連絡先が印字されたリスト。

海外の場合は、名前、性別、住所、生年月日、電話番号等、ツアー催行にあたっての必要な

情報一覧が英文で印刷されたものが、渡されるわけです。

「偶然だよな・・・そうに違いない!だって、同行者があいつだったら、名前が違うはずだ!」

ところが、現れたのは佐伯クン。でもお連れは奥様ではありませんでしたけど・・・・

「部長ぉ~なんで、お前がここにいるんだよ!」

「それは俺のセリフだバカ野郎!」

「俺はお客様だぞ・・・」

「そ・・そうでしたね・・・佐伯様!お伴をさせていただきます。添乗員の・・・」

「ちょ・・ちょっといいか?」

「何でしょう・・佐伯様・・ご夫妻様!

まあ・・時効の話しだと思いますから、曝露しますが・・・[わーい(嬉しい顔)]

佐伯クンのお連れ様は、奥様ではございませんで・・・・チェックイン業務をセンダーの女の子に任せ・・

二人でちょっと一服と言いますか・・・事情徴収でございます。

「あのな・・部長!」

「もう・卒業したんだから・・部長はねえだろ・・・奥さんに言いつけてやろう!」

「あ・・あのな!大岩も来るんだよ!」

「えっ!大岩なんて・・あっ!」

「だろ!黒岩って名前があったろ・・・俺ら二人で旅に出た事になってるの・・頼むわ!」

「そうねえ~まあ・・いいや!出すモン出せばな!」

「判ってるって・・ホレ!どうせ添乗員に口止め料ださなきゃって思ってたからな!」

「毎度あり!でさ・・アレだれ?」

「佐々木んとこの・・・」

「道理で・・どこかで見たと・・・お前もやるね!」

「ほっとけ!」

「いいのかな?バラしてもいいんだぞ・・・・」

そこへ、旧姓大岩クンが、ノコノコやってきまして・・・

「お前が添乗員なわけ?」

「ああ・・宜しくお願いいたします。黒岩様・・・」

「ちくしょう・・・佐々木に嵌められたわ・・・」

「なんだ!佐々木が噛んでいるのか?」

「あいつが手配したんだよ・・・」

「道理で・・ツアコン指名が入ったわけだ・・ほら!さっさと出すモンだせ!」

「あの・・この件!」

「ほとぼりが冷めるまでなら黙って居て差しあげますよ・・黒岩ご夫妻に佐伯ご夫妻様でいいんだな?」

「ああ・・・最悪・・・」

「本当に・・・」

「何かほざいたか?それより・・ちゃんとアレ持って来たんだろうな?持ってきてないなら買ってこいよ!」

「りょ・・了解!」

「あっ!それからな・・お前等“レディーファースト忘れるなよ!いいな!」

「仰せに従います・・・くそぉ~」

まあ、彼等には儲けさせて貰いました。何せ高級ミンクのコート2着ずつとか・・色々お買い上げ。

勿論、脅して買わせましたが・・・(生活が掛っているんで・・・佐々木クンの配慮に感謝です。[わーい(嬉しい顔)]

これのどこが酷い目に遭ったのか?訝る人も居るはず。

まあ、彼等は扱いやすい“お客様!”(向こうは詐欺と強盗と山賊に遭った気分だったでしょうが・・・)

どこぞの馬鹿営業マンが、どこにでも居るわけでございまして・・・・

結婚式場とタイアップする馬鹿がおりまして、お客様の半数以上は、異常繁殖した“アツアツ”さん。

中には、恋愛の末ゴールインされた方とか、お見合い結婚では?と思えるカップルも・・・・

「いいのかな?俺!成田離婚最多発生のトラコンよ?」と思う時も多いんです。

大抵のカップルの場合。パスポートの名義を見ると判ります。

名字が違うケースが多いんです。まあ、パスポートの名字変更されているケースは極稀。

従って、「失礼でございますが・・・」とやらなくちゃいけないわけでございます。[がく~(落胆した顔)][たらーっ(汗)]

まあ・・ここで“成田離婚の生贄”を決める大事な儀式でもございますけど・・・[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

このツアーはそれでなくても、ツアコンには少々ハードな設定になっているんです。

朝、4時に起床して、朝一のリムジンバスに乗り込み、出発の4時間前には空港をウロつく。

集合カウンターの開設は出発の3時間前。12時発のJALシカゴ行きでしたから、午前9時前には

カウンター設営に入ります。乗継便の関係上、遅れてやってくるお客様もいるわけで、

JALの職員とお客様を誘導しながら、搭乗機に走りこむことも珍しくありません。

シカゴでは、万一に備え、最低4時間以上のトランジットタイム。

ここで、時にはアメリカン。時にはエアカナダと乗継が代わり、トロントへ到着するのは、

日がどっぷりと暮れた頃、預け入れた荷物の総数をチェックして、ミーティング(迎え)に来た

ガイド嬢にバスに案内され、延々ナイアガラの滝まで走らなければなりません。

この時点で、既にボロボロ状態に突入しておりますが、チェックインを行い部屋について交渉。

つぃでに、翌朝の朝食ミールクーポンを配り、各部屋廻りをしたり・・・

様々な打ち合わせを兼ねて、ガイドを口説いたり・・・結構忙しいんです。

「さてと・・お風呂に入って・・・」なんて思っていると・・・

ドアの外に女性が啜り泣く気配。ドアを開けて見ると、お見合い結婚というより、政略結婚なのか

どう見てもバランスの取れていなかったカップルの女性。

「あのぉ~この辺に薬局・・・・」

「どうされました?お加減でも悪いんですか?お医者様でも・・・」

「いえ!違うんです。あのぉ~そのぉ~・・・・エ~ン!」

これで大体の察しは付くんです。佐伯ご夫妻と黒岩ご夫妻のご主人役には、買いに走らせましたが、

他のお客様にはそんなお話はしておりません。

「もしかして・・アレですか?」

「ええ・・・」

「サイズ判ります?日本人用はなかなか売ってないし・・」

「判りません!判らないのにどうやって用意しろと・・・」

「ですよねえ~」

まあ、紳士のたしなみと言いますか、多少“用意”してあるものを、お渡ししてその場は納めますが、

「ふう~・・ああ・・無くなっちゃった!寝るか・・もう!」

折角、用意したお風呂にも入らず・・・着用していたスーツを脱ぎ捨て・・・ベッドに潜り込む。

ここまで・・・約26~30時間の強行軍なのでございます・・・・

ベッドに潜り込んでもすぐ眠らせてくれるわけがないのが、この世界。

毛皮屋の社長に電話で起こされるわ。そして・・・

まあ、ナイアガラの夜。ほとんど・・・眠れた記憶がございません・・・・
















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inacyan

いつも面白い話を有難うございます\(^o^)/
しかし昔(笑)からハードな仕事をこなしていたんですね~!!
これが今に繋がっているですかね?(^^)
by inacyan (2010-03-15 20:09) 

nyankome

ツアコンのお仕事って大変なんですね~。
素民不足に弱い私には無理です。(^_^;)
by nyankome (2010-03-15 20:37) 

デルフィニウム

これは楽しいwです。
by デルフィニウム (2010-03-15 21:11) 

chunta

ダブルデッカー 懐かしいな
ワタシはね~ 桜の花がキラキラとね
そんなバスのデザインを・・・ 笑
そんなバスを買ったり なんだり
ラジバンダリ してました
by chunta (2010-03-16 00:41) 

てんぽく

この話に時効は存在するのだろうかw
by てんぽく (2010-03-16 02:28) 

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