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「僕たちは社会関係奉仕部」第61話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

オオカミたちの謝肉祭・・・9

「おい~お前ら・・・少しは先輩たち見習え・・・・こらぁ・・・肉の塊にするぞ・・このやろう・・・」
「おい・・委員長・・魔女軍団と仲のいいのは解るが・・・・もう少し・・・オスの威厳見せろ・・」
「こらぁ・・洋子と奈々子・・・・いいかげん・・・卵・・よこせ・・・この~ぉ」
「おい・・優子・さっさと卵・・渡せ・・この女ボス・・・・」
「痛ェ~このバカ・・・・蹴っ飛ばすんじゃない・・・・」

僕は卵集めにおおわらわ・・・・数が増えた分だけ・・・・卵の量も増える・・・・まあ・・・エサも大量に食うし・・・糞の量もハンパじゃない・・・・いつの間にか作業服に着替えた・・・優子とミサが・・・・金網越しに僕を箒で突っつく・・・・

「しかし・・・・本当に・・腹立つよね・・・・なんで・・・あたしら・・・鶏になっているんだろう・・・ねえ・・・ミサ」
「ええ・・確かに・・・・池の鯉にもなっていますけど・・・・」
「そうねえ・・・でも・・変じゃない・・・あたしら・・卵集めるとき・・・・素直だよね・・・この子たち」
「ええ・・・そうですね・・・・」
「あのさぁ・・・・見てないで手伝ってくれないかな・・・・・」
「やだ・・・見ているほうが面白い」
「そう・・・・僕の手にしているもの・・・なんでしょう・・・・」
「スコップ!」
「そして・・その上のものは?」
「鶏糞・・・・まさか・・・・あたしたちに・・・・」
「う・・うそ・・でしょう・・・・」
「手伝うかな?」
「しょうがない・・・・」

魔女の本家本元の二人が入ると・・さっきまでの喧騒は・・嘘のよう・・・・
卵・・・は優子とミサに任せて・・・・僕は鶏糞を・・積み上げる・・・・
程よく発酵された・・・鶏糞を一輪車に積み込み・・畑へ・・・・いい肥料になる・・・・
そうかあ・・・これが・・・食物連鎖なのか・・・・考えていたら・・・・・

「おう!精が出るな!・・・部長!」
「はあ?・・・・に・・・兄さん・・どうしたんですか?」
「いや・・・地区長から稲刈りと祭りの件で呼ばれて・・・・打ち合わせを兼ねてお前の様子を見に来たわけだ・・・弟」
「そうですか・・・」
「いやあ・・・でも様になっているなぁ・・・・いっぱしのファーマーだな・・・・」
「そうでしょう・・・・勉強より・・・性にあうかもしれません・・・・」
「でも・・・なんで・・・赤い作業服・・・しかも背中・・・・・み・・MIKO’Sってなんだ・・それ」
「ええ・・・MIKO’Sは・・・・巫女で・・・・赤を着ているのは・・・・兄さんの妹の考えですね・・・・」
「ゆ・・・優子の?」
「ええ・・・俺・・保護色のほうが良かったんですけど・・・・隠れられるし・・・・」
「そうか・・・・で・・・景山・・なんだが・・・・」
「ああ・・・もう・・・学校にこれないでしょ・・・全身の毛・・剃っちゃいましたし・・・・強姦未遂までやらかしたら・・・」
「で・・どうする・・・・」
「ええ・・・全校生徒及び・・・PTAに・・写真が行き渡り・・・・先生方の机にも届くはずです・・・それに・・・」
「それに・・・ええ・・・ご家庭にも・・写真とカセットテープ・・・・さらには・・・景山の奥さんのお父さん・・代議士だそうで・・・・その政敵にも写真・・渡っています。・・・月曜日に・・・授業ボイコット運動が実施されますので・・・火曜日・・・全校集会は必須になります・・・・まあ・・そのまえに・・・懲戒解雇にしておかないと・・・・校長先生とかにも飛び火するかもしれません・・・・」
「そのあとは?・・・・」
「聞かないほうが・・いいと思いますが・・・・・」
「そうだな・・・なにも聞いていない・・ことにする・・・・しかし・・・よくやったな・・・・」
「ええ・・・強姦未遂の現行犯逮捕・・・ですから・・・景山も訴えられないいや・・その前に・・ひょっとして・・・・ひょっとするかもしれませんが・・・・・」
「そうか・・・・」
「ええ・・・俺ら・・社会関係奉仕部ですから・・・学校に巣食う・・・・恥部を掃除いたしました。ところで・・兄さん」
「なんだ・・・・」
「お茶でも・・・飲んでいきませんか?」
「び・・びっくりさせるな!・・・・お前のことだから・・また・・何かやらかすのではないかと・・・・・」
「ええ・・・やりますよ・・・・たぶん・・・・・俺ら・・・社会関係奉仕部・・・・悪をくじき・・弱きを助けます・・・・」

「あなたぁ~終わった?・・・・・あら・・兄さん・・・」
「お前・・・大したもんだ・・・・いい男みつけた!・・・よくやった!」
「そうでしょ・・・・それより・・・・いいお菓子あるし・・・ゆっくりしていってよ・・・・」
「ああ・・・でも・・この後・・・地区長と・・酒飲むことになってる・・・・」
「大丈夫ですよ・・・遅くなっても・・・地区長の弱み・・握っていますから・・・・・」
「そうか・・・あっははは・・・・」

鎮守の森に兄さんの・・・大きな笑い声が響きわたりました。

「僕たちは社会関係奉仕部」第62話へ・・・続く・・・・




「僕たちは社会関係奉仕部」第62話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

こほっ!

委員長こと・・・部長でもある・・・・面倒くさいので・・・・僕です。
「赤ちゃん」なんて・・・・考えてもいませんでした・・・・まあ・・・いずれ・・・・出来るかも・・・くらいにしか
まあ・・・僕・・・本当の家族が欲しい・・・ので・・・構いませんが・・・・
さて・・・正式に稲刈りと豊穣祭の・・社会関係奉仕部の活動も決まり・・・・
いよいよ・・・学園大騒動の始まりです。
では・・・皆さんもご一緒に・・学園騒動に巻き込まれてください。

オオカミたちの謝肉祭・・・10

月曜日の朝・・・・いつもの正門前には・・・ギャラリーが集結している・・・
定刻どおり・・・登校すべき時間の5分前に、1台の赤い車が滑り込む・・・・
助手席から・・・颯爽とジャケットにスラックス・・それにネクタイを締め・・・大人びた格好の・・・・どこかのファッション雑誌から切り抜いたような格好をした・・・僕が降りる・・・・後部座席から・・・着替えを詰めた大きめのスポーツバックを取り出す・・・・
そして・・・運転席から・・・・どうすれば・・・こんな美人が・・・馬鹿に捕まるのかと言った装いに化けた
優子が降りてくる・・・
ギャラリーからの羨望の眼差しと・・・・罵声を浴びながら・・・・3・2・1・・・ゼロ!の掛け声と共に・・・
月曜日の恒例となりつつある・・・キスを交わす。
ついでに・・・後部座席に首を突っ込み・・・・後部座席にいる・・・どこの清楚なお嬢様・・・にやはり化けた・・・ミサにもキスすると・・・・ギャラリーの怒りは爆発寸前!というか・・・・ため息モード・・・・
もちろん・・・・月曜恒例の・・・・校内放送が黙っていない・・・・でも・・・後部座席に座っている人間がいるのは・・・・見えないはず・・・・

「えっ~1-B・・・委員長こと・・・社会関係奉仕部部長・・・速やかに・・・馬鹿共を教室へ誘導し・・・・
とっとと・・・・出頭しろ~

その頃・・・・ギャラリーからは・・・・アンコールの声が・・・・
まあ・・・学園のアイドルとしては・・・答えないわけに行かない・・・・もしかしたら・・・・最後になるかもしれない・・からだ・・・・

大量のクラッカーが打ち鳴らされ・・・・公園の鳩が飛んで逃げる有様・・・・・
もちろん・・・その中で・・・・校内放送は・・・・甲高く響く・・・・

「いいかげんにしろぉ~馬鹿ップル・・・・さっさと出頭せんかぁ~」

「じゃあ・・・木曜日・・・・」
「うん。待ってる・・・」
「じゃあ・・・気をつけて・・・・ミサもありがとう!」
「うん・・・じゃあ」

優子は運転席に戻ると・・・小さく・・・バイバイ・・と手を振ると走り去る・・・・
それと・・同時に・・・・手荒い歓迎を受ける僕・・・・・勿論・・・歓迎する人間は・・・オオカミ8頭・・・つまり
社会関係奉仕部の面々・・・
「さて・・・・いよいよだな・・・・」
「根回しその他は全て完了・・・・」
「ああ・・・後は放送を以って・・・無期限ストライキだ・・・」
「要求事項は?」
「ああ・・・すべて・・・伝達済み・・・・」
「いいか・・・今日は・・・黒子に徹しろ・・・いいな!」
「ああ・・・正義の使者はつらいなあ・・・・」
「じゃあ・・・俺・・・活動報告行くから・・・・いいな・・・おとなしくしろよ・・・・今日は!」
「ああ・・・じゃあ・・・また!」
「ああ・・・」

これは・・・僕個人の戦いです。・・・・仲間たちはその手助けをしてくれただけ・・・・
仲間たちの背中を見送りながら・・・・僕は心の中で・・・頭を下げました。

「俺を・・・仲間にしてくれて・・ありがとう・・・・」

そうつぶやくと・・・・僕は高校教務員室へ向かいました。
教務員室の前には・・・兄・・・・学年主任が待ち構えており・・・・
部室という名の・・・元・・生活指導室へ・・・・
部室のカギを開け・・・ドアに「指導中」の札を掲げ・・・・中へ・・・・・

「お早うございます。・・・兄さん」
「おう・・お早う・・・・」
「いよいよ・・始まります。それで・・・兄さんに頼みが・・・・」
「ああ・・・言ってみろ・・・・」
「今回の騒動の首謀者は・・・・僕1人で・・・お願いします。他のやつらは・・・僕に脅されただけだと・・・」
「お・お前・・・1人で・・・被るつもりか?」
「はい・・・・僕には・・帰れる場所が出来ましたし・・・仕事もあります。でも・・・あいつらには・・・まだ」
「解った・・・もしも・・・そうなった場合には・・・お前の意思を尊重する」
「お願いします。」

兄さんはタバコを・・・胸ポケットから取り出し・・・・僕に一本奨めてくれ・・・・多分・・・もしかしたら・・・ここで・・・兄弟が・・・タバコを吸うのも・・今日限りかもしれません・・・・

「兄さん・・・・俺・・・・18歳・・・遅くても20歳の誕生日に・・正式に入籍することにしましたから・・・」
「そ・・そうか・・・・ま・・まさか・・・赤ん坊?」
「いえ・・・まだ・・みたいで・・・でも・・・・優子は・・・早く欲しいみたいですが・・・」
「そうか・・・でも・・・・赤ん坊・・か・・・・どっちに似ても・・大変だな・・・やんちゃ・・・間違いない・・・」
「はい・・・きっと」
「そ・・・そうだ・・・・中等部の佐山先生が・・・・お前に・・・地学準備室の片付け手伝って欲しいそうだ・・・」
「はい・・・これが・・・最後かもしれませんが・・・・」
「多分・・・大丈夫だろう・・・そうなったら・・・俺も・・・ひと暴れする・・・」
「に・・兄さんはやめて・・ください。」
「いや・・・だめだ。・・・・俺が出来るのはこれくらいしかない・・・・」
「そうですか・・・解りました・・・・お任せします。」
「ああ・・・何せ・・お前がいないと・・・やつら・・・また・・何かやらかすかもしれんし・・・」
「はい・・・・じゃあ・・・行ってきます・・・」
「ああ・・・4時間目終ったら・・・ここに来い・・・・打合せしなければならない・・・稲刈りと豊穣祭の・・」
「はい・・・了解しました・・・じゃあ・・・失礼します。」
「ああ・・・必ずだぞ・・・いいな!」
「はい。」

僕は部室という名の・・・元「生活指導室」を後にすると・・・・美希の待つ地学準備室に駆けて行きました。
もうすぐ・・・・2時間目には・・・学園が大騒ぎになります・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第63話へ・・・続く・・・・



「僕たちは社会関係奉仕部」第63話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

オオカミたちの謝肉祭・・・11

僕は校舎の5階・・・・各種教室の・・・隅っこにある・・・地学室横の・・・地学準備室まで階段を駆け下り・・・そして渡り廊下を駆け抜け・・・階段を駆け上がった

トントン・・・・

「失礼しま~す。お呼びだそうで・・・」
「どうぞ・・・」
「はい・・・失礼しま~す。」

ドアを開けると・・・・あれ・・・姿がみえない・・・・

「そうか・・・地学室の方か・・・・」
準備室と地学室をつなぐドアを開けようとした瞬間・・・・・後ろからいきなり・・・抱きつかれ・・・・
どうやら・・・机の影に隠れていたらしい・・・・

「美希・・・・・」
「あなた・・・」

美希は僕の首に手を廻し・・・

「ねえ・・・キスしてくれる[黒ハート]・・」
「もちろん・・・・喜んで・・・」

長い・・キスを交わす・・・・・

「終わったのね・・・」「もうすぐ・・・一時間目終わるけど・・・・美希・・今日授業は?・・・まあ・・・今日は自習騒ぎになるはず・・・」
「えっ?」
「うん・・・美希聞きたくないだろうけど・・・もうすぐ・・景山の肉声が放送で流れる・・・勿論・・美希宛の謝罪と家族向けの謝罪・・・まあ・・美希の名前は全て消してある・・・・」
「うん・・・」
「それに・・・・レイプ未遂事件を仕組んだ・・・」
「じゃあ・・あの呼び出し・・・・」
「そう・・・・その証拠写真も押さえたし・・・・処刑後の景山の生写真もセットで・・全校に配布済み・・・・」
「それで・・・どうするの?」
「うん・・放送と同時に・・・・全校生徒が決起することになっている・・・・」
「決起?ま・・まさか・・・暴動?」
「そんな時代じゃない・・・無期限のストに入るだけ・・・・スト権は・・人権の一種だもんね」
「そ・・それで・・・・?」
「景山のクビ・・・それから・・・・今年度のテスト全廃は・・・おまけ・・・」
「いつまで・・・やるの?」
「ないしょ・・でも・・・明日・・・全校生徒集会が開かれる・・・その前に・・今日緊急職員会議・・・・」
「うん・・・そうなるの?」
「ああ・・・そこで・・・景山・・・クビになる・・・ついでに・・家族からも抹殺だろうな・・・政敵に証拠渡してあるから・・・
多分・・次の選挙いや・・その前に・・潔く辞職に追い込まれるか・・・どうか・・・・だな」
「そこまで・・やったの?」
「まあね・・・徹底的に社会的抹殺が‥身上ですから・・・・やられたら・・・1000倍にして返す・・・」
「それで・・・・もしかしたら・・・首謀者である・・僕の処分の話が出るかも・・・そうしたら・・・処分に賛成して・・・・」
「そ・・そんなこと・・・・できない。」
「いいから・・・そうして・・・そうしないと・・・・もう・・・美希に会えなくなる・・・・」
「うん・・・そうするのが・・・いいのね?」
「そう・・・そうするのが・・ベスト・・・だから・・・」

校内放送が始まった・・・僕は・・美希の耳を塞ぎ・・・なるだけ・・・・聞こえないようにした。
予定通り・・・校内のあちらこちらから・・・・大声が響いてきて・・・・僕たちの学園の全校生徒が・・・景山のクビ・・・そして・・・今年度の試験の全面・・・・廃止を訴えた・・・・

その呼応に反応して・・・兄さんが・・動いた・・・・本日の午後からの休校と・・・明日の全校集会の決定を校長先生に求め・・・・すぐ受理され・・・午後から休校と明日の全校集会の通知がされ・・・開放されることに・・・
でも・・・僕は・・・部室に戻らねばならない・・・・

「ねえ・・・今日・・来てくれるんでしょう?」
「お世話になります・・・月曜日~木曜日の朝まで・・・・」
「ねえ・・・部屋か・・・でも・・帰り・・・・そうだ・・・・紗江子のところで・・待っててくれる?」
「うん・・・そうする・・・・」

僕は美希にもう一度キスして・・・

「いいね・・・何も知らない・・・解った?」
「はい・・・・」
「じゃあ・・・後で・・」
「うん・・」

僕は部室に走って戻っていった。
部室には・・・オオカミ8頭がヒマそうに・・・・あくびをしながら・・・座っていた。
稲刈りと豊穣祭の打ち合わせが・・もうすぐ・・始まろうとしている・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第64話へ・・・続く・・・・





「僕たちは社会関係奉仕部」第64話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

オオカミたちの謝肉祭・・・12

僕たちの・・・学園は私立高校・・・・つまり・・・公立と違いある程度・・勉強の出来ない人間でも・・・お金さえあれば・・・入れるし・・・一種のサービス会社と同じ・・・
まあ・・・頭の中身が足りない奴は・・・・実業系・・・そして・・・ある程度のレベルがあれば・・・進学系である普通科に学ぶ・・・とは・・言っても・・・殆ど出来の良さはあまり・・・変わらない。
とある国立大学理工学部の教授の息子も・・・同級生・・・こいつも親に家に帰ってくるな・・・・で・・
駅近くの下宿屋に住み・・・・改造銃や・・・オリジナル銃を作り上げ・・・・火薬も自分で作ってしまうほど
河原で・・実射実験をした際は・・・・10メートル先に並べた空き缶・・・・7個を貫通したほど・・・の腕前。
そんな馬鹿が・・・「よくまあ・・これだけ集まったもんだ」と感心するくらい・・・沢山いるのが僕たちだ。
そんな馬鹿が・・・全部・・決起したのだから・・・学校側も対応に苦慮しているらしい・・・
それはそうだろう・・・・・一教師が・・・こともあろうに強姦未遂事件を起こし・・・その発端を担っているのだから・・・
僕たち・・社会関係奉仕部は顧問である・・・学年主任と副顧問であるキー先生・・・それから何故か副顧問がもう1人・・増えることになるのだが・・・・それは後の話・・・・
打ち合わせが済み・・・・僕らは・・・2週間ほどの稲刈りと豊穣祭合宿に出発することになり・・・・
僕らは・・・本日の部活動は中止指令を受けたので・・・・学校近くのマックに集結することになった・・・・

「まあ・・・こんあものかな?」
「ああ・・・正義の使者もおもしろいけど・・・悪さするほうが・・・・もっとおもしろいけどなあ~」
「ああ・・・みんな・・ありがとう・・な・・・・俺のために・・・・」
「いいって・・・事よ・・・・どうせ・・・お前・・追い出した後は・・俺らの番だったかもしんないし・・・・・」
「しかし・・・景山も・・哀れだな・・・・ここまでやられるとは・・・・」
「ああ・・・俺らの部長に・・食指伸ばさなきゃ・・・・安泰でいられたものを・・・・」
「それで・・・・みんなにもうひとつ話があるんだが・・・・ミサの事だ・・・・」
「ミサ・・・ああ・・・あの・・・・」
「そうだ・・・・俺はミサも救う義理があるし・・・・」
「そりゃそうだな・・・・やっちまった・・恩義は返さないと・・・・・」
「ああ・・・それに・・・今回は・・ヤクザも絡んでくるから・・・俺1人でも構わない・・・」
「水臭せぇ~な~・・・・俺ら正義の味方よ・・・・理由聞かせろ・・・・」

僕は・・・・優子に聞いた話を説明した・・・・僕の説明を聞いた・・・・仲間達は・・・

「じゃあ・・・その親馬鹿・・国会議員の馬鹿息子・・・とその関連する・・・悪徳・・金融屋を始末するんだな?まあ・・・議員も落選しちまえば・・・・・ただの人以下だし・・・」
「問題は・・・・ヤー公だな・・・・・どっか・・つながりがあれば・・・・いいんだが・・・」
「ああ・・・でも・・金もいるなあ・・・俺らのバイト代じゃあ・・・どうしようも・・・・ちょ・・ちょっと窓の外・・・」
「あん?・・・」 一同・・窓に貼り付け状態・・・・
「なあ・・・宝くじに運・・・託すか?」
「宝くじ?」
「そう・・・・宝くじ・・・・そして・・・ここに・・・・神様に一番近い男・・いるじゃん・・・」
「そうか・・・・うん・・・お前・・神様にお願いしろ・・・・神様だって・・嫌だとは言わないだろう・・・だって・・ミサ巫女だもん・・・な」
「でも・・・宝くじ・・・・買うにも・・結構・・・・金かかるしなあ・・・・どうしよう?」
「そういや・・・・・楽器屋の店長・・・・・いいバイトあるって言ってたぜ・・・・」
「ああ・・・・あの悪徳商人・・・・」
「今から・・・行ってみるか?」
「でも・・あのやろ~相当抜くからなあ・・・・」
「時給・・・・3000円・・・・働きによっては・・・1万円くらいのなるらしいけど・・・・」
「何人ぐらい・・・働けるんだ?」
「多ければ・・多いほど・・って言ってたが・・・・」
「じゃあ・・・Yと俺で話聞いてくるか・・・・それから・・・・ウラ本・・・神田の親父は?」
「ああ・・・駄目みたいだな・・・・奥さん面会に行って・・・俺らに・・R宜しくって・・・・」
「R・・・・・ルートだ・・・・あの親父・・・・」
「一冊・・いくらだっけ?・・・・・3000円・・・・でも仕入れは・・・・500~1000円ってとこだろ・・・」
「じゃあ・・・一冊2500円くらいで・・・仕入れて売りさばくか?しかし・・・・売り子は・・・俺らじゃない」
「じゃあ・・・佐々木・・・お前に任せる・・・青○・佐伯・・・お前ら・・手伝え・・・・」
「ああ・・・高校生による・・・高校生のためのウラ本・・・・倉庫は・・・・佐々木の廃屋」
「じゃあ・・・Yト俺ハ・・・楽器屋・・・お前らは仕入れと販売ルート確保で・・・・」
「おう!」
「気をつけろよ・・・パクられるなよ・・・・」
「ああ・・・・神田の親父に頼まれた・・・・バイトしているだけだもんな・・・・俺ら・・・」
「じゃあ・・・・ミサ救出作戦始めるぞぉ~!」

僕とY以外は、都内某所にある・・・・ウラ本卸しのジジババのアパートへ向かい・・・・・
僕とYは・・・・楽器店の店長に会うべく・・・・反対方向の電車に飛び乗りました・・・・

「こんちゃ~」
「おう・・・・お前ら・・来たなぁ・・・・暇か?」
「まあ・・・多少なら・・・・」
「そうか・・・おい・・・委員長・・・お前・・ピアノだったよな?」
「ええ・・・」
「ちょと新しいの入ったんだが・・・・弾いてみろ・・・・」
「あれ・・・ローランドじゃないですか・・・・いいんですか?」
「ああ・・・ローランドの最新・・最高機種だ・・・・デモ演奏用だから・・・気兼ねなく・・やれ」
「じゃあ・・・遠慮なく・・・」
僕は・・・手始めに・・・・MR.LONELYを弾き始めた・・・・・
アンプのスイッチ切ってあったはず・・・だったのが・・・店長・・・いきなり・・・・フルボリュームに・・・・
僕は・・ヘッドフォンを装着しているので・・・解らなかったが・・・・
弾き終ると・・・廻りには・・・人だかりが・・・・店長が指を一本立て・・・もう一曲と合図を送ってくる。
そうねえ・・・・じゃあ・・・UNCHAINED MELODY・・・・を奏で・・・図に乗った僕は・・・
IF YOU LOVE ME (愛の讃歌)で締めくくった・・・・

「いやあ・・・良かった・・・やっぱり・・・ローランドは・・へたくそが弾いても・・いい音だな・・・」
「そうっすか・・・・」 
「いや・・冗談だ・・・・お前・・どのくらい・・・暗譜しているんだ?」
「多分・・・多少ずっこけていいなら・・・40曲ほど・・・・」
「そうか・・・そうそう・・・Y・・お前にも見せたいものが・・・・・これだ・・・モーリスの・・谷村モデル」
「あっ・・・それ・・・欲しいなあ・・・・」
「だろ・・・ちゃんと・・お前用に3本仕入れてあるから・・・・」
「一本で・・いいんですけど・・・」
「ああ・・・音も微妙に違うしなあ・・・・・一番気に入った奴買えばいいだろう?」
「でも・・・俺ら・・・金欠ですから・・・・バイト探していて・・・・」
「ええ・・・なにか・・・・割のいい・・バイトないですかねえ~」
「あることは・・あるが・・・・そうだ・・ここじゃなんだから・・・・上の事務所行くか?」
「はい。」

僕らはマンション1階の店舗から・・・出て・・・・2階の事務所・・と言ってもマンションの一室に向かった。
店長は気前よく・・・近くのサテンから・・・コーヒーを取って飲ませてくれた・・・・
「あっ・・・・!」 気付いたときには・・手遅れ・・・
この出前コーヒー飲んだ者は・・・・店長に恩返ししなければならない・・・不文律・・・・忘れてて・・・・

「なあ・・・お前ら・・・コーヒー飲んだよな!」
「はい・・・頂きました。」
「うん・・・じゃあ・・・・頼み・・・聞いてもらおうかな?」
「条件によってですけど・・・・・なんでも・・・時給3000円とか・・・って」
「ああ・・・そこでだ・・キミタチに頼みがあるんだが・・・・・」
「人殺しと・・・麻薬と・・・武器・・以外なら・・・・・」
「うんうん・・・何せウラ本配達もしてるしね・・・・」
「馬鹿・・Y・・・」
「ほほう・・・まあ・・・キミタチも健全な男子だ・・・違うかね?」
「そうですけど・・・・」
「女性と話したり・・・・お買い物を手伝ったり・・・まあ・・・色々あるが・・それで・・・1時間3000円・・・
それに・・・チップもある・・・・・どうだ・・・・いい・・バイトだろう・・・・」
「まあ・・・・ね」
「そこでだ・・・キミタチには・・・・多くの仲間を集めてもらう・・・・」
「はあ・・・・それで・・・店長には?」
「ああ・・・1人頭・・・・月1本納めてもらえれば・・・・」
「1000じゃないから・・・・1万ですね・・・」
「そう・・・・あとは・・・キミタチ次第で・・稼いでくれればいい・・・」
「なるほど・・・」
「じゃあ・・・考えて・・みます」
「おっと・・・キミタチは抜けられないからねえ・・・・」
「ど~おするよ・・Y」
「そうだな・・・・いいギターも欲しいし・・・例の件もあるじゃん・・・やるしかねえよ」
「そうだな・・・いつからですか?・・・仲間集める時間も必要ですし・・・・・」
「じゃあ・・・来週からだな・・・・それから・・・・服用意するから・・・サイズ教えとけよ・・・・・」
「了解!」

こうして・・・・ちょっと・・ヤバイ世界に足を踏み入れることになったのですが・・・・・
まあ・・・人生・・・経験は必要ですし・・・・それにミサ救出の為ですから・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第65話へ・・・続く・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第65話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

僕たちの裏稼業・・・・1

僕たちは・・学生・・である・・・・本当かどうかは定かではないが・・・・高校生なのだ。
普通の高校生なら・・・バイト・・と言えば・・・・ファーストフードとか・・・新聞配達の類だ・・・
僕たちの学園では・・・・表向き・・・・バイト禁止(らしい)なのだが・・・みんな堂々とバイトに明け暮れている・・・・
しかし・・・ウラ本の配達ならともかく・・・・・販売・・・水商売にまで・・・手を出す奴は・・・・よほどの馬鹿か利巧な人種しかやらない・・・・まあ・・・僕たちの場合は・・・絶対前者だろうが・・・

悪徳商人を自他共に認める・・・店長の話によれば・・・・僕たちの勤務時間は・・・午後10時まで・・・
表向きは・・・ウェイターとか・・・掃除・・・・しかし・・・お金にも裏表あるように・・・・どんな世界にも裏メニューなるものがある・・・・らしい。

Yと別れ・・・紗江子さんの店へ行く・・・・まだ・・・3時を廻ったばかりだが・・・仕方ない・・・
やはり・・・お店の入口は閉まっている・・・

ドン・ドン・ドン
店の入口を叩くが・・・応答がない・・・・

「紗江子さ~ん・・・いますかぁ~?」 叫ぶ僕・・・・

2階の窓が開き・・・・

「うるさいわねえ~あんた誰?」
「僕ですよ~美希の・・・・・」
「ああ・・・あんた・・・委員長君!・・・・見違えちゃったわ・・・・どうしたの?」
「美希が・・・・紗江子さんの所に行っていろ・・・って言うもんで・・・・・」
「ちょ・・ちょっと待ってね・・・・すぐ・・・開けるから・・・・」

バタバタっと階段を駆け下りる音・・・そして・・・カチャッ・・ドアが開けられて・・・・・

「さあ・・・どうぞ・・・・」
「すいません・・・・まだ寝てました?」
「そんなわけ・・ないでしょう・・・・・キミ・・ごはん食べた?」
「ええ・・・食べました・・・・」
「若いから・・・まだ・・食べられるでしょ?」
「ええ・・食べられますけど・・・・」
「じゃあ・・・一緒に食べよう」
「紗江子さん・・・ピアノ・・・いじってもいいですか?」
「うん・・いいけど・・・・弾けるの?」
「ねこ・・ふんじゃった・・・レベルですけど・・・・・」
「じゃあ・・・その間に・・・ごはん作るから・・・・」
「は~い。」

僕は・・・IF YOU LOVE ME を弾き始める・・・・・
紗江子さんは・・・・驚いた顔をして・・・・こっちを見ている・・・

「あのねぇ~それ・・・ねこふんじゃった・・レベルじゃないわよ~」
「そうですか?」
「他に・・・なにか弾ける?」
「では・・・こんなのは・・いかがですか・・・・?」

僕は・・・ SAVE THE LAST DANCE FOR ME を弾き始め・・・・

「聴いたことのある・・・メロディーライン・・・・ちょっと原曲と違うような・・・・ラストダンスは私に・・・だ」
「そうでぇ~す。」
「うん・・・美希が・・・惚れこんだ理由・・わかるような・・・・さて・・・出来たわよ!」
「は~い。」

生姜醤油をたっぷり効かせた・・・・牛のしょうが焼きとホウレン草の胡麻和え・・・赤だしの豆腐の味噌汁に・・・ホカホカのごはんが・・・見事としかいいようのない・・・手際で用意され・・・・・
僕も・・これ以上・・・早く食べられない・・スピードで・・・完食・・・・紗江子ママも・・・僕に圧倒されたのか

こんなに・・早く食べたの・・・初めてかも・・・・」 と本人が言うくらいのスピードで・・・食事が終了・・・

そこに・・・トゥル・・トゥル・・・・と電話の呼び出し音が・・響き・・・・・紗江子ママが出る・・・・

「もしもし・・・スナック・・さえ・・・ああ・・・美希・・・」
「うんうん・・・わかった・・・もう・・・食べさせた・・・」
「えっ・・・うん・・じゃあ」

電話は・・美希からのようで・・・・

「美希がね・・・そっち行ったら・・・ごはん食べさせておいて・・・って・・・・どうやら・・・8時くらいになりそうだって・・・・それから・・・心配無用・・処分なし・・・って伝えてって・・・・」
「そう・・・・じゃあ・・・俺・・・首・・つながったまんまだ・・・・・・」
「じゃあ・・・乾杯しなきゃね・・・・いつもので・・・いい?」
「ウィ・・・マダ~ム!」
「マダムじゃなくて・・・・マドモアゼルと・・お呼び!・・でも・・・まあ・・どっちでもいいや」

紗江子ママは・・・僕にコークハイ・・・・自分には・・・カンパリソーダを作り・・・・

「はい・・・おめでとう!」
「ありがとう!」
「ねえ・・・お祝いに・・・何か一曲 歌入り!」
「うん・・・・音痴だけど・・・」
「解ってるから・・・早く!」

僕は・・・・ UNCHAINED MELODY を歌い出し・・・・・
こちら・・・・から・・・メロディーを確認いただけます・・・映画・・ゴーストで有名ですね)

歌い終わると・・・・紗江子さんの瞳は・・・潤っており・・・・僕思い切り抱きしめられて・・・・・
キスの洗礼を・・受け・・・・

「ね・・・ねえ・・紗江子さん・・・や・・やばいよ・・・俺・・その気になっちゃう・・・・」
「馬鹿モノ・・あたし・・・もう・・その気なんだから・・・・[揺れるハート]・・・・」

僕・・・その一言で・・・すっかり・・・・理性がなくなってしまいました・・・・でも・・・しょうがありません。
僕・・・健全な男子高校生・・・・「やれるときに・・・やっとかないと・・後どうなっても・・・知らない」って習った・・・ばっかり・・・ですから・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第66話へ・・続く・・・・ 


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「僕たちは社会関係奉仕部」第66話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

僕たちの裏稼業・・・2

[るんるん]カラン~カラン~[るんるん]

「いらっしゃいませ・・・・美希」
「ハァハァハァ・・・・あ・・あの子・・は?紗江子・・・・」 
「居るじゃない・・どこ見てンの・・・」
「ど・・どこ?」
「あ・そ・こ・・・」

紗江子が指差した先には・・・・ほんのり灯るライトを浴びて・・・・ムーンライトセレナーデを奏でている僕が・・・・・そこに・・・

「美希・・・あなた・・羨ましいわ・・・」
「あ・・・あんな一面あるとは・・・・・知らなかった」
「そう・・・本人が言うには・・・ねこ・・レベルだそうだけど・・・・」
「ねこ?」
「ねこ・・・ふんじゃった・・レベルだって・・・・あれが・・・・・」
「・・・・・・・」
「どうしたの?・・・美希・・・・あなた・・・いい子ものにしたわね」
「えっ・・?」
「あたし・・・迫ってみたんだけど・・・・最終的に・・振られちゃった・・・美希に悪い・・ですって・・・・」
「もう・・紗江子ったら・・・・・」
「ねえ・・・今度・・貸してくれる?」
「さあ・・・それはどうかしら・・・あたしも・・・借りている身だから・・・神様から・・・・」
「そう・・・・・ねえ・・・さっきの・・・歌入りで・・・美希来たから・・・」
「は~い・・・でも・・・・喉渇いた~」
「はいはい・・美希は・・・・スクリュードライバー?」
「ううん・・・・任せる・・・あの子は・・・・・」
「さっきから・・・ブルーハワイとか・・・・バイオレットフィズとか飲んでるけど・・・・・」
「そう・・・じゃあ・・同じものでいいから・・・」

僕は・・・・UNCHAINED MELODY を歌い出す・・・・・

[るんるん] Oh ・・・my ・・love ・・・・my darling ・・・
I've hungereed for・・・・ you touch・・・・
A long ・・・・・lonely time 
And time・・・・goes by・・・・・so sowly・・・・・・
And time・・・・can do so much
Are・・you・・・・still mine
I ・・・・need your love
I・・・・need your love
God・・・speed your love・・・・to・・・・ me ・・・・・・・[るんるん]

「まあ・・・こんなもので・・・・・化けの皮・・薄いから・・・・これ以上は無理ぃ~」
「じゃあ・・・こっちで・・・乾杯しましょう・・・・」
「うん・・・・・」
「ほら・・・美希!・・あなたが・・・・言わないと・・・」
「うん・・・おめでとう・・・そして・・・・・ありがとう・・・あなた・・・」
「どういたしまして・・・・」
「ほら・・・飲んだら・・二人で・・帰りなさい・・・・」
「う・・うん・・・・じゃあ・・・帰ろうか?」
「そうだね・・・紗江子さん・・・・いくら?」
「いいわよ・・・今夜のステージ代と相殺で・・・・また・・・・聞かせてね?」
「うん・・・また・・練習させて・・・・・」
「いつでも・・いらっしゃい・・・・・ここに住んでもいいけど・・・・」
「さ・・紗江子!」
「冗談!・・・・じゃあ・・・気をつけて・・・・」
「うん・・・おやすみ!」
「はいはい・・・・さっさと・・行きなさい・・・・」

腕を組んで帰る道すがら・・・・景山が懲戒解雇処分・・・・定期テストはなくさない代わりに・・・予想問題
つまり・・・事前に問題が全て・・・・配られることに・・・・・決まったそうで・・・・・
もちろん・・・騒ぎの首謀者は・・・誰だという事になったそうですが・・・・兄・・・学年主任の働きかけにより・・・・仮に・・首謀者を性分すると・・・PTAが騒ぎ出し・・・一大事になりかねない・・・・と説得の効果があり・・・・犯人探しは・・なし・・と言うことになり・・・・メデタシメデタシ・・・・まあ・・・臭いものには蓋をしろ・・方式は・・・・・どこの学校でも主流みたいです。
明日の全校集会・・・・・無事・・・収まってくれるでしょう・・・・ほぼ・・全面勝利ですから・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第67話へ・・・続く・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第67話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

僕たちの裏稼業・・・3

美希の新居・・・・ここは紗江子さんが、元ダンナから貰った・・慰謝料のマンション。
そこに・・・・部屋が二つとリビング・ダイニングキッチン・・・・つまり2LDK。
家賃は・・・管理費・共益費その他で・・・5万円。家具も・・・揃っているので・・破格。
紗江子さんの離婚理由は詳しく聞いていないし、聞く必要もない。ただ・・・隠し子騒動で・・・・結婚の前日だから・・あれ・・・そうなると・・離婚ではなく・・・・まあ・・・僕には関係ない。
僕と美希がそこにいる時の寝室は、ダブルベッドの部屋。もう一つの部屋は・・・美希が・・・僕のいない時に寝ている部屋で・・・美希と初めて結ばれたベッドと家具が置いてある・・・・
食器棚には・・・僕と美希の茶碗が仲良く並んでいるし・・・・洗面台には・・青と赤の歯ブラシが・・・まるで・・・ダンスを踊っているように・・・仲良くコップに差してある。
僕は・・・何をしているのか?と言われると・・・・ルーペを片手にこの”広大”な部屋の探索中・・・
美希は・・・晩ご飯を作っている・・・・最中・・・だが・・・・紗江子さんに比べると・・手際は悪いようだ・・・・
ダークブルーのツーピース姿から・・・・若草色の半そでのセーターに白いロングのフレアースカートに着替え・・・・薄いピンク色のエプロン・・・・粟色の長い髪の毛を赤いゴムで縛り・・・包丁を持って・・・・
素材と格闘しているところは・・・・・どこかの・・・「若奥さん」と言った感じです。
ただ・・・気になっている点が・・・ひとつ・・・・さっきから・・・お尻が・・・ピョコピョコッ・・・・動いています。
ルーペ越しに見ていると・・・巨大なお尻・・・・小さな動きも大きく見えて・・・・僕
堪らなくなって・・・・そうです・・さっき・・・誘惑から必死に逃げたので・・・・・つい・・・・美希に抱きつき・・・

「み・・・美希・・・・・」
「こらぁ[揺れるハート]・・・・危ないでしょ・・・・包丁持っているんだから・・・・」
「だって・・・美希が・・お尻・・・ぴょこぴょこ・・振っているんだもの・・・・我慢できなくて・・・」
「あのねぇ・・・あたし・・・包丁持っているの・・・・・解るかな?」
「うん・・知っているけど・・・・」
「だったら・・・・放さないと・・・・刺しちゃうかも・・・・」
「いいよ・・・そうしたら・・・・三面記事になるね・・・・禁断の恋・・・・・痴情のもつれか?・・・・女教師・・・・快楽の果てに・・・男子生徒刺し殺す・・・・」
「あ・・あのねえ・・・・あなた・・・三面記事見すぎじゃないの?」
「ねえ・・・・いいでしょ・・・・」
「駄目だったら・・・・駄目!」

でも・・・僕の手は・・白いフレアースカート・・・捲り上げ終ってまして・・・・手は・・モゾモゾ・・・・
ついにはパンティーに手を掛け・・・・・・・途中まで下ろすと・・・・後は・・・・僕の足が勝手に・・・・・

「こらぁ・・・駄目だったら・・・・・こ・・焦げちゃう・・・・あん[黒ハート]・・・・」

「ねえ・・・口では・・駄目って言ってるけど・・・なんで・・濡れてるのかな?」
「ば・・ばかぁ[黒ハート]・・・あ・・あなた・・のせいでしょ・・・・・・・」
「あ・・そう・・・じゃあ・・・身体に聞いてみましょう・・・・さっき・・・ピアノ・・タップリと弾いておいたから・・・準備運動終っているし・・・・・」
「こ・・こらぁ・・・本当に・・・刺しちゃうぞぉ~」
「いいよ・・・・美希に刺されるなら・・・俺・・抵抗しないから・・・・」
「あん[黒ハート]・・・・もう~」

充分・・潤っているし・・・僕の分身・・・僕自身は限界に達しているので・・・・・神秘の泉の秘口に押し当てると・・・一気に・・・・・

「ああああああ・あ・あ・あああああ・・・・」

僕は腰の動きを強弱をつけて・・・・・美希が果てると同時に・・・・美希の神秘泉にある真珠貝めがけ・・・・僕の分身は・・・その魚たちを吐き出した・・・・・。
美希はプルッ・・・プルッ・・・と痙攣を繰り返し・・・・・僕は・・・最後の一匹まで残らず・・・・押し込んだ。

その日の・・夕食は・・・ちょっと焦げた焼きソバと野菜サラダ・・・それと・・・・美希が自分で焼いておいた
パン・・・・。

「ちょっと・・・焦げちゃった・・・・無理しなくていいからね・・・・」
「いや・・・・美味しい・・・」 
「無理してない?」
「全然・・・・・」

やはり・・愛情というスパイスは本当にあるみたい・・・どんあ食材でも愛情のスパイスを一振り・・・二振り・・した料理には・・・高級料理でも足元に及ばないほど・・・うまい。
やはり・・・男は・・胃袋で考える・・・生き物らしい。

「あ~喰った喰った・・・もう・・・だめ・・・・」
「よく・・食べたわね・・・・分量間違えちゃって・・・・・大量になった時と・・・焦げた時は・・・・ゴミ箱行き覚悟してたけど・・・・・」
「うん・・・一運動の後だから・・・体力つけないと・・・・・さて・・・後は・・・お風呂入って・・・ビール飲んで・・・・寝て・・・明日に備えなきゃ・・・・」
「ねえ・・・何かわすれてない[黒ハート]?・・・・・・」
「そうねえ・・・やること・・やったでしょ・・・ごはん・・食べた・・・・お風呂は・・これから・・・寝る・・・・・忘れてないけどぉ~」
「あのね・・・・寝るって・・・スリープ?それとも・・・ゴートゥベッド・・かしら?」
「スリープ・・でしょ・・・・寝るんだから・・・・」
「それで・・・許されると思っているのかしら?」
「許されない・・・とか?」
「当たり前でしょ~う・・・・・た・・・・っぷり・・・・責任とってもらわないと・・・・」
「へっ?」
「あたし・・・・身体・・・・熱いもん・・・・寝られるわけ・・ないでしょう・・・・がんばって・・・満足させてもらわないと・・・・ね?」
「ら・・らじゃー・・・・・ご期待に・・・・添えるよう・・・・がんばり・・・ます。」

水筒に・・・・神泉・・・汲んで来てよかった・・・・・秋の夜長と言うくらいですから・・・まだ・・・夜は始まった
ばかりみたいです・・・・僕・・・・一体・・・身体持つのでしょうか?
でも・・・今夜は頑張ります・・・・僕のクビはなくなりましたし・・・・景山の存在も消えうせ・・・・お祝い
しなければ・・・いけません。しかし・・・・さっき・・・中に・・生出ししちゃったけど・・・・大丈夫でしょうか?
まあ・・・・済んだ事を後悔しても・・・・後の祭りですから・・・・なるようにしか・・なりませんが・・・・・


「僕たちは社会関係奉仕部」第68話へ・・・続く・・・・

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「僕たちは社会関係奉仕部」第68話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

僕たちの裏稼業・・・4

「佐山先生・・・お早うございます。」
「あら・・・お早う。君達・・・・確か・・・社会関係奉仕部よね?・・・・」
「はい・・・・。先生・・・うちの部長見ませんでしたか?」
「部長?ああ・・・あの問題児・・・あっごめん・・・・君達の委員長も兼ねている・・・あの子・・・」
「はい。・・・・ご一緒だと・・・・」
「何故・・・一緒なのかしら?」
「えっ・・・違う・・・・失礼しました・・・・・」

走り去る・・・オオカミ8頭・・・・当然です。・・僕がそんなドジをするわけがなく・・・・・
その・・・・・1時間前のこと

「ねえ・・・・昨日気づかなかったけど・・・・いつもと様子が違う・・・・ちょっと大人びた感じ・・・・」
「どっちがいいかな?」
「それは・・・断然こっちかしら・・・・一緒に居て違和感もないし・・・・」
「そう?・・・結構気に入ってきた・・この格好・・・・」
「うん・・ほら・・ネクタイ曲がってる・・・・」 
「そう?じゃあ・・・直して!」
「しょうがない・・・・はい・・・こっち来て・・・・」
「なんか・・人に直してもらっていると・・・・クビ締められている気が・・・・」
「お望みなら・・・そうしますけど?」
「新聞によりますと・・・・某私立学園の中等部女教師が・・同学園の高等部1年生の少年A君を・・・ってワイドショーにぎわすよね・・・・」
「しかし・・・・あなたも・・・・ワイドショーネタ好きよね?」
「多分・・・・・」
「今日の帰りは?」
「わかんないなあ・・・やることなければ・・・放課後まっすぐ帰るし・・・・」
「あたしは・・・5時までだから・・・・買い物して・・・6時ごろかな・・・・何か食べたいものある?」
「鶏肉以外なら・・・・チキンアレルギーだから・・・・」
「危なかった・・・・から揚げでも作るところだった・・・・・メモしとかなきゃ・・・・」
「ねえ・・・学校まで・・・一緒だと・・バレる危険性高いから・・・・・」
「そうね・・・・じゃあ・・・・どうしよう」
「うん・・・とりあえず・・駅まで一緒で・・・・俺・・どっかで時間つぶして・・・遅刻ギリギリで行くから・・・・」
「そう・・・・・・一緒がいいんだけど・・・・そうも行かないし・・・・」
「それに・・・あいつらに・・・・感づかれている・・気が・・・・」

まあ・・ちゃんと・・・用意周到・・・・僕・・・悪知恵・・働きます・・・

「そうだ・・・・ちゃんと・・・伝えてあるから・・・・」
「えっ?」
「お礼の話!それと・・・・彼女が・・・優子って言うんだけど・・・挨拶したいって・・・・元スケ番だけど・・・」
「あのね・・・あたしも・・隠すわけじゃないけど・・・・・・」
「ま・・まさか・・・・ス・・スケ番・・・・」
「まあ・・・元・・だけど・・・あたしも・・若かったから・・・・」
「ひえ~・・・よりによって・・・・・・」
「ちなみに・・・紗江子も・・そうだから・・・・」
「・・・・・・・・・」

僕・・どうやら・・・・偏った磁石の持ち主みたいです・・・・・僕・・・・もしかして・・・ご対面~で・・・血の雨降ったら・・・・
それより・・・怖いのは・・・・結束されたら・・・・僕・・・・逃げ道・・・ありません。
僕は・・心の中で・・・・祈りました。

「神様・・・・迷いっぱなしの子羊・・・いいえ・・オオカミですけど・・・・お救いください・・・・!」

そのとき・・・神様の声が聞こえたような気がしました・・・・・

「汝・・・・罪には罰がつきものじゃ・・・・あきらめなされ~・・・・己の所業を恨みなさい・・・」

僕は・・・美希と駅のホームで別れて・・・駅の構内にある・・・コーヒースタンドへ・・・・
勿論・・朝ごはんも・・・しっかり食べてきたのですが・・・時間調整のためのコーヒータイム・・・・・
学校へは・・・・駅から・・・猛ダッシュ・・・・そのころ・・・正門の前では・・・・

「部長・・遅くないか?」
「ああ・・・もしかして・・・・」
「あいつ・・・騒動の責任取ってないだろうな?」
「それだったら・・・俺らに連絡するだろ・・・」
「それとも・・・・・」
「なんだよ・・・・それとも・・って」
「殺されてるとか・・・・」
「誰に?」
「決まってるジャン・・・・三角関係のもつれ・・・女の敵・・エサ神主殺される!・・・とか・・・・」
「ああ・・それは・・・あるかも・・・」
「なあ・・・あそこ・・・・走ってくるのは・・・・」
「ああ・・・俺らの馬鹿部長だな・・・・」

僕が校門を駆け抜けると同時に・・・・・門扉が・・閉められ・・・・セーフ!・・・・まあ・・・このギリギリが・・・僕大好きなんです。何事も・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第69話へ・・・続く






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「僕たちは社会関係奉仕部」第69話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

僕たちの裏稼業・・・5

校門に立つ・・・先生方・・・・あれ・・・今日は竹刀を持っていない・・・・まあ・・・学生はストライキ決行中・・・
但し・・・・授業ボイコットのみ・・・どうやら・・景山効果は・・・思わぬところにも・・・その余波がある・・・・
自分たちも・・いつ・・・景山2世として・・学園から追い出されるかと・・・ヒヤヒヤなのだろう。

「遅せ~よ!部長!
「サテンで・・朝飯食ってたから・・・・」
「あん?お前・・・・佐山んちからじゃないの?」
「まあ・・その・・なんだ・・・・」
「Yes or Noで答えろ・・・・」
「優子さんに言いつけてやる・・・」
「あのな・・・・・人には色々・・・事情があって・・・・」
「いいじゃねえか・・・もう・・・とにかく・・・俺らの仲間だから・・・」
「佐々木・・お前・・・やはり・・こいつらとは・・・・違う」
「悪かったな・・・どうせ・・・経験者と・・ドーテ・・・の違いだ・・・バカヤロウ」
「うんうん・・・淋ちゃんに言われたかねえ・・・・・」
「それより・・・・部室行かないと・・・・学年主任待ちかねているぞ・・・・・」
「ああ・・・そうだ・・・部長・・お前・・・まさか・・・学校・・・」
「ああ・・・そのつもりだったけど・・・・無罪放免みたいだな」

僕たちは部室目掛けて・・・・ダッシュしてゆく・・・・部室の中は・・煙がもうもうと立ちこめ・・・・
兄さん・・学年主任が・・僕たちを待ち構えていた。

「お早うございます。・・・・学年主任先生!」
「おう!お早う・・・・お前らの・・全面勝利だな・・・・」
「何のことでしょうか?・・・」
「ああ・・・景山の奴・・・クビになった・・・・昨日付けで・・懲戒解雇通知が内容証明郵便で発送された。」
「そうですか・・・・」
「ああ・・・それで・・・・正義の使者なる者を探そうとした・・・奴もいたが・・・・それは不問になった。」
「そりゃそうです・・・・正義の使者は・・・・覆面が必要です・・・恥ずかしがり屋ですから・・・・」
「それから・・・定期テストは・・廃止にならん・・・その代わり・・・・予想問題が配られることになった。」
「予想問題?」
「ああ・・・先に問題配っておいて・・・・各自勉強せよ・・と言う事だ。」
「はあ・・・・・・」
「それで・・・・赤点寸前の奴や・・赤点だらけもいる・・・社会関係奉仕部諸君には・・・・模範解答付きが配られることになる。」
「ワォ~」
「いいか・・・間違っても・・・横ながし・・・するな・・いいな!」
「はい・・・」
「よし・・・・じゃあ・・・講堂に行け!・・・・そろそろ・・全校集会の時間だ。」
「はい!」

全校集会では・・・冒頭・・・・校長先生の謝罪から始まり・・・・僕たちの要求のほぼすべてが受け入れられることが・・・・発表された。
その場で・・・生徒会長が・・・採決をとり・・・・満場割れんばかりの・・・拍手で・・・・受入れそして・・・授業ボイコット・・つまり・・・僕たちのストライキの終結宣言が出された。
景山はどうなったのだろうか?佐々木君の家の政敵でもあったので・・・・
景山の義理の父は・・・・・次の選挙では落選間違いなしに追い込まれ・・・タダの人になる前に・・・病気を理由に即座に辞職し・・・・景山本人は・・・離婚させられ・・・・行方がわからない・・・・・
うわさでは・・・・どこかの山に埋められているとか・・・海に沈んでいるとか・・言われているが・・・・
僕たちには関係のない話である・・・・・
全校集会のあとは・・・解散・・・明日は臨時休校・・・となった。
但し・・・木曜日の一時間目は・・・・兄さん・・・・学年主任の授業で・・・古文の授業が再開されることになったので・・・・サボるわけにはいかない・・・・・・
僕たちも・・・・部室にいることさえ・・・許されないので・・・・僕たちの秘密基地・・・そう・・・地獄という名の廃屋に集合して・・・・ウラ本の仕分けをしなくてはならない・・・・・
手持ちの資金を全て・・仕入れに使ったので・・・早く回収のメドをたてねばならない。
廃屋に集結した・・・・僕たちの目の前には・・・・大量のウラ本の山があり・・・・・・

「佐々木ぃ~・・・・これ・・・・・」
「ああ・・・・ジジババ・・・商売替えるそうだ・・・それで・・・・買い叩いてきたから・・・・一冊600円・・・・
しめて・・・・400冊・・・・それに・・・配送の兄ちゃんが・・・ちょろまかしてきた奴を・・・1冊600円で仕入れることにした。」
「神田の他の店への・・・卸いくらだったっけ?」
「ああ・・・1冊1500円で話つけてきた・・・・」
「そうすると・・・36万ほどの利益だな?」
「ああ・・・しかしこれだけ・・・運ぶのはことだから・・・・・・」
「ああ・・・そうだな・・・」
「うちの・・配送トラックを・・・・運転手込みで・・・・1回2万・・・」
「じゃあ・・・34万の利益・・・・」
「そういうことになる・・・・」
「仕入れは?」
「ああ・・・週1回の定期便・・・ジジババのルートも譲ってもらったから・・・600円で月100冊ほど・・・それにあとは・・・兄ちゃんの小遣い稼ぎ分・・・・」
「でも・・・それだけじゃ・・・・・・ミサ救うのは・・・・難しいか・・・・・」
「それより・・・あっちの割りのいい・・・バイトどうなった?」
「ああ・・・ホストクラブの・・・・・裏メニュー・・らしい」
「ホ・・ホストクラブ・・・裏・・メニュー?・・・何だそれ!」
「声がでかい・・・・いいか・・・表向きは・・・健全なホストクラブ・・・・」
「ホストクラブに・・健全なんかあるのか?」
「まあ・・最後まで聞け・・・・エロオヤジが・・・・女子高生買っているだろう?」
「ああ・・・うちの親父なんかもそうらしいが・・・・」
「それでだ・・・・・その裏バージョン・・・つまり・・・・暇な奥様とか・・・彼氏のいないOLとかが・・・ホストクラブに来る・・・ここまでいいか?」
「ああ・・・」
「それでも・・・ホストは金がかかりすぎる・・・そこで・・・特別な・・・裏ホスト・・・まあ・・・派遣ホストだな」
「うんうん・・・・」
「一応・・・・13時~18時まで・・・・お得意様に貸し出されるのが・・・・裏・・つまり俺たち」
「それで?・・・」
「時給は・・・最低1000円・・・お仕事中は3000円・・・制服は向こうが用意する・・・・」
「それ・・いいんじゃないか?」
「ああ・・・しかし・・・上納しなきゃならない・・・口利き料だが・・・1人頭月1万円・・・・・・」
「10時間・・・タダ働きか・・・・・」
「いや・・・口利きは・・・楽器店の悪徳商人・・・そいつのところに持っていくわけだ・・・・」
「なるほど・・・・まあ・・・しょうがないか・・・・」
「だが・・・問題もある・・・・人数集めないと・・・それに・・・俺たち・・・部活もあるし・・・」
「どのくらい?」
「そうだな・・・2~30人は・・・・」
「そのくらいなら・・・・集めれるかも・・・・そうだ・・・そいつらから・・・上納・・・2万にすれば・・・・」
「そうか・・・誰が・・・これ・・・仕切る?」
「そうだな・・・よし・・俺がやる」
「白○・・お前・・・いいのか?」
「ああ・・・だって・・・バイト斡旋所で・・いいわけで・・・・・」
「じゃあ・・・ウラ本の収益は・・・宝くじ・・・・斡旋所の収益は活動費にすればいい・・・・」
「Y・・・いいのか?」
「ああ・・・・部長には・・・・ナンパ部隊を率いてもらって・・・・」
「そうそう・・・・早く・・・・しないと・・・・ロンリークリスマスになっちまう・・・・」
「大岩・・・・お前・・・今度はいきなり・・・・・」
「解っている・・・ゆっくり・・あせらず・・・じっくり・・・・だろ?」
「ところで・・・・お前の連絡先は?」
「ああ・・・書いてきた・・・月曜~水曜日はココにいる・・・・あとは・・神社」
「了解・・・・・まあ・・・どこで・・・女とやっていても・・いいから・・・早く・・ナンパしてこい!」
「ああ・・・わかった。なあ・・・保育園の保母さんとか・・・幼稚園の先生はどうだ?」
「いいねえ・・・オネエ様に優しく・・・って奴で・・・・」
「手はあるのか?」
「ああ・・・着ぐるみショーの慰問は・・どうだ?」
「そうか・・・女子高生よりは・・・・いいかもしんえねえな?」
「だろ・・・掃除も飽きてきたし・・・・隣の病院の小児科とかもターゲットになるし・・・・」
「でさ・・・ショーの演目は?」
「決まってるだろ・・・・・若い先生とか・・・・ナースにもでてもらうんだから・・・・俺たち・・・オオカミ」
「解った!」

「赤ずきんちゃん・・・・ご用心!」

「じゃあ・・・俺・・・・顧問に相談してくる・・・・戻れないから・・・」
「じゃあ・・・俺もちょっくら・・・・人集めしてくるわ・・・青○・・付き合えよ」
「ああ・・・」

僕たちは・・・団結力が・・固い・・・・そして・・・・恩には・・数倍の利息をつけて・・・仇は千倍で返す。
僕は・・・・学校そばの喫茶店で兄さんに・・・慰問の話をすると・・・・・一もニもなく賛成され・・・・・オオカミの着ぐるみは・・・兄さんの知り合いに頼んでくれることになった。問題は・・・ひとつ・・・どうやって着ぐるみを運ぶのだろうか・・・・・・


「僕たちは社会関係奉仕部」第70話へ・・・続く・・・・

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「僕たちは社会関係奉仕部」第70話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

コッホン!

委員長こと・・・部長の僕です。

とうとう・・・・ウラ本までやホストクラブの裏メニューにまで・・・・手を出してしまった僕たち・・・・
まあ・・・需要があるから・・・・供給があるわけで・・・・いつの時代でも・・・大人たちの欲望の影には
青少年の犠牲は・・・・世界中どこのでもあるようです。
まあ・・・僕たちのお金稼ぎ・・・・弁明に聴こえるかもしれませんが・・・・人助けのためです。
今の時代みたいに・・遊ぶお金が欲しいとか・・・そういうものじゃありません・・・・念のため。
さて・・・・兄さんとの打合せが終った僕・・・・暇になってしまいました。
紗江子さんのところに・・・・・行くのも・・・・昨日の今日ですし・・・・さっきまで・・・ウラ本の山に囲まれておりましたから・・・・誘われたら・・完全に・・・一線越えちゃいます・・きっと・・・
そう言えば・・・・兄さんが・・・・「君子危うきに近寄らず・・・・」と言っていましたので・・・・
今日は・・・・自重しておかなくちゃ・・・・それでなくても・・・・僕・・・・大変な女の人たちと・・・その・・・深い関係になっていますので・・・・紛争の火種は・・これ以上増やすと・・・・第三次世界大戦ならぬ・・・・
僕・・若くして・・終焉を迎えるかもしれません・・・・でも・・・・据え膳喰わぬは男の恥が・・・・僕の生き方
難しい・・・超・・・難しい・・・世界のようです。

拉致・・・1

「暇だなぁ~アフッ・・・・眠いし・・・・」 僕・・独り言を言うのがクセのようです・・・・
美希のマンションに戻ってもやることありませんし・・・・
僕・・・喫茶店で・・コーヒーでも飲んでようと思い・・・紗江子さんのお店の近くにある・・・珈琲館へ入ろうとしたとき・・・・・後ろから腕を捕まえられ・・・やばっ・・補導員・・と思って・・振り向いたら・・・・
紗江子さんで・・・・

「捕まえた~ぁ」
「さ・・・紗江子さん・・・・どうして・・ここに?」
「どうして・・・じゃないわよね・・・・電車で見かけたから・・・うちに来ると思っていたのに・・・・」
「い・・いや・・・・ご迷惑では・・と思いまして・・・・か・・開店前ですから・・・・それに・・・コーヒー飲みたくて」
「ふう~ん・・・迷惑じゃないし・・・コーヒーくらい・・うちで飲めばいいでしょ・・・・」
「は・・はあ・・・・」
「いいから・・・うちにいらっしゃい・・・・美味しいコーヒー飲ませてあげるから・・・・」
「で・・でも・・・・・」

突然・・僕・・腕ねじり上げられまして・・・・・

「い・・痛いんですけどぉ~」
「来るわよね・・・・それとも・・・・折っちゃおうかな・・・・・この腕・・・」
「い・・行かせて・・いただきます・・・・」
「そう・・・素直に言えば・・・・痛い思いしないのよね・・・・」

紗江子さんにしっかり・・・腕をホールド・・つまり・・・胸に腕を抱えられたまま・・・・振りほどけば・・・逃げれるはずなんですけど・・・・やわらかくて・・・・大きくて・・・ちょっと弾力性もある・・感触・・・・
まあ・・・僕・・・健全な男の子・・・・ですから・・・・その感触を味わいつつ・・・引っ張られるように・・・紗江子さんのお店へ・・・・・これ・・・・半分以上・・拉致です・・・・
紗江子さん・・。お店のドアにしっかり鍵を掛けると・・・・

「ほら・・・・美味しいの・・ご馳走してあげるから・・・・二階へいきなさい・・・・・」
「は・・はあ・・・」
「それとも・・・・・また・・・痛い思いしたいかな?」
「い・・いえ・・・・」

僕は二階への階段を登ると・・・・紗江子さんに促されて・・・・部屋の中へ・・・・
キョロキョロ・・・・見回していると・・・・

「何・・みてるのよ・・・・・女性の部屋をキョロキョロ・・して・・・・」
「だって・・・想像と・・現実のギャップが・・・・・・・・」
「悪かったわね・・・・少女趣味で・・・・」
「い・・いえ・・・案外・・・可愛いんだな・・と」
「案外は余計!」
「は・・はい・・・・」
「さて・・・・美味しいコーヒーを入れるには・・・・そうだ・・・ちょっと時間かかるから・・・シャワー浴びなさい汗臭いわよ・・・・・」

僕は自分の匂いを嗅ぎ・・・・自分の汗の匂いと・・廃屋独特の匂いやらが・・染みこんでいて・・・・

「本当だ・・・・でも・・・・いいです・・後で・・入るから・・・」
「折角のコーヒーのいい香りが台無しになるでしょ・・・・いいから・・・汗だけ流しなさい・・・・」

まあ・・・一理あるわけでして・・・・しょうがなく・・・・浴室で・・・シャワーを浴びる事に・・・・
紗江子さんは・・・コーヒー豆を自分で・・・煎り始め・・・・・・

「ちゃんと・・洗うのよ~・・・いい?解った?」
「は~い・・・・」 僕は勢いよくシャワーのお湯を出し・・・じゃばじゃば・・洗っていましたから・・・・
半分近く・・・・紗江子さんの言っていることが聞き取れませんで
「ねえ・・・・ついでだから・・・してあげるね」
「は~い。」
背中洗ってあげようか[揺れるハート]
「は~い」

僕・・・生返事のクセもあるんです・・・・小さい頃からのクセは・・・・直っていません・・・・
浴室の引き戸が開き・・・・紗江子さんが・・中へ・・・・・
僕・・・開いた口が・・塞がらなくなり・・・・忘れてました。確か・・・さっき・・・・美味しい「もの」って言ってたのを・・・・美味しいコーヒーが・・・・美味しいものに替わっていたことを・・・・・

「あ・・あの・・・俺・・もう・・帰りますから・・・・」
「あのね・・・・キミの下着も靴下もシャツも洗っちゃったけど・・・・」
「えっ・・・・・・・」 絶句する僕・・・・
「だって・・・キミ・・お洗濯するから・・って言ったら・・はいって言ったでしょ?」
「ええっ?言いましたっけ?」
「ええ・・・それに背中流してあげるって言ったら・・・はいって言ったもの・・・・」
「そうでした・・っけ・・・・あっ!」
「でしょ・・・・だから・・・お洗濯終って・・・アイロン掛け終るまで・・帰れないの?解るかな?」
「は・・・い」
「うん・・・じゃあ・・・美味しい・・スペシャル・・ご馳走しようかな[黒ハート]ウフフ・・・・」
今・・・・3時すぎのはず・・・・僕・・・一体・・どうなるんでしょうか?・・・・神様・・・ちゃんとお勤めしますから・・・
神殿の屋根で・・昼寝もやめます・・・・どうか・・・・どうか・・・・
やはり・・・青○君の占い・・・女難の相は出ているようです・・・・それに・・あっちの神様もまだ滞在されているようですし・・・・

今日の言葉・・・「生返事・・その一言が・・・事故招く・・・」


「僕たちは社会関係奉仕部」第71話へ・・・続く・・・・・


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「僕たちは社会関係奉仕部」第71話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

拉致・・・2

「あの・・・紗江子さん・・今日・・お店?あるんですよね・・・・」
「そうね[黒ハート]・・・キミが満足させてくれたら・・・開ける・・・・そうじゃなきゃ・・・満足するまで開けない・・・キミも・・・帰れない・・・どうかしら?キミ・・・責任重大ね[揺れるハート]・・・・」
「あの・・・・」
「ほら・・・キレイにしないと・・・・・」
「はあ・・・・・」

僕・・・・二重人格なんです・・・・最近・・僕の下半身・・つまり・・・僕自身という表現をしている・・・僕のアレなんですけど・・・・別の人格を・・・本家本元に相談もなく・・勝手に形成してまして・・・
最近は・・・本家本元まで・・・コントロールしようと言う・・・・愚業を・・・・
特に・・・アッチの神様が・・降臨されている場合は・・・・特にその傾向が強く・・・・
まあ・・・僕も嫌いではありません・・・・むしろ・・・・ヤリタイ盛りの・・健全?な男の子ですから・・・・
それに・・・・紗江子さんの・・・・黒いブラジャーとお揃いのパンティーに・・さっきから・・・視線は釘付け・・・・僕自身も・・・隆々と隆起し始めちゃって・・・・困りモノ・・と言うより・・・本能もコントロールされていますので・・・・秒読み段階・・・・・・
それに・・狭い・・浴室ですから・・・動くたびに・・・・密着度が・・・・もう・・・・波動砲エネルギー充填200%近くに達しているでしょう・・・・
でも・・・僕・・一応・・最後の・・無駄なあがき・・・抵抗を試みておりまして・・・・

「駄目でしょ・・そんなに動くと・・あん[揺れるハート]こっちまで・・濡れちゃう・・・」

飛び散った泡と水滴は・・・容赦なく・・・・その美味しそうな身体を覆うには・・・申し訳けないほどのちっぽけな薄い・・レースを透かせるには・・・・充分で・・・・余計・・目のやり場と言うか・・視線は釘付け・・・

「ああ・・もう・・びしょぬれじゃない・・・・[黒ハート]
も・・もう・・・僕・・・我慢の限界・・・そのうち・・・血液が沸騰して・・蒸発するのでは・・ないかと思うくらい
妖艶な・・・もう・・・僕・・・・理性のかけらもなくなり・・・・・・抱きしめてしまい・・・・・

「こらぁ[揺れるハート]・・いきなり・・・もう・・・・」
「もう・・・我慢・・・・・」
「限界ね・・・まあ・・よく・・持った・・・・あたし・・・・一瞬・・・もう魅力ないのかなぁとか・・考えたんだから[黒ハート]・・・・・」

そのまま・・・キス・・・舌と舌が絡み合い・・・・・シャワーの湯気が・・・・・一面を覆い隠し・・・・・・
その間・・僕の指先はブラのホックを完全に外し終えており・・・・

「フウッ~[黒ハート]・・・キミ・・・慣れているわね・・・・」
「おかげさまで・・・・」
「ねえ・・・上がって待ってて・・すぐ・・身体洗っちゃうから・・・・」
「やだ・・・・さっきのお返しに・・・・洗ってあげる・・・」
「えっ・・・恥ずかしい・・・・」
「だめ・・・・」

僕は・・・シャボンを手に取り・・・泡立てると・・・・抱きしめたまま・・・・首筋・・背中・・・お尻を撫で回すように洗い・・・・今度は・・・・後ろに廻り込み・・・・僕自身は・・・・紗江子さんのお尻に密着しているし・・・
僕の指先は・・・・首筋・・・肩・・胸・・・・そして紗江子さんの秘密の泉撫で上げて・・・・まるで・・・いたずらっ子が・・・水溜りに石を投げ込むように時折・・・・その泉に滑り込ませ・・波紋を拡げる・・・・
そのたびに・・・紗江子さんの口からは・・・・吐息と・・喘ぎ声があふれ出し・・・・泉はさらにその水量を増す・・・・
前に廻り屈みこむと・・・紗江子さんの・・すべすべした・・脚を片方ずつ・・・マッサージするように洗い上げると・・同時に・・・・神秘の森に舌を這わせだす・・・・

「あん[黒ハート]あん[黒ハート]ああ~あああん[揺れるハート]・・・・」

悦びの声と共に・・・僕の頭を手で押さえ込む・・・紗江子さん・・・・僕の舌先は・・・まるで・・別の生き物のように回転する・・・・

「も・・もう・・あたし・・も・・・・がまんの限界・・・・・・」

僕は・・・紗江子さんに浴槽の縁を掴ませると・・・背後に廻りこみ・・・充分すぎるほど潤った秘口に・・・僕自身を擦り付け・・・・そして・・・軽く・・・2度・・・3度と・・・ほんのさわりだけ・・・挿入・・・・・

「お・・お願いだから・・・・い・・いじめないで・・・・」
「じゃあ・・・・やめようか?やめてもいいけど・・・・どうする?」
「お・・お願い・・・・やめないで・・・・奥まで・・・・」

僕は僕自身をズブッ・・・と奥まで差込み・・・2度・・3度・・・・腰を動かす・・・・
そのたびに・・・喘ぎ声は・・・大きくなる・・・・

「ねえ・・・ここで・・このまま・・・する?それとも・・・・ベッドがいいかな?」
「ベ・・ベッド・・・・お願い[揺れるハート][揺れるハート]・・・・」
僕はいきなり・・・僕自身を抜き去る・・・・紗江子さんは・・ちょっと恨めしげな目を向けたが・・・手早く僕の身体を拭きあげ・・・・自分の身体を拭き・・・タオルを身体に巻く・・・・
僕はその・・バスタオルを剥ぎ取ると・・・そのまま抱え上げ・・・・ベッドに向かった・・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第72話へ・・続く・・・

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「僕たちは社会関係奉仕部」第72話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

拉致・・・3

エセ神主・・・でも・・・正式の神主である優子の叔父さんから・・神主代行を命じられ・・・神泉パワーを受け取れる・・・・
そんな特異体質を僕は・・・持っている・・らしい・・・
つまり・・・・まあ・・・神様が降臨されるのに・・・僕の身体を使うのだが・・・・あっちの神様しか・・・未だ降りてこられない・・・居心地がいいのか・・神泉の・・・現代科学では解明されない・・・・なんらかの力なのか定かではない。
まあ・・・僕にとって見ても・・・悪い話でもない。

今・・紗江子は僕の腕の中・・・しきりに催促しているのか・・・腰をくねらせている・・・・
しかし・・・今はしばらく・・・・迷演奏を楽しんでもらおうと思う・・・・
うん・・そうだ・・・ペトロ&カプリシャシスの女性ボーカリスト・・・高橋真梨子の・・・ハート&ハードがいい・・・
(歌詞が気になる方は・・・こちらへ・・どうぞ)

「ね・・え・・・・おねがいだから・・・・あなたの・・・ちょうだい・・・・もう・・・・おかしく・・・・なっちゃう・・・・」

僕は・・・こわれものを抱くように・・・・そっと静かに・・・挿しいれて・・・・優しくそして強く・・・腰を動かし・・・・・

「い・・・いっちゃう・・・・なんで・・・・あたし・・・が・・・・ああああああああ・・・」
「ねえ・・・紗江子さん・・・・俺も・・そろそろ・・・・なんだけど・・・・どこに・・・・」
「な・・・なか・・・・中に出して・・・・大丈夫・・あ・・・安全日だから・・・・ああああああああああ」

その声に僕・・・紗江子の神秘の泉に・・大量の魚たちを放出して・・しまい・・・・・

お互い・・肩で息をしながら・・・・でも・・そのまま・・・繋がっていて・・・・・・

「はあはあはあ・・・・美希がぞっこんなの・・・わかる・・気がする・・・・はあはあはあ・・・まだ・・・・ピクピクしている・・・」
「はあはあはあ・・・・中に出しちゃったけど・・・・・」
「うん・・・・うれしい・・・・・はあはあ」

僕・・・・紗江子から・・僕自身を引き抜き・・・・そのまま少し寝てしまい・・・
香り高い・・コーヒーの香ばしい匂いに目を覚ましたとき・・・すっかりアイロン掛けされた・・・僕のシャツと下着が畳まれており・・・・黒いスリップ一枚の紗江子が・・・・コーヒーをベッドサイドへ運んでくれ・・・・・でも・・・暑くて・・・それに・・・・僕の僕自身・・・また・・その姿にすっかり・・やる気満々で・・・・隆々と隆起しており・・・・その姿を見た紗江子は僕の・・・僕自身をその口に含みだし・・・・・第2ラウンドが・・・静かに・・・・熱く・・そして・・・激しく・・・・
また・・・僕は・・・・魚たちを・・・・放出し・・・・汗だくだく・・・・。

「あっ・・・そろそろ・・・・帰らないと・・・・美希帰ってくる時間・・・・」
「美希に電話しようか・・・・いいお肉あるんだけど・・・・」
「でも・・・美希も買い物してくるって・・・・」
「そう・・・・じゃあ・・・あなた・・・・ピアノ弾いて・・・あたし・・・美希に電話するから・・・」
「何て言うの?」
「うん・・・あなたを預かった・・・返して欲しければ・・・って」
「ねえ・・やめない・・それ・・・・あとで美希と来るから・・・明日休みだし・・・・」
「いいの・・・開放してあげる・・・・でも・・・・一曲・・あたしのために・・あたしだけに・・・弾いてくれる?」
「いいけど・・・・」
「あのね・・・昨日の・・・・」
「いいよ・・」

当分・・・・紗江子が僕に飽きるまで・・・いや・・・呆れるまで・・・この関係が続きそうな・・秋の日・・・・です。


「僕たちは社会関係奉仕部」第73話へ・・続く・・・・












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「僕たちは社会関係奉仕部」第73話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

拉致・・・4

「ただいまぁ~」
「お帰りなさぃ~[黒ハート]・・・・」 美希がパタパタと玄関まで・・飛ぶようにやってくる
「うん・・ただいま・・・」
「帰ってこないかと・・・ちょっと心配だった・・・・」
「なぜ?今日火曜日でしょ・・・俺の記憶が正しければ・・・・」
「うん・・・だって・・・明日・・臨時休校でしょ・・・だから・・そのまま行っちゃうのかと・・・・・」
「それは・・・ない・・・木曜日の1時間目・・・学年主任の授業になったから・・・・」
「それだけ?」 美希はちょっと寂しそうな・・・顔をしている・・・・
「嘘・・・美希と明日は一日・・一緒にいる・・って決めてたもの・・・・」
「本当に?・・・・」
「うん・・・・でも・・・・美希・・仕事?」
「あたしたちも・・・休みなの・・・・ねえ・・・どこか行こうか?」
「でも・・・明日は・・休みでも・・・・家庭学習日じゃなかったかな・・・外出は・・・保護者同伴か・・学校の許可・・・・」
「何か忘れてるでしょ・・・・あたし・・・学園の教師だし・・・・それにね・・・・社会関係奉仕部の副顧問になったから・・・」
「はい?」
「それより・・・いつまで玄関にいるの?」
「そういえば・・・」
「やり直し・・・」
「えっ?」
「玄関入るところから・・・・やり直して・・・」
「うん・・・・いいけど・・・・」

僕は都合・・・2回のやり直しを・・・させられた・・・二回目のやり直しは・・・ただいまのキスがないと言う・・理由
まあ・・・三度目の正直で・・・・やっと・・・部屋の中へ・・・

「あのね・・・お買い物・・忘れちゃった・・・・」
「そういえば・・・・紗江子さんが・・・いいお肉あるって・・言ってたけど・・・・」
「紗江子のところに居たの?」
「うん・・・・暇だったし・・・ピアノもあるし・・・・まあ・・・駅降りて、コーヒー飲もうと思って・・・珈琲館行こうとしたら・・・入り口で・・拉致された」
「拉致?」
「うん・・・無理やり引っ張って行かれたから・・・拉致だよね・・あれ・・・」
「拉致ねえ・・・紗江子らしいけど・・・・」
「うん・・・拉致されたんだから・・・・お肉強奪して・・・・ねえ・・・今から・・強奪しに行こうか?」
「もう・・・それより・・・あたし・・・ふたりだけで・・過ごしたい・・・」

その・・・キーワード・・・駄目・・・・僕の野生の血が騒いでしまいますから・・・・
美希を抱き抱えると・・・・ベッドへ・・・強制連行・・・・

「こらぁ・・・・降ろして・・・」
「駄目・・・・野生の血騒いじゃったから・・・」
「お・・お風呂入ってないし・・汚いから・・・・」
「駄目・・後で・・いいじゃん・・・」
「せ・・せめて・・電気くらい・・・消して」
「駄目・・・・見えなくなるから・・・」
「ねえ・・・」
「駄目なものは・・・・駄目」

そのとき・・・二つの電話・・・そう・・・僕用・・と美希用・・が同時に鳴り響き・・・・しょうがないので・・・電話に出ることにして・・・・美希はもうひとつの電話を受けにいき・・・・僕は・・・自分用の電話に手を伸ばした。

「もしもし・・・なんだ・・・白〇かあ・・・」
「お楽しみの最中だったかな?」
「あのなぁ・・・・まあ・・・その・・・・用件なんだよ・・・」
「バイト斡旋所の件・・・だけど」
「ああ・・・どうだった・・・なんとか・・・20名・・」
「そうか・・・了解・・・・・じゃあ・・・Yと・・楽器屋の悪徳店長と・・話つけてくれ・・・」
「ああ・・・それから・・・・佐々木に代わるから・・・」
「あん?みんな揃ってるのか?」
「ああ・・・赤沼のとこ・・・また親いないしな・・・・」
「じゃあ・・今日も・・鑑賞会か?」
「そんなとこ・・・・じゃあ・・代わるからな」
「ああ・・・」
「もしもし・・・」
「ああ・・佐々木・・・どうした?」
「ああ・・明日配送する・・・」
「ああ・・・・気をつけろよ・・・」
「ああ・・・じゃあ・・・美希先生によろしく」
「あのな・・・・」
「じゃあな!上映会始まるから・・・」
「ああ・・・じゃあ・・明後日学校で・・・」
「ああ・・・」

電話を終えるといつの間にか・・・・そ~っと入ってきていた・・・美希

「あのね~紗江子・・お店暇だから・・・来るって・・・お肉とか材料持って・・・・うちで・・・すき焼きパーティー・・・・」
「そう・・・・・じゃあ・・・お預けかな・・・つらいなあ・・・美女二人・・・いるのに・・・・」
「そういうこと・・言うと・・・・二人で・・・襲っちゃうぞぉ~」
「ねえ・・・勘弁して・・・・・」
「駄目・・・・・仕返しするんだもん・・・あたし・・・・・」

僕・・・忘れてました・・・中途半端は・・いけません・・・特に・・・火をつけると・・大変なこと・・・
やっぱり・・電話に出なければ・・良かった・・・・まあ・・後悔・・先に立たず・・・習ったことありました。


「僕たちは社会関係奉仕部」第74話へ・・・続く・・・










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「僕たちは社会関係奉仕部」第74話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

拉致・・・5

薄いレースのカーテン・・秋の朝の光に揺らめき・・・僕を優しく起こす・・・・

「あちゃ~頭いたい・・・飲みすぎたかな・・・・あれ・・なんで・・・えっ・・・・なんで・・・隣に・・・・」

美希はいいとして・・・・なんで・・・紗江子さんまで・・・・寝ているんだろう・・・・・
僕は必死で昨夜の記憶を思い出していた・・・・

「えっと確か・・・・紗江子さんが来た・・・それは覚えている・・・・その後・・・部屋に閉じこもって・・・鍵閉めたんだけど・・・・・・そうだ・・・・すき焼きのいい香りと・・・・お肉なくなっても知らないよ・・・の声に・・・・ノコノコ部屋出たんだっけ」

そう・・・僕は・・・天照大神・・・よろしく・・・天岩戸に見立てた・・寝室に籠もったのだけど・・・まあ・・・岩戸を少し開けて外に引き出され・・・・まあ・・・お腹減ってたし・・・・ビールに・・・ワイン・・日本酒・・・あれ・・・この辺から・・記憶が曖昧
なんだけど・・・・それに・・・・僕・・・ちゃんと服着てたのに・・・なんで・・・裸で寝ているんだろう?・・・・
それに・・・あそこに転がっている水筒・・・・あれ・・・・確か・・・神泉が・・・まだ半分以上入っていたはず・・・
そうだ・・・僕は・・・そっと両隣に寝ている・・・二人を起こさないようにベッドを出ようとしたとき・・・・・

「どこに・・行くの?・・・あなた・・・・」
「み・・・美希・・・俺・・・夢見てるのかな?」
「夢じゃなくて・・・・現実ね・・・」
「俺・・・途中から・・・記憶ないんだけど・・・・」
「そう・・・・大変だったんだから・・・・」
「う・・・・う~ん・・・何・・騒いでるの・・朝から・・・・」
「あら・・・紗江子・・・お早う・・・・あのね・・・記憶ないんだって・・・・」
「そうなの・・・・フッ[黒ハート]
「そうなのよ・・・フッ[黒ハート]

何が・・・・フッ[黒ハート]何ですか・・・誰か・・・僕に教えて欲しいんですけど・・・・
二人とも・・・何で・・・・一糸纏わぬ姿なんですか・・・僕・・・・記憶の糸を手繰っているのですが・・・・プッツンと切れてまして・・・・僕・・慌てて・・神泉の水筒を拾い上げ・・・振ってみましたが・・・ほとんど・・空っぽ・・それに・・・・あそこにある日本酒の瓶・・・

「お・・お神酒・・それに・・神泉まで・・・・・飲んじゃった・・・・と・・・言うことは・・・・・・俺・・・・・」

どうやら・・・・やっっちゃったらしいのですけど・・・・折角なのに覚えていないとは、不覚・・この上ありません。

「あん[揺れるハート]流れてきた・・・ゆうべの・・・・」
「あっ・・あたしも・・・・」

二人は浴室に消え・・・・一人残された僕・・・・・いつのまにか・・・ウトウトし始めて・・・・眠りの世界に再び誘われ・・・
気がついたときには・・・・・紗江子さんは帰ったあとで・・・・美希ガベッドに潜り込み・・・・僕自身をスリスリしており・・・・
ついには・・・・

カプッ[黒ハート]・・チロチロ[揺れるハート][揺れるハート]・・・・・
「み・・・・・美希・・・・・こらぁ・・・だめ・・・・」
「ひゃら・・ひゃやははい・・・・」 (やだ・・・・放さない)

僕の僕自身を咥えたままですから・・・・しゃべりづらいと思います・・・

「うはっ・・・み・・美希・・だめ・・・・」
「らめ・・・ほれ・・・あらひろもろ・・・」 (駄目・・これ・・・あたしのもの・・・)
「うっ・・・・・」
「ひょれろも・・ひゃめる?」 (それとも・・やめる?)
「や・・やめないで・・・」

このままでは・・・・僕・・・いっちゃいます・・・KO負けは性に合いませんので・・・反撃開始しなければ・・・・
横に潜り込んでいた・・・美希の脚を捕まえ・・ちょっと強引に跨がせると・・・・美希のお尻を申し訳け程度に覆っている
シルクのパンティを・・くるくると降ろし・・・・片脚を抜き取ると・・・・秘口を指でなぞり・・・真珠貝を舌先で探り出し・・・・
暗い中でも充分に刺激が強いのに・・・太陽の光が優しく差し込む中・・・・美希のボルテージも上がり続け・・・・
僕は頃合をはかり・・・体位を入れ替えると・・・そのまま・・・ズブッ・・と差込み・・・ハードに壁に打ちつけ・・・・

「あん[揺れるハート]あっあ・あ・あ・ああ・・・い・・一緒に・・・ああああああああああ」
「いくよ・・」

僕は・・・美希の中にまた・・・濃厚に・・魚たちを放出し・・・・勿論・・まだ・・繋がったまま・・・・

「ね・・ねえ・・もう一回[揺れるハート]して・・・・」

その声に・・・僕の野生の血は目覚めてしまい・・・・また・・濃厚な営みが繰り返され・・・・
僕は・・・何も纏っていない・・美希を抱きしめたまま・・・・
「ねえ・・・お腹空かない?」
「そういえば・・・腹減った・・・・」
「じゃあ・・お買い物行きながら・・どこかで・・食べる?」
「うん・・・」
「あたし・・・渋谷とか・・原宿がいいな・・・」
「いいよ・・どこでも・・」

シャワーを手早く終えて・・・駅近くの軽食喫茶で・・・軽く食事をし・・・渋谷へ・・・これが・・・ちょっとした失敗になろうとは夢にも思わず・・・・原宿に先に行けば・・・会わなかったはず・・・・僕以外のオオカミ8頭・・・・・
とうとう・・・一緒に居るところを・・しっかり・・見られることになりますが・・それは・・・・また・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第75話へ・・・続く・・・

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「僕たちは社会関係奉仕部」第75話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

拉致・・・6

ちょっと・・浜カジ風の僕と・・・学園にいるときとは・・・全然違う装いの・・美希。
確かに美希は装いも違えば・・雰囲気もちがう・・・従って・・佐山美希先生には・・・誰が見ても・・・解らないだろう。
問題は・・・僕にあった。学園のアイドルを自他共認める(他は・・・ごく一部だが・・・)僕は・・顔を知られすぎている・・・
変装しなければいけないのは・・僕だったのだが・・・サングラスも・・帽子も・・・ましてや覆面も持っていなかった。
それに・・・あいつらが・・・渋谷に・・ナンパに来なければ良かったのだ・・・・・
いや・・・僕たちが・・・ハチ公の前を通らなければ・・バレなかったはず・・・・
美希と腕を組み歩く僕・・・普通だったら気がつかないはずなのに・・・仲間の匂いを嗅ぎ分ける嗅覚をもつ・・・オオカミたち・・・・僕も本来持っている・・はずの嗅覚は既に・・・美希の香水の香りでマヒしていたのだ・・・・

「なぁ・・・あれ・・・部長・・・」
「おっ・・ほんと・・・声掛けるか?」
「待て!あいつ・・・なんで・・・こんなところにいる・・・・」 
「そうだな・・・なあ・・あの連れ・・どっかでみたことないか?」
「ああ・・・優子でもミサでも・・奈々子・洋子・・カオリでもないし・・・・佐山でも・・・・」
「そ・・そうか・・・よくみろ・・・佐山に似てないか?・・・・佐山美希・・・・」
「うん・・・美希先生だな・・・あれ・・・・」
「なあ・・・でも・・・佐山って・・あんな・・いい女だったか?あの・・・オールドミス」
「違うような気もする・・・・でも・・・・なんで・・あいつだけ・・・・いい思いしてるんだ・・・・」
「ああ・・・ナンパも全滅だし・・・・なあ・・・・尾行するか?」
「そうだな・・・・おい・・やっぱ・・あれ・・・美希・・佐山美希・・・間違いない・・・・」
「じゃあ・・・うまくとっ捕まえて・・・・」
「ああ・・・何かおごらせよう・・・・・」

そうとも知らない・・・僕たち・・・まさか・・・後ろに血気盛んなオオカミたちがこっそり・・・尾行しているとは知りません。
あちらこちらの店を覗き込み・・・僕の着替えを買っているだけなら・・・良かったんですけど・・・・美希の洋服や・・・ランジェリーショップに一緒にいるところを見られていたとは・・・・お釈迦様でも気づかないかもしれません。
美希が化粧室に行った瞬間・・・僕に最大の悲劇が・・・・

「よう・・・部長!」
「お・・大岩・・・それに青〇・・・き・・奇遇だよな・・・」
「そうかな・・なあ・・・あそこみてみろ・・・」 

大岩が指差す方を見ると・・・オオカミたちが薄ら笑いを浮かべ・・手を振っています・・・・

「ど・・・どういう・・・・お・・お前ら・・なんで・・・ここ・・・」
「ああ・・・ハチ公前で・・お前見かけて・・ず~っと・・尾行したもんな」
「ああ・・・まさか・・俺らの部長が・・・・女と一緒に下着売り場に行くとは・・・思わなかったが・・・・」
「あ・・あの・・・・その・・・だな」
「いいから・・ちょっと顔貸してもらおうかな・・・・」
「つ・・連れが・・・・いる・・から・・・」
「佐山・・・美希先生・・・だろ・・・・もう・・・隠さなくていい」
「来い!」
「あ・・あの・・・・」
「ああ・・・後であわせてやる・・・・」

僕は・・・青〇と大岩に引き連れられて喫茶店へ・・・
化粧室から・・出てきた・・・美希も・・・驚いたでしょう・・・僕が・・そこにいないで・・・代わりにYがいたのですから・・・

「佐山先生・・・こんにちは・・・・」
「あ・・あの・・・・」
「ああ・・部長なら・・・俺たちで・・・一緒に来てもらわないと・・・・知りませんけど・・・」

僕は後から連れられてきた美希と・・一緒に座らされ・・・・

「さて・・・部長・・・」
「何で・・・・美希先生と・・・渋谷にいるのかな・・・・」
「あ・・あのな・・・話せば長くなるから・・・明日・・・」
「いや・・・駄目だ・・・じゃあ・・・美希先生・・・何で部長と一緒なんですか?」
「あ・・あの・・ぐ・・偶然・・・・」
「へえ・・・・偶然って恐ろしいですよね・・・俺らも・・偶然・・渋谷にいるわけで・・・・」
「あ・・あのな・・・美希・いじめるな・・・」
「ほほう・・・美希ねえ・・・ねえ・・先生・・・俺ら・・全部見てたの・・・」
「あ・・あの・・その・・・」
「な・・なあ・・・お前ら・・・・仲間だよな・・・」
「ああ・・だから・・許せねえ・・・・お前ばっかり・・いい女と・・・・優子に言いつけてやる・・・」
「優子なら・・・知っている・・・」
「えっ・・・お前・・優子さんに・・バレてるの?」
「いや・・・自分で話した・・・学校にバラす気なら・・勝手にしろ・・・俺が学校辞めれば済む話だからな・・・」
「あのな・・・お前辞めさせてどうすんだよ・・・・」
「そうだよ・・冗談・・・美希先生ごめんね・・・こいつら・・・野蛮で・・・」
「おい・・Y・・お前だろ・・・尾行させたの・・・」
「まあ・・・いいか・・・ここの払い・・・部長にしてもらえば・・・」
「ああ・・・それに・・・俺らのナンパ隊長だからな・・・」
「お・・お前ら・・その辺にしておけ・・・・それ以上・・しゃべるな・・・・」

結局・・・散々飲み食いされ・・・・オオカミたちは去っていき・・・後には・・・きょとんとした・・美希と・・・すっかりばれてしまいましたが・・・スッキリした僕が取り残され・・・・

「ああ・・・・心臓止まるかと・・・・」
「美希・・大丈夫?」
「あの子たち・・・・」
「ああ・・・奴らも俺も・・・オオカミだから・・・仲間は裏切らない・仲間は売らないから・・・大丈夫だよ」
「うん・・・あなた・・信じる」
「でも・・・変装が必要だな・・・今回ばれたのは・・・俺・・素顔だったからだって・・・・美希は解らなかったそうだ」
「そう・・・・」
「うん・・・・サングラスでも掛けて・・・変装すれば・・・・もう・・見つからないって・・・言ってた・・奴ら・・・」
「じゃあ・・・一緒に歩ける?」
「うん・・・早速買いに行こう・・・・」

レジで会計を済ませ・・・・サングラス売り場へ・・・僕だけで良かったのですけど・・・・美希もお揃いを購入しまして・・・
そう・・・二人は・・・・禁断の・・・カップルですから・・・・素顔を晒してはいけません。

「ねえ・・このあと・・どうする?」
「そうね・・・少し疲れちゃったから・・・家に戻って・・・・二人きりになりたい・・・」
「じゃあ・・・帰ろうか・・・」
「うん・・・」

僕たちは・・夕暮れの渋谷の街をしっかり・・手をつないで・・家まで・・・ひと時も放すことはなく・・・・・
明日は・・・・僕・・・・鎮守の森に帰るんです・・・

その夜の美希は・・・・積極的で・・・・眠りにつくまで・・・・悦びの声を上げ続け・・・そして・・・朝・・・を迎えました。

「ねえ・・・ごあいさつ・・・・」
「うん・・・どこにしようか?」
「あたし・・・行こうか?」
「いや・・・向こうも納得しないし・・・そうだ・・・横浜」
「横浜?」
「うん・・・俺・・・横浜の中華街にママがいるの・・・横浜のママ・・・小さい頃から呼んでいる・・・・」
「うん・・・・それで?」
「そこに・・・・みんな連れて行かなきゃいけないから・・・そのときは?」
「でも・・・・きちんとご挨拶しないと・・・・・」
「じゃあ・・・電話するから・・・・向こうに着いたら必ず・・・・」
「うん・・・・月曜日には帰ってくるよね・・・・部室で待ってる」
「解った・・・・そろそろ・・学校行かないと・・・・・」
「うん・・・」

僕と美希は手をつなぎ・・・・学校最寄の駅で別れ・・・美希はタクシーで・・・僕は・・・やはり・・・猛ダッシュで学校へ駈けていきました。
正門前には・・・仲間が待ち構え・・・一緒に・・・飛び込むと・・・・門扉は勢いよく・・閉められました。


「僕たちは社会関係奉仕部」第76話へ・・・続く・・・・




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「僕たちは社会関係奉仕部」第76話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「帰森」・・・・1

「もしもし・・・ミサ?」
「あ・・・あなた・・・今どこ?」
「うん・・ごめんね・・・今日は・・遅くなりそう」
「なんで・・・・約束したじゃない・・・」
「部活の打ち合わせがあって・・・・」
「そう・・・楽しみにしてたのに・・・・」
「ごめん・・・うそ・・・これから・・・電車に乗るから・・・」
「ばかぁ・・・準備して待ってたんだから・・・」
「うん・・・どこで・・待ち合わせする?」
「行かない・・・・」
「ねえ・・・ミサ・・・・ごめん・・・」
「許さないから・・・」
「ねえ・・・ミサ・・・T市のデパートの・・・マックで待っている・・・来るまで・・・じゃあ・・・」


僕は・・・・電車に飛び乗ると・・・寝てしまい・・・まあ・・・終点ですから・・・
ミサ・・・来てくれるでしょうか・・・来てくれることを信じて待つしかありません・・・
ちょっと・・・冗談きつ過ぎたみたい・・・です。
T市の駅へ着くと・・・・僕は銀行に立ち寄りお金を下ろし・・・マックに行くと・・・・ミサもう来ていて・・・・そう・・僕が買ってプレゼントした服で・・・・待っていてくれました。

「ミサ・・・・・来てくれたんだ・・・・」
「勘違いしないで・・・・優子さんのために・・来ただけだから・・・・」
「ねえ・・・・ミサ・・・・ちょっと・・話があるんだけど・・・・・」
「こ・・・ここで・・・話せばいいでしょう?」
「あ・・あのね・・・車でしょ・・・・車の中で・・・少し話せない・・・かな」
「あたし・・・・話すこと・・ないけど・・・」
「ねえ・・・ミサ・・・・怒らせたんだったら・・謝る・・・だから・・・・機嫌直して・・・・」
「じゃあ・・・・ここで・・今すぐ・・・キスできる?」
「あ・・あのね・・・ここ・・・マック・・・・・」
「じゃあ・・・駄目・・・・」
「ねえ・・・ミサ・・・・何かプレゼントするし・・・買い物の荷物持ちでもなんでもするから・・・・ね?」
「そうねえ・・・考えておく・・・・・お昼食べたの?」
「すぐ・・電車に飛び乗ったから・・・まだ」
「あたし・・・・お弁当作ってきたんだぞ・・・・それなのに・・・・」
「本当に・・・ごめんね・・・」
「じゃあ・・・・今回だけ・・・許してあげても・・・・いいかな?」
「そう・・・・・」
「じゃあ・・・買い物に行こう・・・」
「あのね・・・ここ・・お店だから・・・コーヒーくらい飲まないと・・・・店員睨んでいるし・・・」
「じゃあ・・・・すぐ飲めるもの・・・・食べちゃだめ・・・・」
「うん・・・」

ようやく・・・ミサの機嫌は・・よくなり・・・横浜deデートの時の約束どおり・・・本人言うところの・・可愛い下着数点を購入しまして・・・・その後・・・・秋・冬用のちょっとシックなワンピースを一点・・・・プレゼント。

車に戻り・・・・一路・・城址跡公園で・・・やっと・・お昼ご飯のお弁当Time・・・・

「ねえ・・・ミサ・・・デザートは?」
「リンゴ食べたでしょう?」
「そうじゃなくて・・・・デザート・・・・目の前にある・・美味しそうなデザート食べたいんだけど・・・・」
「えっ・・もう・・えっち・・・・」
「あっははは・・・冗談・・・行こうか?」
「うん・・・」

ミサの車に戻ると・・・僕・・・睡眠不足から・・眠り込んでしまいました。
お弁当に使われていた・・水・・そして・・・・お茶は・・・・・神泉・・・・もう・・お判りだと思いますが・・・
何せ・・・・あっちは別人格・・・しかも・・神様・・降臨中・・・・つまり・・・・僕・・本体は・・車の心地よい揺れの中・・すやすや・・眠り・・・でも・・・分身である僕自身は・・・・神泉パワーにより・・・・ムクムクと・・・起きだし・・・・そんな・・・僕を見たミサは・・・国道のインターを登るのをやめ・・・・トコトコ走り・・・・
一軒の・・・・ラブホへ車を乗り入れ・・・・・駐車場に車を停めると・・・・

「ねえ・・・着いたよ・・・起きて」
「も・・もう・・あれ・・・ここ・・どこ?」 どうやら・・・見覚えのある・・・・ところのようですが・・・・
「へっへへ・・・あたし・・・今日は完全に連れ込んじゃった[黒ハート]・・・・・・」
「あっ・・・ラブホ!・・・・」

何の因果でしょうか・・・ここ・・・・洋子さんと来た場所です・・そして・・・卑劣男・・景山と・・美希にあった場所・・・・ (詳しくは・・・こちらへ・・・・・どうぞ)
まあ・・・入っちゃったのも・・何かの縁・・いや・・・因果・・・・しょうがありません・・・ミサに責任はない
僕は車を降りると・・・ナンバー隠しを立て・・・・・ミサはと言うと・・・興味津々で・・・パネルと睨めっこしています・・・・

「ねえ・・・これどうやるの?・・この前と違うから・・解らない・・・・」
「うん・・・空いている部屋は・・・・あっ・・・ほとんど空いているのか・・・電気が点いているところが・・・空いているから・・・好きな部屋選んで・・・横のボタン押せば・・・部屋の鍵出てくるから・・・・」
「じゃあ・・・点いていないところは?」
「現在・・頑張っている最中か・・・掃除中!・・・・どの部屋でもいいから・・選んで・・・・」
「ふう~ん・・・・そうねえ~ねえ・・・鎖りが一杯ある部屋・・ナにこれ・・三角形の・・・こんな部屋もあるんだ・・・」
「それは・・・SM・・・まあ・・それぞれ・・趣味あるでしょ・・・・」
「ねえ・・・ここにする?」
「あのね・・・俺・・そういうの・・・興味ない・・・」
「あたしも・・・・面白そうだけど・・・・そういう趣味は・・・ない・・かな?」
「そうだよね・・・ノーマルが一番!」
「じゃあ・・・・あっ・・ここにしよう・・ここ・・・」

ミサが選んだ・・・部屋・・・・・やはり・・・因果・・それとも・・・・洋子と同じ思考回路なのでしょうか・・・
ブランコのある部屋・・・に決定・・・・ミサ・・・ボタンを押して・・・鍵を取ると

「じゃあ・・・行こ?」
「うん・・・・アペック・・プレジュール・・・・」
「今・・なんて言ったの?」
「喜んで・・・・」

やはり・・・神様は・・・・迷えるオオカミはお救い下さらず・・・・・そりゃ・・嫌いじゃないですけど・・・
森に帰るのは・・・夜になりそうです・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第77話へ・・・・続く・・・・




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「僕たちは社会関係奉仕部」第77話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

帰森・・・・2

鎮守の森が夕闇から・・・夜の帳が降りかける頃・・・ミサの運転する車は・・・鎮守の森に差し掛かり・・・・窓から入る風の匂いに懐かしさを感じ・・・・僕は癒されている自分に気がつき・・・・
駐車場に滑り込む車・・・全員・・・今日は日勤・・・・らしく・・・・
社務所に繫がって立つ・・・魔女たちの棲家は・・・煌々と明かりが灯っています・・・

「ただいまぁ~」
「ただいま戻りました・・・」
「お帰り・・・・」 カオリさんが出迎えてくれ・・・・

台所からは・・複数のパタパタ・・走る音で・・・・奈々子と洋子・・そして・・・手に包丁を握り・・・・血だらけの優子・・・・が小走りに走ってきて・・・・・
僕・・・一瞬・・・殺される・・・・と感じるほど・・・・

「す・・すぷらった・・・・」
「お帰りなさい・・あなた・・・・今・・何か言った?」
「ああ・・・優子・・・・・ただいま・・・す・・すぷらった・・・スプラッタ?」
「ああ・・・あのね・・・これ・・血じゃないの・・・トマトジュース・・・ひっくり返しちゃって・・・・」
「あのさ・・・・包丁握って・・・出てこられたんじゃ・・・・俺・・・・殺されるかと・・・・」
「なにか?・・このあたしに・・・殺されなければならないようなこと・・したのかしら?・・・・返答次第では・・・」
「殺す?」
「殺さない・・・」
「ゆ・・・・優子ねえさん・・すいません・・・お・・遅くなっちゃって・・・・」
「あら・・いいのよ・・ミサ・・・・ちゃんと・・・デート出来た?」
「そ・・それが・・・ね・・・・だいぶ・・待たせちゃって・・・・買い物だけ・・・・」
「そうなの?ミサ・・・・・」
「は・・はい。でも・・・・お洋服・・買ってもらって・・・・・」
「良かったじゃない・・・もうちょっと・・ゆっくりでも良かったのに・・・・」
「じゃあ・・・ミサ・・もう一回やり直そうか・・・・」
「あ・・あの・・・・」
「こらぁ・・・帰ってきたそばから・・・そんなことばっかり・・言って・・・・・早く・・上がって・・・・」
「う・・うん・・・・」

全員揃っての食事・・・・それも全員大好物の優子のハンバーグ・・・・よそ見をしようものなら・・・一口また一口と・・ちゃっかり者に盗られてしまうほど・・・ぎゃあぎゃあ・・騒ぎながら食べる食事は・・まるで・・・
ハゲ鷹ヤ・・ハイエナの食事のよう・・・・・

「ねえ・・・みんな・・元気なの?」
「ああ・・・一頭加わったから・・・俺入れて・・・9頭の群れ・・幸い・・誰も・・・クビになってないし・・・・」
「社会関係奉仕部って・・・何やってるの?」
「えっと・・・・清掃活動・先生の雑用係・洗車・・・・ナンパ・・・ヤバイトと・・・・それから・・・派遣でしょ・・・・あと・・・慰問・・・」
「う・・ん・・まあ・・ナンパは良いとして・・・ヤバイトって何?」
「ヤバイ・・バイト・・・略してヤバイト・・・」
「だから・・・何やってるの?」
「バイト斡旋と・・・僕たちの聖書も配達・販売・・・・」
「聖書・・・ああ・・ウラ本・・・・・」
「「うん・・・その利益を・・・社会関係奉仕に役立てる・・・の」
「そう・・・で・・慰問って・・なにやるのかな?」
「オオカミたちと・・・赤頭巾ちゃん・・・・題名は・・・・赤頭巾ちゃんご用心!」
「何それ・・・」
「まだ・・・秘密!これで・・・保育園とか・・・女子校とか・・・廻るの・・・・」
「ふう~ん・・まあ・・・動機は明白そうだけど・・・・じゃあ・・・うちの病院でもやってもらおうかな・・・」
「カオリさん・・・・それは・・・練習してからでいい?・・・まだ・・・着ぐるみ・・ないし・・・・素顔じゃ・・やだ!」
「うちに・・・ピンクのウサギならあるけど・・・使ってないのが・・・まだ・・新品だよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

結局・・・オオカミの着ぐるみを兄さんが・・・手配し終える前に・・・・僕・・・ピンクのうさぎを着て・・・病院に入院している子供たちを・・・慰問することに・・・・なんで・・・こんな話になったんでしょうか?
睡眠不足で・・・それでなくても・・・思考能力の99.99%は・・・あっち系に占められている脳みそでは・・・
よく解りませんで・・・・・
???の僕と大笑いをしている・・・魔女軍団・・・・まあ・・・オオカミがピンクのうさぎを着るはめになるのは・・・・神様が僕に与えた・・・試練の一つかもしれません・・・・

優子以外の魔女たちは・・・お風呂場に消え・・・・二人だけ・・・居間に取り残されました・・・
僕は・・・ごあいさつの話を切り出さねばなりません。

「ねえ・・優子・・・・あのね・・・」
「なあに?」
「ごあいさつの話だけど・・・」
「うん・・・」
「俺・・・考えたんだけど・・・お互い・・・行くって・・言うでしょ?」
「当たり前でしょ・・・妻のあたしが行くの・・・・・」
「向こうも・・それで・・・楊ママにも相談したんだけど・・・・俺のママみたいなものだし・・・」
「ああ・・・横浜の?」
「うん・・・楊ママが・・・みんな纏めて連れて来いって・・・母親代わりとして・・あいさつするって・・・言って聞かないの・・・・」
「そう・・・まあ・・一度・・ご挨拶・・に行かなければいけないし・・・」
「それでね・・・・ママが・・・・全員手ぶらで・・来いって・・・・」
「でも・・・ご挨拶の品くらい・・・・」
「受け取らないって・・・・楊ママ・・・言い出したら聞かないから・・・」
「そう・・・じゃあ・・別の機会に・・・」
「たぶん・・・美希先生とか話あうんじゃないかな?・・・・美希先生も・・・元・・・・」
「も?・・元ってまさか・・・・スケ番なの?」
「らしいよ・・・・ついでに先生の友達なんだけど・・・俺そこで・・・バイトすることになって・・・まあピアノの練習も兼ねてだけど・・・・その・・お友達も・・・・元・・・だし・・・・ついでに・・楊ママも・・・」
「ぜ・・・全員・・・そっち系・・・」
「うん・・・みんな・・恐いお姉さま方・・・・・」
「あたしは・・・優しい妻のはず・・・だけど?」
「うん・・・みんな・・・・俺には・・優しい・・・」
「でしょ?」
「それで・・・みんなの休みが重なる日にいらっしゃいって・・・」
「そう・・・・あっ・・・今度の日曜日は・・全員休み・・・・」
「じゃあ・・・俺・・美希先生に連絡してみるから・・・」
「うん・・・ねえ・・・美希先生って美人なの?」
「う~ん・・・・優子のほうが美人・・・おっぱい小さいけど・・・
「いや~ん・・ちょっと待って・・・今・・ドサクサに紛れて何か言った?」
「いや・・・何も・・・・」
「おっぱいがどうとか・・・言わなかった?」
「いや・・・・」
「いいえ・・確かに・・・・そりゃ・・・カオリとかより小さいけど・・・形だって・・・崩れてないし・・・・って何言わせるのよ!」
「自分で言ったんでしょ・・・・欲求不満なの?」
「そう・・・あとで・・・た~っぷり・・・・可愛がってもらわないと・・・・わかった?」
「うん・・・だけど・・・あの声・・・注意しないと・・・・」
「あの声?・・あっ!・・・・」
「ね?・・みんな寝不足になっちゃうから・・・・」

いよいよ・・・この章もクライマックスが近いようです・・・・そして・・・最大の見せ場・・・いや・・・僕にとっての修羅場?が近づいているような・・・気がします・・・・・・


「僕たちは社会関係奉仕部」第78話へ・・続く・・・・


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「僕たちは社会関係奉仕部」第78話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

こっほん!

委員長こと・・・部長でもある・・・僕です。
とうとう・・・修羅場?かもしれません。まあ・・・全部・・自分の蒔いた種と言えば・・そのような・・・・
気もしない・・・「えっ?お前が悪い・・・・」・・そう仰るとおりでございます・・・・
すべて・・・僕の優柔不断と・・・スケベ心が蒔いた・・種・・・・
種と言えば・・・僕・・・・別人格である僕自身が・・・放出するお魚さんたちも・・・厳密に言えば・・・種・・・
僕には相談できる・・親は存在しません・・・「子供は金さえあれば・・・何不自由させなければ・・・」そんな歪んだ愛情!?(まあ・・・本人が言っているのだから・・・間違いありません)を持つ・・義理の父親と・・・・
女に走った・・・本当の父親。そして・・・不義の愛に走るために・・・自分のお腹を痛めた子供を捨て・・・
幼馴染に走った・・・産みの母・・・・そして・・・自分の本当の甥っ子である僕を・・・交通事故で右足を骨折して・・・寝たきり状態になっている・・幼稚園児を足蹴にしたり・・・殴りつけ・・・無理やり・・様々な習い事をさせ・・・まるで・・・おもちゃのように・・・飽きたら・・捨てた・・義理の母。
そして・・・僕を見事追い出しに成功した・・・赤の他人である・・・義理の父の後妻・・・・
まあ・・・人のせいにするのは・・・男らしくありませんが・・・・こんな環境に育った僕ですから・・・・
大人の顔色を見る・・・・・まあ・・・子供らしくない・・・・
多分・・・僕を取り巻く女性たちに・・・心に描く母の姿を追い続けているのかもしれません。

本章も・・もう少しで終る(はず)ですが・・・終らないかもしれません。・・・・
ひょんなことから・・・ピンクのうさちゃんに変身する僕・・・・それと・・・刻一刻一刻と近づいてくる
修羅場!?も・・・・・既に・・・・舞台の準備は整ったようです・・・・
それでは、皆さんご一緒に・・・・タイム・・・・・スリップ・・・・・

帰森・・・・3

僕は・・・社務所から・・・美希に電話を掛けた・・・

「もしもし・・・・どちらさまですか?」
「もしもし・・・美希・・・俺」
「ああ・・・あなた・・・もう着いたの?」
「うん・・・さっきね・・・そっちは?」
「うん・・・試験問題作成中!・・・・」
「そうだよね・・・俺・・居たら拙い・・あっでも・・・予想問題があるか・・・」
「そう・・・誰かさんのおかげで・・・二度手間・・・・」
「そう・・・でも・・・しょうがないじゃん・・・それより・・・例の話・・だけど・・・」
「うん・・・いつ?」
「今度の日曜日大丈夫かなぁ?紗江子さんも・・・・」
「あたしは大丈夫だけど・・・電話して聞いておくから・・・また電話くれる?」
「うん・・わかった・・・じゃぁ・・・」
「うん・・・」  僕は・・・優子の待つ・・居間へ・・・

「あのね・・・後で・・電話くれって・・・聞いておくから・・・って・・・」
「そう・・・あのね・・・アルバイトって何やるの?」
「えっと・・・・ピアノの練習も兼ねてなんだけど・・・・7時の開店までは・・・練習してて・・・その後は・・・・カウンター補助と・・・2ステージ・・・・あれ・・幾らくれるんだっけ?」
「あたしが知るわけないでしょ・・・・ステージって・・・何やるの?」
「ピアノ演奏と・・・弾きがたり・・・かな」
「あなた・・ピアノ弾けるの?」
「猫・・ふんじゃった・・レベルだけど・・・」
「あ・・・あの歌・・歌うの?」
「ああ・・アレ・・あの歌は・・・優子のものだから・・・歌わない」
「良かった・・・ねえ・・・あたし・・・聴きたい・・・・」
「いいけど・・ここ・・・ピアノないしねえ・・・・」
「あそこ・・・あたしたちの・・・」
「ああ・・・スナック・・楓・・・だっけ?・・・・暴力スナック・・・・お姉さま方の憩いの場・・・今から行くの?」
「うん・・・みんなにも聞いてくる・・・・・」

結局・・全員参加・・・もちろんすっかり・・リラックス状態のお姉さま方は・・・化け物タイム・・じゃなくて・・お化粧タイム・・・・僕はその間に・・楊ママに連絡を入れ・・・・午後1時にママのお店に行く事になり・・・・
美希に・・・連絡・・・美希は・・・そのお店行った事あるとの事なので・・・楊ママ宛てに来るよう伝える・・
もちろん・・・手ぶら厳守も忘れずに伝える・・・・ママ怒らせると・・・大変だから・・・・

1台の車に・・ジグソーパズルのように乗り込み・・結局・・僕の膝の上に・・・ミサが座り・・・帰りは優子・・じゃんけんで負けた僕に・・選択権はない・・・・

スナック・・・楓・・・・ココいつ来ても・・・・どう見ても・・・一般人?はいない・・・まあ・・レディスオンリーが実際のようだ・・・・

「楓・・・・来たよぉ~」
「いらっしゃい・・・・じゃあ・・・札出しておくか・・・」 貸切の札・・・まあ・・常連さんは勝手に入ってくるけど
「準備出来てる?」
「うん・・・ピアノ・・掃除しておいたけど・・・・音狂ってるかも・・・あたし・・わかんないけど」
「いいのよ・・・うちの人も・・・猫ふんじゃったレベルらしいから・・・・」
「ねえ・・・ちょっと練習していい?」
「うん・・・何飲む?」
「そうねえ・・・コークハイ・・・」

僕は・・練習に・・・猫踏んじゃったを弾きはじめ・・・・まあ・・・そんなもんでしょと・・・優子が笑う・・・

「じゃあ・・・本番・・・」
「うん・・・・」

僕は・・・ピンスポットを浴びながら・・・
IF YOU LOVE ME を弾き始める・・・・・それまで・・騒がしかった店内は・・・・一瞬にして・・静まり返り・・・・
UNCHAINED MELODY  を歌い・・・そして・・・優子のリクエスト・・・いくつもの星の下でを歌い上げた。

「では・・・化けの皮が剥がれる前に・・・・この辺で・・・・・」

僕はピアノを離れると・・・優子とミサの間に座り・・・コークハイを一気に流し込む・・・・

「ねえ・・・あたし・・解らないんだけど・・・これ・・猫踏んじゃったレベル?」
「そうじゃない・・・どうだった?・・・惚れ直してくれた?」
「もう・・・・みんなの前で・・・ばかぁ[揺れるハート]

明日・・みんな・・・お仕事・・・なので・・・早目に切り上げ・・・・ミサが優子に代り・・ハンドルを握り・・・優子は僕の膝の上・・・・・
みんなも・・・ウトウト状態・・・・

鎮守の森に・・・・ちょっとだけ・・・株を上げた僕と・・・巫女’sが帰り付いたのは・・・・11時・・・・
少し風が出てきた森の木立が揺れ・・・僕たちを吸い込んでいきます・・・・・

深夜のお風呂に・・ぽつんと・・・・1人の影・・・・優子だけ・・・僕は・・・居間で・・・他の魔女軍団にもみくちゃにされており・・・・まあ・・・僕も反撃しますが・・・勝てるはずもなく・・・・スタコラと風呂場へ退却し・・・
満天の星空に浮かぶ・・宇宙船のような・・・浴槽に・・・優子と入ります。
でも・・しばらくして・・・・・・久しぶりの乱入・・・・これ・・・・考えてみたら・・・ハーレムです・・・・
僕・・・目隠しされてません
散々・・・・おもちゃ状態も・・・・いいもんだな~と感じるようになり・・・・ました。
魔女軍団が去り・・・そこには・・・・すっかり・・・・へばった・・・僕・・・

「そ・・そうだ・・・・神泉・・・・」

冷たい神泉を浴び・・・もう一度・・浴槽に飛び込みます・・・・
風呂場を出ると・・優子が・・・寝化粧を終え・・・すっかり支度の整った・・・寝室に僕を誘います。
鎮守の森に二頭のオオカミの遠吠えが響きわたるのは・・・・もうすぐのようです。


「僕たちは社会関係奉仕部」第79話へ・・・続く・・・・
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「僕たちは社会関係奉仕部」第79話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

ピンクのうさぎ・・・・1

鎮守の森の朝は・・・・早い・・・・・。
優子は・・・火曜日~金曜日の日勤・・・外来勤務に変更してもらったらしい・・・・僕のスケジュールのなるべく合わているみたいだ・・・・
今日は・・・カオリさんが日勤・洋子は夜勤・・・奈々子が準夜勤らしい・・・・

神主代行の僕の一日は・・・沐浴・・つまり神泉で・・身を清める事から始まる。
脱衣所では・・優子が支度を手伝ってくれる・・・・別に自分でも着れるのだけど・・・・
箒を持ち・・・優子と一緒に・・・・ご両親のお墓参り・・・これは欠かせない恒例行事・・・そして・・お墓のキスも・・・毎度・・・・当たり前の行事になりつつある・・・

優子は出勤と朝食の支度に家に戻り・・・・僕は境内の掃除に精をださねばならない・・・・
木立の根元に落ちた落ち葉は・・・そのままに・・・いずれ・・・土に還り養分になる・・・
境内を掃き清めると・・僕の朝のお勤めは終わり・・・・神殿は巫女である・・ミサによって神様へのお供えが供えられるからだ・・・・

「神主・・おはようさん!」
「あっ地区長・・・それに関戸のおおばちゃん・・・お早うございます。」
「うんうん・・朝から精が出て・・感心・感心・・・・」
「どうしたんですか・・・お二人揃って・・・」
「いや・・・・実は・・・・」
「ほれ・・・地区長・・・まったく・・・だらしがない・・・・いやな・・・地区長のとこの嫁・・・・産気づいたようじゃ」
「そうですか・・・良かったですね・・地区長」
「うん・・それで・・・良かったら・・その・・お祓いしてもらおうかと・・・・」
「お祓い?・・確か・・この前もしましたけど・・・・」
「な・・・・頼むから・・・無事・・生まれてくるよう・・神様に頼んでくれんか?」
「はあ・・・・じゃあ・・・社務所へどうぞ・・・」
「じゃあ・・わし帰るから・・・・ケチると・・碌な事ないからの・・・地区長!」
「わ・・わかってる・・・・」 社務所へ誘い・・・・・
「ミサ・・地区長にお茶お持ちして・・・・いや・・・お神酒のほうがいいかな・・・」
「は~い」
「優子・・・・願文・・・・」
「もう・・用意してありますから・・・・
「さすが・・・俺の奥さん・・・」
「でしょ?」
「なあ・・・神主・・・そんなとこで・・・漫才してないで・・・早いところやってくれ~」
「まあ・・・地区長・・落ち着いてください・・・神様・・急かしても・・しょうがありませんから・・・」
「地区長・・・・まず・・・お神酒をどうぞ・・・・」
「ああ・・・すまん・・・」

一気にお神酒を飲み干した地区長・・・・僕は三方に願文を載せ・・・神殿に向かった・・・・・
地区長のためではなく・・・由香ちゃんと由香ちゃんママのために・・・祈願する・・・
願文を読み上げ・・祈願の儀式が終り・・・・地区長は・・・・帰っていった。地区長の置いていった玉串料の入った・・封筒の中身は5万円!・・あとで・・・返せって言わないだろうな・・地区長・・・・

野菜畑の収穫を終え・・・大量に出てきたミミズ・・・そうだ・・・これ・・・・みんなにお裾分けしなくちゃ・・・

「ねえ・・・ミサ・・・ミミズ・・・いる?」 別に人間のミサに話しかけているわけではない・・・
「コケッー」
収穫!?というより・・捕獲したミミズの一部を鶏小屋に撒く・・・先を争って食べる・・・魔女軍団と新入り・・・委員長藻食べたそうなので・・・やるのだが・・・魔女軍団に奪われている・・・可哀想なので・・・委員長を隔離し・・・ミミズを与える・・・ヒョイとくちばしで捕まえ・・・上を向いてゴックンでお終い・・・
ついでに・・・池の鯉にもお裾分け・・・・ものの数秒で・・・・水面に浮かんでいたミミズは・・・・姿かたちがなくなる・・・・

「ねえ・・・お昼ごはん・・・何食べたい?」
「うんとねえ・・・・美女の盛り合わせ・・・・」
「わかった・・・聞いてくる・・・・」

ミサは走って行ってしまった・・・・・美女の盛り合わせって・・・・何食べれるんだろう・・・・
でも・・・ちょっと待て・・・・もしかして・・・ごはん・・じゃなくて・・・あっち・・・だったら・・・・

「ねえ・・・優子さんから・・電話よ~」
「うん・・・すぐ行く」

「もしもし・・・優子?」
「あのね・・・すぐ・・・病院来れる?」
「来れるって・・・一回・・駅まで出て・・バス乗り換えないといけないでしょ・・そこ」
「ミサに頼んであるから・・・・」
「そう・・・でも・・お昼まだ・・・・」
「じゃあ・・・マックでも食べながら来て・・すぐ・・・」
「いいけど・・・・何やるの?」
「うさちゃんに決まっているでしょ・・・・じゃあね・・・忙しいから切るから・・・」
「う・・・ん・・・・」

僕・・・・とうとう・・・うさちゃん・・・つまり・・・ピンクのウサギになるらしく・・・・一体何やるんでしょう
ミサに急かされ・・・車に乗せられて・・・一路・・・優子の勤める・・・ミサの元職場である病院に向かいました・・・・・。

「僕たちは社会関係奉仕部」第80話へ・・続く・・・



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「僕たちは社会関係奉仕部」第80話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

ピンクのうさぎ・・・2

病院の職員用駐車場に車を停めるミサ・・・僕はまだ・・・マックと格闘中・・・
だって・・・腹が減っては戦は・・・出来ませんから・・・・

「バイトじゃないのに・・・・なんで・・・俺・・・・そんなこと・・ココに来てまでやるんだろ・・・・・」
「だって・・・病院とかの慰問もやるんでしょう?」
「あのね・・・それ・・・ナンパの一つなの・・・ここじゃ・・ナンパした翌日には・・・森に埋められちゃうでしょ」
「もしかして・・・慰問って・・・・」
「そう・・・保育園とか幼稚園は・・・先生狙い。病院はナース。女子校は・・・女子・・・つまり全部ナンパなわけで・・・・」
ふう~ん。あなたも・・するんだ・・・・みんなに言いつけるから・・・・」

ちょ・・ちょっと僕・・・・あせりまして・・・・こんなこと・・・修羅場!?の前にばれたら・・大変・・・です。

「あのね・・・恵まれない・・・絶滅寸前のオオカミたちのためにするの・・・俺は・・・もう・・卒業」
「でも・・・あなたがいいって[揺れるハート]・・・女の子居たら・・どうするわけ?あたしみたいに・・・・」
「そりゃ・・・据え膳・・・んぐっ」 僕・・自分の口を押さえて・・・・
「へえ・・・・」
「お願いだから・・・ねえ・・・ミサ・・・・じょ・・・冗談・・・・ミサ・・・可愛いから・・・言わないよね?」
ミサ・・・・腕を組み・・・考えたふりをして・・・・

「そうねえ・・・・じゃあ・・・後で・・・必ず・・・・借り返しに来る事・・・いい?」
「ラ・・・・ラジャー」
「ねえ・・・今・・ブラジャーって言わなかった?」
「違うでしょ・・・あのね・・・ラジャー・・・了解って言う意味・・・わかった?」
「ラジャー・・・」
「だから・・・バイトでもないし・・・ナンパでもないのに・・・なんで・・・俺が・・・・」
「あのね・・・・家に長いこと帰れない子とかの病室廻って欲しいって・・・元気分けてあげて欲しいんだって・・・」
「じゃあ・・・お見舞い用意すれば良かった・・・・」
「病院で用意してあるって・・・風船とお花・・・」
「ラジャー・・・頑張るしかないみたいだな・・・・その子たちのために・・・」
「そう言ってくれるって・・・みんな言ってたの・・・」
「えっ・・・・じゃあ・・・前から・・・決まってたの・・これ?」
「うん・・先週・・・言わなかったっけ?」
「全然・・・・聞いてないけど・・・まあ・・いいか」
「頑張ってね」
「うん・・・・」

僕は・・・・ミサに引き連れられ・・・・総婦長室へ・・・総婦長=カオリのお母さんです・・・
カオリも美人ですが・・・お母さんも美人・・・その上・・プロポーションも・・・いい・・・僕・・ファンになりそうです。
「はじめまして・・・」
「あなたが・・・優子の・・・いえ・・優子さんの・・・ダンナさん?」
「は・・はい。・・・籍はまだですけど・・・・」
「そう・・・うちのカオリや・・・うちの娘たちがお世話になっていまして・・・ご挨拶遅れました・・総婦長の島田佐和子です・・・」
「こ・・こちらこそ・・・いつもカオリさんいは・・・色々・・・お世話になってまして・・・」
「総婦長・・・時間が・・・」
「優子・・・じゃあ・・・更衣室にご案内して・・・」
「はい。」
「ねえ・・・優子・・・・今の人・・・」
「そう・・・あの人が・・・カオリのお母さんで・・・・」
「で?」
「まあ・・・いいじゃない・・・カエルの子は・・・カエル・・だから・・・・」
「はい・・・ここで・・・着替えね・・・・ミサ・・手伝ってあげて・・・」「ラジャー」
「じゃあ・・・あなた・・・」
「うん・・・」

僕の目の前には・・・・で~ん・・・ピンクのウサギの頭が置いてあり・・・しばらく・・・睨めっこ・・・・笑ったら負けよ・・・って勝てるはずありません。
頭被ってみると・・・・ちょうどいいサイズです・・・
僕・・・パンツ一丁になり・・・・着ぐるみに脚を通して・・・・

「ミサ・・背中のファスナー閉めて・・・・」
「う・・うん」ミサ・・顔が赤くなっていて・・・・・
「ねえ・・・どうしたの?」
「だって・・・いきなり・・脱ぐから・・・」
「そう?・・見慣れたでしょ・・・・」
「ば・・ばかぁ・・・・そ・・そんな・・露骨に・・・・」
「ごめん・・・ねえ・・・早く閉めてよ・・・自分じゃ出来ないもん・・・」

姿見に映る・・・ピンクのうさぎに化けた・・僕・・・・
すっかり・・・・気に入っちゃいました・・・この格好・・・だって・・・これなら・・・僕だって・・・わかりませんから・・・いたずら・・し放題です。でも・・・息苦しいのが・・・難点ですけど・・・

「ど~お?」
「ぷはっ~あ・・・・た・・たぶん・・・・30分が限度・・・一時間やったら・・・明日・・・お墓いるよ」
「そう・・・・困ったわね・・・・」
「うん・・・万一のとき・・ああ・・ココ病院だから・・・大丈夫」
「そう・・・じゃあ・・・万一のときは・・・人工呼吸してあげるから・・・・」
「うん・・・じゃあ・・いたずら・・・うさぎ・・・だからね・・・知らないよ!」
「えっ?・・・・」
「フォロー宜しく!」

僕は・・・頭をすっぽり被り・・・・更衣室を飛び出し・・・・廊下へ・・・
丁度・・カオリが様子を見に来たので・・・後ろから抱きつき・・・おっぱいを・・・モミモミ・・・・
カオリ・・・にっこり微笑むと・・・小声で・・・・

「あとで・・・・覚えてろよ・・・・このウサ公!」

僕は首を横に振り・・・小さく拝むと・・・・子供達の病室へ向かい・・・・1人1人を抱きしめ・・・お花と風船をプレゼントして歩きます・・・・
こんなちっちゃい子供たちが・・・・病室に縛り付けられている姿に・・・僕・・・着ぐるみの中で・・・涙がとまりませんでした。
更衣室に戻り・・・頭を外すと・・・汗と涙で・・・ぐっしょり・・・です。
冷たいタオルと・・・ジュースが用意されており・・・・ちょっと休憩です。

「ねえ・・・由香ちゃんママ・・ココの病院じゃなかったっけ?」
「わからない・・・ちょと聞いてこようか?」
「うん・・・頼む・・・心配だしねえ・・・・」

しばらくして・・・ミサがパタパタパタと走って戻ってきて・・・・・

「はぁはぁ・・・・・く・・苦しい・・・」
「あのね・・・・息整えてからでいいから・・・・」 僕の差し出すジュースを一気飲みすると・・・
「ふう・・・ここの産婦人科で・・・・生まれたって・・・・」
「で・・・オス・・それともメス?」
「い・・・犬じゃないんだから・・・・玉のような・・・男の子・・・安産だったって・・・」
「じゃあ・・・お祓い効いたのかな?」
「どうかしら・・・・それは・・・わからない・・・けど・・・」
「会えるかな?」
「うん・・ちょっとなら・・・・」
「じゃあ・・・お祝い・・うさちゃんバージョン・・・・どっか・・・お花売ってない?」
「売店にあるけど・・・買ってこようか・・・・」
「うん・・・一緒に行こう・・・」

由香ちゃんママ・・・・すごく・・いい顔していました・・・・花束を差し出す・・・・ピンクのうさぎにはびっくり・・していましたが・・・・地区長良かった・・・・5万円が効いたのか?・・僕わかりませんが・・・きっと今年も・・来年も大豊作・・間違いない気がします・・・・
まあ・・・後は・・・地区長・・エセ陰陽師の術を信じ続けてくれれば・・・・いいのですけど・・・

「ねえ・・・着替えて帰る?」
「いや・・・このまま・・帰るよ・・・また・・・今度も来ようかな・・・あの子たちの笑顔・・・また見に・・・」
「うん・・そうね・・・」
「じゃあ・・・行こうか・・・・」

僕は・・・ミサに腕を引かれ・・・・通用口へ・・・その間に・・多くの子供達が・・僕に抱きついてきます・・
全員・・・・病気がきっと治りますように・・と念を込め・・・抱きしめました。
この子たちの苦しみに比べたら・・・僕・・ちっぽけに思えてきました・・・自分自身・・・・・

車に乗り込み・・・病院が見えなくなると・・・頭を外し・・・・

「ねえ・・・ミサ・・お願いあるんだけど・・・」
「あのことなら・・・黙っててあげるけど・・・・ナンパ・・・」
「そうじゃなくて・・・・この手なんだけど・・・・ちょっと物掴みづらいし・・・・改良してくれない・・・」
「そうねぇ・・・・確かに・・・じゃあ・・・手首のところ切り取って・・・・手袋にしようか?」
「そうしてくれる?そうすれば・・・」 自然に笑顔がこぼれる・・・僕
「ねえ・・・また・・えっちな事考えてないかな?」 さすが・・・ミサ・・・見抜いています・・・
「あのね・・・そんな事・・・ちょっとしか・・・・・」
「しょうがないわね・・・・まったく・・・」
「じゃあ・・・ミサは・・えっち嫌いだから・・・・もう・・・えっちしない・・・・」
「あ・・あのね・・・だ・・誰もそんな事・・言ってない」
「そう・・・聞こえたけど・・・・」

鎮守の森・・・ここがピンク色に染まった・・・うさぎの帰る森・・・・
ピンクのうさぎさんは・・・この森に美人の魔女たちと住んでいます・・・・
夕陽を浴びて木立が揺れています・・・・今日の晩ご飯なんでしょう・・・・お腹空きました・・・僕。


「僕たちは社会関係奉仕部」第81話へ・・続く・・・・








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「僕たちは社会関係奉仕部」第81話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「ピンクのうさぎ・・・・3」

鎮守の森の棲家に帰ると・・・準夜勤の奈々子が・・・・居間にぼお~っと座り込んでおり・・・・
また・・うさぎの頭を被り・・・・背後から・・・・ハグハグ・・・ついでに・・・・おっぱいをモミモミ・・・・
一瞬の事に・・我を忘れる・・・・・奈々子・・・・・パニックっています。
ミサは・・・・夕食の買い物に行ってしまったので・・・・1人では脱げませんので・・・いたずらを敢行中・・・

「だ・・だれ・・・あんた・・・・・」
「無用心だなあ・・・・・俺・・・・」 うさぎの被り物を外す・・・・僕・・・
「あのね・・・・びっくりしたでしょ・・・・」
「ねえ・・・背中のチャックを・・下ろしてくれないかな?・・1人で脱げないから・・・」
「うわっ・・汗臭い・・・・・」
「そりゃ・・・重労働だったもん」

チャックを下ろしてもらい・・・・そのまま風呂場へ直行させられる・・僕・・・でも・・・着替えとタオルないんですけど・・・・・
神泉を浴び・・・身体の熱を冷ます・・・・でも・・・・・また・・身体中を電気が・・・ビリッビリッと走り・・・・
アッチの神様が・・ご降臨遊ばされまして・・・・・

「ヒィ~ン!」 僕の悲鳴は・・・家中に響き渡り・・・
その声を聴いた・・・奈々子が風呂場へ駆けつけてきて・・・・

「ど・・・・どうしたの?」
「ひぃ~ヒィ~ン!」 僕・・・・僕自身を指差し・・・・・・

奈々子の「ごくっ」 唾を飲み込む音が響き渡り・・・
奈々子は洋服を脱ぎ捨てると浴室に・・・・・・奈々子のさくらんぼうを味わい・・・秘口に指先を滑り込ませ・・・・準備運動・・・その間一生懸命・・自分の口を押さえる奈々子ですが・・・指先からは・・・喘ぎ声が漏れ始め・・・・秘口にある神秘の泉からは・・・トロトロ状態・・・・・

「あん[揺れるハート]あっあっああああ・・・・お・・・おねがい・・・・ちょ・・ちょうだい・・・・」はぁはぁ」
「入れるよ・・・」

僕は僕自身を秘口に何度も擦り付けてから・・・・ズブズブッ~と一気に押し込み・・・・ピストン運動を繰り返し・・・・・低速走行から・・中速・・・・高速へとシフトテェンジを繰り返します・・・・

「ねえ・・・俺・・そろそろ・・・中でいいの?」
「あっあああ・・・・うん・・・な・・中が・・・いい・・・あああああああ・あああああ・・・・い・・・いっしょ[黒ハート]あああああ・・・・・・・・・・・・・

最後の直線に入り・・・最高速で・・・・・僕・・・奈々子の泉に・・お魚さんたちを放ち・・・・でも栓はしたままで・・・・

「はぁはぁはぁ・・・・あ・・あたし・・・・壊れちゃった・・・・・はぁはぁはぁ・・・・」
「ねえ・・・はぁはぁ・・・・タオル・・はぁはぁ・・・・持ってきてないでしょ・・・はぁはぁ・・・・」
「はぁはぁ・・あっ・・・はぁ・・・・そう・・・・だった」

奈々子の甲高い声に・・・・寝ていたはずの洋子が・・・・駆けつけてきて・・・・

「はは~ん・・・・もう・・・二人共・・・・やあねえ・・・・・」
「あ・・あのね・・・・た・・・タオルないんだけど・・・・・」
「タオルくらい・・持ってはいりなさいよ・・・・奈々子・・どうかしてるんじゃないの?」
「だ・・だって・・・コレみれば・・・・解るわよ・・・・」 僕の僕自身を指差し・・・・
「な・・納得・・・あ・・あたしも・・・・」
「その前にタオル・・・頂戴・・・・」
「す・・すぐ・・・・持って来るから・・・・」

パタパタと走っていく・・洋子・・そして・・・すぐ・・・タオルを持って現れ・・・・

「奈々子・・仕事でしょ?」
「うん・・・じゃあ・・・しょうがない・・・洋子に譲るか・・・・・」

だから・・・僕・・・ものじゃないんですけど・・・・

「あ・・あの・・・・俺も・・・・のぼせる・・・・・・」
「じゃあ・・・・水かぶんなさい・・・・水」

僕・・頭から水をかぶせられ・・・・つまり・・・神泉・・・・ますます・・・隆々としちゃいまして・・・・

「あたし・・・今日・・・病欠にする」
「だめよ・・・奈々子・・・順番でしょ・・・・順番守んなきゃ・・・・」
「しょうがない・・・順番だもんね・・・じゃあ・・・着替えて・・仕事行くか・・・・」
「じゃあ・・・僕・・・・お姉さんが・・可愛がってあげるから・・いらっしゃい[揺れるハート]・・・・」

僕・・・・ちょっと・・・・気に障りましたので・・・・洋子にはおしおきが必要です・・・・・
洋子の部屋に連れられて・・というより・・・引っ張り込まれ・・・・いきなり・・・・ベッドに押倒された・・僕
今日の曲目は・・・・ベートベンの運命・・それとも・・・・スローな曲でじらしたほうがいいのでしょうか?

結局・・・・ラストダンスは私にと運命のごちゃ混ぜバージョン・・・・指先だけで・・・また・・逝っていただこうかと・・・・・

「さあ・・・いらっしゃい[揺れるハート]・・・」 ネグリジェのボタンを外しながら誘う・・・洋子
「では・・・遠慮なく・・・・」 僕はネグリジェを脱ぎかかった洋子の手を止めさせると・・・・その着衣のまま上から・・・・特別バージョンを奏ではじめ・・・・・
洋子は・・・必死に・・・・口元を押さえているのですが・・・・そのほうが・・ますます興奮しているみたいで・・神秘の泉眠る森を覆う・・僅かな布着れに・・・泉の水が溢れ・・染み出し・・・・
そのまま・・・・・
「あああああああああああああああ・・・・・・・・・・・イクゥ・・・・・・・」 
「どう・・?まだ・・・可愛がってあげるなんて・・・言えるかな?」
「お・・おねがい・・・・アレ・・・・・あたしにも・・・・・く・・ください・・・・」
「そう・・・じゃあ・・・しょうがないな・・・・」

僕は洋子のパンティを引き下ろすとそのまま・・・・一気に突き刺し・・・深く・・そして・・激しく・・突き上げ・・・・・

「こ・・壊して・・・・あう[揺れるハート]あう[揺れるハート]ああああんああああああ・・・・・」

あれ・・・ピクっともしないけど・・・生きてるかな・・・洋子・・・・
僕は・・とりあえず・・・お魚さんを放出すると・・・・・洋子を揺さぶり・・・・

「洋子・・・・大丈夫?・・・生きてる?」
「こ・・・壊れたみたい・・・・・[揺れるハート]・・・・」

そのまま・・・洋子は余韻に浸りながら・・・・眠りに誘われ・・・・まあ・・・夜起せばいいだけです・・・夜勤ですから・・・
鎮守の森に住む・・魔女たちの美の元は・・・・オオカミの精気のような気がしてならない・・・今日このごろです。
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「僕たちは社会関係奉仕部」第82話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

ピンクのうさぎ・・・4

「ただいまぁ~手伝ってぇ~・・・・」 ミサが買い物から帰ってくる・・・・・
「お帰りぃ~」 
「ねえ・・・洋子と奈々子は?」
「ああ・・・・奈々子は・・・色っぽい腰つきしてたけど・・・・今化けてる最中・・・・魔女から・・・ナースに・・・」
「クスッ・・・・じゃあ・・・洋子は?」
「成敗したところ・・・正義の・・・ピンクのうさちゃん・・・」
「そう・・・・じゃあ・・・今のあなたは?」
「うん・・・・赤頭巾ちゃんの帰り待ってた・・・・オオカミさん・・・かな?」
「もう・・・冗談でしょ?奈々子は仕事なのは知っているけど・・・洋子は夜勤でしょ・・・・」
「だから・・・成敗しちゃって・・・・ノックアウト・・・・かな」
「じゃあ・・・本当に目の前にいるのは・・・・・・オオカミさん?」
「そう・・・さっさと・・・荷物下ろして・・・・赤頭巾ちゃん食べようとする・・・オオカミさん」
「ねえ・・・ア・・アッチの神様・・降臨中?」
「そう・・・・だから・・・早く・・・ミサ食べたいって・・・・・」
「残念だけどね・・・・ご飯作らないといけないもん・・・・・テレビでも視てたら・・・もうすぐ・・帰ってくるから・・・・」
「ちぇっ・・・・」
「そんなこと・・言っていると・・・・人参の生だけ出すわよ・・・・・うさぎさん・・・それとも・・生肉がいいかしら?」
「わ・・わかった・・・・無条件降伏!・・」

僕・・・オオカミとはいえ・・生肉は食べません・・・と言うより食べられません。それに・・・・人参の生齧りも好きじゃなく・・・・特に・・最近・・・飼育係が・・・一週間・・毎日居ますから・・・・エサ(食事)も自分で・・調達する必要もないわけで・・・・まあ・・・動物園に収容された・・・オオカミです。
それに・・・・修羅場!?・・・もうすぐそこまで来ています・・・テレビなんて悠長に言ってられないのを・・・思い出しました。ヘタをすれば・・・僕・・・横浜港を泳ぐ羽目になりそうな気もしています・・・・まあ・・・お守りくらいでカンベンしてくれれば・・・・でも・・・汚そうな気もします。
多分・・・・いや・・・・神様は・・・・お救いくれません・・よね・・・・まあ・・・なるようにしか・・・・

僕・・・ピンクのうさぎ・・・・ずるずる・・引きずり・・・・物干しに掛けることにしました・・・・
今度・・・・着る機会が・・・あれば・・・トレーナー上下を着込んだほうが良さそうです・・・・

「何しているのかな?」
「見りゃわかるでしょ・・・・・」
「あたしには・・・そうねえ・・・そこに干してある・・・・みんなの下着・・・・見ているような気がするんだけど・・・・・」

まあ・・・無理もありません・・・そこには・・・・カラフルな下着とか全員の洗濯物が干してあり・・・まあ・・・外部からは・・・・見えませんが・・・・

「あのねえ・・・うさぎ・・・干してるの・・・・」
「冗談だってば・・・・でも・・・・そこじゃ・・・・色変色しちゃうから・・・・陰干しのほうがいいんじゃないのかな?」
「そう・・・・じゃあ・・・・物置に干そうかな?」
「・・・ったく・・・・・あたしが干しておくから・・・・・」
「じゃあ・・・・俺・・・・・鶏小屋にいるから・・・・・」
「まさか・・・・鶏・・空腹のあまりに・・・・食べる気じゃないよね?」
「あのね・・・俺・・・チキンアレルギーなの・・・卵とか・・だしは大丈夫だけど・・・・」
「えっ?・・・今日・・・鶏のから揚げ・・・・・」
「そう・・・じゃあ・・・ごはんいらない・・・・」
「うそ・・・・チキンアレルギー知っているもん」
「いえ・・・・何食べさせられるか解りませんから・・・・結構です。」

僕は・・ピンクのウサギを残して・・・鶏小屋へ・・・

「まったく・・・お前らはいいよな・・・・エサ食って・・糞して・・・・卵・・産んでいればいいんだし・・・・」
「コケッー」
「ほら・・・エサやるから・・・並べ・・・順番・・・言う事聞かないと・・・・魔女に食べられるぞ・・・・」
「コケッー」
「ちょっと・・寒くなってきたな・・・そろそろ・・・温かくしてやるからな・・・」

小屋に貯まった・・鶏糞をかき集め・・・スコップで・・・肥料にするべく・・・鶏糞の山に混ぜていると・・・
そこへ・・トコトコやってくる・・・地区長・・・・・

「おお・・・ここにいたか・・・神主!」
「なんです?もう・・今日はお祓いしませんよ・・・ぶつぶつ・・・・」
「いや・・・おかげさんで・・・生まれた・・・バン・バンザイだ!」
「ええ・・知っていますよ・・・・男の子でしょ・・・・でも・・・由香ちゃん粗末にしたら・・・・・」
「わ・・・解っている・・・・それで・・・・お礼・・・持ってきた・・・」
「お礼なんていりませんよ・・・・」 (どうせ・・・碌なもんじゃないんだし・・・・)
「ちょっと・・来てくれ・・・奉納だ奉納・・・・」
「はあ・・・・じゃあ・・・ちょっとだけ・・・・・」

しぶしぶ・・・・地区長のお供をして・・・神殿にいくと・・・そこには・・・奉納の品々が積まれており・・・・

「ち・・地区長・・・なんです・・・あれ?」

「ああ・・・日本酒と昆布と塩とスルメと・・・粟・稗・・まあ・・・五穀・・・・」
「ええ・・・そりゃ・・見れば解りますけど・・・・何ですかあの量・・・・」
「何だ不足か?・・じゃあ・・明日また・・・一荷持ってくる・・・・」
「いえ・・・そうじゃなくて・・・多すぎでしょ・・・・どう考えても・・・」
「神主・・・・あんたにじゃなくて・・・・神様への奉納だから・・・いいだろう・・・」
「ええ・・・じゃあ・・・ありがたく・・・お預かりしますけど・・・」
「そうしてくれ・・・それから・・・・また・・・頼みがあるんだが・・・・」
「まだ・・あるんですか?」
「ああ・・・神主・・・神様に名前決めてもらってくれんか?」
「あの・・・そういうものは・・・・ご自分で決めるべきだと・・・・」
「ああ・・・一杯考えすぎて・・・ほれ・・・・この中から・・・選んでもらってくれ・・・」
「はあ・・・・」
「そうじゃ・・・これ・・・玉串料・・・・」
「じゃあ・・・・お預かりはしますけど・・・・」
「それと・・・宮参りも頼んだからな・・・」
「はあ・・・ミサに・・いえ・・・巫女に伝えますから・・・」

地区長が寄越した・・・重たい・・・・課題・・・・そうだ・・・神様に聞けと言うことは・・・僕が決めなくてもいいことで・・・・・僕・・・その紙を持って・・・・鶏小屋へ・・・・・
「どれにしようかな・・・・神様の言うとおり・・・・・・なんだ・・・優子か・・・」
「コケッー」
「ねえ・・・優子・・お願いだからさ・・・・この中から・・選んでくれるかな?」

僕は優子はカゴに優子を押し込み・・・・その廻りに・・名前を書いた紙を撒き・・・・最初に優子が踏んだ名前にしようと・・思いました。
その結果・・・・優子が踏んだ名前は・・・・孝一くん・・・・
 (ゴメンね・・由香ちゃんの弟・・孝一君・・・・キミの名前・・こうして決まったの・・・許して!)
さて・・・名前も決まり・・・玉串料を見ると・・・ありゃ・・・10万円も入っている・・・まあ・・・神様に聞いたもん・・・僕・・・神様が選んだのが・・・鶏の優子で・・・優子が選んだのが(踏んだ)のが・・・・孝一・・・

でも・・・さすがに・・・良心は痛みますけど・・・まあいいか・・・貰えるときに貰っておかないと・・・ミサにお給料払えませんから・・・・
そんなことを考えていると・・・・・優子(人間で・・・魔女の頭領で・・・一応・・僕の奥さん・・・)が帰ってきました。

「ただいまぁ~何やってるの?・・・・ミサ・・怒らせたって・・・しょげてるけど・・・それから・・・神殿の前にある・・・あの大量の荷物は何なの~?」
「お帰り・・・・あれは・・地区長から・・・神様へのお供え・・・お礼だってさ・・・男の子の・・・」
「そう・・・で・・・ミサがしょげてる理由は?」
「鶏のから揚げ・・だって言うから・・・ごはんいらないって言っただけ・・・うそだって言ってたけど・・・何食べさせられるか解らないから・・・・結構です・・・って・・・・」
「そう・・・・あなたに・・・食べ物の冗談通じないの・・・知っているのに・・・・・」
「でしょ・・・でも・・ちょっと・・言い過ぎた・・・・」
「で・・・・その紙・・・なあに?」
「うん・・・地区長が・・・この中から・・・名前選べって・・・どれがいい?」
「そうねえ・・・・・栄一・・・・耕介・・・・豊一・・・・・あっこれ・・・・孝一」
「やっぱりねえ~・・・・」
「何が?・・・・・」
「ううん・・・俺も・・・これがいいと思ってたの・・・・じゃあ・・・帰ろうか・・・」
「そのまえに・・・お供え片付けるの忘れてるでしょ・・・・今・・・ミサがしてるけど・・・」
「じゃあ・・・片付けるの手伝ってくる・・・・」
「うん・・・ミサ・・許してあげて・・・」
「もう・・許してる・・心配しないで・・・でも・・・ミサが許してくれるかな?」


やっぱり・・・優子と優子(鶏)似たところがあるようです・・・・・でも・・・口が裂けても・・・いえ・・・・
いずれ・・・割らされるような・・・気がするのですが・・・・


「僕たちは社会関係奉仕部」第83話 へ・・続く・・・


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「僕たちは社会関係奉仕部」第83話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

ピンクのうさぎ・・・5

「ねえ・・・優子・・・ピンクのうさぎ・・・どこにあるかな?」
「さっき・・・ミサ・・・持ってて・・・あっ・・社務所・・」
「ねえ・・・着るの手伝ってくれる?」
「あのね・・・まあ・・・着たいなら・・別にいいけど・・・どうするの?」
「うん・・・素顔じゃ・・・ミサに謝りずらいでしょ・・・・だから・・・」
「まあ・・・あたしも・・見たかったから・・・別にいいけど・・・・」

社務所で・・・・また・・・ピンクのうさぎさんに・・変身!
僕・・・この格好気に入りました・・・・でも・・・・暑い日は着れません・・・僕・・・死んじゃうかもしれません。
優子に背中のチャックを閉めてもらい・・・・頭をすっぽり被ると・・・・優子におどけて見せると・・・

「うん・・・・なかなかいいんじゃない?あたしの・・・思ったとおり・・・かわいい・・・」
「・・・・・・・・・」 

僕は頭を振ることしか出来ませんので・・・前後に頭をゆすり・・・・優子を抱きしめると・・・そのまま・・・神殿に・・・
ミサ1人で・・・一生懸命運んでいますが・・・日本酒の瓶は、一回に1本ずつしか運べません。
僕は・・・ミサが神殿から出てくるのを待ち伏せ・・・・後ろから・・・・

「きゃあ・・・なんだ・・・びっくりした・・・また・・・着ているの?」
「・・・・・・・・・」 僕は両手(前足ですね・・)をあわせ・・・・拝み・・・・
「もう・・・こっちこそ・・・ごめんね・・・・許してくれる?」
「・・・・・・・・・」 僕は頭を大きく振り続けていたら・・・・ウサギの頭が・・・ポロッと・・・・抜けてしまい・・・
「ミサ・・・ごめん・・・・」
「いいの・・・運ぶの手伝ってくれる?でも・・・それ脱がないと・・・・」
「いや・・・・また・・・下着だけだから・・・・手が・・使えれば・・・・そうだ・・・上だけ脱げば・・・・」

ミサにチャックを下ろしてもらい・・・・二人で・・・大量の荷物を運び始めたところへ・・・作業服に着替えた・・・優子とカオリが・・・・援軍に駆けつけてきて・・・・なんとか・・・運び込み・・・・
当分・・・・塩も昆布もスルメも・・その他五穀も・・・・要りません・・・・。

「ねえ・・・今晩のごはん・・・・から揚げじゃないよね?」
「うん・・・・エビフライと・・・コロッケ・・・・それに・・・・サラダと・・・・あさりのみそ汁・・・・」
「それ・・・聞いたら腹減った・・・・・・」
「そうねえ・・・あたしも・・・お腹すいてきた・・・」
「わたし・・・なんか・・・忘れているような・・・あっ・・・ウサ公・・さっきはよくも・・・・・」
「ゴメン・・・カオリ・・・・許して・・・・」 僕・・身の危険を感じ・・・走り出しますが・・・絶対・・不利です・・・
「逃げなくていいぞぉ・・・・許してやるから・・・・」
「えっ・・・ホン・・・」 
どたっ
僕は・・振り向いた瞬間・・・・転んでしまいました・・・・・

「い・・ててて・・・・・天罰かな・・・・・」
「そう・・・でも・・・大丈夫?」

優子が駆け寄ってきて起してくれようと・・しますが・・・物理的に無理・・・結局・・・3人がかりで・・起してもらいました・・・・

美味しい・・夕食を終え・・・・居間で・・団欒のときに・・・優子が・・・思い出さなくて良い事を思い出し・・・・

「ねえ・・・地区長さんに頼まれた・・名前だけど・・・・」
「ああ・・優子選んだじゃん・・・孝一・・って・・・・」
「でも・・あなた・・・やっぱりって言ったけど・・・・」
「うん・・・鶏の優子に選ばしたの・・・・それと同じだから・・・・・・あっ・・・・・」
「そう・・・・・」
「うん・・・不思議だよね・・・・やっぱり・・・・優子は・・・・神様のお使いなのかな・・・」
「でも・・・地区長聞いたら・・怒るわよ・・・鶏に選ばせたら・・・・」
「大丈夫・・・・神様にお伺い立てたんだもの・・・・神様の言うとおり・・・・って」
「呆れた・・・・あなた・・・・」
「うん・・・だって・・・俺・・・エセ・・神主・・・・」
「あのね・・・神主でしょ・・・・まあ・・・代行って付くけど・・・まだ・・・・」
「うん・・・そうだけど・・・まあ・・・あの地区長だから・・・そんなもんでいいでしょ?」
「まあね・・・あの地区長だし・・・・・」
「何の話ですか?」 ミサが洗い物を終え・・・手を拭きながら・・・居間へ入ってくる・・・・
「うん・・・地区長とこの男の子の名前・・・」
「そうなの・・・・鶏の優子に選ばせたのよ・・・・この人・・・・」
「そ・・・そんな・・・・」
「でも・・・あの地区長でしょ?」
「まあ・・・確かに・・・あの・・・地区長だから・・・・・」
「まあ・・・良いじゃん・・・・地区長には黙っていれば・・いいんだし・・・・」

笑いの渦が居間に溢れるころ・・・・

「あっ・・・・洋子・・起さないと・・・・」 さっき・・・僕がノックアウトさせたまま・・・・・・
「じゃあ・・・俺・・起して来ようか?」
「いえ・・・また・・・ノックアウトしても・・・・あたし・・・行ってくる・・・・」

今日も・・・鎮守の森には・・・静寂はなく・・・・・魔女たちの笑い声と・・・ピンクのうさぎに変えられた・・・・
オオカミの・・・遠吠えが・・・響いています・・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第84話へ・・・続く・・・・
 



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「僕たちは社会関係奉仕部」第84話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

修羅場!?・・・・嵐!?の前の・・・

鎮守の森に、少し冷たい秋風が木立を揺らす朝・・・・
僕はこの森での日課である・・・境内の清掃・・・・やはり・・・日課の神泉を浴び行っている。
もしかしたら・・・・僕がこの境内の清掃をするのは・・・・今日が最後かも・・・・と思いながら、
掃除しているわけだ・・・・・。
優子は朝から・・・楊ママに届ける・・・お札を用意するため・・・久々に巫女の衣装を身につけ、社務所の机の前に座りこんでいる。
ミサも・・・いつものように・・巫女として・・神殿のお供えの用意に余念がない・・・
後で・・・僕が・・最後になるかもしれない・・・祈願を行うのだ。
いつもより・・・粛々と過ごす・・静寂は一瞬で破られた・・・・由香ちゃんが境内に飛び込んできたのだ。

「か・・・・神主のお兄ちゃぁん~」 
由香ちゃんの声は鎮守の森を震わせる・・・・
「「やあ・・・お早う・・・由香ちゃん!」
「お・・・おは・・・・おはよう・・神主のお兄ちゃん・・・・」

由香ちゃんの声に・・・社務所から優子・・・・神殿からミサが顔を出す・・・・・

「お早う・・・由香ちゃん!」
「お早う・・・優子お姉ちゃん・・・・お早う・・ミサお姉ちゃん」
「お早う・・・・由香ちゃん・・どうしたの?」
「あ・・あのね・・・お姉ちゃん・・・・おじいちゃんが・・・・神主のお兄ちゃんに・・・赤ちゃんの名前決まりましたか?って・・・聞いてきてくれって・・・・」
「そう・・・・あの名前よね?・・あなた・・」
「うん・・・神様が選ばれたんだから・・・・あのね・・・おじいちゃんに決まりましたって・・・言ってくれるかな?後で・・・・名前・・・お渡ししますからって・・・・」
「うん・・・」
「それからね・・・稲刈りに・・・・白○来るからね・・・・2週間いるから・・・・」
「あたしもお休みするんだよ・・・・おじいちゃんが、お手伝いしてって言ったから・・・・」
「そう・・・良かったわね・・・由香ちゃん!」
「うん・・・赤ちゃんも生まれたし・・・白○のお兄ちゃんも来るし・・・いい事ばっかり・・・・」
「そうね・・・由香ちゃん・・いい子だから・・・神様がごほうびくれたの・・・・」
「うん・・・じゃあ・・・おじいちゃん待っているから・・・帰るね」
「気をつけてね・・・」

由香ちゃんは・・・バイバイと小さく手を振り・・・来た時と同じように・・・秋の風になって帰っていった。

「じゃあ・・・名前も書いておくから・・・・」
「うん・・・一緒に祈願しちゃうから・・・・」

地区長が・・飛び込んできたのは・・・・丁度・・・1時間後のこと・・・優子が苦心の末・・・半紙に名前を書き上げ・・・神社の朱印を押した瞬間に飛び込んできたのだ・・・・
まさか・・・鶏の優子に選ばせたとは言えないので・・・・僕は黙ってその紙を差し出したのだが・・・
地区長は・・・うんうん俺の考えと一緒だ・・と納得して持って帰ったので・・・・コレで一件落着・・・・。
楊ママのお札も出来上がり・・・・

「ねえ・・・明日なんだけど・・・・」
「うん・・」
「本当に・・・お札だけでいいの?」
「うん・・・楊ママ・・・怒らせたくなければ・・・・あのママ怒ると恐いから・・・・」
「そう・・・・」
「うん・・・・優子と・・・・」
「今・・・どさくさに紛れなかった?」
「いや・・・優子・・きっと気に入るよ・・・横浜のママ・・・」
「そう・・・少し・・緊張しちゃう・・・・ねえ・・・ミサ・・あなた・・・この前・・お会いしたのよねぇ~」
「ええ・・・緊張しましたけど・・・お優しい方で・・・・」
「そう・・・・」

いよいよ・・・・秒読み開始・・・・どんな・・・嵐になるのでしょう・・・・僕・・・台風が接近している海に・・漂う小船のような・・・・気分なのですが・・・・


「僕たちは社会関係奉仕部」第85話へ・・・続く・・・









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「僕たちは社会関係奉仕部」第85話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

修羅場!?・・・・横浜に着いちゃたぁ~!

「ねえ・・・まだ・・・・10時前だよぉ~だから・・・言ったじゃん・・・」
「しょうがないじゃない・・・・だって・・・・遅れるわけいかないでしょう・・・・・」
「うん・・でも~」
「いいでしょ・・・・早く着いても・・・・どうせ・・寝てたくせに・・・・」 

優子が「遅れるわけには行かないから・・・・」と朝7時の出発を宣言したのは・・昨夜のこと。
まあ・・・僕以外・・・・5名も運転免許を所持している・・・だって僕・・・高校1年生だもん・・・
僕の計算では・・・10時過ぎに出ても間に合う筈と踏んでいたのだが・・・・・
鎮守の森を・・・優子・ミサ・僕・・・・カオリ・洋子・奈々子の二組にわかれ・・・・2台の車で出発。
何故かというと・・・・カオリ・洋子・奈々子は・・・・月曜日・・・早朝出勤のため・・・夕食を済ませたら帰ることになっており、優子・ミサは・・・一応・・・途中・・宿泊になってもいいように・・・一泊分の着替え・・・
そして・・僕の大き目のスポーツバックもトランクルームに入っているのだ・・・・
森を出発する際・・・・一応・・水筒に神泉を詰めてある・・・・
でも・・・どこに・・・泊まるんだろう・・・

「ねえ・・・時間まで・・何する?」
「あの・・・遊覧船乗ってみたい・・・」
「そうねえ・・・あたしも・・・乗ってみたい・・・・」

巫女’s全員・・・・ウンウン頷いているのには・・・・訳があるのでは・・・・

「お・・俺・・・・そんなに・・泳げないからね・・・念のため・・・・」
「別に・・・泳ぐわけじゃ・・・・」
「そう・・・何考えているのか・・・・もしかして・・・・私たちが海に突き落とすとでも・・・・」

だって・・・・元スケ番が・・・遊覧船に乗りたいって・・・・普通・・・言いますか?

「俺さ・・・ちょっと楊ママに電話してみるから・・・・ちょと待ってて・・・・」
「うん・・いいけど・・・・後で行くんでしょう?」
「うん・・そうなんだけど・・・横浜に着いたら電話しろって言ってたから・・・・横浜のママ・・・・」
「そう・・・じゃあ・・・・待ってるから・・・早く掛けてきて・・・」

僕は楊ママに電話を掛けに・・・公衆電話ボックスに走りまして・・・・そういや・・・美希・・・もう・・・家出たかな?

「もしもし・・・・楊ママ?」
「Q太郎・・・今・・どこ?」
「うん・・・今・・山下公園・・・遊覧船乗りたいんだって・・・・」
「そう・・・その前に・・・・一度いらっしゃい・・・みんな・・・・」
「うん・・・でも・・・もう二人・・まだ着いてないから・・・・」
「来てるわよ・・・私・・道尋ねられたから連れてきたの・・・・」
「えっ・・・あの・・・Q太郎って言った?」
「そう・・・すぐ・・来なさい・・・いいわね・・・後で遊覧船乗ればいいでしょう?」
「僕・・・あんまり・・乗りたくないけど・・・二度と陸に上がれないような・・・・・」
「とにかく・・すぐいらっしゃい・・・・お部屋用意しておくから・・・・」
「うん・・・みんなに言ってすぐ・・・行くから・・・」

電話を切ると公衆電話ボックスを飛び出し・・・」僕は・・みんなのところへ走っていき、事情を説明しました・・・

「早く着いてよかったじゃない・・・」
「まあね・・・」
「遊覧船・・・・・乗れないの?」
「うん・・後で乗れって・・・多分・・・・ママも乗る気だね・・あれ・・・・」
「それより・・・お待たせしても・・・・」

僕たちは・・山下公園から中華街門をくぐり・・・大飯店へ・・・フロントには・・・件の黒服が・・・まだ・・おり・・・・
僕の顔を見ると・・すぐ・・飛んできて・・・

「Q太郎お坊ちゃま・・・・」
「あのさ・・・お坊ちゃまは・・・・ないでしょ・・・」
「いえ・・・奥様が・・・お坊ちゃまとお呼びするようにと・・・・今・・・奥様お呼びしますから・・・・」
「そう・・・・」

楊ママ・・・すぐ・・ドタドタ走ってきまして・・・・また・・僕・・抱きしめられちゃいまして・・・・

「うん・・・Q太郎・・・この間より・・ちゃんとした格好で・・・うん・・・まあ・・サマになってる・・・」
「この間・・さ・・・手切れ金貰ったでしょ・・アレで買ったの・・これ・・・・」
「もう・・・そんなことばっかり言って・・・・それより・・紹介して頂戴・・Q太郎・・・」
「えっと・・・・巫女’sのフルメンバー・・・・カオリ・・さんと洋子・・さんと・・・ミサ・・さんは知っているでしょ・・この間来たから・・・・」
「それで・・・優子・・・電話で話したでしょ・・・それと・・・奈々子・・さん・・でね・・・この人が・・・横浜のママ・・・・」
「優子と申します・・・お会いできて大変嬉しいです・・・また・・先日はありがとうございました・・・・」
「奈々子と申します・・・」
「楊美齢です・・・・はじめまして・・・じゃあ・・・この方なの・・・Q太郎のお嫁さん・・・・」
「一応ね・・・・逃げられなきゃ・・・そうかな・・・・」
「あなた・・それより・・これ・・・お札と・・・お神酒・・・」

優子は手提げ袋から・・・お神酒とお札を出して僕に渡します。僕・・楊ママに渡しながら・・・・

「はい!・・・ママ・・お札・・・・俺・・・・一生懸命・・・・神様に祈願したからね・・・・」

ママにお札を渡し・・・・いよいよ・・・・ご対面です・・・・・僕・・・平静さを装っていますが・・・・・・この静けさは・・
嵐の前の静けさなのかもしれません・・・・・


「僕たちは社会関係奉仕部」第86話へ・・・続く・・・・・

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「僕たちは社会関係奉仕部」第86話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

修羅場!?・・・・ご対面は神様のお導き・・1

楊ママに導かれ・・・ママの事務所に直結している応接室へ通される・・・僕と巫女’S。
美希と紗江子さんは・・・・僕が電話する30分ほど前に・・・偶然通りかかった・・・ママに道を尋ね・・・連れてこられていたのだ・・・とりあえず・・場所確認をして・・・買い物する予定だったらしい。
6人用のソファーセットに・・・僕・楊ママ・・優子・ミサ・美希・紗江子さんが座り・・・横のソファーセットにはその他の巫女’sが座る・・・

「改めまして・・・楊美齢です・・・Q太郎・・いえ・・この子の・・・母親代わりかしら・・・横浜のママと呼んでください。・・・ほら・・・Q太郎・・ちゃんと・・ご紹介しなさい・・・」
「うん・・・えっと・・・・僕の左手から・・・ひょんなことから・・・お世話になっている美希先生・・・僕たちの副顧問で・・・アルバイトをすることになった・・美希先生の友人の紗江子さん・・・・お店でピアノの練習模させてもらうの・・・・
それで・・・優子・・まあ・・説明はいいよね・・・それから・・・・巫女のミサさん・・・この間手伝ってもらった・・・それと・・・あっちに座っているのが・・・やはり手伝ってもらった・・・カオリさんと洋子さん・・・それと奈々子さん・・・合わせて・・・巫女s・・・・みんな鎮守の森に・・生息しているの・・・・みんな・・・元・・スケ番!・・・・」
「これ・・・Q太郎・・なんです・・・こんな素敵なお嬢様方を捕まえて・・・この子は・・・ごめんなさい・・・みなさん・・・」
「えっと・・・・じゃあ・・・誰からにする?じゃんけんでもいいけど・・・・・年齢順だと・・・後で怒られそうなので・・・・優子・美希先生でいいか・・・順番・・・・・」
「優子と申します。美希先生と紗江子さんには・・・うちの人がお世話をおかけしているそうで・・・すぐ・・ご挨拶にお伺いしなければとおもっておりましたが・・・なかなか・・・お伺いできず・・・申し訳ありません。」
「佐山美希です。よろしくお願いいたします。先日は・・ご面倒をおかけいたしまして・・・申し訳けありません。」
「紗江子です。・・あの・・・優子さん・・・・T女のご出身じゃないかしら・・・・・」
「はい・・・・そうです・・・・・あっ・・・もしかして・・・・紗江子さん・・・・山口・・・紗江子先輩ですか?」
「やっぱり・・・あの優子・・・・久しぶりねえ・・・美希・・・・あたしたちが3年のとき、1年で・・・」「じゃあ・・・美希さんって・・・・あの美希先輩なんですね?」
「あ・・・あの・・優子なの?・・・・・」
「はい先輩・・・・お久しぶりです」
「????・・・・あの・・・優子どうなってるの?」
「あのね・・・全員・・同じ学校で・・・先輩だったの・・・偶然って恐ろしいねぇ・・きっと神様のいたずら・・・・かも・・・・・」
「お・・俺・・・・・不幸・・・まっしぐら?」
「何か言った?」 全員の冷たい・・視線が・・・・・
「な・・なんでも・・ない・・・・」
「あははっ・・・・Q太郎・・・・あんた・・・大変な・・・女たちに・・・気に入られているようね・・・・」
「ママ~・・・・・どうしよう・・・・・」
「いいじゃない・・・・みんな・・・・美人だし・・・・いい女・・・・あんた・・生まれてくる国間違ったみたいだね・・・・」
「うん・・・・まあ・・・生まれなきゃ良かったと思うことはあったけど・・・生まれて良かったと思うのは・・・・今回が初めてかも・・・・・」
「また・・・そんあことを言う!・・・Q・・・ちょっと・・・お嬢さん方借りるからね?」
「いいけど・・・返してね・・・利息つけて・・・・」

優子や紗江子さんと美希は・・・先輩後輩の間柄・・・勿論・・・そうなると・・・残りの巫女'sもそうなります
僕・・・東京にいても・・・・鎮守の森に居ても・・・・・元スケ番グループの監視下に置かれることになります。それに・・・・地方遠征のときは・・・顧問か副顧問の同行もしくは管理が義務付けられている・・・
つまり・・・・どこに安住の地を求めても・・・・もはや・・・・野生にその棲家はなく・・・動物園にいるオオカミの暮らしが余儀なくされるみたいです。・・・・でも・・・・最近・・・そんな暮らしも悪くないと思います。
まあ・・・修羅場・・つまり・・・最悪のシナリオは避けられた・・・のは・・・良かったんですけど・・・・
T女・・・・どこかで聞いたことがあります・・・・・えっと・・・・泣く子も黙るとか・・・・側を通ったオスは長生きできないとか・・・・うん?・・・・僕・・・・自爆スイッチ押しちゃっていたみたい・・・・・そもそも・・・・強制労働の裁きを受けなかったら・・・そこで・・・優子に遇わなければ・・・・そして・・・優子を愛さなければ・・・・
そう・・・優子が僕を愛さなければ・・・・・そして・・・あの日・・・美希とあの場所・・ラブホで遇わなければ・・でも・・・・これは・・・・決まっていたことなのでしょう。地獄の灼熱地獄に焼かれる僕に・・・神様が女郎蜘蛛をお寄越しになったのかもしれません・・・

優子を始めととする・・・巫女’sと・・・美希&紗江子は・・・・楊ママに連れられて部屋を出て行きました。
僕は・・・・ソファーにひっくり返り・・・・・・我が身に降りかかる災難や・・・突拍子もない出来事を振り返り・・・・・そして・・・いつの間にか・・・・安心からでしょうか・・・・眠りの世界に引き込まれていきました。

その頃・・・女郎蜘蛛・・いえ・・・・僕の大切な女性陣は・・・楊ママに連れられ・・・チャイナドレスの店にいることなど・・・僕・・・思いもよらないことで・・・・・


「僕たちは社会関係奉仕部」第87話へ・・・続く・・・・

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「僕たちは社会関係奉仕部」第87話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

修羅場!?・・・ご対面は神様のお導き・・・2

楊ママには・・・子供が居ない・・・・正確には・・居たといった方が正しい。
僕と・・・同じかそれより・・上だったか・・・記憶は定かではないのだが・・・可愛い女の子。
横浜の楊ママのところへ遊びに行くと・・・いつも一緒に遊んでいたし・・・お風呂だって・・一緒に入っていたくらい・・・・。
仲のいい・・・女の子というより・・・姉弟みたいだった・・・。
その子の名前は・・・・美唯・・・・僕はいつも・・・・・ミーちゃんと呼んでいたのを覚えている。
僕が小学校に入るか・・・入らないか位の頃・・・・・交通事故で・・・死んでしまったのである。
それから・・・僕が・・・・ママの子供みたいなものになっている・・・・
だから、僕はおじさんの事を・・・横浜のパ~パと呼んでいるし・・・・楊ママのことを横浜のマ~マと呼んでいる。まあ・・多少大人になったので・・・縮めて横浜のパパとかママになったわけ・・・・・
楊ママは・・・僕が連れてくる・・であろう・・・・女性に・・・いつか・・・チャイナ・ドレスを着せたいと・・・言っていたのを・・・僕は今・・・思い出した。
女性陣が・・・チャイナ・ドレスの店で・・・採寸したり・・・生地を選んでいる間・・・・僕は暇というわけではない・・・・横浜でも一・ニを争う有名テーラーの親父さんが・・・やってきたのである。
楊ママは・・・僕の服も仕立ててくれるらしい・・・・・
服の採寸が終わり・・・・揚げパンに蜂蜜をかけたものとジャスミン茶で・・・軽食・・・・だって・・お腹ペコペコ・・・・
女性陣が・・・・顔を上気させ・・・戻ってくる・・・・後で聞いた話なのだが・・・完全オーダーらしい
つまり・・・身体の線どおりに作られるわけ・・・・
今度から・・ここに来るときは・・全員着用しなければ・・・・ならないのだが・・・・・

「Q太郎・・・ちょっとこっちへ・・・いらっしゃい・・・」
「マ~マ・・・もしかして・・・・・・お説教?」 つい・・・・昔のクセが出てしまう・・・僕。
「違うわよ・・・・いいから・・いらっしゃい・・・・」
「はぁ~い」 僕は・・ママに腕を引っ張られるように・・・・事務所へ・・・・
「ねえ・・・Q太郎・・・・本当のママに会いたくない?」
「嫌・・・絶対・・・・そんなことしたら・・・・楊ママのところへも・・・・二度と来ないから・・・・」
「そう・・・やっぱりね・・・・この間・・・・来たのよ・・ここに・・・Q太郎が帰ったすぐ後・・・・」
「そう・・・僕・・手切れ金貰ったし・・・もう・・忘れてって・・言っておいて・・・・・それから・・・・弟かそれと妹にも・・・・宜しくって・・・・・」
「あなた・・・それでいいの?」
「うん・・・・僕・・・・結婚式したし・・・あっ!」
「そう・・・・結婚式・・呼んでくれるんじゃなかった・・け?」
「そうなんだけど・・・・・1回目は・・・鎮守の森の氏子さんたちに・・・三々九度やらされて・・・・2回目は・・・僕・・信州の山の中で・・竜神の滝に打たされて・・・・・3回目は・・・軽井沢の教会のパンフレット用のモデルって言われて・・・・・だから・・・指輪してるでしょ・・・・・ほら・・・・」 (各回にリンク貼っておきましたので・・・そちらからどうぞ・・・)
「そう・・・・皆様にちゃんと・・・お礼したの?」
「えっと・・・・鎮守の森は・・・お餅と引き出物配ったし・・・信州の村は・・・お餅持って挨拶したけど・・・また・・・後で・・お祝いいただいちゃって・・・・軽井沢は・・・・まあ・・・モデル料と相殺かな・・・・僕らの結婚式の写真・・・デ~ンって・・飾ってあるもの・・・・・」
「そう・・・・きちんとするのよ・・・わかった?」
「うん・・・・」
「そう・・・じゃあ・・・これ・・・・成人のお祝い・・・・」

ママ・・・赤い封筒を寄越しました・・・・・

「ねえ・・・ママ・・・成人式は・・まだだけど・・・・・」
「あのね・・・・一人前になったんでしょ・・・・」
「一人前ねえ・・・・まあ・・・赤ちゃんなら・・・いつ出来てもおかしくないかな・・・・・」
「もう・・・この子は・・・聞いてるこっちが・・・・まったく・・・・だから・・・そのお祝い。」
「でも・・・・みんなにドレス買ってもらったし・・・・僕・・・ブレザー作ってもらったし・・・・」
「いいから・・・遠慮しないで・・・・これは・・・あなたにあげるんだから・・・・但し・・・生きたことに使いなさい・・・・ゲームとかに使っちゃだめ・・・いいわね?」
「うん・・・ありがとう・・・ママ!」
「どういたしまして・・・さあ・・・・皆さんお待ちかねだし・・・・当店の最高級料理用意したから・・・一杯食べなさい・・・・」
「うん・・・・みんな喜ぶだろうけど・・・・僕・・・・・アレ・・・・」
「わかっているから・・・チャーハンでしょ・・・・Q太郎専用・・・・」
「うん・・・ママ・・お手製・・・・」

僕たちが通された部屋は・・・・お祝いの飾りつけのされた部屋・・・・
ママ曰く・・・・僕が・・・こんなに多くの美人?を連れて来たお祝いだそうだ・・・・

「ねえ・・・カオリさんと洋子さん・・・それに・・ミサ・・・さんまで・・・・涎出ているよ・・・・」
「やだぁ・・・・ここのお料理・・・美味しいんだもの・・・思い出したら・・・・つい・・・・」
「さあ・・・みなさん・・・・一杯食べてくださいね・・・・ウチの自慢料理・・・・・」

僕・・・いつも不思議に思うことがあります・・・・・何故・・・・女性の胃袋は・・・美味しいものは一杯はいるのでしょうか・・・・・女性の身体の中にはブラックホールが存在するのかもしれません・・・・・
出てくる料理は・・・全て・・美味しく・・・・・でも・・・一番美味しいのは・・・楊ママのお手製チャーハン。
女性陣は・・作り方を一生懸命聞いていますけど・・・・・それは・・・無理だと思います。
このチャーハンは・・・僕専用の楊ママオリジナルで・・・優子が作ったら・・優子オリジナル・・・美希が作ったら・・・美希オリジナルですから・・・・・

食後・・・・楊ママに連れられ・・・・氷川丸・・マリンタワー・・・・そして・・・遊覧船・・赤い靴号に乗船しました・・・・僕・・・・海に落ちない・・いや・・・落とされないように・・・・・船室中央部に陣取り・・・・寝てました。
船酔い・・・いや・・・違います・・・・僕・・・ただ食べすぎで・・・気持ち悪いだけです・・・・・・
山下公園近くの駐車場に停めてあった2台の車のそばには・・・・黒服さんが・・・大量の中華菓子を持って待っててくれていて・・・・・1台の車にカオリ・洋子・奈々子・・・そして・・・大量の中華菓子・・・・
もう一台の車に優子・ミサ・美希・紗江子・・・・そして僕・・・・運転席以外は・・やはり・・・中華菓子で溢れています・・・・
ママの見送りを受け・・・・2台の車は出発・・・1台は・・・鎮守の森へ帰り・・・・もう一台は・・・紗江子さんのお店へ向かいます。
僕たち・・全員・・・お店の2階に泊る事になり・・・まあ・・雑魚寝・・・・・です・・・
紗江子さんの・・・・ツルの一声で・・・・決まりました。
僕は荷物を置きに・・・美希とマンションへ戻ります・・・・美希は明日の用意をすると・・・紗江子さんのお店にトンボ帰り・・・・・そういや・・・・楓もここも・・・・同じ・・・・男性客は・・・・居ません。
僕・・・・すっきりしたような・・・しないような・・・・僕だけ兄さんのマンションのほうが・・・・良かったんですけど・・・・僕のピアノの流れる中・・・・・・優子・ミサ・美希・紗江子は・・・・盛り上がっています・・・・
僕・・・・・・一体どうしたらいいんでしょう・・・・・・・・いつまで・・・ピアノ弾いてるのでしょう・・・・・
誰か・・・・僕に教えてください。


「僕たちは社会関係奉仕部」第88話へ・・・続く・・・・




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「僕たちは社会関係奉仕部」第88話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

眠れない夜・・・・1

相変わらず・・・僕・・・ピアノを弾き続けています。
みんな・・・・僕のこと忘れているようで・・・・・僕・・・・お腹が空いて来たのですが・・・・・
あんまり飲めない・・・・ミサまで・・・頬をピンク色に染め上げ・・・優子も呂律が廻らないようです・・・・
美希は・・・・完全に出来上がり・・・紗江子は・・・だめだ・・・立ち上がろうとして・・・ふらついてます・・・・・
今なら・・・逃げれる!どこか・・・公園でもいいし・・・ファミレスでもいい・・・・深夜映画館でも・・・・
僕・・・そっとピアノを終え・・・・静かに・・・そっと出て行こうと思ったのですけど・・・・鍵も持っているし・・・外から施錠すれば・・・大丈夫です。
あと・・・3メートル・・・2メートル・・・1メートル・・・・よし・・・・ドアロック解除・・・手を伸ばしかけた瞬間・・・・・
「あらぁ~どこに行かれるのかしら?」 ミサ酔っ払ってるはずじゃ・・・
「あっ・・・・ほんろ・・・ら・・・」
「まさか・・・・ナンパに行こうとか?」
「こらぁ・・・・どこ行く!・・・・・ピアノ弾け・・・ピアノ」

やだ・・・紗江子まで・・・・出来上がっちゃってる・・・・・

「あのね・・・お腹減ったから・・・・何か食べてくる・・・・・」
「らめ・・・・・・」
「あのね・・・・美希・・先生・・・明日学校でしょ・・・・僕もだし・・・優子トミサは車運転して帰るんでしょ・・・・」
「僕・・・・食べるもん食べて・・・・寝たいんだけど・・・・」
「中華菓子ならあるけど・・・・ヒック」
「じょ・・・冗談・・・・」 (あんたたちだけ・・・・そんなもん食って・・酒飲めるの・・・・・)
「じゃあ・・・ミサ・・あんた・・・一緒に行って・・・・逃がすんじゃないよ・・・・」
「はぁい・・・・」

僕・・・逃げ出し・・失敗しました・・・・でも・・・ミサ付きですけど・・・・外に出られました・・・・ミサだけなら・・・・逃げれるかもしれません・・・・

「ねえ・・・ミサ・・・・お願いだから・・・見逃して・・・・それか・・・二人で逃げようか?・・・・」
「駄目・・・・前もそんなことあったけど・・・・・また・・・同じ手かな・・・・・」
「ミサ・・ばれた?」
「うん・・ばれてる・・・・・」

僕・・・どうやら・・・完敗のようです。ミサにしっかり腕を抱きかかえられ・・・おにぎりのみ購入して・・お店へ戻ります。
みんなで・・・二階の部屋に戻り・・・雑魚寝・・・でも・・・手を伸ばせば・・いくらでも・・ヤレル状態なんですけど・・・
四面楚歌の状態・・・・おとなしく・・・眠るなんて・・・女性陣はすやすやン眠りの世界へ・・・・でも・・僕・・悶々として眠るにつくことなんか出来ません・・・・・・ウトウト状態で・・・・・このまま・・・・朝を迎えることになりそうです。

明日から・・・僕どうなるのか・・・・皆目見当もつきません。
でも・・・・・鎮守の森には・・・・帰ることが出来るみたいです。

「僕たちは社会関係奉仕部」第最終話へ・・・続く・・・・


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「僕たちは社会関係奉仕部」第最終話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

こっほん!

委員長こと・・部長の・・・僕です。エセ神主もやっています。
さて・・・・社会関係奉仕部の話も・・・・89話・・・・・ついに・・・最終回・・・・そんなわけありません・・・・
タイトルが変わるだけ・・・まだまだ・・・僕たちの・・・悪戯・・止まるわけありません。
ただ・・・・読みづらいので・・・一回最終話になるだけ・・・・です。
すぐ・・・・次のタイトル・・・・僕たちの祭り・・が始まります。
では・・・最終話をお楽しみください。

眠れない夜・・・・2

「えっ~本当に・・・雑魚寝?」
「当たり前じゃない・・・・まさか・・・嫌とは言わないわよね・・・・」
「俺・・・・お店のソファーで寝るから・・・・・」
「逃げる気でしょ・・・・だから・・駄目!」
「ミ・・ミサ・・・・逃げるわけないでしょ・・・やだなぁ~」
「そうかな・・・・そう・・思えないけど・・・・」
「ま・・まずいでしょ・・・・やっぱ・・・・・」
「あら・・・・あっちの神様は?」
「お帰りになられましたので・・・・・・それに・・・ね?」 僕・・・神泉パワー・・・・パワー切れ・・・・・

結局・・・恨みっこなしの・・・ジャンケン大会・・・・・・でも・・僕には参加資格ありません・・・・逃げ出さないようにするためらしい・・・のですが・・・・・
僕の・・・横は優子と美希つまり・・サンドウィッチ状態で・・・紗江子とミサは・・・・紗江子のベッドで・・寝ることに・・・・
僕の右手は・・・・優子と左手は・・・・美希の・・・枕・・・・つまり・・ダブル腕枕状態・・・・・朝迎えることになったのです。
朝・・・・優子の運転する車へ乗り込みます・・・・今日は美希も一緒に・・・学校までの途中駅で・・・美希を降ろし・・・当然です。・・・・僕と美希・・・・禁断の関係ですもん。
その頃・・・・学園の正門前の公園には・・・・すでにオオカミ8頭・・・お出迎えの準備・・・・

「なあ・・・・委員長じゃねえ・・・部長遅くねえか?」
「いつものことじゃん・・・・」
「いや・・・あいつ・・・・今頃・・・海の底かもよ」
「そういや・・・・昨日だっけ・・・・修羅場かも?って電話あったの?」
「ああ・・・全部・・ばらしたらしいから・・・・賭けるか?」 (やはり・・・胴元は大岩の馬鹿!)
「ああ・・・俺・・・・海の底に1000円・・・」 
「俺も・・・・・」
「じゃ・・・俺は・・・来るほうに全部受けるぜ・・・・・」

結局・・・1対7・・・・・の賭けが成立したらしいのですが・・・・

「ああ・・・アレ・・・あの車そうじゃん・・・・・」
「来た来た・・・・」
「なんだ・・・結局・・・・Sの1人勝ちか・・・・つまんねぇ~」
「でもよ・・・あいついないと・・・・・・ナンパ成功率・・・・ほぼゼロじゃん・・・俺ら・・・・」
「いや・・・佐々木・・夏の梅は成功したことは・・・・した。
「でも・・・やれなかったんだろ・・・・」
「ああ・・・・それより・・・・例のもの・・・用意したか?」
「ああ・・・クラッカー・・・・・」

月曜日・・・・恒例・・・正門前に・・・・優子の運転する車から降り・・後部座席の窓から顔を出すミサに・・キス・・・・そして・・・・運転席から降りてくる・・・・・優子と・・・・キス・・・・・・・
そこを待ち構えていた・・・オオカミとギャラリー・・・・クラッカーが打ち鳴らされ・・・・・・お祭り騒ぎに・・・
そこへ・・・・同じく待ち構えていた・・・・お兄様・・じゃなかった・・・学年主任

「えっ~1-B・・・・・・馬鹿ップル・・・・仲のいいのは結構だが・・・・お願いだから正門前はやめてくれぇ~・・・・」
でも・・・・・アンコールの声は・・・・校舎の窓からも聞こえ・・・・・学園のアイドルとしましては・・答えないわけにはいきません・・・・また・・・・・キズをしていると・・・・・・・

「いいかげんにしろぉ~・・・・・社会関係奉仕部は直ちに・・・・集合せよ・・」

「ねえ・・・優子・・・・やっぱ・・・兄さん・・・・野暮だよねえ・・」
「うん・・・そうねえ・・・じゃあ・・・帰るから・・・・」
「うん・・・・じゃあ・・・・皆に宜しく・・・・」

優子とミサの乗った車を見送り・・・・オオカミたちの元へ・・・・

「さあ・・・・出頭するとするか・・・・・」
「ああ・・・おまえ・・・・海水浴じゃなかったの?」
「なんとか・・・な・・・・・」
「良かったじゃん・・・・」

僕たちは・・・・正門を駆け抜け・・・・・部室へ・・・・・・
部室の前には・・・・お兄様と担任のキー先生が待ち構えておりました。

「先生方・・・おはようございます。」
「おう・・・・みんな揃っているな?」
「はい。」
「じゃあ・・・教室に行け・・・・それから・・・・部長!」
「はい・・・・」
「お前は・・・遠征の打合せだ・・・・・部室で待ってろ・・・・」
「はい。」

僕以外の・・・・オオカミたちは・・・教室へ・・・・・僕は部室のカギを開け・・・お兄様は・・・指導中の札をひっくり返し・・・・・

「あのな・・・・着ぐるみの件なんだが・・・・」
「はい・・・・」
「校長先生が・・・・予算出してくれるそうだ・・・・」
「あの・・・また・・なんで?」
「学園の恥を追放してくれた・・・礼だそうだ。」
「そうですか・・・・ありがとうございます。」
「で・・・・寸劇の脚本なんだが・・・どうするつもりだ?」
「はあ・・・僕たち・・・才能ないんで・・・・・誰か先生にでもお願いするしか・・・・・・」
「そうか・・・・実は・・・・・中等部の佐山先生知っているな?」
「ええ・・・・なにか?」
「ああ・・・佐山先生が・・・今度・・副顧問になっていただけることになった。」
「そうなんですか・・・・・」 (知ってますよ・・・・だ!)
「それで・・・佐山先生に・・・これまでの活動報告と・・・一緒に着ぐるみの製作会社に行ってこい・・・いいな!」
「あの・・・兄さん・・・・僕・・・・授業・・・・・・」
「ああ・・・お前・・熱あるか?・・・・授業なんて・・・・柄じゃないだろう・・・・」
「確かに・・・・」
「佐山先生・・・・地学準備室におられるそうだから・・・・今日の活動はどうなっているんだ?」
「はい・・・・清掃活動の予定ですので・・・・午後は部活の許可願います。」
「わかった・・・・許可する・・・・・それからな・・・・弟・・・・」
「ハイ・・兄さん・・・・」
「その・・・なんだ・・・・あのな・・・・う~ん・・・・・・言いづらいんだが・・・・赤・・・・」
「赤ちゃんですか?」
「ああ・・・まだ・・・・出来てないな?」
「多分・・・・僕が妊娠するわけでないんで・・・・」
「おまえ・・・そのときは・・・どうする?」
「そうですね・・・男ですから・・・・・夜学にでも切り替えて・・・働きます」
「そうか・・・・・まあ・・・そこまで・・・覚悟決めているなら・・・何も言わん・・・・行け・・・・」
「はい・・・・ご指導ありがとうございました。」

兄さんの心配も・・・当然と言えば・・当然・かもしれません・・・・・僕は深々と頭を下げると・・・・
ドアを閉め・・・・地学準備室に向かって・・・・階段を駆け下り・・・渡り廊下を走りぬけ・・・・階段を駆け上がり・・・・・地学準備室 (使われているのをあまり見たことはありません・・・・・)のドアの前まで来ると・・・・・・トントンとドアを叩き・・・・・・

「失礼致します。社会関係奉仕部・・部長・・お呼びだしにより・・参りました。」

                                         - Fin -

「僕たちの祭り・・・・」に続く・・・・・







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「僕たちの・・・・祭り」・・・・まえがき [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

まえがきに代えて

委員長こと・・・部長の僕です。
僕が鎮守の森でエセ神主に励んでいるころ・・・・悪たれ連の仲間に言わせると・・・やりまくっていた頃と言えとのこtですが・・・・後期の委員長選挙があったのですが・・・・担任曰く・・・「まあ・・・あいつにやらしとけ!」の一言で・・・・
無投票・・・つまり・・信任の拍手のみで・・・・決まったので・・・・まだ・・・・委員長です・・・・
まあ・・・チンピラ養成学校なので・・・そんな面倒くさいものは・・・・あいつにやらせとけばいい・・・・が本音みたいですが・・・
さて・・・・エセ神主になったときから・・・・僕に異変が・・・・きっと優子と結ばれたことにより・・・特異体質になったのかもしれません・・・・・神様に仕える巫女と・・・・やっちゃったわけですから・・・・
神泉は・・・・僕にとって・・・・パワーの源。でも・・・・高校生の分際で・・・こんなにやってて大丈夫なんですかね?
まあ・・・僕のデビュー戦は・・・・相当・・早い・・中学生だったんですから・・・・きっと・・大人になるころには・・・・
打ち止め・・なんてことになるかもしれませんが・・・・・とりあえず・・・・先のことなんかどうでも良いわけでして・・・・
高校1年生で・・早くも両手の指だけじゃ・・・足りません。
僕の好みを分析した・・・Y曰く・・・・「お前の好みって・・・・気の強い女じゃねえぇ・・・」とほざいています。
でも・・・・一寸違うような・・・・気もするんですが・・・・
僕・・・・どっちかと言うと・・・・胃袋で考えるの性格・・・まあ・・・母親がいませんし・・・・居たときも・・・人生で・・・2度しか食べてません。それ以外は・・・レストランとかの食事と一緒。愛情の籠もったものを食べたことは・・・・今まででなかったせいなのかもしれません。

「僕たちの・・・・祭り」は・・・・前作からの続き物になりますので・・・・初めての方はせめて・・・悪たれ連誕生から・・・お読みいただきたいと思います。
もうすぐ・・・・・10万HITを迎えることが出来そうです。
僕たち・・・ますます・・・・悪たれ度を増します。是非・・・・最後までお付き合いのほどお願いいたします。


「僕たちの・・・・祭り」第1話は・・・・・もう・・まもなく・・・・・開演です。


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